近日模試の結果が酷すぎる
こんにちは!模試がうまくいかないと不安になりますよね...
さて、まずは模試への向き合い方についてお話をしたいと思います。模試を受けたときに意識すべきことは
1.模試当日か翌日には解き直しをする
2.できなかった問題は何度も解く
3.模試の判定は10月まで参考程度
4.解けなかった問題の分野をメモしていつでも確認できるようにする
が主になるます。模試の解き直しは自身の苦手分野の確認や、なぜ自身の考え方がいけなかったのかを理解する上でとても大事になります。特に上位校を目指すときはどれだけ弱点をなくせるか、どれだけの解き方を知っているかの勝負になります。また、計算ミスを甘く見る人もいますが、東工大では計算ミスを大きく減点する傾向があるので計算ミスでも解き直しをするようにしましょう。ここで注意してほしいのが、10月ぐらいまでは浪人生が無双していたり、中高一貫の人がすでに演習量を積んでいることがあるのでなかなか偏差値が取れないのは当たり前です。しかし、それを言い訳に勉強をしないのは愚策です。逆に言うと10月までにそれ相応と偏差値を取れるようになれなければなりません。
次に優先すべきことについていくつかあげます。(最近受けた模試は科学大模試と考えてお話します)
-数学-
1.フォーカスゴールドのStep up問題をすべての範囲を夏休みが終わるまでに一周はする。
(持っている参考書が青チャの場合はexercise問題を解いてください)
2.1.で間違った問題はマークを付けて終わり次第マークを付けた問題を全て解く、以下繰り返す
3.夏前ぐらいから過去問を一日一問は解く(東工大数学20ヵ年がおすすめ)
科学大(旧東工大)は数学の配点が300/750ととても比重が重いです。つまり、数学を取れないと話にならないことがあります。そのため、基礎から応用まで一気に駆け抜ける必要もあり、かつ知識に穴がないようにするために1と2は絶対にやってほしいです。現役生は時間がなかなか取れないと思いますが日頃から進めるようにしましょう。
-物理-
1.良問の風をとりあえず解く
2.6,7月の模試で偏差値55ぐらいまで取れるなら名問の森を解く
3.夏休みから過去問を解いてみる(おすすめは東工大物理20ヵ年)
科学大の物理は力学、電磁気学、その他という三問構成です。それぞれ基礎から応用まで難易度の高い問題がよく出ます。特徴としては設定が細かいことがあるので設定の見落としのないように気を付ける必要があります。そのため、良問の風でしっかり基礎を作ってから(間違った問題は何度も解きなおすように)名問の森で物理の入試問題に慣れていくという順を踏むといいと思います。ここまで来るとMARCHレベルは余裕になることでしょう。ここで問題を解くときはなるべく簡潔に途中式を書きましょう。大学によっては計算スペースが小さかったり、科学大では解答用紙の枠が小さいことがあるのでなれる必要があります。
-化学-
1.図説を読み込む
2.重要問題集を何度も解く
3.科学大の過去問を解く(東工大化学20ヵ年がおすすめ)
科学大の化学は重箱の隅を楊枝でほじくるような問題が出てきます。図説をしっかり読み込み、視覚的に覚えると沈殿の問題などで有利に立ち回れるでしょう。また、そのような知識は過去問を解くことで獲得するのも効果的です。知らなかった知識は必ずメモを取るようにしましょう。
最後に...
科学大の理系科目はとても難易度の高い問題が出ます。これでもかというぐらい演習量を稼いでください。どんなに知識があってもすぐに使えるようにならなければいけません。別解も含めて理解できるようにすることを勧めます。
もしこの回答に質問がある場合は気軽にきいてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。受験は最後まで何があるかわかりません。模試がE判定でも受かる人もいます。逆にA判定でも落ちる人はいます。この一年間悔いが残らないように頑張ってください。応援しています‼