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進研模試3年4月の点が悪くても受かる?

クリップ(18) コメント(1)
5/5 6:26
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りくそん

高3 石川県 大阪市立大学文学部(60)志望

先日、進研模試を受け、自己採点したのですが、国・数・英・日本史・現代社会・化学基礎・生物基礎の7科目が250点前後でした。(国数英は200点) ここで公表するのがとても恥ずかしい点数ですが、今この点数でもセンター直前には7~8割取れるようになるのでしょうか? また、進研模試の活用法もありましたらお願いします。

回答

No.55

北海道大学理学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは 率直に言いますと「大丈夫!頑張りましょう!!」と嘘でも言えないレベルです… 中途半端な努力では7~8割には到達しないと思いますし、誰もが認めるくらいの努力で正しく勉強できれば何とか到達するかどうかだと思います。 しかし、得点配分を鑑みると「絶対に無理です」といえないところもあります。 特に日本史、現社、理科基礎で合計50点のところは注目すべきです。 僕の認識としてこれらの科目は「暗記科目」の部類に入り、理解をしていなくても"覚えていれば解ける"科目です。 ということは、今回の結果は「覚えれば覚えるほど点が伸びる科目の伸びがあと250点分ある」と考えることもできます。 暗記科目4教科はこれから全て並行して勉強すればセンター当日に間に合うと思います。 国数英の点数配分が気になるところですが、どれも3割と仮定して話します。 恐らく、「問題の言っている意味が分からない…」という感情になったのではないかと思います。 それは国数英それぞれの知識の土台がかなり緩い状態だと思うのでひとまずは基礎固めをしましょう。 勉強法に関してはまた別に質問していただくか先生に協力を仰ぎましょう。 模試の活用法に関してですが、大きく分けて4つあります。 ・本番に似た環境でできる  模試を受ける1番の意義はここにあると思います。どれだけ自分を追い込んだとしてもあの環境を再現することは相当難しいです。当日の空気感、緊張を感じるためにも当日を有効活用しましょう。それでもセンター当日は緊張します。
・志望校と自分との距離を知ることができる  今回で大いに感じていると思いますが、今の自分の学力が周りの人と比べてどうなのかを知ることができます。貴方のライバルは高校の中だけでなく、全国にいることも知れると思います。 ・自己採点の練習をできる  案外この項目も大事です。センター本番の結果が受験者に知らされるのは5月に入ってからです。なので2次試験の受験校を選ぶときに頼りになるのは自分の自己採点結果です。今回の自己採点の結果を模試の結果と照らし合わせてどうなのかをしっかりと反省しましょう。 ・解き直しができる  貴方の点数の場合、もう一度全ての科目を解き直す必要があると思います。そこで「時間をかければ解けた問題」と「時間をかけても解けない問題」を分けてください。  「時間をかければ解けた問題」はセンター試験特有の技術を習得できてない可能性がたかいのでセンター形式の問題を演習しましょう。  「時間をかけても解けない問題」はその分野の基礎が理解していない可能性が高いので一度教科書に立ち戻り、勉強し直しましょう。 せっかく5000円近く支払っているのでできるだけ多い手段で活用しましょう。 最後に、「高い志を持つこと」について話そうと思います。 貴方は5月現在、大阪市立大学を志望しているとこのことで、現状では届かないところにいると感じているのだと思います。 ただ、そのことを恥ずかしがる必要は全くありません。 「自分は〇〇をするんだ!」と言って、そのためには活用できるものをすべて活用する。素晴らしいじゃないですか。 誰かが「無理やって」とか言おうが貴方は今の志のまま進んでいけばどこかで必ず活きるときがあります。 大事なのは自分の心がその場所を求めているのならばそれに向けて全力を注ぐだけです。 高い志は人を輝かせます。自分が持つ目標に自信をもって頑張ってください。 ここにスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業生に向けて送った言葉を残します。正確には引用した形ですが。 If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right. 有名なスピーチですのでYouTube等にもあがっています。

No.55

北海道大学理学部

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プロフィール

北海道大学理学部地球惑星科学科4年生です。 2016年 北海道大学前期日程総合入試理系数学重点選抜群 合格 立命館大学理工学部 合格 センター試験 76%程度 どちらかというと2次型でした。 メッセージでも質問してもらえれば回答します。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(1)

りくそんのプロフィール画像
りくそん
5/5 11:22
やはり現実は甘くないんですね… これを着にホントに頑張ろうと思います。回答ありがとうございましたm(_ _)m

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進研模試の結果
死ぬ気で勉強すれば間に合いますよ。というか、間に合う間に合わせないとかの問題ではなく、その試験で間違えたところからどうやったら間に合わせるのかを考えるだけです。模試の結果に一喜一憂する気持ちはすごくわかります。私もそうでした。でもある日気づいたんですが、それで精神が削られるということか最も合格が遠のくんです。もう出てしまった結果はどうしようもないし、誰にもその結果は関与してないし自分だけのものです。つまり、受け取り次第なんですよ。もしこれでいい点数が取れれば、間違えたところが少ないので何が自分ができてないかのヒントが少なくなってしまうじゃないですか。それよりも、今の夏休み前までの課題が見つかってよかったな、まだまだやることたくそんあるけど頑張るぞ!ってくらいの気持ちでいないと、これから正直気持ちが持たないと思います。自信をつけるためにはこの発想の転換、ポジティブさが大切ですよ!
早稲田大学国際教養学部 チュナ
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模試
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現役で逆転合格するには
(回答が長くなりますことをご了承ください。) はじめに、私の高2同日模試(一部未受験により4月のマーク模試)と本番の得点率を公開します。ただ、私は共通テスト第1期生であり、前年はセンター模試を受けています。センターと比較すれば共通は平均得点率が10%程も低下したと言われており、逆に言えばセンターは簡単だった筈ですが、それでも1年前はひどいものでした。 高2センター⇒現役本番 国語 140/200(現代文 82/100古文24/50漢文34/50)⇒150/200(現代文87/100古文22/50漢文41/50) 数学1A 56/100⇒82/100 数学2B 40/100⇒85/100 英語R 63/100⇒84/100 英語L 71/100⇒82/100 日本史 59/100(4月)⇒72/100 倫政 30/100(4月)⇒57/100 生基 28/50(4月)⇒32/50 地基 16/50(4月)⇒50/50 合計 503/900(55%)⇒694/900(77%) 国語はほぼフィーリング状態、理社はほぼノー勉状態から1年間でどうにかしました。 高校偏差値は一応70はありましたが進研偏差値は元々50台、部活引退時期は10月末でした。 マーク模試・記述模試・冠模試全てE判定、私立大学全落ち(明治6連敗・理科大文系学部2連敗)からの大逆転合格です。英語と国語は解ききる事の方が少なく、やっと安定して時間を間に合わせることが出来る様になったのが高3の11月です。 まず、全体的な戦略的な面からのアドバイスです。 ①二次合算得点率で科目別対策を考える 例えば東北大文学部の二次合算合計点は、共通600点(国100・数100・英100・社200・理100)と二次1000点(国400・英400・数200)でした。教科別の優先順位は国英>数(>社>理)なのは明らかですよね? ですので、ほとんどの勉強時間を国数英につぎ込みました。 本当に極端なのでこれに関しては真似しないで欲しいのですが、倫理分野は青年期だけをやって他はノー勉で。(選択者は分かると思いますが、90%は未履修状態です。)日本史も学校のテストでは常に下位10人でした。 時間がとにかくなかったので、社会は捨てていました。ただし、理科基礎は全ての教科の中で最もコスパよく得点を上げられるのでそれなりにはやりました。(理科基礎の中では地学基礎が最も簡単です。) このように、自分の志望校に沿った形での科目別対策が必要です。 時には、友人や学校の先生方からのアドバイスを勇気を持って無視することも必要です。 ②第一志望の対策だけを徹底 私が私立大に全て落ちたこともこれが原因ですが、過去問演習は東北大しかほぼ解きませんでした。その分、東北大10年2週に加えて、傾向が似ている北大・千葉(数学)10年、京阪神(英作文)10年・北大(国語)10年も解きました。共通テストの予想問題も10回分は解きました。 過去問演習10年は夏休み中の必須課題です。 正し、その際の得点率は問いません。(私は最高52%でしたが最低15%でした。) 過去問演習10年分では、各大学の傾向が理解出来ます。 例えば東北大の文系であれば、国語は現代文は時間が非常に長く記述力が試されますが、問題文の難易度はそれほど高くありません。古文は難しいですがその分漢文がかなり解きやすいです。数学は、二次関数・微積・確率が直近10年中9年出題され、傾向的にその他の分野からは1大問分しか出題されないという予想が立ちました。英語は長文のレベルが非常に高く読解が出来なくても、指定された文章の和文英訳・英文和訳さえできれば合格点には達する事が出来ます。 以上の様に、10年もとけば各大学の傾向がかなり明確に現れます。夏休みにこれをやることで、2学期は二次対策に特化出来ました。 例えば日本史や倫理には時間をほとんど割かず、代わりに二次関数・確率・微積は膨大な過去問演習に加えて青・赤チャートの問題も全て解きましたし、英作文のテキストも他の同級生よりやりこみました。現代文も人より時間をかけて復習することを意識していました。 ③長期的スパンで継続する・自分の性格を理解する 模試の結果が振るうことは無いだろうと覚悟を決めていたので、ほとんど短期目標を立てず、「○月までにこのテキストを終わらせる」という長期的なスパンを立てつつ、8時間以上10時間以下勉強をとにかく継続することを意識していました。 また、StudyPlusも一時期は活用していましたが、他人と競争するとネガティブ思考に陥るという自分の性格をしっていたので、競争相手を見つけ出そうとせず、自分の勉強時間の管理だけをしていました。 ④理科基礎 理科基礎だけはマジで得点を取れます。12月からでも間に合うくらいです。 「共通テストで面白いほど得点が取れるシリーズ」(黄色のテキスト)を2週読み、センターや共通、模試や予想問題等の過去問を20回解けば9割は堅いです。 こんなアドバイスをしておきながら、12月24~25日に学校で実施された本番想定最終マーク模試(駿台の予想問題?)でも65%でした。クリスマスで煌めく駅の中を泣きながら帰った思い出は今でも忘れません(笑) 続いて、質問者さんに対応した教科別のアドバイスですが、英数のテキストは問題無いかと思います。その他、手短にアドバイスします。『』はマジでオススメの参考書です 《国語》 ・古文単語はやらないといつまでたっても解けない ・現代文は量より質(正しい読解方法と解き直しで得点は上げられる) ・漢文は句法を覚えればすぐに得点が取れる狙い目の分野。『漢文早覚え即答法』 《数学》 ・早慶東京一工以外は難問を解く力は必要ない。青チャートを完璧に解ければ余裕 ・学校指定の参考書を夏休みまでに⇒夏休みで共通・二次の過去問10回分 《英語》 ・文法は基礎レベルまでで問題ない ・徹底的な解き直し⇒音読で読解スピードup ・単語帳2~3冊、熟語帳1冊(私はターゲット1200・東進高速基礎マスター・シス単・解体英熟語) 《社会》 ・長期的にやるよりも短期間で1分野を仕上げていくイメージ ・共通は1問1答よりも過去問演習のほうが得点は上げられる 《理科》 ・理科基礎はとにかくコスパ良い ・最悪12月からでも間に合うくらいやることは少ない 最後に大切なのは、「自分は馬鹿にされても他人を馬鹿にはしないこと」だと思います。 私は学校ではいじられキャラでした。志望校と現状の成績があまりにもかけ離れていたからです。 確かに、共通模試も最高で65%止まりでした。模試で偏差値60なんて滅多にとることは出来ませんでした。日本史の先生には直接、「お前は合格は厳しい」と言われました。 全て無視というか、全く気にしませんでした。そして言い返しませんでした。 国立受験が終わり、同級生が再度学校に集まったとき、応援してくれた人からの歓迎と小言を言ってきた人たちの居心地の悪そうな雰囲気は今でも忘れません。 受験は確かに学力が必要ですか、戦略でいくらでも埋め合わせが効きます。むしろ勉強ばかりで戦略を立てない人が多い印象すら受けます。 質問者さんは、賢い戦略で合格をものにして頂ければと思います。 長くなりましたが、参考にしてください。応援しています!
東北大学文学部 reo
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模試
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共通テスト模試で点が取れません
初めまして。rockyyyと申します。 結論から言うと、まだまだ間に合います。記述模試の判定がそこまで悪くないなら尚更です。正直共通テストは2時試験よりも点を上げやすいと思うので、そんなに悲観することはありません。僕は一ヶ月で100点以上点を伸ばした経験があります(僕の時代は共通テストではなく、センター試験だったのであまり参考にならないかもしれませんが)。なので、もし良ければ僕がしていたことをお話しするので参考にしてください。 まず、模試は重要視しておきましょう。共通テストは特に独特なテストであるため、雰囲気を掴むことや問題の傾向をあらかじめ掴むことが非常に重要になってきます。模試は各予備校が準備した共通テストを予測した素晴らしい問題が揃っていると思われるので、模試がある度に本番であるという緊張感を持って臨むことが良いと思います。 そして共通テストで大事な要素の1つとして「慣れ」があると思います。慣れるために模試や過去問、そして共通テスト対策の問題集でひたすら量をこなすと言うことも大切です。ある程度基礎知識がついたら、こういった問題集などでひたすら演習を積むと言うことをやっておいた方が良いです。このある程度基礎知識がついたというタイミングは自分の感覚で大丈夫です。 そして最も重要なことは、必ずそのやり直しを行うことです。これが最も重要です。これをしないと解いた意味がありません。「なぜ、こうなるのか」と言ったことを自分が納得いくまで考えて解説を読みましょう。わからなかったら学校の先生に聞くなり、頼れる人に聞くと良いと思います。なんにせよ必ずわからないままにしないでください。夏休みもまだありますので、自分がわかるまで考えるということをしても、十分受験には間に合います。 そしてまなかさんの場合には、英語はかなり取れているので、その他をがんばりましょう。具体的にかける時間の割合としては 国語 1割 数学 2割 世界史 1割 日本史 2割 化学基礎 2割 生物基礎 2割 といった感じでどうでしょうか。僕の個人的な意見としては、化学基礎や生物基礎は勉強すれば必ずある程度得点が得られる教科であると思うので、まずここ伸ばした方が良いのではないかと思います。そして世界史、日本史も暗記していけば必ず点が上がるので、ここを次に伸ばしたいところです。数学は8割ほど取れれば鬼に金棒ですので、重点的にやっておくと良いと思います。国語に関しては、振れ幅が大きい教科なので、ひとまず置いておきましょう笑。 とりあえずこんな感じでやってみておくとどうでしょうか。伸び代がたくさんあるのでおそらくうまくいけば、大幅に得点が上がると思います。そうすると自信がついていい波に乗れると思うので、より勉強意欲が湧くと思います。そうなったらいい好循環になります。 とりあえず以上になります。僕の友人も阪大外国語学部ですが、共通テストを8割取れれば大丈夫そうです。まだまだこれから勉強すれば確実に点は上がります。阪大は全然手の届くところにありますよ。これから精一杯頑張ってみてください。応援しています!! 追記で、日本史や数学の勉強法についても投稿しているのでよかったらみてみてください!!
大阪大学工学部 rockyyy
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模試
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この成績でもまだ間に合いますか?
間に合う・間に合わないじゃなくて、間に合わすんですよ。 受かるために必要なことを考えてみてください。 それで、そこから今必要なことを逆算してみてください。 受かるために必要なことが分からないなら、過去問を解いてみて、どんな問題がでるのか?どれくらいの力量を必要とされているのか?を感じとってみてください。 自分も、模試の成績は常時良くなかったです。 だから、圧倒的なパワーでは、受からないかなって思ってました。 でも、ギリギリで滑り込むことは、可能だろうなって思ってました。 そのためには、自分の中での作戦をしっかりさせることが重要です。自分は、自分が受験においては、弱い立場にいるってことを理解してたんで、弱者なら弱者なりの戦いをしようって考えてました。 自分は、 一橋なら、 世界史で点数稼いで、 英語は、合格者平均くらいを目指し、 数学・国語は足を引っ張らない程度。 みたいな感じにしてました。 夏休みの間は、基礎固めの最後の期間で、それをしっかりやり、自分の弱点を潰すってことと同時に、 英語と世界史で点をしっかりとれるような体制を整えて、秋以降の過去問に移ろうって考えてました。 「弱いんだから、やるしかない。」 って気持ちをもって戦ってました。 勉強法ではないですが、勉強する上で大切な意識だと思います。 ハングリー精神持って、戦いましょ!
慶應義塾大学商学部 タイ
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河合模試終わりです人生最悪です
ひとまず、落ち着いてください。お気持ちは痛いほどよく分かります。我々も、「模試は解き直しが一番大事、点数や判定はあまり気にするな」ということを、しばしばお伝えしてしておりますが、これは確かに語弊のある言い方です。点数や判定に一喜一憂すること自体がダメなのではなくて、厳密には「点数や判定ばかり気にしてしまい、結果が返却されたときに点数や判定を確認して、それに一喜一憂するに終わるだけではいけない」という意味です。これは、「彼はポジティブだけど、自分はそうではないから」とか「彼女は根が明るいから模試が悪くても次へと進めるんだ」とかのような、個人個人の根本的な性癖の問題ではありません。確かに、本番で点を取らなければ意味がないという点では、模試はあくまで自分の学習の現状を知るための手段に過ぎません。とはいえ、その模試でより高い得点や判定を狙い、目標を立て、その準備をしてきているのは事実です。そうである以上、彼らとて、模試でうまくいかなければ悔しさで苦虫を噛み潰すような心持ちになるのは同じです。しかし、それでもその失敗と向き合うことができるのは、偏に、次のことについて、理屈的にであれ感覚的にであれよく理解しているからです。すなわち、失敗することそのものよりも、その失敗から学ばないことの方がよほど愚かなことであるということについてです。模試というのは、「模擬試験」という名の通り、本番試験の一種のリハーサルです。どんな番組、どんなステージだって、基本的に本番前には一度リハーサルをします。「本番では、いったいどんな(パフォーマンスに支障を来すような)問題が生じるだろうか」ということをなるべく正確に把握するためには、なるべく本番に近い環境下で同じことをやってみるということ以上に良い方法はないからです。だから、事前にリハーサルをして、そこで「これはだめだな」というような問題が見られた、あるいは十分に予見されるときにはそれを本番前に対処する必要があるわけです。これは受験でも同様です。受験では本番で合格点が取れなければ意味がありません。しかし、本番ではどんな問題が出るか分かりません。だから、本番でどんな問題が出ても対応できるように、得点を妨げる原因(つまり、失点原因)が何であるかを事前のリハーサルでなるべく把握しておいて、本番までに対処しておく必要があります。模試が役割をもつとすれば、主にこの点についてでしょう。なので、模試で失敗すること自体は愚かなことではありません。それよりもよほど愚かだと言わざるを得ないのは、その失敗から学ばず、本番でも同じような失敗で貴重な1点をどんどん犠牲にしてしまうことです。模試の得点や判定はもちろん気にします。それが最も簡潔に自分の学力とその位置を示す指標だからです。前回よりも点や判定が下がれば、単純にその指標値だけを見れば、その間に行っていた勉強は全く無に帰することになってしまいます。だから、得点が下がった、判定が下がったというときには、誰だって悔しいし、ときには無力な自分に怒髪が天を突くことさえあります。しかし、模試の結果がいくら良かろうと本番で点が取れなければ意味がないし、反対に模試の結果がいくら悪かろうと本番で点さえ取れればいい。ならば、本番での得点を妨げる失点原因が何かをその模試の結果から分析して、本番までにこれを克服しておくことの方が、得点や判定が高いということよりも遥かに価値があるはずです。このことをよく理解しているからこそ、復習ノートでも何でも作って、解けなかった問題や間違えた問題について、次同じ問題が出たときにはちゃんと解けるように、この場でしっかり理解しておこうという展望をもつのです。これはポジティブであると言えなくもないですが、決して楽観的ではありません。底にある、本番でもきっと同じような問題で同じようなミスをするだろうとの考えを見れば、むしろ悲観的な展望から生まれるものです。模試の復習等をしない人の方がよほど楽観的です。あるいは無鉄砲と言っても過言ではないでしょう。模試では失敗しても次がありますが、本番では失敗しても次はないからです。 さて、あなたはどうですか? 「どんなに頑張ってもこういう馬鹿な間違いでいつも80点台後半、90点以上には届きません」とありますが、試験時間の最後数分ほどを使って、自分の解答を読み返したり問題文と照らし合わせたりして、ケアレスミス等ないかどうか見直してますか? 「『こういう馬鹿な間違い』が次起こらないためにどうしたら良いかなぁ」と考えてますか? お考えになっているとしたら、それをどう実践していけば良いのでしょうね? 日本史以外でも、どういった原因で失点しているんでしょうかね? リスニングは何で聞き取れないんでしょうね? 単語の発音がわからないからでしょうか? それとも、普段の勉強が読んだり書いたりばかりで単に聞き慣れてないからでしょうか? 国語は143点ということですが、まだ点を伸ばせるとしたら、どの分野を伸ばす、あるいはどういったミスをなくすのが手っ取り早いでしょうね? 次、あるいは入試本番で同じような問題が出たらどうしますか? 同じような失敗で同じような点で呆気なく終わってしまうのでしょうか? それだけは嫌じゃないですか? 河合模試で終わったからといって人生が終わるわけじゃありません。もうちょっとだけ、この大失敗と向き合うことを頑張ってみましょうよ。
北海道大学法学部 たけなわ
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模試
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最近すごく不安になります。
文章から頑張りが伝わってきました。 質問者さんに伝えたいことは、「もっと自分に自信を持っていいよ」ということです。 合格に必要なことは、志望校に必要な学力を身につけること、そして本番で力を発揮することです。 質問者さんは、今まで学力をキープできてきたのですから、必要な学力は充分に身についてきている思います! だからあとは αで演習を積み重ね、試験を受けるイメージをしながらポシディブに勉強を続けるだけです。 本番で100%力を発揮するには、日々の勉強の積み重ねの中で、自身が満足できる勉強ができているかが大事。 どうか模試などの結果だけに捉われず、自身が日々満足感の伴った勉強ができるようにやってみて下さい! あと全国のライバルたちと比較することは、ライバルたちにとっては思う壺です。 折角実力があるのに、自身の可能性を過小評価するのはあまりに勿体無いです。 ライバルたちの合否は変えられないけれど、自分の合否は自身の努力と自信でいくらでも変えられる可能性があります! 最終的に受験は自分自身との戦いになります。 そしてその戦いに勝ったものが合格を掴み取ります! 質問者さんは今まで頑張ってこれたのだからぜひ最後まで諦めずに、ポシディブ遣り通してほしいです! 応援しています。
早稲田大学社会科学部 seechan
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不安
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過去問
こんにちは。 私も6月のインターハイ敗退を機に引退し、0からのスタートをしました。 正直に申し上げますと、他人との差は大きく開いています。周りの人間がAOや指定校に走る中、一般受験をするという決意をした貴方の決断はとても覚悟のいることです。ましてや失敗の可能性を認めつつ現在も頑張っている姿に1年前の自分を思い出します。 文章から察しますと、貴方は受験生として最も大事な心得である”危機感”を常に持っておられるかと思います。他の受験生との遅れを考えると当然だと貴方は言うかもしれませんが、この時期に模試で良い判定を出して余裕をぶちかましている人は案外多いものです。あくまでも2月に合格点に達している者が校歌を歌える特権を許されます。11月ではない事を頭に入れてください。また、早稲田の門は最後まで諦めなかった者のみに開かれます。早稲田への強い気持ちを持ち続けることを約束してください。 その上で具体的な対策に入りますが、早稲田では全ての教科の平均が全体の平均を上回らなければなりません。1つでも平均を下回るとアウトです。ゆえに一般的にはバランスの良い勉強が求められます。 冷静に自分の立場を考えてください。貴方には時間がありません。となると、効率よく点数を上げることが必要とされます。11月からの2ヶ月間で1番伸びる可能性がある教科は何でしょうか? やはり歴史は裏切らないのだと私は思います。精神的にも成長を感じられやすい歴史に重心を置くのが良いのではないかと考えます。具体的な対策としましては、私はとにかく一問一答を隅の隅まで覚えました。今貴方には時間がありません。歴史は結局は知識量だと私は考えます。国語をやる!など点になりにくいことはしないで、ここはリスクを犯すべきです。私も12月のセンター模試で50点を取りました。が、2週間後の本番まで歴史のみやりました。その結果85点でした。振り返るとその頑張りが直接入学に繋がっています。 時間がありません。全てを望むのは不可能です。ポイントを絞って効率よく点数を稼ぎましょう。 また、英単語は全て覚えましたか?英熟語は覚えましたか?古典単語は? 11月のこの時期でも完璧になっていない人は多いです。この基本を基本として完璧に扱えるか、これが大きな差になります。英単語、英熟語を真剣に、狂ったようにやりましょう!絶対に上がります。 この時期は成長が見えにくく、周りの人がAOや指定校で合格を得ていく時です。受験生にとっては1番辛い時期でしょう。ここが踏ん張りどころです。貴方には他の人にはない勢いと強い意志があります。残り2ヶ月です、センター試験対策をしても早稲田には入れません!私立の試験1本で行く!位の度胸とリスクを覚悟した上で残り2ヶ月自分と闘いましょう。
早稲田大学スポーツ科学部 taka37
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過去問
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早稲田志望なのに
こんにちは! まずは模試お疲れ様です。 頑張りましたね! 正直なところ共通テスト取れないけど早稲田なら解ける人、ザラにいると思います。 時間がないとか、共通テストを受験で使わないのならば早稲田対策中心で良いかと思います。 それより、国語7割は現役時代の私よりいいので安心してください笑 現役時代、同じ時期の模試で国語6割とりつづけましたが、早稲田落ちた時は数点差でした。説得力ないかもですが。 対策方法が違う以上は共通テストの練習ばかりしてもしょうがないので難しいかもですが切り替えて、今回の模試の分は復習して自分に足りないところ(私大対策でも共通するような)を分析してみてください。落ち込んでいる時こそ冷静に、客観的に自分の実力や足りないところを分析してみてください。落ち込んだ気持ちと少しだけ距離を置いて冷静になれると思います。 国語はこの時期にしては悪くないとして、 日本史も伸びるのに時間がかかるでしょうから、間違えた問題、新しい知識を教科書など、自分がいつも見る参考書に書き留めておきましょう。もう間違えません。 英語、リスニングは使わないならば問題ありません。 もし使うなら、聞き取れるまで音源を何度も聴いてください。リスニングにおいては繰り返し音声を聞いて、できればシャドーイングできれば力はつきやすいです。 リーディングについて、時間が足りなくて5割なのか、問題を間違えて5割なのか。 時間が足りない→速読力よりかは熟読力の方が早稲田には必要になってくるので熟読優先(速読力が完全にいらないというわけではない)速読力をつけるためにはとにかく英文を読むことです。経験値が速読にはモノいいます。適当に読まないこと。 問題を間違える→ゆっくり解いてみてください。それでも解けなければとにかく分析です。ゆっくりでいいです。まずは問題文と選択肢をリンクさせて答える練習をしてください。 頑張ってください!
早稲田大学法学部 あや
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不安
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とにかく不安です
部活を辞めて勉強を頑張っていること、予備校なしでご自身で調べて勉強を進めていること、勉強量も確保できていること、本当に素晴らしいと思います。 「本当に今のまま頑張れば受かるのだろうかという不安」は勉強を頑張っているからこそのものだと思います。私は受験生の時、先生に「不安になる、緊張することは努力している証」としょっちゅう言われていました。努力をしていない人、あまり真剣に考えていない人は不安にすらなりません。当時の私はこれを素直に受け入れられませんでしたが、「自分の頑張りを認めること」はメンタル、モチベーションを保つ上で大切なことです。自分の頑張りを認め、「でも自分ならもっと頑張れる」という風に自分を鼓舞してみてください。自分を責めたり焦らせたり追いつめて追い込む方が向いている人もいるかもしれませんが、褒めることも忘れないでください。 そして、誰にも受かるかどうかなんて分からないです。どんなに成績が良くてもA判定を何度も取っていても過去問で点数が取れていても本番で点が取れなければ落ちてしまう、受験はそんな世界です。私自身、日本史が絶望的に苦手、よくてD判定、過去問も思うように点数が取れない、まさにどう考えたって早稲田に届くような成績ではありませんでした。(少なくとも自分ではそう思っていました。)試験会場では自分のやってきた努力、実力を信じるしかありません。逆に今の努力次第で未来はいくらでも変えられます。試験が終わってしまえば勉強したところで得点、解答は変わらず神頼みしかできません。 私はちょうど一年前の今頃、受かる気もしない、届く気もしない、どうすればいいのかも分からない不安に駆られ、先生の前で号泣しました(笑)当時先生は「こいつこのまま受験までもつのか」と思ったそうですが、なんとか持ちこたえてくれました。(途中スランプはありましたが)大切なのは志望校への気持ちだと思います。どんなに辛いときも「○○大学に行きたい」という強い気持ちさえあれば乗り切れると信じています。気持ちがあれば合格するためには何が必要で何が足りていないのか、考えて考えて何かしら道が見えてくると思います。(精神論ですが)「間に合うか分からない」という不安もあると思います。そこは強硬に、「間に合わないんじゃなくて間に合わせる」と思ってください。ここでも強い気持ちを持ってください。見せかけでもいいです、強く思い込めばその影響力は凄まじいです。 心の中でごちゃごちゃしているものは一度紙に書き出したり、人に話したりして整理してみるのはどうでしょうか。必ずしも根本的な解決には繋がらないかもしれませんが、精神的にはだいぶ楽になります。 人と比べないことも心がけてみてください。さっきも書きましたが、受験は本番で点数が取れるかどうかなので他人は関係ありません。あの子の方が自分より頑張ってるとか自分の方があの子よりも成績が低いとかは受験には直接関係ありません。自分は自分で頑張って合格最低点を超えさえすえばよいのです。 まとまりのない文章になってしまいましたが、参考になれば幸いです。志望校合格を願っています!
早稲田大学教育学部 そら
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立て直し方
✅もう一度受験について考えてみる。 👉大学受験ってなんなのか。それはいわゆる努力の結果が最大限正確に出る賜物だと思います。スポーツや恋愛に関しては生まれながらのものがありますし努力でどうこうできない問題があります。人とのコミュニケーションもそうです。しかし受験ってやった分だけ結果がでる競技。 社会に出た時。人は評価されます。その評価基準として最も有効的なのが学歴です。受験です。正当だと思います。その人は努力したんだ。一瞬で分かりますからね。 次に何のために受験勉強してるのか。それは将来のための自己投資です。先ほども触れましたが受験は努力の賜物。結果が出やすいです。将来の社会人になった時、やりたいことができた時、よりいい選択ができるように頑張ります。将来の自己投資ですね。他人のために頑張るって難しいですが自分のために頑張るってなんかいけそうじゃないですか。私はそう思ってました。将来の自分に「よくやったな!」。言われたかったし今ならそう言えます。 ✅自分を信じて勉強する →模試の結果は気にしなくてもいい。赤本の出来などさほど気にしなくてもいい。世間ではそう言われていますが質問者さんのような意見ができるのも理解できます。私はその答えとしてまずは自分を信じてみることから始めるのがいいと思います。私はとにかく自分を信じていました。自分なら行ける。大丈夫。だってこんだけ勉強してきたんだから。努力は裏切らないそう信じてきました。努力してきた自分。継続してきた自分。受験勉強に関しても1ヶ月やそこらでは終わりません。1年単位の長期戦です。その長期戦ではいかにリズムを崩さずに継続できるかが大きな分かれ目となります。継続してきたことは誰がなにを言おうと結果に出ます。 なかなか結果が出ないことがあるとは思います。その時はいままで自分がしてきたことを信じてあげてください。そうしたら少なくとも少しは楽になると思います。 最後に。受験についてこの時期って悩みがほんとにたくさん出てきます。たくさん質問受けます。なのでみんな一緒。 ただ受験に合格している人たちはこの時期を乗り越えています。ポジティブです。ネガティブな人はほぼいません。すこしくらい自意識過剰くらいの方が案外うまくいきます。 いける。どうにかなる。そう思っていきましょう。
早稲田大学社会科学部 クリ
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