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阪大理系数学の勉強

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9/25 22:58
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高卒 大阪府 大阪大学工学部(61)志望

現在基礎問題精巧が完成したので次に核心の標準編を持っているからやろうと思っています。問題数もちょうどよくレイアウトも個人的に好きなのですが、これを終わらせたら後に阪大の過去問またはせか阪をするのはキツイですか?? 標準編のみでキツそうであれば難関編を買おうと思っています。 それと実戦模試も解くべきですか?赤本と実戦模試過去問の使用目的や活用方法を教えて頂ければありがたいです。 それと復習でオススメのやり方があれば参考にしたいです。 数学の勉強は量より質だと思っているので自分的にはいいのかなって思ってますが、先輩たちのアドバイスをもらいたいです。

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atom

大阪大学工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
結論、これから進めるべき順序は以下の通りです。 ①核心の星1、2(3は得意でない限り多分しんどい) ②阪大過去問2年以上(特に頻出分野は入念に) ③本番のOP・実践とその復習 ④阪大過去問10年分くらいを2周 入試問題の核心の問題チョイスはかなりいいですし、一冊で数Ⅲまで網羅できるのでオススメですが、解答の思考の流れに違和感を持つことがあったので、注意してください。(解答通りの解法でなくて良い。数学センスのある人に質問できると良し) 星3はかなり難しい(正直解けなくても構わない)ので、まず星1、2あたりから始めることをオススメします。 難関編を解いたことはありませんが、正直必要ないと思います。 あくまで、全単元の復習&初見力向上&パターン化が目的という認識で大丈夫です。 入試問題の核心に入る時期もかなり遅めなので、実践模試の過去問は、まず必要ないと思います。 ただ、試験に使った5時間が無駄になるので、本番のOP実戦の復習はしてください。 過去問も同様ですが、復習する際は、どういう力が足りないのか、過去に学んだ知識がどう使われているのかをきちんと分析してください。 普段の勉強の復習法は、 ①自力で解く ②解答チラ見 ③もう少し自力で解く ④解答を見て、初見の段階でどう考えていれば正解できていたのか考える
⑤④の内容を抽象化してメモする ⑥解き方とそれを思い付いた理由を空で言えるようにする ⑦頻繁に自分のメモを見返す ⑧期間をおいて⑥をする こんな流れです。 メモするのは面倒ですが、復習する際 結果的に時短になるのでオススメです。(僕の場合、計算ミスを減らすためその原因と対策もメモして、何度も見返していました) 僕の分析では、阪大は以下の問題が頻出です。 ①体積の問題 ②複素数平面+α(特に回転) ③微分・積分を絡めた不等式+極限 ④確率・漸化式+極限 ⑤気持ち悪い整数問題(対策困難で捨て問になることが多い)or任意の単元から一題 特に複素数は広い概念を持ち、色々な分野との複合問題が作りやすいので、ほぼ100%出ると思っていいです。 あと、体積問題の本質は軌跡と領域で、特に一文字固定法と相性が良いので、よく勉強しておいてください。 不等式は大-小して微分したり、グラフ的に考えたりすれば、どうにかなります。(類似問題をたくさん解くべき) 阪大は出る単元がほぼ決まっていますし、細かい知識はあまり問われないので、きちんと対策すれば半分以上は取れます。 受験生は、マニアックな知識が必要だと考えがちですが、大学が求める人材や公平性を考慮すると、それを問うことにメリットがありません。(これを理解した上で解くと、思考にノイズが入りにくいです) 「その問題のみで使える知識」に意味はありませんから、「本番でも使える知識」だけを抽出して学び取るよう意識してください。(そのための抽象化です) 残り時間は少ないですが、正しい受験理論をお持ちだと思うので、自信を持って頑張ってください。
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atom

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Umio.mp3
9/25 23:17
詳細なアドバイスありがとうございます。 勉強を始める時期が遅く残り少ない時間精一杯頑張ります。 それと復習法の抽象化についてですが、具体的にどのようにしてすればいいでしょうか。 過去問の復習方法についても教えて頂ければありがたいです。
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atom
9/26 0:14
「抽象化」に関しては、このアプリ内でも色んな人が言っているので、検索して納得するまで読んでみてください。 ざっくり言うと、「こういう時はこうする」とか「こういう時はこれに気をつける」というようにパターン化する感じです。 例を挙げると ・二次式の最小値は平方完成 ・両辺を2乗する前に、それぞれ≧0であることを確認(または場合分け) ・楕円は極形式で考える ・複素数を平面上で考える場合、基本極形式に直す ・まずどの分野で構成されているかを意識 ・分数の前にマイナスがあるとき、符号に注意 ・行き詰まったら、落ち着いて情報を精査 みたいな感じです。 こういう表現だと、「本番でも使える知識」に抽象化出来ていると分かるはずです。 過去問の復習も普段と同様でOKです。 あとは、大学側の意図や傾向、現在の能力とのギャップを意識するようにしてください。 問題の質が非常に高く、一問から学べることが多いので、いつもより丁寧に分析し、時間をおいて解き直しすることも重要です。 ちなみに阪大が受験を通して聞きたいのは 「大学で必要な知識がきちんと身に付いているか」ということです。 (背景として、元々阪大は少し単位が取りにくく、最低限の知識が抜けていると困るため) ①数Ⅲ(微積分、極限、複素数) ②言われた方針通りキチンとできるか(阪大理系学生は真面目なソルジャー気質なので、おそらく自由な発想より誘導に沿って解けるかを最近重視し始めた。高い問題解決能力も求めているので、数学の問題は難解) ③基本的な論文レベルの英語がきちんと読み書きできるか(ある程度の読解スピード、少し難解な読解、英語にしやすい日本語の選択、少し難解な英作をうまく書く能力) ④力学・気体・電磁気(波もたまに出るが、高校レベルの知識は正直あまり役に立たないので、気体の方が頻出) ⑤化学は理論・無機・有機は満遍なく全て必要 全体的に入学以降の実用性重視で、高校止まりの知識は少ないイメージです。

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阪大文系数学に必要な勉強
こんにちは!阪大経済の者です。 求めているものとは少し違うかもしれませんが、実体験を交えてアドバイスをさせていただきます。 結論から言って、阪大の文系数学を受験するうえでは実践力向上編より上の参考書は必要ないと思います。理由は時間と難易度の2つです。 まず、文系の数学青より上の数学参考書となると文系プラチカか1対1対応あたりになると思います。まず文系プラチカは明らかに難易度が高すぎてオーバーワークです。 次に1対1対応の数学はプラチカほどではないにしろ阪大対策には必要ない難易度が多い+単純に4冊あって時間がとんでもなくかかってしまい、直前期に行うのは無理があります。 私は6月ごろからかなりの時間を費やして取り組みましたが、入試で役に立ったのは2割程度といったところでした… 実力向上編はいい参考書ですし、内容をしっかりと落とし込めれば必ず大きな味方になります。 A問題がきっちり解けているのであれば基礎は十分定着していると思うので知識が足りないわけではなく、応用力や発想力が追い付いてないだけだと思います。こう聞くと難しそうに聞こえるかもしれませんが、これらの力はたくさん問題演習を積んだらおのずと身に付きます!実際私も阪大実践では偏差値43でしたが、本番では8割とることができたのでこれからの伸びに期待しておけばOKです! また、過去問分析をしたらわかる通りC問題は理系数学との共通問題になっているものがほとんどです。文系で完答できる人なんてほぼいないので小問だけ答えて部分点を少しでも取れれば十分です。 以上を踏まえてこれからの勉強についての指針なのですが、とにかく問題演習を積むことは必須なので阪大だけでなく、神大や横国を含めて過去問を解きまくるのがおすすめです。 また、分野別で苦手分野を洗い出していくのも大切です。例えば、阪大は毎年のように積分関連の問題がでるので絶対値積分や定数分離、最大最小値系など様々な種類の積分に取り組んで、必要に応じて分野別参考書を追加してみてください。青チャートなども網羅系をやりなおすのも◎です。 また、1対1対応は分野ごとで使うのならかなりタイパよく使えるので、分野ごとに取り組むのはおすすめできます。 分野別のおすすめ参考書いくつか書いておくのでよかったら使ってみてください!また、取り組むときは必ず苦手&頻出分野を優先1冊ずつ完璧にすることだけ意識してください。 ベクトル:10日間で極めるベクトル(理系のための~と書いてあるが文系にとっても良書、10日間では絶対に終わらない重さなので20日くらいはかかるつもりで。必要ない高難度の問題もあるので取捨選択してください) 微積:1対1対応の数II(工夫や考え方が体系的に学べる) 確率:標準問題精講・確率編 あとは近年は三角関数なんかも多めなので対策するに越したことはないですね。 繰り返しになりますが、阪大文系数学は標準問題さえ解ければ十分ですし、数学が苦手教科ならなおさらです。このまま進められれば一切問題ないです!応援してます!
大阪大学経済学部 pokopoko
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文系数学
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世界一分かりやすい阪大理系数学の使用について
こんにちは。以下私の考えを述べさせていただきます。参考になるところがあれば吸収してください。 世界一わかりやすい阪大理系数学は基本的に全問題過去問なので、過去問演習として使用すると良いと思います。一問一問実際に出題された過去問なので、気合を入れて解きましょう。時間なども測ると緊張感が出て集中できると思います。 この本が一番輝くのは、解き終わった後解答解説を読む時だと思います。私は、この本の著者の考え方は数学を解く上でとても大切なものだと思っています。自分よりはるかに賢い先生が、この問題を解けときにどのような思考を辿ってその解法を選択するのか、どういった理由でそのようなアプローチをするのか、と言った解答を実際に作成するまでの流れを完璧に理解し、自分の中に落とし込んで再現できるようにすることが大切です。問題にもよりますが、方針さえしっかり立てることができれば、あとは計算するだけのような問題も多いです。したがって、問題に出会った時、どこから手をつけるのかといったところ(実験の仕方だったり、類題から推測したり)ということを学ぶことが大切だと思います。 ちなみに、阪大理系の数学の試験は、数Ⅲの割合が比較的多いです。全問題に数Ⅲが関係していた年もあるほどです。特に、積分や、回転体の体積などはよく出ると思いますから、なるべく1A2Bを早く終わらせて、数Ⅲに力を入れるのが良いかもしれません。1A2Bの勉強ということでしたら、同じ著者の世界一わかりやすい京大の理系数学という本もおすすめです。阪大のものより前に書かれた本で、構成は同じですが、問題が全問京大の問題になっています。京大はどちらかと言うと1A2Bの割合が大きいですから、役に立つかもしれません。私は両方使用しましたが、京大の問題の方が、著者が伝えたい問題へのアプローチの仕方がしっかり学べるような気がしました。時間の都合もあるでしょから、別に阪大の方だけでも十分だとは思いますが。 基本的には過去問と同じように使えば良いと思いますが、解説が非常に詳しいですので、よく読み込むと良いと思います。解けなかった問題は、自分の考え方と、著者の考え方のどこが違ったのか比較して著者の考え方を吸収するようにすれば良いと思います。とても良い本だと思いますし、このほんの著者のお陰で私もかなり数学が伸びたと思っていますし、解くのも面白くなりました。時間をかけて何度も取り組むに値する本だと思いますので、是非頑張ってください。
大阪大学工学部 ワニ
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理系数学
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阪大の数3における参考書ルート
こんにちは。東京科学大(旧東工大)工学院のプロトンです。勉強お疲れ様です。10月の今から11月中旬までの約1ヶ月の間にやるべき数学の参考書についてアドバイスしていきたいと思います。よろしくお願いします! まず本来であれば10月に過去問演習を始めておきたいところですが、 世界一わかりやすい阪大理系数学講座(以下せかはんと略します)、これを使っていきましょう。勉強時間は、学校がある日は最低5時間、休日は10時間確保してください。 黄チャートを持っているのであれば、数3全範囲のエクササイズを解きます。分からなかったら印をつけて後で見返せるようにしてください。全力でできるだけ早く終わらせてください。 1周終わったら、2周目は、せかはんと同時並行で進めていきます。阪大理系数学の少し昔の問題を扱い、問題への向き合い方を効率よく学びます。数学にはいろいろな解法があり、どの解法を選ぶかは結構点数に関わってきます。計算が煩雑にならないようにするにはどうしたらよいか、など解法を見極める力を身につけましょう。 黄チャートの2周目は、1周目に分からなかった問題を解きます。ここまでを11月の第2週目くらいまでに終わらせられるように頑張りましょう。時間が足りない!と思ったかもしれませんが、みんなも同じです。みんなこの時期は焦っているんです。大丈夫、自信を持って勉強しましょう。 11月中旬から共通テスト対策に移るということですが、黄チャート・せかはんに触れる日を週に少なくとも3日は取りましょう。どうしても共通テスト対策に集中していると、共テ後に二次試験対策をさあ始めようとしたときになんも覚えていないという、所謂共通テストぼけが起きる方が一定数います。そうならないために少しずつでいいので、解き直しは忘れないようにしましょう。 共通テストが終わったらその次の日からが勝負の1ヶ月です。共テ後は過去問メインです。解法が分からなかったら、せかはん、チャートに戻って復習しましょう この1ヶ月で過去問演習に集中できるように、準備をしておきます。 《阪大理系数学 傾向》 2024年:1⃣極限 2⃣複素数平面 3⃣空間図形 4⃣積分(回転体) 5⃣整数問題 2023年:1⃣極限 2⃣平面ベクトル 3⃣図形と方程式(図示) 4⃣空間ベクトル 5⃣確率と漸化式 2022年:1⃣複素数平面 2⃣三角関数 3⃣図形と方程式 4⃣総合問題(微分、極限) 5⃣積分(媒介変数) 2021年度以前は、微分積分や確率、極限が頻出分野となっています。 参考にしてください。 以上、数Ⅲの今からの進め方、参考書、共テ後の勉強についてアドバイスさせていただきました。こんなに長い文章を読んでくださりありがとうございます。 頑張ってください!
東京工業大学工学院 プロトン
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理系数学
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阪大の数学
こんにちは☺️ 大阪大学法学部現在1回生の大学生です。 数学が苦手とのことで二次試験科目として数学を使うべきか。とのことですが、 「数学はマークと記述では大きく異なる」ということだけ念頭に置いてください。俗に言う「数学が得意」と呼ばれる人々には当てはまりにくいのですが、まずセンター数学は慣れ、パターンという側面があります。計算ミスが少ない、図形を瞬時に書く、といったトレーニングを行ったり、マーク対応の参考書をこなすことで点数がぐっと伸びたりします。そのため、マークの結果は数学の力を判断するのには少し不向きであるだけ知ってください。 では、二次試験としての阪大数学について。 例外となる年がいくつかありますが、阪大数学は基本的に入試標準レベルが2題、発展レベルが1題の計3題となることが多いです。そのため、標準レベルの2題を見極め、きっちり回答することが必要になります。標準レベルの数学力を定着させることが必要となります。 自分が実際に行ったのは 「青チャート(サクシード)」→「リンク数学演習(学校教材)」→「実戦数学重要問題集(文系)」→「京大文系数学25カ年」→「センター数学過去問」→「阪大数学の過去問」という流れでした。 数学が伸びたと実感したのは、「重要問題集」と「京大文系数学25カ年」の演習を行った時です。前者は非常にクオリティの高いテキストです。数学の基本的な考え方はこれで身につくはずです。当初の志望校が京大だったので、京大文系数学の過去問を8月から行いましたが、質問者様の志望校が阪大ですので、是非とも重要問題集が終わり次第、阪大の過去問に取り組んでみてください。直前期まで過去問を残す必要は特にないと思います。だからこそ、「傾向をつかむ」「志望校の要求するレベルと自分との距離感を測る」「志望校合格に何が足りないかを知る」という目的のために早期に取り組むことはひとつの良い手段に感じます。 長くなりましたが、端的にまとめますと 1,センター数学は慣れが必要! 2,入試基礎〜標準レベルのテキストをきっちりこなす 3,過去問は早めに取り組むのもアリ! +α)先に挙げた「重要問題集」と同様のレベルの問題集をいくつかリストアップします。 「実戦重要問題集(文系)」「Z会 文系数学 入試の核心」「厳選!大学入試数学問題集文系142 (河合塾シリーズ)」などがあります。 上記の問題集や過去問でわからない問題があるとき、類題をチャート式で探し解いてみてください。そうした問題の検索能力も思考力を育てるきっかけになります。 Good luck! 来年、同じキャンパスで会えることを楽しみにしています。
大阪大学法学部 木村くん。
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文系数学
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京大の数Ⅲについて
日々の勉強お疲れ様です。数3の疑問、と言うことですが一般的には京大は他の理系大学と比べて数3の難問が出ることは低い傾向にあります。実際、数3であれば阪大というイメージが私の受験生時代にもありました。ただ、これはあくまでも傾向で、実際に難問、奇問(いわゆる捨て問)が出ている年もありすます。そのため、出にくいから対策しなくてよい、ということは一切ありません。模試の判定から判断するに、夏まで、もしくは夏が終わるまでに数学の基礎を総ざらいする、ということをお勧めいたします。この理由は、結局受かる受験生というのは、基礎的な問題が解ける受験生であるからです。(基礎的な問題とは赤本のA、B問題、各種予備校の出す標準〜やや難あたりを想定しています。)また、京大は数3が絡む問題といえど、途中は1A、2Bでの議論を進めて、結論だけ極限をもちいる、といったこともしばしば見受けられます。そのため、繰り返しとはなりますが一度ご自身の持っている参考書をやりきる、という視点を持ってみてはいかがでしょうか。手前味噌ながら私が受験期の夏休み前、夏休みに勉強した数学を申し上げますと、今までの模試や定期テストで間違えた問題をピックアップ、解き直しを2週間のうちに3、4回ほど、そして赤チャート、優しい理系数学(通称やさり)の練習問題?をとく。できなかった問題をピックアップ、解き直しを2週間のうちに3、4回、加えてニガテだと感じた範囲はとことん補充問題(ページの下の方に書いてあったりするやつ)を解く。ということです。この際注意していただきたい点があります。それは、その問題だけの復習にしない、ということです。数学を含め、勉強というものはどこかつながっています。ですからその問題に対応するための復習ではなくて、その”ような”問題が出てきた時に対応できるような復習をぜひ重ねてください。例えば、記述の言い回しだったり、式変形の手順、途中式の形など細かいところまで模範解答を真似してみてください。きっと問題の見え方が変わってくることと思います。つまり、数学3の中のどこを重点的に勉強すれば良いのか、という視点ではなく、どこも満遍なく勉強することをこの時期はおすすめします。また夏には河合のオープンや駿台実践があると思います。私としては、どちらか一方を受ければ十分であると思います。(現に私がそうでした。)これは、さまざま意見があると思いますが、模試を受けるとなるとそのために1日潰れる上、準備に最低1週間かかります。夏であれば、まだ基礎固めをする方が私としては最適だと思いますので、冠模試はどちらか一方を受けることをおすすめいたします。(私は実践をうけました。)模試の前には1.2年で十分だと思いますが過去問を解いてみてくださいね。 P.S 駿台全国は京大と型が違うので、あんまり気にしなくてだいじょーぶです!和訳とかその辺だけは復習しときましょう。 京大は素晴らしい大学です。ぜひ夏を乗り越えてください。応援しています。
京都大学医学部 にしお
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理系数学
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北大数学の勉強法
問題演習に関してはプラチカの前に1,2回入れて苦手分野見つけるのもありかなと思います。数学は問題集だと分野がすぐわかってしまいます。本試ではどのように解法を決めるかが大事ですが、問題集ではこの力を身につけるのは難しいかなと思います。なので過去問演習の時間はちゃんと取って、解き終わったらなんで自分がその解法を選択したのか,模範解答の方法はどのような思考過程でたどり着いたものなのか、ということを考える時間を一番大切にしてください。  模範解答の解法でわからないところがあってもその時に誰かに聞くなり調べるなりすればよいので過去問演習前に完璧にしていないといけないとは考えなくていいです。  共テ対策は文系科目はあまり自信がないので理系科目についてのみ話します。🙇東工大生ですけど一応共テも頑張りました。2024本試理系科目は(ⅠA,ⅡB,物理,化学)=(87,100,100,94)です。  数学はある程度形式が決まっています。過去問見てどんな感じか確認してください。時間があればですが、文章が(無駄に)長いので必要なところを読みとる練習もしてもいいかもです。”個人的には”数学ⅡBは難化するかなと思ってます。あと共テは基本的に時間足りないので解けなそうなところを飛ばすことを躊躇わないでください。経験上良いこと無いです。  物理は本試は簡単な問題が続いてます。なので模試が悪くても気にしないように。対策としては2次試験の勉強してればいいかなと思います。  化学は暗記頑張ってください。得意科目ということなのであんまり意見は書かないでおきます。  北大数学は基本的に良い問題が揃っていますが、2023大問4みたいなのも混ざってるので気をつけてください。←これは解けなくていいです。あと数学は「チョピン先生の数学部屋」や「予備校2.0」などを参考にしていました。困った際などは見てみてください。
東京工業大学環境・社会理工学院 A.R.東工大
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阪大基礎工学部志望 8月までの学習計画と今後
こんにちは!大阪大学基礎工学部の千晴です。 沢山やるべきことを考えられていてとても素敵です! 数物化の夏までの計画は、仰っていた参考書を使うのがいいのではないかと思います。私は夏休みに入るまでに基礎を叩き込むことが一番大切だと思っています。問題集を何周する、を目標にするのではなく、絶対に間違えた問題は復習をする、問題集を完璧にする、ということを目標にしてみてください。 苦手、と仰っていた英語は、ターゲット1900までの単語を完璧にすること、基本的な文法はしっかりと把握しておくこと、が大事だと思います。理系なら、意訳はしなくても、十分な点数が取れる(意訳によって間違えている、と判断されることもあるため)と感じているため、この節がどの単語を形容しているのか、対比になっている構造を探せるか、などを重視した方がいいかと思いました。 国語や地理は英数物化の合間でいいと思います。国語の配点が高めだったはずなので、1週間で触らない日はない、くらいにしておくといいと思います。また、古典は、読解をする前に、学校で使っている文法書をやり直したり、古典単語を覚えたりする方が先かなと思いました。 地理は瀬川先生の本か村瀬先生の本を使っている人が多かったです。地図帳にたくさん書き込みました。 夏休みに沢山演習をすることが大切なので、8月に入るまで、ではなく、やり残してしまうことも考慮して、6月末あたりに基礎固めを終わらせる勢いで勉強計画を立ててみてはいかがでしょうか! また、2次試験の過去問についてですが、1年分ほど、解いてみましたか? 阪大のレベルや、どのような問題が出るのかを実際に体感するために、1年分だけ取り組んでみることをおすすめします。阪大は結構基本が大事、ということがわかるかなと思います。 残りの過去問は、得意科目は夏から少しずつ、苦手科目は共テ後以外だと、夏休み後から11月頃までやっていました。消化不良になる方が嫌だったので、無理に20年分を解くことはしませんでした。周りの友人も20年分全てをやった人はあまりいませんでしたので、無理に英数物化全て解こうとしなくても良いのではないかと思います。 とにかく今は、苦手な分野を減らして、3年生で新しく習う分野も含めて、どの分野も基礎を完璧にすることだけを考えてみてください。無理に様々な問題に手を出すよりは、自分が間違えてしまったところを、次はどこをどう考えれば解けたのか、しっかり理解して、数日後にもう一度解き直す、このように、丁寧にやっていくことがおすすめです…!
大阪大学基礎工学部 千晴
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時間の使い方
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参考書で次に行く段階について。数学の基礎問題精巧
こんにちは、はじめまして。 東工大2年のたかゆーといいます。 僕自身、受験時代に一番数学を得意としていて駿台模試で偏差値103を叩き出したのもいい思い出です。 さて、今回基礎問題精講を取り組んだらどれくらいの力がつくのかとの事ですが、全ての問題を完璧に理解していれば九大や神戸大なら十分到達可能だと思います。 では、どうやって勉強していくのかというのが一番大事な事で、何も意識せずに問題を解いても力はつきません。 大切なことは2つあって ①とにかく繰り返し反復する ②なぜそのように解くのかを自分で説明できるようになる を意識していく必要があります。 細かい勉強方法は僕自身のブログでまとめているので、詳しくはそちらを見ていただきたいのですが、簡潔にまとめると ①問題を音読して、1分くらいざっと解答の方針を立てる ②答えを見て、あっているかの確認 ③間違っていた問題の解答解説を音読して次の問題へ これを毎日続ければ、おそらくまいにち100問くらいはこなせるはずです。 これを繰り返して、解き方が完璧になったら実際に計算をしていきます。 解き方はもう頭に入っているので、すぐと解けるかと思います。 最後に、けいさんにも慣れてきたら、次はどうしてそのように解くのか(例えば変数が1つだから、漸化式が○○の形をしているから)などを自分なりに考えていきます。このトレーニングを繰り返すと、自然に解き方がわかるようになります。 基礎問題精講の例題を1a2b共に夏休みで解法暗記を終えましょう。 その後、9月、10月と実際に解きながらなぜその解法が使われるのかを自分なりに考えて数学力を磨く。 その後は過去問を解いたりセンター対策をすればバッチリです。 長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。 僕でよければ質問にものるので、気楽にメッセください(╹◡╹)
東京工業大学第三類 たかゆー
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文系数学
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阪大文系数学参考書ルート
順番的には正しいと思います。 ですが、 文系の重要事項完全習得編(赤文)は、最後の練習問題まで完璧にする必要があります。 もっというと、阪大の文系数学ならばこの1冊で最低限のレベルには達します。焦ってどんどん次の問題集に進む必要はないです。 6月までに完璧にすることができるのか。 そして、実践向上編(青文)は少しヘビーです。 実際阪大の文系数学以上のレベルの問題ものっています。夏休みを挟んだとしても、2~3ヶ月で完璧にするのは少し厳しいのではないかなと思います。 揚げパンさんの数学のレベルが分からないので下手なことは言えませんが。。。💦 でも、まだ完璧では無いのに次の問題集に進むよりは 焦らなくていいので、赤文からならどの問題が出ても解答法が即答できるようにしてから次の問題集(青文)に進むべきだと思います。 実際私は青文をやらずに赤文だけで合格できました。 まあ。。。青文までする時間とキャパがなかったんですが💦 過去問も、赤文の少し発展バージョンです。 青文が出来ていれば余裕かと思います。 赤文・青文はめちゃくちゃいい問題集なので!! プラチカはもし余裕があったら。。。的な感じで考えていてもいいかもしれません。 ただし、問題集をとく時は過程をしっかり意識してください。解ける問題も定期的に復習してください。 この時、解ける問題は実際に解く必要はなくて 問題を見た瞬間に解答法(答えを導く過程)を言うことができれば〇です! 過去問は最低限赤文が完璧になったら手をつけましょう。共通テストが終わってからでも最悪間に合います。 10月位からは共通テストではなくセンターの過去問・河合や駿台やZ会の実践問題集(過去の模試問題)を探して買ってきて1A2Bとも80点以上を3回連続で取れたら終了 みたいにしてやってみてください! これ、問題集をやるよりもかなり力がつきます。 その間に他の問題集です。 合格できますよう応援しています! 焦りすぎず、完璧では無いのに次に進まず、じっくり信じて楽しみながら頑張ってください!!
大阪大学医学部 Alice
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文系数学
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数学 問題集
こんにちは! 今の時点でセンター数学6割取れていればなかなかいいと思います!標準問題精講から始めても大丈夫だと思いますよ!自分は高3の秋に初めてマーク模試を受けて6割くらいで、本番は9割弱まで持っていけたので9割もぜんぜん狙えると思います!センターと二次試験は別物なのでそれぞれについて説明します! センター数学 特徴は形式と時間の少なさです!センター形式の問題をたくさん解くことでしかセンターの得点を上げることはできないと思います。基礎的な公式や定理を叩き込んだらひたすら演習することをオススメします!慣れてきたら60分→55分→50分というふうに時間制限を設けるとさらに力がつきます!予想問題をたくさんやるのが良いです!過去問はここ5年分くらいで十分です!それより前のものは苦手な分野だけやる感じがいいと思います! 二次数学 これはプラチカと過去問を完璧にすれば大丈夫です!あまり多くの参考書に手を出さず、やったものを完璧に覚えましょう!東大文科は数学の採点があまいという噂がありますが、意外と妥当な採点をしてきます!細かい条件や図示する時に接するのがどうかなど細かいところも注意してやってみてください! 最後に実施時期ですが、夏までは標準問題精講とプラチカをオススメします!二次数学の対策をメインに、というか二次数学の対策だけで構いません!センター対策は12月からでOKです!自分の高校はセンター対策を始めるのが12月からだったので、その間までに二次力を鍛えることができました!苦手な場合でも11月に始めれば十分間に合います!センター後は過去問とプラチカだけで良いです!東大の癖を見抜きましょう!微分積分、確率、整数、図形と方程式がよくでます!最近はベクトルも出てるので注意を!確率漸化式はブームが過ぎたような気がしますが、出る可能性はあるので解けるようにしておきましょう!
東京大学文科三類 アーメン太郎
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文系数学
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