早稲田商,法志望 英語の伸ばし方と目標点を知りたい
こんにちは!
現在早稲田大学商学部に通ってるものです。
2025年度入試で現役合格しました。
過去問の点数はとても良いと思います。夏の時期で、時間無制限の中であっても7割越えの点数を取ることができる受験生は少数でしょう。私の場合は、夏の過去問の点数は5割程でした。
大門1の会話問題の穴埋め問題に関しては、知識勝負になります。これから過去問演習の中で出会った会話表現を覚えていく学習が有効だと思います。また、本番で知らない会話表現が出た場合はある程度捨てる覚悟も必要になります。会話問題の下線部言い換えは、下線部前後の内容から推測できる問題が多いです。下線部言い換え問題は知識より論理力が問われています。そのため過去問演習の中で、前後の文脈からどのように推測できるのか研究することが重要です。例えば2023年度英語大門1の設問2(ロ)
の問題は、まさに論理力を問うている下線部言い換え問題の典型です。前文のJimの発言とJaneの下線部での発言を見比べてみてください。下線部はJimの発言の言い換えになっています。
総じて会話問題に関しては会話表現の補填と過去問演習の中での論理力の強化が必要です。
並び替え問題はとりあえずスルーという戦略は私も実行してました。並び替え問題は時間が掛かってしまうことが多いので、時間勝負である早稲商の英語においてはスルーが1番良いと思います。私はスルーして後で時間が余ったら解くくらいのスタンスでいました。並び替え問題は過去問演習だけで対策すれば良いと思います。
年度にもよりますが、早稲商の英語は基本的に7割以上取ることを目標にしてください。マークだけの点数だと、8割前半程度良いと思います。9割もいらないです。
過去問演習の点数を踏まえると、質問者さんの英語のレベルは高いです。さらに英語力を伸ばす上で重要なのは過去問分析です。もちろん長文読み込みや様々な大学の問題を解くのも重要ですが、過去問分析が合格を決める1番重要な勉強です。これからは「読」の力に加え、「解」の力を磨いてください。
以下に私なりの過去問分析を少し紹介します。これを参考にして、ご自身で早稲商のクセを分析してください。
内容合致:設問の順番が本文と同じ順番。設問文が具体的なことが多いから回答根拠箇所が探しやすい。
言い換え問題:単語の問題は知識問題が多いが、論理力を問うている問題もある。
知識問題は単語帳の『ピナクル420』から出がち。論理問題は、下線部を含む1文と、その前後の文との論理関係が問われがち。例えば、下線部を含む文の先頭に「but」があるから対比など。そのため、単語がわからなくても冷静に論理関係を捉えてみるのが大事。
TF問題:設問文の内容が本文の内容とだいたい合致してればT。Tは完全に本文と合致してる必要はない。
このような分析をして、戦略を立てることが重要です。過去問分析ノートを作って、志望校に合わせた自分なりの戦略を立ててください。
また、少し質問とは逸れますが、早稲田は3教科全ての科目で平均点以上取ることが何よりも重要です。なぜなら、1科目でも平均点を下回ると得点調整で大幅に点数が引かれるからです。そのため、英語の能力は十分だと思うので、他教科の勉強に注力してください。
試験終了の時まで努力し続ければ、合格は十分に有り得ると思います!
頑張ってください💪
早稲田で待ってます。