東大文系志望 数学 実践力向上編の次は何に取り組むべきか
こんにちは。
東大を目指して勉強されていて、「実践力向上編」がそろそろ終わるとのこと、すごく順調に進んでいると思います。次に使う参考書について、いくつかおすすめを紹介しますね。今の実力(駿台模試で偏差値60弱)に合っていて、東大文系数学にちゃんとつながるものを選びました。
◆ プラチカ 文系数学(河合出版)
東大志望なら、これは定番の一冊です。難しすぎず、でも入試で実際に問われそうな「一工夫いる良問」がそろっています。解説もわかりやすくて、記述力を鍛えるのにもぴったりです。東大レベルにステップアップするには、ちょうどいい橋渡しになりますよ。
◆ 文系 数学重要問題集(旺文社)
実戦演習用の問題集です。ちょっと硬派な内容ですが、記述式の練習にちょうどいいです。問題の質が高くて、出題パターンに慣れるのにも役立ちます。自分で答案を書く練習をたくさんしていきたい人には特におすすめです。
◆ 東大の文系数学25カ年(教学社)
過去問に入るなら、これが最強です。分野別に整理されているので、「確率が苦手だからそこだけやろう」といった使い方もできます。本格的に東大の問題に触れることになるので、難しいですが、時間をかけて丁寧に取り組めば確実に力がつきます。
◆ 世界一わかりやすい 京大の文系数学(東進ブックス)
これも良書です。やさしめの説明が多くて、とにかく「ていねいで親切」な感じです。もし「プラチカ」や「重要問題集」がちょっときついなと思ったら、いったんこの本で記述の基本を固めるのもアリだと思います。ただ、実力がついてきた今の段階だと、ちょっと簡単すぎると感じるかもしれません。
最後にちょっとアドバイス
これから夏に向けて、本格的に東大対策にシフトしていく時期になります。だから「次にやる一冊」は、夏に過去問へ移行するためのステップと考えるといいですよ。どの参考書もいい内容なので、あとは自分の性格や好みに合わせて選ぶのがポイントです。
たとえば、
・問題をどんどんこなしたいタイプ → プラチカ
・記述をしっかり練習したいタイプ → 重要問題集
・東大の傾向をつかみたいタイプ → 25カ年
・ちょっとやさしめから入りたいタイプ → 京大本
こんなふうに分けて考えると選びやすいと思います。
また、どれを選んでも「答案の書き方」を意識して取り組むことが、東大ではすごく大事です。もし悩んだら、メッセージで今どんな勉強の仕方をしているか教えてくれたら、もっと具体的にアドバイスできますよ。応援してます!