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京大英語 和文英訳・英作文のおすすめ参考書
こんにちは!京都大学工学部所属のYutoです!ここでは、僕の受験生だったときの経験を元に京大英語対策にとっておきの参考書を紹介させていただきます! まずは京都大学の英語の入試問題について説明します。京都大学の入試問題は基本的に四つの大問で構成されています。(2024年度など一部例外あり)大問1と2は英文読解でここでは800〜900語程度の文章が出題され、その文章内で英文解釈や内容説明が問われます。大問3は和文英訳で大問4は自由英作文を書かせる問題が出されます。このような大問構成となっているのでどちらの対策にも役立つ参考書と大問1、2と大問3、4の対策に役立つ参考書の三つに分けて説明します。 京大の入試問題を攻略する上で最も直接的に有効な参考書は過去問です。しかし学力の足りていない時に取り組んでもほとんど意味がないため、以下では京大英語を攻略する上で身につけなければならない力を1からつけるために有効な参考書をその参考書を取り組む目的と共に紹介したいと思います。 まず両者の対策に役立つのは単語帳です。京大の入試問題と戦うには英語力の地盤となる確固たる単語力をつけることが大切です。まず、leapやシステム英単語など標準的なレベルの単語帳を何周もして9割くらい覚えたと思えるくらいになりましょう。標準的な単語帳なので、学校で配られるもので構いません。学校で配られるようなそれなりの知名度がある標準的な単語帳は京大の英語の対策にはとっておきなのです。その後に発展レベルの単語帳に取り組みましょう。おすすめは速読英単語上級編や鉄壁です。その目的は、難解な単語も網羅するほどの単語力をつけること、英文読解でわからない単語が出てきても自分がわからなければ誰もわからないはずだと思えるほどの自信をつけることです。その二つの単語帳は難易度の高さ、知名度ともに定評があり、自分の英語力に自信をつける上で、かなり有効な単語帳となります。 次に大問1、2の対策のための参考書を紹介したいと思います。まず現在取り組んでいるとおっしゃられた「the rules2」にそのまま取り組んで良いと思います。京大の英文読解においては英文構造を分析しながら文脈を把握する力をつけることが最も重要です。そのためには多くの英文に触れ、英文の内容を理解できるようになるための訓練を積まなければなりません。「the rules 2」は英文読解の手順を身につける参考書ですので、京大対策に向いていると思います。 それが終わったら少しレベルを上げて河合出版の「やっておきたい英語長文700」をおすすめします。英文の難易度と分量ともに京大対策には最適と言って良いでしょう。この参考書では英文の内容、文脈を把握する力、文脈の中での英文を和訳する力、英文全体の内容を理解する力をつけることができます。同じ目的のもと順番通り「the rules3」「the rules4」に取り組むことも良いと思います。 また京大の英文解釈ではかなり難解な構文が出題されるため、正確に構文を把握する力もつけなければなりません。そのために「ポレポレ」や「英文熟考」をお勧めします。ポレポレはyoutube上に作者本人の解説動画が載っているのでそれも合わせれば京大レベル構文把握力がつくでしょう。しかし難易度はthe rules2からかなり上がってしまうのでthe rules2と並行して「英文読解入門、基本はここだ!」という参考書を取り組んでも良いと思います。この参考書の作者はポレポレと同じであり、ポレポレに取り組む前に取り組むことが推奨されている参考書です。「英文熟考」は上と下があり、上を取り組んだのち下に取り組むことが推奨されている参考書です。ポレポレと同じく二つとも取り組むことでかなりの構文把握力がつきます。レベル的にはポレポレより少し下がりますが解説がかなりわかりやすく、「the rules2」の次に取り組む参考書としてのレベル帯としても取り組みやすい参考書です。時間が許せばどちらも取り組むのも良いと思います。 次に大問3、4の英作文を書けるようにするために有効な参考書を紹介します。京大の英作文の問題を解くには難解な単語を用いて格式の高い英語で表現するより、平易で簡単な英語ではあるが文法的に間違っていないような正確な文で自分の伝えたいメッセージをしっかりと伝えられる文を書くことができる能力が重要です。このためには平易ではあるが正確な英文を覚えておくことが大切です。そのために、「竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本」に取り組みましょう。この参考書は京大レベルの難解な和文を英訳するための考え方や表現を身につけることができます。さらに自分の知っている英文をどう使うのかという応用力を身につけるのに最適な参考書です。 長くなりましたがここまで読んでくださり、ありがとうございます!あまさんは英語で5.5割から6割を目指しているということでしたが、英語はやればやるだけ伸びる科目なので僕の紹介した参考書を使ってより高い点数を目指してください!応援しています!頑張ってください!
京都大学工学部 Yuto
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英語
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慶應経済・商 D判定からの夏休み戦略
慶應経済・商学部志望ということですので、第二回全統記述での目標は質問者さんの立てたもので妥当かと思います。なので、8月末の全統記述に向けて、どういった勉強で、どのくらいの完成度を目指していくのかについてお話しさせていただきます。 厳しめに、ということですので、忖度なしで説明させていただきます。 夏休みに向けて、まずは現状の分析から始めましょう。一般的に、偏差値が65以上あるのならば、ある程度基礎が固まっている状態ではあると言えるでしょう。しかし、慶應に安定して合格するには、それでは不十分です。具体的には、使う全ての科目を偏差値70以上にまで持っていくことが一つの目安となるでしょう。 ここで重要なのは、単にたくさん勉強すればいいわけでは無く、自分が点数を最大化するために、どの分野を強化するべきなのかをしっかり見極める必要があるということです。 例えば、最後の大問の英作文の点数が取れていなかったとしましょう。 この際、ただ英作文を勉強するのではなく、自分が英作文が苦手で書く力が無かったのか、そこまでの読解問題で時間を使い過ぎてしまい、時間が無かったためにミスが出てしまったのか、それともその他の理由なのか、という原因を明らかにする作業を最初に行わなければありません。 読解問題で時間がかかり過ぎてしまうために、英作文に時間が使えず、ミスが出てしまっていたとしたら、英作文の勉強に時間を割いたとしても、効率よく点数を上げることは難しいはずです。 この場合には、読解問題の演習、もしくは単語や文法、英文解釈の復習を行うことで、読解問題の解くスピードを上げ、時間を短縮することで、英作文に使える時間を増やすことの方が正しい解決策と言えるでしょう。 以上のように自己分析を行い、自分の足りない分野を徹底的に潰していくことが、点数最大化の近道かと思います。 続いて、具体的な勉強法の説明について説明させていただきます。基本的には、上の分析に基づいて、自分の苦手分野を潰すことを軸としてもらいたいと思いますが、加えて、各科目のオススメの勉強法を紹介させていただきます。 ・英語 自己分析で、単語、文法、解釈などに問題はないと判断できたのであれば、1日1長文をやることをお勧めします。 なぜなら、夏休みというのは、現役生にとって数少ない自分で自由に時間を使える期間です。長文を一つしっかりやり込もうと思ったら、問題を解き、答え合わせをして復習をし、さらに何度も音読して、という具合にかなり時間がかかります。しかし、このやり込みこそが重要です。何なら、シャドーイングできるまで音読してもいいぐらいです。 自由に時間を取れる夏休みだからこそ、こうしたまとまった時間が必要な勉強をするのがお勧めです。 (ですが前提として、単語、文法、解釈に不安があるのなら、欲張らずにそちらをやり込みましょう。英文法は、慶應経済・商をうけるのならば、MARCHの文法問題で8〜9割ほど確実に取れる状態であれば及第点かと思います。) 〜おすすめ参考書〜 ・rules4 解説も詳しく、問題のレベルも早慶志望にピッタリです! ・受験しない大学の過去問 早稲田の商学部など、慶應経済・商と同レベル以上の問題で演習を積んでおくと、志望校の問題で高得点を取る地力がつきます。余裕があれば試してみてください。 (・英文読解の透視図) 解釈の参考書ですが、英語が得意で、尚且つ英文を読むことが好きな場合は、余裕があれば是非やってみてください。これを仕上げられれば、早慶の英文でも構造が取れないものはほぼ無くなります。 ・日本史 私の選択は世界史でしたので、少し勝手が違う部分もあるかもしれませんが、参考にしていただけると幸いです。 一通り通史が終わり、流れと基本的な用語(例:東進一問一答の星2,3レベル)を覚えられているのであれば、日本史では、単元別学習をお勧めしたいと思います。 やり方としては、暗記用教材を単元ごとに復習したのちに、問題集のその範囲を解くというシンプルなものです。 知識というものは、使えば使うほど定着していき、逆に、せっかく覚えても使わなければすぐに忘れてしまいます。 この勉強では、インプット→アウトプットの流れを繰り返すことで、知識の長期記憶化を目指すと同時に、インプットの際に、「この知識はこういう問われ方をしそうだな」ということ考える癖を持って勉強出来るようになることを目標にしてもらいたいです。 〜おすすめ参考書〜 ・実力をつける日本史100題 私が使用していたのは世界史の方でしたが、問題の質、量ともにとても良かったです。ただ、インプットがまだ甘い場合には、進めるのが厳しい部分もあるかもしれません。 ・日本史 基礎問題精講 まだ基礎的な知識に不安があり、そのレベルの演習を行いたい場合には、この本がおすすめです。 最後に、偏差値を65から70に上げるためのポイントについてお話しさせていただきます。 まず、今回の模試の自身の答案を見返してもらい、「これは今までの学習で答えられるはず。」というものがないかチェックしてみてください。 おそらく、その部分が取れていれば、ちょうど偏差値70に届くほどなのではないでしょうか。 何が言いたいのかというと、偏差値70といっても、結局は基礎の積み重ねであって、なにかとてつもなく難しい問題が解ける必要はないということなのです。 その先にある応用問題も、基礎問題を組み合わせてできたものであるため、基本の知識をただ覚えるだけではなく、その意味や使い方、周辺知識を固め、究極の「基礎知識」を作り上げることによって解けるようになります。 長くなってしまいましたが、まず何より、自分が点数を最大限に伸ばすために必要なのは何なのか、それを考えることが大切です。 頑張ってください。
慶應義塾大学法学部 Kenta
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模試
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慶應経済・商 D判定からの夏休み戦略
thvさん、こんにちは。 今回は英語と社会の2科目に絞って夏休みの勉強法をお伝えしようと思います。 ★英語 まず今すぐやって欲しいのは、全統模試で点を"落としている場所"、すなわちあなたの"弱点"を見つけてください。最大の弱点を1つ見つけてください。偏差値70以上の人は大きな弱点がない人間です。この夏はその弱点を克服する最後のチャンスだと思ってください。また前提として、単語はやり続けてください。 その上で、弱点ごとの勉強法をお伝えします。 ①文法 網羅系の文法書1冊を完璧にしましょう。まだ間に合います。1周目全部、2周目間違えたとこだけ、3周目全部、の原則で最低3周してください。文法は入ってることが前提です。抜けていれば早急に対処しましょう。 ②長文 まずは模試の復習から始めましょう。ポイントは"なぜ"点が取れていないか考えることです。長文の内容が読めていないのか、内容は分かるが正答出来ていないのか、などです。内容が読めていない場合は、1度解釈系の参考書をやることをお勧めします。私のオススメは英文熟考です。内容は読める場合、長文の数をこなしてください。marchなど滑り止めの過去問をやるのも手ですし、rulesなどの参考書をやるのも手です。 ③英作文 英作文の勉強は簡単ではありません。大きな労力を要します。初めにやってほしいのは例文暗記です。ポイントは構文を暗記することです。オススメ参考書はドラゴンイングリッシュ、基礎英作文精講などです。自由英作を書いたあとはchatGPTなどを利用して添削するのも手です。 自分の英語に足りない力を見つけ、克服する夏にぜひしてください。 ★社会 結論、とにかく1問1答、寝ても起きても1問1答です。おおまかな流れは頭に入れた上で知識をつけ続けて欲しいので、通史が終わってなければ焦らなくてよいのでまずは通史を終わらせてください。ただし、定期的にmarchの過去問、あるいは慶應の過去問で知識の入り具合を確認するのは非常に有効です。アウトプットは忘れずにやってください。 慶應志望の敵は慶應志望ではなく、最難関国公立志望です。彼らと対等に戦う、あるいは差をつけるために必要なものは、圧倒的な英語力と社会の知識量、そして慶應の問題分析です。固まってきた科目はすぐに過去問演習に入ることを忘れないでください。 頑張ってください、応援してます。
一橋大学商学部 yoko
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模試
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慶應経済・商 D判定からの夏休み戦略
こんにちは、質問ありがとう。 まず何より伝えたいのは、今の偏差値65は君の努力の賜物だということ。 多くの人が途中で挫折する中、ここまで積み上げてきたこと自体、本当に立派です。 自信を持っていい。誇っていい。 そしてここから先、偏差値70を狙うとなると、世界が変わります。 “やるだけ”では届かない、“考えてやる”人がようやく届く領域。 僕自身も偏差値50台から夏を越えて京大に合格した人間なので、その過程で感じたことを、できるだけリアルに伝えます。 ⸻ ステップ①:英語は「読んで解ける」スピードを手に入れる 偏差値65くらいまで来ると、多くの人が「読めるけど、解けない」「語彙もまあまあある」という状態。 でも偏差値70になるには、 • 長文を20分以内に読みきり • 正解の根拠を明確に持って • 正確に設問に答える そんな“処理力”と“再現性”が必要です。 この夏にやるべきは以下の3点: 1. 英文解釈の精度UP:  今やっている参考書があるならそれを固める、ないのなら英文熟考がおすすめ! 2. 語彙の強化と即応性:  →『速読英熟語』や『システム英熟語』でイディオムと多義語処理を高速化、単語だけでは偏差値70は安定しないぞ! 3. 過去問演習&設問分析:  →実際の形式に慣れ、「出題者の意図を読む」感覚を養う ⸻  ステップ②:日本史は“使える知識”にアップデート 65から先は、「知っている」だけでは足りません。 「なぜそうなるのか?」「他の時代とどう違うのか?」まで整理できているかどうかが差になります。 • 一問一答や用語カードで反復はOK • その上で、「理由」と「背景」を意識する解説読解 • 正誤問題・記述対策を通じて、情報を“並べ替えて答える”訓練を 例:なぜ院政が成立したのか?→背景:摂関政治の限界と上皇の政治的野心 こういった“説明できる知識”が日本史偏差値70の鍵です。最小単位の単語からその一つ上の単語と単語のつながりが日本史の解像度を上げるコツだ! ⸻  ステップ③:模試の“精密復習”で弱点を炙り出せ 夏は模試が連発される時期。 この時期の模試復習は、ただのやり直しではなく「自分の処理プロセスを可視化する」作業にしてください。 具体的には: • 問題の横に「自分がなぜその選択をしたか」をメモ • 模範解答と見比べ、「どの段階でミスが起きたか」を言語化 • ミスのタイプ別(知識不足・時間不足・設問読み違い)でノートに分類 これを繰り返すことで、「なんとなく点が取れない」状態から、「何を直せば伸びるか」が明確になります。 ⸻   最後に。偏差値を上げるのは“手段”であって、“目的”は合格 偏差値65→70という数字は、確かに魅力的だし、達成感もある。 だけど、本当に目指すべきは“志望校で求められる力をつけること”だということは、絶対に忘れないでほしい。 慶應経済・商学部の英語や日本史は、“問題の出され方”が特殊です。 記述式ではなく選択肢中心、語彙や論理的思考のスピード勝負。 日本史も「単純暗記」ではなく「資料文」「正誤判断」「因果関係」の精度が試されます。 つまり、偏差値70あってもその形式に慣れてなければ落ちるし、偏差値65でも特化すれば受かる。 ⸻   応援の一言 偏差値65の今の君は、まぎれもなく“勝負できる位置”にいます。 そして、勝負を決めるのはこの夏の使い方です。 • 毎日の勉強の意味を問いながら • 志望校を意識した教材選びと演習を重ね • 弱点から逃げずに“具体的な改善”を積み上げる 僕はそれで、偏差値50台から京大に受かりました。 君にもできる。やれば、届く。 厳しくも現実的なアドバイスとして、心から応援しています。 この夏、全力で駆け抜けてましょう!
京都大学総合人間学部 シュウセイ
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模試
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慶應文、経済志望 英文熟考は上下セットでやるべきか
質問ありがとう! 英文熟考、上下やるかどうかってけっこう悩むところだよね。結論から言うと、下だけやるのは全然アリ。むしろ、時間が限られてる受験生にとっては、賢い選択だと思う。 まず、英文熟考の「上」は、基本〜標準レベルの短めな文章が多くて、「精読に慣れる」とか「ルールズ2からのステップアップ」としては丁寧でやりやすい内容。でも、君の場合すでにルールズ2を終えてるってことは、「英文の構造を読む練習」はある程度できてる段階だと思う。だから、「上」はちょっと簡単すぎて、時間の割にリターンが少ない可能性がある。 それに対して「下」は、早慶レベルでも普通に出てくるような複雑な構文や抽象的な内容の長文が多くて、特に慶應の経済学部とか文学部の英文解釈対策としてはめちゃくちゃ有効。だから時間がかかっても、「下」だけを丁寧にやり切る方が、実力アップに直結すると思う。 ただし、「英文熟考 下」は普通に難しい。1文1文が長かったり、論理構造が入り組んでたりするから、「文構造をちゃんと取る」「意味を丁寧に取る」ことに時間がかかる。でも、その分、やった後の読解力の伸びは大きい。慶應の過去問が“読めるようになる”ための筋トレとしてかなり優秀。 だから、「時間がかかるから下だけで済ませるのはよくないかな?」って不安になる気持ちもわかるけど、全然問題ないし、むしろそれで正解。上をやらないと下が解けない、なんてことはない。 あと、英文熟考は「全文SVOC振れ」とか「全部ノートに書き写す」とかしてるとマジで終わらないから、やるときは“精読した方がいい部分”をピンポイントでやってく感じが効率いい。例えば「この文だけ構文が読めない」ってときに、その文だけ分析して、他の部分は音読や読解で流してOK。 模試の偏差値が今54とのことだけど、今から「下」レベルを頑張って積み重ねていけば、夏以降に偏差値60台、最終的に過去問演習で安定して点を取れる力になると思う。英検2級持ってるってことは基礎はあるし、準一の勉強もしてるなら語彙力もついてきてるはず。だから「読む力」を今ここでしっかり鍛えておくのが、秋以降にグンと伸びる鍵になると思う。 まとめると: ・英文熟考「下」だけでも全く問題なし。むしろ効率がいい ・「上」は文構造にまだ慣れてない人向け ・「下」は慶應レベルの長文に慣れるために最適 ・時間はかかってOK。1日1題とか、自分のペースでやればいい ・全部の文をガチ精読する必要はなく、読みにくい所だけ深掘りすればいい って感じかな。 今のタイミングでそういう悩みを持ってるのはすごくいい兆候だと思うし、英文熟考「下」を夏〜秋にかけて丁寧にやっておけば、確実に読解力ついてくるから、自信持って続けてみて!応援してるよ。質問ありがとう! 英文熟考、上下やるかどうかってけっこう悩むところだよね。結論から言うと、下だけやるのは全然アリ。むしろ、時間が限られてる受験生にとっては、賢い選択だと思う。 まず、英文熟考の「上」は、基本〜標準レベルの短めな文章が多くて、「精読に慣れる」とか「ルールズ2からのステップアップ」としては丁寧でやりやすい内容。でも、君の場合すでにルールズ2を終えてるってことは、「英文の構造を読む練習」はある程度できてる段階だと思う。だから、「上」はちょっと簡単すぎて、時間の割にリターンが少ない可能性がある。 それに対して「下」は、早慶レベルでも普通に出てくるような複雑な構文や抽象的な内容の長文が多くて、特に慶應の経済学部とか文学部の英文解釈対策としてはめちゃくちゃ有効。だから時間がかかっても、「下」だけを丁寧にやり切る方が、実力アップに直結すると思う。 ただし、「英文熟考 下」は普通に難しい。1文1文が長かったり、論理構造が入り組んでたりするから、「文構造をちゃんと取る」「意味を丁寧に取る」ことに時間がかかる。でも、その分、やった後の読解力の伸びは大きい。慶應の過去問が“読めるようになる”ための筋トレとしてかなり優秀。 だから、「時間がかかるから下だけで済ませるのはよくないかな?」って不安になる気持ちもわかるけど、全然問題ないし、むしろそれで正解。上をやらないと下が解けない、なんてことはない。 あと、英文熟考は「全文SVOC振れ」とか「全部ノートに書き写す」とかしてるとマジで終わらないから、やるときは“精読した方がいい部分”をピンポイントでやってく感じが効率いい。例えば「この文だけ構文が読めない」ってときに、その文だけ分析して、他の部分は音読や読解で流してOK。 模試の偏差値が今54とのことだけど、今から「下」レベルを頑張って積み重ねていけば、夏以降に偏差値60台、最終的に過去問演習で安定して点を取れる力になると思う。英検2級持ってるってことは基礎はあるし、準一の勉強もしてるなら語彙力もついてきてるはず。だから「読む力」を今ここでしっかり鍛えておくのが、秋以降にグンと伸びる鍵になると思う。 まとめると: ・英文熟考「下」だけでも全く問題なし。むしろ効率がいい ・「上」は文構造にまだ慣れてない人向け ・「下」は慶應レベルの長文に慣れるために最適 ・時間はかかってOK。1日1題とか、自分のペースでやればいい ・全部の文をガチ精読する必要はなく、読みにくい所だけ深掘りすればいい って感じかな。 今のタイミングでそういう悩みを持ってるのはすごくいい兆候だと思うし、英文熟考「下」を夏〜秋にかけて丁寧にやっておけば、確実に読解力ついてくるから、自信持って続けてみて!応援してるよ。
慶應義塾大学文学部 秀一
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英語
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模試が怖い
こんにちは。模試の結果、正直きつかったですね。でも、こうして真っ直ぐに現実を見て、逃げずに頑張ろうとしてる時点で、本当に立派だと思います。甘くないって分かってるからこそ、今すごく怖いし不安なんだと思います。 でもまず、「400点上げないと」っていうのは、最初は誰だってそんなもんです。実際、5月の模試の点数がそのまま本番に反映される人なんてほとんどいません。周りも同じように悩んで、焦って、もがいて、ようやく本番で取れる力をつけていきます。5月の模試は“今の地点”を知るためのもの。ゴールの地点じゃないです。 それに、次の模試が怖いって気持ち、すごくよくわかります。自分も現役のとき、前の模試がダメだった後の7月模試、めちゃくちゃプレッシャーで吐きそうでした。でも、あるとき先輩に「模試は本番じゃないし、本番よりも“対策のヒント”なんだから、怖がることない」って言われて、ちょっとだけ気が楽になったんです。 実際、それからは「模試で点を取ること」より、「模試で自分の弱点を見つけること」に集中して、復習を重視するようになりました。点数が上がるのはそのあとです。今は「結果」より「材料集め」。今のミスが、受験本番での回避ポイントになります。 そして、何より伝えたいのは、「今、不安になってる時点で、ちゃんと本気だ」ってこと。情けないなんて全然思いません。不安になるのは、自分の目標に本気だからです。人って、どうでもいいことには不安にならないから。 この時期はまだ「合格できる気がしない」って思って当然。逆にこの時期から「俺は絶対受かる」って言ってる人の方が危うかったりします。焦る気持ちもあると思うけど、今は「自分が今より少しでも前に進むこと」だけを考えて、一日一日を大切にしてください。前回より1点でも伸びたら、それは確実に成長です。 次の模試も、怖いと思って当然。でも、怖いなりに向き合って、終わったあとにちゃんと自分を振り返れたら、それはもう前回の自分を超えています。怖いと思っているあなたは、もう変わり始めてます。 たった1回の模試で人生が決まるなんてこと、絶対にないです。むしろ、そこからどう立て直すか、どう立ち向かうかの方がずっと大事だし、それが受験の本質でもあると思います。 だから、大丈夫。不安でも、怖くても、前に進もうとしてる自分を信じてあげてください。ゆっくりでもいいから、あなたのペースで、確実に強くなっていけます。応援しています。
慶應義塾大学文学部 秀一
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模試
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早慶世界史 軸となる教材の選び方
質問ありがとう! 自分も現役のときに世界史初学で始めて、ちょうど夏前くらいに通史を終えたから、今の時期の焦りとか迷いめちゃくちゃわかる。 まず、今考えてるやり方―― 1、資料集の地図や年表で整理しながら一問一答 2、わからないところはナビゲーターに戻る 3、直前期に用語集で仕上げる っていう流れ、これはかなり現実的で王道。正直、俺もほぼその方針だったし、早稲田の世界史で8〜9割取れてたから、戦略としては間違ってないと思う。 よく「一冊にまとめて、それを完璧にすればいい」っていう意見もあるんだけど、これは人による。俺も最初そのスタイルでやろうとして、全部の情報をノートにまとめ始めたけど、時間がかかりすぎて全然進まなかった。結局、ノート作りが目的になってて、知識が頭に入ってなかったんだよね。 その点、今考えてる「ナビゲーターで流れ→一問一答で確認→資料集で立体的に理解」ってやり方は、暗記じゃなくて“理解した上で覚える”って流れが作れるから、早慶みたいな深い問題にも対応しやすい。 で、正誤問題や資料読み取りの対策に関してだけど、これは早い段階から「資料集を使う癖」をつけとくのがマジで大事。例えば、同じ「アウグストゥス」って単語でも、 ・どこの地図に出てくるか ・どの美術作品と関連があるか ・その時代の宗教や経済とどう関係するか みたいな複数の視点を持っておくと、正誤問題の「判断できない微妙な選択肢」にも強くなれる。 一問一答は、「とりあえず全部覚える」ってより、「知らなかったものをストックしていくツール」って感覚で使うと効率いい。特に、AレベルだけじゃなくてBやCレベルも、見たことだけはあるようにしておくと、選択肢で見たときに「あ、これ一問一答で見たやつだ」って引っかかるようになる。 あと、俺がやっててよかったのは、「間違えた問題の周辺もついでに復習する」こと。例えば一問一答で「マウリヤ朝の王は?」って問題で間違えたら、ナビゲーターに戻って、マウリヤ朝の成立背景・宗教政策・次の王朝との違いとかまで確認する。それでついでに資料集の地図で確認。こうやって、一個のミスから連鎖的に理解を深めるやり方をしてた。 直前期に用語集で覚えるってのもアリだけど、直前からじゃ遅い。正直、夏くらいから「辞書として」用語集を使うクセをつけとくのがベスト。別に全部覚える必要はないけど、「あれ?この単語何だっけ」って思ったら用語集で調べて、背景を軽く目を通しておく。それを何百回も繰り返すうちに、自然と用語集の情報も定着してくる。 あと、早稲田志望ってことなら、絶対に正誤問題の演習を早めにやった方がいい。知識が「点」じゃなくて「線」でつながってないと、判断できないタイプの問題が多いから。問題集としては、Z会の『世界史論述・記述問題集』とか、駿台の『早稲田の世界史』とかを、夏〜秋にかけて並行して使うと実力がグッと上がる。 結論として、 ・ナビゲーターをストーリーの軸に ・一問一答で知識を確認しながら ・資料集と用語集で立体的に補強 ってスタイルは、今の時期から完成度を高めていけば、早慶の過去問でも十分通用する。むしろ、“一冊完璧”型よりも、こっちの方が高得点狙いやすいと俺は思ってる。 焦らず、でも毎日ちょっとずつ知識の幅を広げていくことが、最終的に大きな差になるよ。応援してます!
慶應義塾大学文学部 秀一
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世界史
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慶應志望 英語の参考書ペース
相談ありがとう。 まず、経済・文志望で「ぶっちゃけどこでもいい」っていうスタンス、正直かなり正しいと思ってて、慶應に限らず合格ラインを安定して越える力をつければ、どの学部でも最終的に受かるし、学部によってそこまで大きく戦略が変わるわけでもない(特に英語)。 あと、「古漢が苦手だから早稲田は考えてない」ってのも大いにアリ。慶應にしぼって対策できるのは、時間的にも精神的にも大きなアドバンテージになります。 じゃあ本題のアドバイスいきます。 まず、今の時点で「文法・単語・精読の基礎」が一通り触れてあるっていうのはすごく大事で、慶應に受かった今振り返っても、この時期にこれだけやってる人ってなかなかいません。だから、このままいけば十分間に合うし、今すぐ焦る必要はない。ただし、ここからは「完成度」と「アウトプット」のフェーズになる。 以下に、今後やるべきことを「単語・文法・長文・英作・ペース」の5つに分けて書きます。 【① 単語について】 シス単見出し語が完璧、派生語6割、ターゲット1000が6割とのことなので、まず優先すべきはシス単派生語の完成。ターゲット1000は、別に今のまま止めてもOK(どうしても気になるなら、語彙力テスト的に使ってOK)。 →今後の目標:シス単派生語を8月末までに90%に仕上げる。 1日100語、3周して完成。スマホアプリや暗記カードにして、スキマ時間で毎日見返すルーティンを作ると良い。 【② 文法について】 Vintage2周済みってのは超安心材料。これを極めたら基本的にはどの私大にも対応可能。次にやるべきは、 ・Vintageの「間違えた問題」だけを3周(=苦手潰し) ・併せて、問題演習型の総合問題集に移る たとえば「パワーステージ(Vintageと系統同じ)」「全解説頻出英文法・語法問題1000」あたりがおすすめ。 →目標:8月までにVintageのミス潰し+9月から頻出1000などの演習形式に移行 【③ 長文について】 熟考上が終わったら、次のステップに進むタイミングです。ぐんぐん読めるbasicを併用してるなら、そこから ・やっておきたい500 → 700 ・速読英熟語(英文を読みながら熟語を覚える) ・志望学部の過去問を1年分(夏に一度、現実を知る目的で) をやっていくといい。500は1日1題ペースでOK。解いたあとに「音読5回+精読(構文・文の切れ目を確認)」を徹底することで、初見への耐性が確実についてくる。 →目標: ・7月末までに熟考下に進む+やっておきたい500を並行 ・9月以降は700に入る ・10月からは過去問5割、演習5割くらいの比率で切り替える 【④ 英作文】 手をつけてないとのことですが、慶應経済は基本的に英作が出ません(文でも)。ただ、英訳問題(和文英訳)は出ることがあるので、文法とイディオムの運用の練習は必要です。 おすすめは、 ・「ドラゴン・イングリッシュ基本英文100」(例文暗記と文法確認に最適) ・自分で1日1文英作して、添削アプリ(GrammarlyやChatGPT)でチェック →目標: ・8月からドラゴン英作に着手、毎日5文ペースで覚える ・9月からは慶應の英作問題を過去問で触れておく 【⑤ 全体のペース感】 ・6月:熟考下+派生語強化+Vintageミス潰し ・7月:やっておきたい500本格スタート、長文の精度強化 ・8月:熟考下終了、派生語ほぼ完成、ドラゴン開始 ・9月:やっておきたい700に進みつつ、過去問も1〜2年分解いてみる(復習に時間を使う) ・10月:過去問中心に演習+苦手単元の見直し ・11月〜12月:志望学部の過去問で得点率60〜70%安定を目指す この時期から「過去問解いたけど4割だった…」みたいなことがあっても、マジで大丈夫。慶應に受かる人でも、最初の過去問はみんな撃沈してる。本番で取れればいいから、今は「取れない理由を探す」ことの方が大事。 最後に。 厳しめに言うと、ここからは「ただやる」だけじゃもう伸びません。 ・「どうやって覚えるか」 ・「どこをミスしたのか」 ・「このミスを次にどう防ぐか」 を、毎日1mmずつでも意識していけるかどうかで、秋以降の伸びに直結します。 偏差値69は立派すぎるくらい立派です。だけど、ここで安心せず、ちゃんと「質」と「演習量」を積んでいける人が受かります。マジで自分との戦いです。 参考書のペースに迷ったら、「とりあえず1日1個前進したか」で判断してOK。 1日で単語100個確認できた、長文1題精読できた、Vintage5問やった、それで十分。 受かるペースで進んでるから、大丈夫。自信持っていこう。
慶應義塾大学文学部 秀一
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英語
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慶應商経済志望 現状打破に向けた勉強法を伝授願う
相談してくれてありがとう。 自分も現役の頃はまったく同じような状況でした。英検は2級で、準一に手を出してる途中。商学部の過去問は最初4割とか5割で、「マジでこれ受かるのか?」って不安だらけ。しかも、自分は世界史選択で高2の1月時点では日本史は一切やってなかったです。 でも、結論から言うと全然間に合います。むしろ、今焦ってるくらいの人が、ここから本気で逆転していくタイプです。 まずは一日の使い方から見直して、科目別の対策や参考書を紹介していきます。 【一日のスケジュールについて】 今の「5時帰宅→7時まで自由時間→7〜11時勉強」ってスタイル、すごくいいと思います。帰ってからすぐ勉強に取りかかれないのは当たり前なので、風呂とご飯を7時までに済ませて、夜に集中できる環境を作ってるのは◎です。 おすすめはこの時間の中で科目ごとに「時間を割り振っておく」ことです。 例: 7:00〜8:00 英語(長文) 8:00〜9:00 数学(青チャート) 9:00〜10:00 日本史 or 単語+文法整理 10:00〜11:00 英語(英検準一級orリスニング)or復習 日によって入れ替えてOKですが、ポイントは**「毎日3科目に触れる」**ことです。これで自然と得意・不得意のバランスがとれていきます。 【英語対策について】 まず、慶應商の英語は「簡単」と言われるけど、それは“慶應の中では”って話で、一般的には全然簡単じゃないです。 最初4割しか取れないのは普通。安心してほしいです。 自分がやっていたのは、 ・単語:ターゲット1900と英検準一級の単語帳を併用(1日50〜100個を高速復習) ・文法:Vintageを1周→不安な分野だけ何周も復習 ・長文:やっておきたい500・700→過去問(設問の解き直し含め2周) あと英検準一級の勉強は、リスニングや語彙の強化にもなるので超有効です。文法・長文演習に飽きたときの気分転換にもなるし、結果的に慶應の英語にも効いてきます。 【数学対策について】 商学部の数学はマーク式だから、基本〜標準レベルの問題を“早く正確に”解く訓練が必要です。 自分は青チャートの例題だけを高3夏までに2〜3周やって、そのあと「共通テスト予想問題集(黒本)」でスピード練習をしていました。 数学は1日1時間でも継続することが大事。忘れるのが早い科目なので、毎日やるだけで周りと差がつきます。 【日本史対策について】 正直、現時点で日本史を1ミリもやってないのは普通です。自分も高3の4月から完全独学で始めて、夏に授業を取り始めたくらい。 最初にやるべきは「全体像を知ること」。使ったのは、 ・山川の教科書+実況中継(またはナビゲーター日本史) ・一問一答(東進) 4〜6月で教科書1周&一問一答で語句を軽く触れながら、「とりあえず全部の時代の流れを知る」が目標。深い理解や細かい語句は夏以降でOK。 秋以降は「過去問で問われたテーマ」の演習を中心にしていくと、点数が一気に伸びます。 【科目ごとの進め方まとめ】 英語→3月末までに「単語帳+文法+長文演習」を一通り終わらせる。やっておきたい700に入るのもあり。 数学→青チャート例題を高3夏までに3周。時間を計って解くクセをつける。 日本史→春休みから始めて夏で1周。秋以降は記述対策もやるなら文化史と近現代史を重点的に。 【模試について】 今の模試の点数は正直、参考程度でOK。特に英語と数学は伸びやすい科目なので、夏〜秋に一気に上がる人が多いです。 日本史が間に合ってないぶん、今は「英数の基礎完成」に全力を注いで大丈夫。 最後に。 受験って、今の偏差値じゃなくて「ここからの積み上げ」で決まります。今の段階で「本当にこれでいいのか?」って不安を持ててること自体が、もう一歩リードしてる証拠です。 受かった今だから言えるけど、慶應商は「基礎をサボらずコツコツやった人」が受かる学部です。難問奇問よりも、“ふつうの問題をふつうに解ける力”を磨くことが一番の近道。 不安になる日があっても、勉強が手につかない日があっても大丈夫。そういう日も積み重ねのうちです。1日1日、目の前のことに集中していけば、ちゃんと合格ラインに届きます。 応援してます。自信持っていこう!
慶應義塾大学文学部 秀一
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模試の効果的な復習方法をしりたい
ご相談ありがとうございます。 「模試は復習が大事」ってよく言われるけど、実際は「じゃあ何をどうやればいいの?」ってなりますよね。自分も最初は、ただ答え合わせをして終わり…みたいなことをしていて、意味ある復習ってどうやるのか分かっていませんでした。 なのでここでは、英語と国語、それぞれの模試復習のやり方を、当時自分がやっていた具体的な方法として紹介します。ポイントは、「自分がなぜ間違えたのかを言語化すること」と「もう一度使える形にして記録すること」だと思っています。 まず英語から。 英語は、正直「解きっぱなし」だと点数が上がりにくい科目です。復習で伸びる人が多いので、復習をどうやるかが本当に大事です。 まず、自分は模試後に英文をもう一度通して読み直していました。特に間違えた問題の周辺は、「自分がどう読み間違えたのか」「本文のどの部分を見落としたのか」を確認するつもりで読んでいました。 次に、間違えた問題の選択肢について、「なぜこの選択肢を選んだのか」「どこで勘違いしたのか」をメモします。これはノートに書いても、スマホのメモでもいいです。とにかく、「なんでそう考えたのか」を言葉にするだけで、同じミスを防げます。 文法や語彙の問題は、知らなかった表現や単語をピックアップして、手持ちの単語帳やノートにまとめておきました。模試って、実はけっこう大事な語彙や表現を扱ってることが多いので、復習がそのまま実力アップに直結します。 英語の復習にかけていた時間は、1回の模試につき大体1.5〜2時間。長文と文法を分けて、1日でやり切らなくてもOKだと思ってました。今日は文法だけ、明日は長文だけ、みたいに分けると続けやすいです。 次に国語です。 国語は「復習しても意味ない」と思われがちなんですが、個人的にはすごく意味あると思っています。特に現代文は、「なんとなく解いてなんとなく間違える」を繰り返すとずっと伸びないので、復習のときに“感覚”を“理屈”に変える作業が大事です。 やっていたこととしては、まず現代文の本文をもう一度ゆっくり読み直します。特に間違えた設問に対応する部分を読み返して、「筆者はどこで何を主張しているか」「自分はどこを見落としたか」に注目します。 声に出して読むのもおすすめです。読むスピードがゆっくりになるし、論理構造が頭に入りやすい気がします。 次に、選択肢の検討です。自分が選んだ選択肢がなぜ間違っていて、正解の選択肢はなぜ正しいのかを、解説を読んでちゃんと理解します。そして、ありがちな“ひっかけワード”(断定、あいまい、飛躍など)が入っていなかったかをチェックして、似た選択肢に今後注意できるようにします。 古文・漢文に関しては、単語・文法・句形など、そもそも知らなくて読めなかった部分があるかどうかを見直します。知らなかった文法や古語はその場でチェックして、自分の参考書に戻って復習しました。 国語の復習にかけていた時間は、英語よりは短めで、1時間前後くらいでした。ただ現代文だけは、何回か繰り返して読むようにしてました。本文を読み込むほど「読み方のパターン」が身についてくる感覚があるので、ちょっとめんどくさくてもやる価値あります。 最後に。 模試の復習って、「すぐに点数に直結する感じ」がしないから、後回しにしがちです。でも、今まで自分がどう解いてきたか、どこでつまずいたかを知る作業は、勉強全体の精度を上げてくれます。復習ノートを作るのが面倒なら、スマホのメモでOK。「あ、前もこのミスしたな」が自分で見えるだけでも、次からの模試が違ってきます。 完璧じゃなくていいので、「今日の模試はこのポイントだけ復習する」みたいに、1つだけでもやってみてください。それだけでも十分意味があります。 応援しています!どんな小さなことでも気軽に聞いてくださいね。 応援しています!どんな小さなことでも気軽に聞いてくださいね。
慶應義塾大学文学部 秀一
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模試
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静かだと集中できない時の対策法
相談してくれてありがとうございます。「静かすぎると逆に集中できない」って感覚、すごくよくわかります。実はこれ、珍しいことじゃなくて、意外と多くの人が抱えている悩みなんですよね。 図書館とかシーンとした自習室に行っても、かえって頭の中に雑念が湧いてきて、「今、めっちゃ静かだな」とか「隣の人の筆箱の音が気になる」とか、どうでもいいことが気になって集中できない。これって、集中できない自分が悪いんじゃなくて、環境との“相性”の問題だと思っています。 勉強=無音が正解、って思いがちだけど、実はそうでもありません。むしろ、適度な音があったほうが集中できるタイプの人もたくさんいます。だから、「どうしても静かすぎると無理」って自分を責めずに、自分に合った環境を作ってあげるのが大事だと思います。 ここからは、私自身や周りの受験仲間が実際に試して効果があった対処法を紹介します。どれも気軽にできるので、もしよければ試してみてください! 【① 環境音・ホワイトノイズを流す】 完全な無音がきつい人には、自然音や環境音がおすすめです。たとえば、 ・雨の音 ・カフェのざわざわ ・暖炉のパチパチ音 ・図書館のかすかな物音 などがYouTubeやSpotifyにたくさんあります。私も「雨音×ピアノ」みたいな環境音を流して勉強していた時期があって、驚くほど集中できました。 【② 「study with me」動画を使う】 最近流行ってるのが、勉強してる人を録画した「study with me」っていう動画。タイマーが画面に出てたり、うっすらと書く音・ページをめくる音・椅子を引く音などが聞こえてくるやつです。 画面の向こうで誰かが一緒に勉強してる感覚になるから、静かすぎないし孤独感も減って、集中力が長続きします。 【③ 音楽をかける(ただしジャンルに注意)】 音楽を流すのもありですが、英語・現代文のときは歌詞ありのJ-POPやK-POPだと、言葉が脳に入りすぎて逆効果になりがちです。 おすすめは以下のような音楽: ・Lo-fi(チル系) ・クラシック(バッハやショパン) ・ゲームBGM(ポケモンセンターの音楽とか最高) ・作業用BGMプレイリスト(YouTubeやSpotifyに多い) リズムが一定で、歌詞がない曲がベストです。特に「同じ音がずっと続く感じの曲」は、逆に集中を助けてくれます。 【④ スタバやドトールで勉強する】 どうしても家や塾の自習室が合わないとき、カフェに行くのもひとつの手です。周りの適度なざわざわ、カップを置く音、店員さんの声……そういった音が“ちょうどいい雑音”になって、逆に集中できます。 もちろん飲み物代がかかるので毎日は厳しいですが、「集中できないときだけ利用する」って決めるのもアリです。 【⑤タイマー+耳栓のセットも使い分ける】 私の友達に、「集中するぞ!って気合いを入れるために、あえて静かな場所でタイマーを鳴らしてスタートする」って人もいました。無音が苦手なときは音あり、逆にうるさいときは耳栓、と音環境を“スイッチ”として使い分けるのもおすすめです。 最後にひとこと。 「静かじゃないと集中できない」は一つのタイプであって、「静かすぎると集中できない」もちゃんとした“集中スタイル”です。だから、自分にとってのベストな空間や音のあり方を見つけて、それを勉強ルーティンの中に取り入れることが大事だと思います。 気楽にいきましょう。応援してます!
慶應義塾大学文学部 秀一
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モチベーション
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文法学習の壁 初見問題に対応できない原因は
ご相談ありがとうございます。ここまでの学習の丁寧さや工夫、そして悩みの深さがすごく伝わってきて、本当に真剣に取り組んできたんだなと感じました。だからこそ、模試や初見の問題で「急にできなくなる」「あれ、これやったはずなのに……」という壁にぶつかるのは、めちゃくちゃ悔しいし、焦る気持ちもすごくわかります。 まず、これだけは言わせてください。あなたの取り組みは全然間違っていないですし、むしろ多くの受験生が「やるべきこと」として挙げるようなことを、しっかり段階を踏んでやってきています。スタサプで土台を作って、ポラリスで演習、ネクステで知識の定着+ノートでの反復。この流れ自体はすごく良いです。だから、模試でできなくなったからといって「全部やり方が間違っていた」と思わなくて大丈夫です。 じゃあ、なぜできなくなったのか? ここが気になるところですよね。 まず、よくあるのが、「知識としてはあるけど、それが実戦で引き出せない」というパターンです。特に模試のような“初見の形式”や“本番に近い緊張感”の中だと、頭の引き出しがうまく開かずに「あれ、こんなのやったっけ?」ってなってしまうんです。これは私自身も何度も経験しました。 原因としては、大きく分けて以下の2つがあると思います。 ①【出題のされ方に慣れていない】 たとえばネクステやポラリスって、単元ごとに文法事項が整理されていてすごく学びやすいですよね。でも、その反面、「この章は仮定法」「この章は関係詞」って分かっている状態で解いているから、頭が“その準備をした状態”で問題に向かえるんです。 でも模試ではそうはいきません。1問ごとに問われるテーマが違っていて、しかも選択肢の作りもひねってある。つまり「知識を引っ張り出すスピードと柔軟性」が求められるんです。 ②【知識が“使える形”になっていない】 もうひとつは、「見たらわかるけど、出せない」状態になっていることです。これは特に英語の文法にありがちで、目で見れば「ああこれね!」ってなるのに、ゼロから自分で思い出そうとすると出てこない。模試って基本的に“自分の頭の中から取り出すテスト”だから、そこがネックになるんです。 じゃあどうしたらいいか。私が実際にやって効果があった方法を紹介します。 ◎【単元シャッフル演習を取り入れる】 ネクステやポラリスなどの“単元別”から、一歩進んで“ごちゃ混ぜ問題”を解く時間を増やしていくのがおすすめです。ポラリス2ファイナル演習を始めたのはすごく良い選択です! このレベルになると、1問1問が総合問題になっていて、まさに模試や本番で求められる“初見力”が鍛えられます。 ◎【解説を読んだあと、「自分で説明できるか」確認する】 「なぜこれが正解で、他が不正解なのか」を、自分の言葉で説明できるかを必ずチェックしていました。私は間違えた問題をノートにまとめたあと、口に出して「これは分詞構文で…」とか「この形容詞はto不定詞しか取らないから…」みたいに言ってました。人に教えるように説明すると、本当の理解につながります。 ◎【模試で間違えた問題を“文法テーマ別”に整理し直す】 これは自分専用の文法弱点リストを作るイメージです。模試の間違いを、関係詞・語法・動名詞…みたいに分類して、どの分野でよく間違えてるかを視覚化すると、次にやるべきことがはっきりします。 ◎【英語で“引き出す力”を鍛える】 最終的には、“問題を見て自力で思い出す”力を鍛える必要があります。単語帳で単語を覚えるとき、「日本語→英語」だけでなく「英語→日本語」もやりますよね? それと同じで、文法でも“ゼロから出せるか”のトレーニングが大事なんです。 最後にひとつだけ。あなたの今の状態って、「知識はあるけど、それが本番で活かしきれていない」という状況だと思います。これは決して「できない」んじゃなくて、「伸びしろのある状態」なんです。文法をまったくやってこなかった人が伸ばすより、今あなたがやってきた土台の上に「使える練習」を少し重ねるだけで、一気に安定してくると思います。 焦らず、自分の知識を“引き出す形”に変える意識で演習を続けてみてください。応援しています!
慶應義塾大学文学部 秀一
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公募推薦は一般受験の足手まといになるか
ご相談ありがとうございます。公募推薦を受けるべきかどうか、すごく悩んでいるお気持ち、よく伝わってきました。特に「塾の先生に勧められてるけど、自分の中ではちょっと違和感がある」っていう状態って、本当にモヤモヤしますよね。私もまったく同じような経験をしたことがあるので、とても共感できます。 まず、公募推薦という制度について簡単に確認しておくと、「学校の推薦書が必要だけど、面接や小論文などを通して大学が直接合否を判断する試験」のことですよね。AOや総合型とは違って、学力もある程度見られるし、小論文や志望理由書の完成度がすごく重要になることが多いです。 塾の先生がおっしゃっていた「チャンスが増えるから受けたほうがいい」という意見も、たしかに一理あると思います。受験って基本的に「受けた回数分だけ可能性がある」ものなので、1回でも多く受けることで合格のチャンスが広がるというのは、ある意味正しい考え方です。 でも、それが本当に自分にとってプラスになるかどうかは、また別の話だと思っています。 あなたが感じている「推薦対策は一般と全然違う」というのも、本当にその通りです。小論文対策といっても、公募推薦の小論文は「志望理由を絡めた内容」や「大学の特色に合わせた出題」が多いので、一般の国語や現代文のような読み取り問題とは方向性が違いますし、大学ごとの出題傾向にもかなり差があります。そのため、一般の勉強時間を削ってまで推薦対策をするのは、たしかにリスクもあります。 しかも、あなたが言っていたように、公募推薦で合格する人って、わりと「実績型」の人も多い印象があります。英検準1級を持ってるとか、学校の代表で何かやってたとか、探究活動やプレゼン大会で表彰されてるとか。そういう「目に見える強み」を持っている人が選ばれやすいのは確かです。 もちろん、評定4.9はすごいと思います。ただ、それが自分の学校の中で「そこまで珍しくない」のであれば、公募推薦で有利になるかと言われたら、やや微妙かもしれません。特に、大学側が「どの高校でどれくらいの評定を取っているか」をある程度把握している場合、評定の“重み”が相対的に見られることもあります。 一方で、これは少しだけ別の視点ですが、もしその大学が第一志望で「どうしても行きたい」と思っているのであれば、公募推薦を受けることにも意味があると思います。推薦入試の場で自分の熱意を直接伝えられる機会って、実は貴重なんです。特に、倍率がそこまで高くない学部や、学力試験よりも小論文重視の学部であれば、「熱意と完成度」で逆転合格できるケースも実際にあります。 ただ、あなたの文章からは「そこまでして公募推薦で行きたい大学でもないし、むしろ一般に集中したい」という気持ちが強く伝わってきます。そうであれば、無理に受ける必要はないと思います。受験は時間が一番大切なので、自分が納得していない選択をすることで一般の勉強に集中できなくなる方が、長期的に見てマイナスになってしまう可能性もあります。 それでも塾の先生に何度も勧められているのがつらい場合は、例えばこう伝えてみてはどうでしょうか。 「推薦も検討したんですが、出願準備と対策にかかる時間を考えると、今の私の勉強状況では一般入試に専念するほうが合格に近いと思いました。過去問も含めて、一般入試のためにやるべきことが山ほどあるので、推薦対策を並行するのは難しいです。」 塾の先生は善意で言っていると思いますが、受験は最終的に自分で決めて、自分で責任を取るしかない世界です。だからこそ、納得できないまま流されて受けるより、自分で決めた選択の方がずっと価値があると私は思います。 最後に1つだけ。もしあなたが今後、「一般に全力で挑んだけど、やっぱりどこか1校は確実に合格を持っておきたい」と思う時期がきたら、そのときにまた推薦や併願校を検討するのでも遅くないです。無理に今、答えを出す必要はありません。しっかり悩んで、納得してから動けば大丈夫です。 応援しています!
慶應義塾大学文学部 秀一
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一橋志望 共テ対策
こんにちは‼️受験期は一橋経済学部を志望していたので回答させていただきますね。 結論から言うとまだ共テの対策は不要だと思います。具体的には11月の河合の冠模試の解き直しが終わってからで大丈夫。ただここで言う共テ対策とは「共テ形式の演習(全教科)、社会2科目目・理科基礎・情報・数学の統計分野の暗記、演習」のことを指します。なので漢文が一切読めないとか三角関数の解き方がわからないとかの場合は早急にやってください。(これらは最悪2次試験でも出題されうるので)私は共テ本番三角関数の解き方をド忘れして大問 1の10点分吹っ飛びました😭 あとは一橋であればリスニングはやっていないとおもうのでリスニングは今からやってもいいかもしれません。リスニングは慣れが一番重要なので。 私の高校も、通っていた塾もどちらも共テ対策は11月からで良いというスタンスでしたし、そのスタンスでも共テが足を引っ張って落ちるなんて人は少なかったです。11月からの2ヶ月でとにかく集中して対策すれば大丈夫です。共テを取れるにこしたことはないですけど、2次の方が圧倒的に勝負になりますし、共テの勉強をしているとバカになるので、バカになる期間は短い方がいいです。私はこの時期は654点でした。地理は50点とかでしたし、理科基礎も60点とかでしたよ。それでも本番は801点取れてますし、全然経済学部の平均あたりにつけれていたので、このスタンスが間違っていたとは思いません。ではなぜ私が落ちたのかといえばやはり2次の力がなかったからです。開示を見ると2次の英語が足を引っ張ってたのは間違いなかったです。別に英語をやっていなかったわけではなかったのですが、共テの後に英語の得点が落ちてしまったんです。共テと2次で全然求められる力が違うのはなんとなく感じていることではないですか?本番 1週間前に高熱を出してしまったこともあって全然2次試験の能力を戻せなかったんですね。 なので今はとにかく英語と数学をやりましょう‼️ ではここから共テの勉強が始まったら何をやれば良いかについて話していきますね。 まずは理科基礎、社会2科目目、情報のインプットとリスニングの本格的な演習を始めていきましょう。11月はこれらをコツコツやっていくだけでいいです。まだこの時期は半分ぐらいは2次の勉強でいいかなと思います。12月に入ったら共テ7割、2次3割の配分にしていきます。理科基礎、社会2科目目、情報の演習を初めていくタイミングもこの時期です。 そして共テ 1ヶ月前になったら全教科の共テ形式の演習を始めていきます。まだ共テだけの科目が演習できる状態で無いのであれば先に英数国社会①だけ始めてしまってください。そして年が開けたらほとんど2時間を共テに費やして一気に上げていきましょう。 私も全然共テは得意じゃなかったのでずっと不安はありましたけど結局大丈夫だったのであなたも大丈夫ですよ。頑張ってください‼️
慶應義塾大学商学部 Y.I.K.G
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慶應商経済志望 現状打破に向けた勉強法を伝授願う
こんにちは!現役で慶應商、経済両方に合格をいただいたため、今回この質問に答えさせていただきます! 慶應商学部の英語はたしかに他の学部と比べても癖も無く非常に解きやすいですが、高2の今の時期で高得点が取れる必要などさらさらありません。4割弱という成績も、「大学受験って難しいんだなー」と体験する材料にしていただければ、それ以上でもそれ以下でもなく、気にしなくて大丈夫です。 英語はまず基本的な文法や熟語を完璧にしましょう。大学受験の英語でよく出ることを詰め込んだ選択問題がたくさん載っている参考書がおすすめです。私は「全解説頻出英文法・語法1000」という参考書を使っていました。学校でアップグレードという参考書も配られました。こちらも似たような感じなので、合う方を極めましょう。また、長文系の問題集も取り組みましょう。そこまでハイレベルなものでなくてもいいので、早く正確に読むことを意識してください。また、音読もなめずに積極的に取り入れてください!文章を読むことで耳からも英語を取り入れられるし、自分が英語を話しているという感覚が、英語を深く理解し得点をじわじわ向上させるのにつながります。文系入試は、英語勝負の側面も正直大きいです。英語が本当にできる人はこけずに早慶通ります。大学に入ってからも英語力は大切になるので、今のうちからじっくり着実に英語力をつけていってください。言語は努力がものを言いますし、その努力は他の教科にもつながります。 歴史に関しては、私は世界史で受験したので参考程度になりますが、高2の終わりまでにざっくりとした流れがわかっているのが理想です。世界史だと全く知らない話をゼロから覚えるのでこれが難しいのですが、日本史なら小学校からやっていることの延長線上なので高2のうちはそう焦らなくて大丈夫だと思います。高3のときは私大対策としてヒストリアを使っていました。私大の過去問が集められているほか、流れに沿って答える問題が多いので復習や問題の形式慣れにもってこいです。また、教科書をすごく読み込んでいました!学校でもらった教科書が論述向けだったのでより細かい知識も載っている別の教科書を買い、教科書×2と資料集との3点セットで世界史は学習していました。一冊でだいたいの流れを理解したら、使った教科書・参考書とは違った傾向の別のものを用意してみるのはだいぶおすすめです。 数学は、文系数学実践力向上編という参考書を使っていました。高2のうちは英数をとりあえず頑張ってください。文系入試で英語・数学が強ければ怖いものなしです。慶應商学部の数学受験は倍率も低く、ハイレベルな対策をきちんとした人であれば比較的入りやすい学部になっています。がんばってください💪🏻💪🏻💪🏻
東京大学文科二類 杏菜
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国語日本史英語受験 土日や長期休暇の過ごし方
こんにちは!私も国日英で受験しました。 今回は土日や長期休暇など丸一日勉強に充てられる日のスケジュールとのことですが、時期によってもやる内容が違ったので、時期的に近い夏休みを例にお話ししますね。 7:00 起床、朝ごはん 8:15 塾に行く 8:30〜9:00 英単語や古文単語でウォーミングアップ 9:00〜9:30 塾の受講の予習 9:30〜10:30 英文法演習 10:30〜11:30 国語演習(現古漢どれやるかは日によって色々) 11:30〜12:00 英単語 12:00〜13:00 お昼休憩 13:00〜14:00 塾の受講 14:00〜14:20 仮眠 14:20〜16:00 受講の続き 16:00〜17:00 受講の復習 17:00〜19:00 日本史の通史、一問一答 19:00〜20:00 英単語 20:15 帰宅、夜ご飯、お風呂など 22:00 自由時間or単語 23:00就寝 ざっくりこんな感じだったと思います。 アウトプットとインプットを交互にやることで飽きないように勉強していました。 補足をしますと、まず私は河合塾マナビスに通っていて、映像授業だったので受講の時間は融通が効きました。午後の眠たい時間に受講していると確実に眠くなるので映像を止めて一旦仮眠をとっていました。また、国語は夏休みに学校の課題で出されていたワークをやることが多かったです。 お手洗いに行ったり散歩したり、塾のチューターさんとお話ししたりと適宜休憩は挟んでいました。ですので実際の勉強時間は8〜9時間くらいが相場だった記憶があります。 ですが、これはあくまでめちゃくちゃ勉強できた日のスケジュールなので、日によっては全然勉強できない日もありました。 また、自分はロングスリーパーで毎日8時間寝ないとだめな人間なので睡眠時間を多めにとっていますが、そんなに寝なくて大丈夫であればもう少し勉強に時間を割いたり、リフレッシュがてら運動したりしてもいいと思います! 一日中勉強するのは大変かと思いますが、教科を変えたり休憩を挟んだり場所を変えたりしてうまく集中力を保つのがおすすめです。受験勉強応援してます👍🏻
早稲田大学文化構想学部 くじら
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慶應文法志望 小論文と現代文のおすすめ参考書
小論文について、現時点で全く手をつけておらず、書き方もネタも分からないとのこと、ご不安なお気持ちよく分かります。模試結果で慶應義塾大学法学部がE判定だったことも、焦りの原因になっているかもしれませんね。 まず、河合塾の小論文講座を受講されるとのこと、それはとても良い選択だと思います。専門の指導を受けることで、小論文の基礎から応用まで体系的に学ぶことができます。 講座が始まるまでに何かやっておくべき参考書についてですが、現時点で全く手つかずとのことですので、まずは小論文の「型」を理解することから始めると良いでしょう。 【小論文対策の現状と解決策】 * 現状認識: * 小論文について全く手をつけていない。 * 書き方もネタも全く分からない。 * 河合塾の小論文講座を受講予定。 * 慶應義塾大学法学部がE判定。 * 解決策(講座開始までの準備): * 小論文の「型」を理解する: * おすすめの参考書: * 『小論文の完全ネタ本』(教学社): 様々なテーマの小論文の構成や議論の進め方、引用の仕方などが網羅されています。まずはこれを読んで、「小論文とは何か」を漠然とでも良いので掴んでみてください。 * 『吉岡の小論文バイブル』(水王舎): 小論文の書き方を非常に丁寧に解説していると評判です。基礎の基礎から学びたい場合に良いでしょう。 * 『大学入試 小論文をひとつひとつわかりやすく。』(学研プラス): まさに「ひとつひとつわかりやすく」小論文の書き方の手順を解説してくれるので、初めて小論文を学ぶ方には最適です。 * 具体的な学習方法: * これらの参考書を読み、小論文の基本的な構成(序論・本論・結論)、意見の述べ方、具体例の示し方、課題文の読み方などを理解しましょう。 * いきなり書こうとせずに、まずは参考書に載っている模範解答や構成例を「読んで理解する」ことから始めてください。 * 時事問題への関心を持つ: 慶應義塾大学の小論文では、社会の様々な問題に対する理解や考察が求められることが多いです。 * 具体的な学習方法: * 新聞やニュースを毎日チェックする習慣をつけましょう。特に社説やコラムは、筆者の意見や論の展開を学ぶ上で非常に参考になります。 * 興味のある分野の専門誌や書籍を読んでみるのも良いでしょう。文学部志望であれば、人文科学系のテーマ、法学部志望であれば、法律や政治、社会問題に関するテーマに目を向けてみてください。 * すぐに内容を理解できなくても、見出しを追うだけでも構いません。様々な社会問題があることを意識するだけでも、小論文のネタを考える上での土台になります。 【現代文の勉強と語彙力について】 * 現代文の勉強は必要か? はい、非常に重要です。小論文は現代文の読解力と表現力が土台になります。課題文を正確に読み解き、自分の意見を論理的に表現するためには、現代文の力は不可欠です。 * 現代文の語彙力の勉強は必要か? はい、こちらも必要です。特に慶應義塾大学の文学部・法学部を志望される場合、難解な語彙や抽象的な概念を理解し、また適切に使いこなす力が求められます。語彙力は、読解の精度を高めるだけでなく、自分の表現力を豊かにするためにも重要です。 * おすすめの参考書: * 現代文の読解: * 『現代文読解力の開発講座』(駿台文庫): 難易度は高めですが、現代文の深い読解力を養うための名著です。論理的な思考力を鍛えたい場合に特におすすめです。 * 『きめる!共通テスト現代文』(学研プラス): 共通テスト対策用ですが、現代文の基本的な読解方法や解き方のポイントが分かりやすくまとめられています。 * 現代文の語彙力: * 『現代文キーワード読解』(Z会): 小論文でも頻出のテーマやキーワードが網羅されており、現代文の読解力を高めるだけでなく、小論文のネタ集としても非常に役立ちます。 * 『ことばはちからダ!現代文キーワード』(河合出版): こちらも現代文頻出の重要語句や概念が解説されており、語彙力強化に役立ちます。 【今後の学習計画の提案】 * 河合塾の小論文講座開始まで(今から約1ヶ月間): * 小論文の「型」を学ぶ参考書を1冊選び、じっくり読み込みましょう。すぐに書くことよりも、まずは「理解すること」に重点を置いてください。 * 新聞やニュースを毎日チェックし、社会問題へのアンテナを張りましょう。 * 現代文の読解力を高めるために、現代文の参考書で読解演習を始めましょう。語彙力強化も並行して行いましょう。 * 河合塾の小論文講座が始まってから: * 講座の内容を最優先で学習してください。講師の指導を仰ぎながら、実際に小論文を書き、添削してもらうことを繰り返しましょう。 * 講座で学んだことを復習し、自分の中に定着させることが重要です。 * 継続して時事問題への関心を深め、小論文のネタとなる知識を増やしていきましょう。 焦る気持ちはよく分かりますが、まだ時間は十分にあります。まずは焦らず、一歩ずつ着実に学習を進めていきましょう。特に小論文は、すぐに結果が出るものではありませんが、継続することで必ず力がつきます。 何か困ったことや、さらに具体的な質問があれば、いつでも相談してくださいね。応援しています!
慶應義塾大学文学部 Kenyu
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小論文
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参考書を使って英文解釈を勉強する際の正しいやり方
こんにちは。質問読ませてもらいました。 僕も偏差値50台からのスタートで、英文解釈のやり方を何度も迷ってきました。 結論から言うと、解釈の勉強は「解き方」より「考え方」が身につくプロセスが大事です。 ⸻ ①と②、どちらが正しいか? これは、**①「自分で文構造を書いてから訳す→解説で確認」**の方法をおすすめします。 なぜなら、 英文解釈って“自分の脳でどう読んだか”を訓練する勉強だからです。 ②のように最初から答えを読んでポイントを押さえても、 それは“理解の再現”であって“読解力の構築”にはならないんです。 ⸻ おすすめのサイクル(僕がやっていた方法) 1. SVOC(文型)を取って、句と節を区切る 2. 訳をノートに書く(辞書ありでも可) 3. 解答訳と比べて、「なぜ違うのか」を分析4. “自分の訳しミスの原因”をノートにまとめる 5. 同じような文構造が出たら、また意識して読み直す この①〜⑤を回していくことで、徐々に「読める文」「読めない文」がはっきり見えてきて、その“境界線”を超える瞬間が必ず来ます。 ⸻ 文法との関係は? 質問者さんは模試で文法・並び替えで失点してるとのことなので、 解釈と並行して「文法の基礎」は絶対やった方がいいです。 とくに、 • 語法・文型の見極め(V+O+to不定詞/動名詞/that節) • 準動詞(to不定詞/分詞) • 接続詞と関係詞の違い これが抜けてると、いくら構文を取っても“文の骨格”が見えません。文法は「読解の地図」になるので、並行してやるのがベストです。 ⸻ 文法の進め方 • 『Vintage』や『スクランブル』で「正解の根拠を言える」状態を目指す • 毎日10問くらいずつでOK。「なぜその選択肢が違うのか」を書く • 並び替えは『英文法ポラリス2』に並び替えの特訓パートがあるので活用すると良いです ⸻ 最後に:解釈は“積み重ね”が見える勉強です 僕も最初、解釈問題集で全然読めなくて泣きそうでした。 でも毎日3題ずつ、構文→訳→反省をくり返してたら、 夏休み終わる頃には、模試で英文が「見える」ようになってきました。 最初は地味でも、自分の手で“英語を読む力”を作るのが解釈。 医学部でも、早稲田でも、絶対に武器になります。 焦らなくて大丈夫。僕もそうだったから。 応援してます!またいつでも聞いてください
京都大学総合人間学部 シュウセイ
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文法問題集をこなしても模試で解けない原因は
こんにちは。投稿読ませてもらいました。 まず、ここまでスタサプ・ポラリス・ネクステ、自作ノートまでやってるって、普通にすごい。 その上で「まだできない」って不安になるの、僕もめっちゃ経験しました。 実は僕も偏差値50台から京大に逆転合格したんだけど、 その時、一番しんどかったのが「文法やってるのに模試で解けない」って現象でした。 ⸻   「知ってるのに解けない」は、真面目な人の落とし穴 文法の勉強って、最初は「知識の積み上げ」なんだけど、 そこから「使える」に変えるには“別の回路”が必要なんです。 僕も、ネクステ→ポラリス→ファイナルって順で進めたけど、 ファイナルを始めるまでは「やったのに出ない」「やったのに解けない」ってずっと苦しんでました。 ⸻  僕がやって変わったこと ① 問題を“解く前に”ジャンル予測  → 「これは関係詞?否定?比較?」と、単元を意識してから解くと“解き筋”が見えやすくなる。 ② 選択肢を説明できるようにする  → なぜそれが正解?他はなぜ違う?を自分の言葉でノートにまとめる。  → これは「理解」を「武器」に変える一番の方法。 ③ 間違えた理由を“原因別”にラベル付け  → たとえば「分詞構文見逃し」「時制判断ミス」みたいに整理する。  → 同じパターンでミスしてたら、そこだけ反復して潰す。 ⸻ ファイナル英文法、最終仕上げの最強ツール ファイナル英文法は正直、“戦える文法力”を作る教材です。 • 一日一章ペースで10日で一周できる • 実戦問題で「頭の使い方」を鍛えられる • 周回がしやすいから、“読める文法”から“使える文法”に変わる 僕はファイナルを3周したあたりで、模試の文法正答率がグッと安定しました。 ⸻  最後に 文法やってるのにできないって、マジでつらい。 でも、それは「ちゃんと積んできた人」だからこそ感じる痛みです。 僕も、やったのに伸びなくて、何度も「このままで大丈夫か」って思った。 でも、考えながらやることをやめなかったら、ちゃんと文法は武器になった。 あなたも、もうそのすぐ手前に来てると思う。 信じて、進んで。応援してます ⸻ 「ノートの中身もっと詳しく」とか「ファイナルの回し方」も必要ならいつでも聞いてください。全力で答えます。
京都大学総合人間学部 シュウセイ
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文法学習の壁 初見問題に対応できない原因は
こんにちは。投稿読ませてもらいました。 ここまでスタサプ・ポラリス・ネクステ・ファイナルまでやり込んできたその努力、心からすごいと思います。 それでも「模試や初見問題で歯が立たない」っていうのは、真面目に勉強してきた人ほどぶつかる“文法の壁”です。 ○今ぶつかっている壁の正体は? 「覚えた知識を使える形にしていない」こと。 つまり、頭には入ってるのに、それを「実戦で使える状態」に持っていけてない。 これはインプットとアウトプットの“橋渡し”がまだ足りない状態です。 ○よくある兆候としては: • 問題を見ても「どの文法単元か」がすぐに判断できない • 「やったはずなのに思い出せない」 • 「読めばわかるけど、なぜ正解か説明できない」 → これは文法知識が“分類整理”されておらず、状況に応じて使えるようになっていない証拠。 ○ 解決策:文法を「使う力」に変えるアウトプット型演習 その橋渡しにベストなのが… ○『ファイナル英文法(標準/難関)』です。 • 本番に近い問題形式 • 単元ごとに演習+知識の整理ができる • 全10章で、一日一章なら10日で一周できる • 分量が絞られてるから、何周も回しやすい ・ランダム形式で分野横断的 つまり、「定着させながら回せる」理想的な演習教材なんです。 ○使い方のコツ ① 解く前に「この問題はどの単元?」と予想してみる ② 解説を読む前に、自分の言葉で“なぜそうなるか”を書いてみる ③ 間違えた問題を単元別にまとめ、翌週またそこだけ周回 → この“分類→再演習”のサイクルが、「模試で解ける文法力」につながります。 ⸻ ○最後に 今のあなたは、知識はある。でも“使い方”が整ってないだけ。 それってむしろ、ここまで積み上げた努力があったからこその次のステージです。 これまで通りやるべきことをしっかりやれば絶対できるようになります! 応援しています!またいつでも相談してくださいね!
京都大学総合人間学部 シュウセイ
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