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化学の教材

クリップ(2) コメント(3)
4/21 21:41
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

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高2 山梨県 東北大学薬学部(60)志望

最近高二になった者です。化学の学習方法に悩んでい化学の学習方法に悩んでいます。現在偏差値69ほどの公立高校に通っていますが、最近化学の授業が始まりました。私は、1年生の頃から化学をかなり独学で先取りしていたので一応有機化学の芳香族化合物あたりまでは終えました。学校では化学センサーを指定されたのですが、センサーと重要問題集のA問題どちらを中心に学習を進めていくどちらを中心に学習を進めていくべきでしょうか。個人的には、Doシリーズや映像授業で原理理解→照井式理論化学の計算問題の解き方(計算方法を学ぶため)・有機化学の構造決定での知識整理・演習(今ここ)→重要問題集A・B→新演習・有機化学構造決定(駿台)の順番で学習を進めたいと感じています。志望大学は東北大の薬学部です。東北大は有機化学が難しいと言われているので多めに演習がしたいです。

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ゆま

東北大学工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんばんは!現在東北大学(理系)に通っている者からアドバイスさせていただきたいとおもいます。少しでも参考になれば幸いです。  まず最初に、重問のAかセンサーのどちらを軸に進めていくかという質問に回答させていただくと、センサーの方がよいです。重要問題集は、3年生のいわゆる受験期とされる期間に使う演習としても優秀なレベルですから、最初はセンサーをとにかく完璧にするべきだとおもいます。 ただ、それを踏まえてアドバイスさせていただきますが、質問の文章から伝わってきましたが、予習も相当進んでいるようですし、化学の勉強の進め方についてもかなり自分の中で方針が立っているようですから、このまま頑張るだけで、確実に受かります。  高2の最初の時点でこれだけ、計画と実践ができている受験生はなかなかいませんから素晴らしいとしか言いようがありません。このまま頑張ってほしいです。    ちなみに予習に関して少し言わせていただくと(あまり関係ないので適当に読み流してもらっていいです) 「学校のスピードでちゃんと勉強すれば大丈夫」とかデタラメなことを言う先生がいますが、気にしなくて大丈夫です。  予習をして自分の中で得意な教科を一つ持っておけば受験の最強の武器になります。 僕も高2の5月で数学を完成させたことで、本番で9割を超え合格することができました。  学校の言うことを無視するのも良くないですが、自分の中で計画を立ててそれを遂行していくというのは受験勉強においては重要なことなので、このまま勉強を頑張っていただければ良いです。  質問に記載されている、「個人的には〜…」という計画を一読しましたが、全くもって問題ない順番だとおもいます!!  最後に一つ言っておくと、東北大学の有機化学が難しいと言うのはかなり有名な話なのですが、数年前に、受験の作成にも携わられるお偉いさんの有機化学で有名な教授が転勤になられたようで、2023年ごろから以前ほど難しくはなくなったという噂もあります。(鵜呑みにしなくていいですが一応噂程度に)  有機化学を含め、化学はめちゃくちゃ大事ですが、もちろん数英も頑張ってくださいね! こんな感じの回答でよろしいでしょうか。このまま勉強を頑張れば絶対に受かりますから、是非頑張ってください!応援しております。
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ゆま

東北大学工学部

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こんにちは!現在東北大学工学部に通っております、ゆまと申します!みなさんのお力になれるように頑張りますのでよろしくお願いいたします!是非クリップやファンなどお待ちしております!!!

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コメント(3)

あい
4/21 22:43
ありがとうございました!少し考えたのですが基礎問精講などの解説がより丁寧なものを代わりに代用することなどは可能なのでしょうか。センサーは正直、少し解説が薄くて表面的な理解しかできていない気がして不安になるのですが、、、
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ゆま
4/21 22:46
読んでいただきありがとうございます😊 たしかにおっしゃる通りですね。結局後から演習することになるので、とりあえずはセンサーでも大丈夫なのですが、基礎問題精巧などでももちろんOKですよ!むしろその方がいいかもですね!
あい
4/21 22:51
ご丁寧に教えてくださりありがとうございました!とても参考になりました。自分は家庭が経済的に少し厳しくて塾などもいけないためほぼ独学で、特にも化学の学習法がよくわからなくて不安でした泣 頑張って東北大行きます!!!

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東北大合格への物理化学について
東北大の者です 物理、化学ともに教材のレベルが合っていないということはないと思われます(私のまわりにも重問、名問を使っていた人は多いですよ)。より重要なのは使い方です。 夏休みまでには最低でも一度は過去問に触れて、実際に二次試験で求められるレベルと合格者平均点の確認をしておきましょう。基本的に今は二次試験の準備をして、理科のセンター対策を行うのはもう少し先でいいと思います。 確認してみると感じるでしょうが、東北大の化学は近年そんなにきつくはありません(という声が多いと思います)。差がつきにくいかもしれないので基本的な問題を落とすことは避けたいですね。重問を使うなら、A、B関係なく進めていいと思います。重問に乗っている問題全て解けるようになるつもりでやるといいでしょう。無機は授業で覚えるつもりで早いうちに覚悟を決めて、だらだら時間をかけすぎないように気をつけてください。有機はインプットを疎かにしないでください。知識不足で演習をしても力はなかなかつきにくいものです。 物理は記述欄がとても広いです。部分点がもらえますが、ぎちぎちに詰めて全問書くほど時間的余裕はないでしょう。日頃から「何を書くべきで、何は書く必要がないのか」を考えて勉強するといいと思います。まだ今の時期は、速く解けるようになるよりも、物理の理解を深めることを大事にしてもいいと思います。具体的には、導出できる公式は導出してみる、問われてないことも考察してみる、最初は選ばなかった解法を試してみる、などです。そうすることで公式の適用条件を自然と覚えられたりします。より具体的な質問はプロフィールに書いてあるTwitterアカウントでも受け付けてます。よかったら利用してみてください。 焦らず、油断せず頑張ってください 応援しております
東北大学工学部 おはし084
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化学
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センサーと重要問題集
こんにちは!勉強お疲れ様です☕️ セミナーの発展問題までクリアすれば重要問題集はB問題以上しかやらなくても大丈夫か?との事ですが、結構から申し上げますと、、、 A問題はやらなくて大丈夫です👌 レベル感的にはセンサーの発展問題が、重要問題集のA問題とB問題の間〜B問題なので、十分だと思います。センサーでも基礎の部分はしっかり網羅出来ていますし、ここに出てこないようなマニアックな単語はそもそも正答率は結構低いです。ここでの1.2点を気にするくらいなら他教科の点数を伸ばした方が遥かに効率が良いはずです。 また、重要問題集が受験界隈で人気な点が心配というのは、周りと差があまりつかないという事でしょうか。大前提として東大レベルの化学になって来ると、重要問題集のレベルで間違えていては化学が足を引っ張りかねない状況になって来るので、何周もしちゃって下さい!大抵の受験生は重要問題集を1.2周して終わっているので、それだけでだいぶ差が付くはずです!!! ただ基礎が心配って気持ちも凄くよく分かります。そんな時にオススメの方法を紹介します✨ 🔴過去に受けた模試の復習 多分やってはいるとは思うのですが、1回限りではなく、時間をおいて何度か通ってみるとより定着します!回数を重ねる毎にどんどん解けるようになって行くので、モチベーションアップに繋がるのも良い所ですね! 🔴化学の新研究 化学の新研究という参考書があるのですが、こちらを買ってみるのもオススメです!問題集ではなく辞典のような感じなので、基礎的な部分を調べるついでに数ページ読んでみると、新しい知識も得られると思います!! 活用法としては、問題集を解いて分からなかった部分に関連した場所を調べる→その周辺のページを読んでみるといった感じで使うと、勉強効率が跳ね上がります。 新高3という事でいよいよ受験生になりますが、まだ1年あります!!今の時期はまだ焦って応用に走らず、最終的な基礎固めをして、秋以降に自信を持って『自分は基礎はもう大丈夫!』って言えるようにしましょう!! 頑張って下さいね!ファイト🔥
東京大学理科二類 TOKI
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化学
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化学の参考書
まず、①について。 私が受験の時は、学校の教科書、セミナー、重要問題集を扱っていました。塾にも通っていましたが、進度としては公立高校と同じ程度でした。セミナーは学校のテスト勉強や、受験勉強初めの忘れている部分の復習に活用していました。ふにふにさんも基礎的な部分に不安がある単元があるようなので、最初は確認から始めてみるのもいいかもしれません。そのため、重要問題集の前にするべき参考書としてはセミナーがおすすめだと思います。 セミナーの特徴としては、基本的な問題から発展的な内容も含まれており、単元の理解には適しています。さらに、単元の説明もついているので、最初は見ながらでも解いてみて、理解を深めていけます。ただ、メリットともデメリットともとれるのですが、問題量が多いです。そのため、すべての問題を解こうとすると、時間がかかってしまいます。完璧に溶けた問題は印を付けておいて期間をあけて解く、分からなかった問題はそのままにせず解説などを利用して、すぐに解けるようにするなど、効率よく取り組む必要があります。また、ふにふにさんは重要問題集を取り組む予定であるので問題はありませんが、セミナーだけであると共通テストレベルまでしか網羅しておらず、二次試験で戦えません。そのため、よりレベルの高い問題集を取り組む必要があります。 私が受験期に進めていた化学の勉強の仕方としては、セミナーと重要問題集を同時に進めていました。「理論化学を最初にセミナーで確認し、重要問題集で演習を繰り返す。それと同時に無機の暗記を少しずつ始める。無機の暗記が一通りできたら、有機の暗記をセミナーで行う。」としていました。理論化学は重要問題集で演習を繰り返し、定着させていました。一方、無機、有機では、暗記がほとんどであるので、問題量の多いセミナーを何周もして覚えていました。無機、有機の重問に取り組んだのは、夏か秋程度でした。せっかく質の良い問題があるのに、知識が入っていない状態で解くのはもったいないと考えたため、このような進め方にしました。参考にしてみてください。 ②について。 化学に限らずですが、インプットよりもアウトプットの時間を増やすことがおすすめです。忘れていたら、一度問題を解いてみて、解説を見ることで理解するといったこともありだと思います。また、私が受験期に解いておいてよかったと思うのは、共通テストの問題です。もし、過去の共通テストを解く機会があればたくさんの問題を解いておくことをお勧めします。
東京工業大学物質理工学院 たこし
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化学
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化学の先取りをすべきか
こんにちは、たこしです!化学に関しては、私は公立の高校だったため、同じような悩みを抱えていました!そのため、私が実際に進めていた方法も交えて、紹介できたら幸いです!ぜひ最後まで読んでください! まず、先取が必要かどうかという質問に関しては、出来るなら絶対にした方が良いです。私の場合、高校2年では、理論化学と無機化学の最初の部分までしか終わっていませんでした。そのため、東進に通い先取をして、受験までに間に合わせました。 まず、化学には、理論化学、無機化学、有機化学があります。そのなかで、無機化学、有機化学は、どれだけその単元に時間をかけられるかがカギになってきます。無機化学であれば、イオンの色や生成方法、有機化学であれば、反応式や物質名など、覚えなければ解けない問題がほとんどです。逆に、覚えてしまえば得点が安定する科目でもあります。そのため、早くから取り組み、演習量を確保する必要があります。(3,4か月は足りないかなと、、、) 私は、高3の春から東進で、無機化学を一通り学習し、まずは学校のテスト範囲を完璧に仕上げ、その後に有機化学に取り組んでいました。その間に共通テストの過去問や模試の復習などから、理論化学の復習、無機有機の定着を図っていました。もったいないかもしれませんが、有機の範囲は捨ててました笑。 学習方法としては、とにかく同じ問題を何回も解き、覚えてしまうことです。私はセミナーを使い、同じ問題を2,3日あけて何度も基本、発展を何度も解きまくっていました。特に時間がかかるのは、有機化学であるので、無機化学はあまりじっくりと時間はかけずに、まずは短期記憶でもいいと思い、問題集に取り組んでいました。しかし、結果としては、その時に覚えたものは後になっても意外と覚えており、やってよかったなと感じました。 有機化学では、無機化学よりも少し複雑であるので、夏は有機化学をひたすらに進めていました。問題集を解くのも必要ですが、その反応により何が変わるのか、何が必要なのかなどひとつひとつ丁寧に理解していく必要があります。私はこの部分をおろそかにしたまま問題演習に入ってしまったため、少し理解に時間がかかり、非効率であったなと後悔しています、、、得意不得意もあるとは思いますが、自分で工夫して進めてみてください。 無機有機も大事ですが、理論化学も忘れないように、時間があるときに復習しましょう。おすすめは模試の解き直しです。ぜひ参考にしてみてください!
東京工業大学物質理工学院 たこし
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化学
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化学の参考書
基本的にはその二冊で良いと思います。基礎問題精講の方はやっていないのですが重要問題集はやっていました。重要問題集がスラスラ解けるまでにいったら十分だと思います。重要問題集は難しい問題もあるので志望される大学のレベルに合わせてどこまでやるか考えても良いかもしれません。全部はマスターしなくても良いかもしれないということです。 基礎を身につけたり思い出したりするときにお薦めなのはご存知かも知れませんがセンターの過去問です。 化学はまず教科書をマスターすることだと考えています。一部私大では教科書外のことが問われたりしますが、それもまずは教科書の内容を分かってのことだと思います。 センターは基本的に教科書からしか出ないはずです。基礎の良い確認になりますし、スピード感も身についたりします。間違えたところを教科書で確認しておくとより良いと思います。得点できるようになれば自信に繋がると思いますし、共テの対策にも勿論なります。 私は共テの前になってセンターの過去問に手を出したのですがもっと早くからやっておけばと後悔するほど良質だと感じました。まだ未習の部分があれば分野別になっているものもあるのでそれをやっても良いと思います。長くなりましたが要するにセンターの過去問はとてもオススメということです! 重要問題集はA問題は簡単でセンターがスラスラ行けるならこちらも解けるはずです。つまりセンターは実力養成だけでなく現状確認にも使えます。 一言でまとめると重要問題集がスラスラ解けるまでなったら十分だと思われ、あとはセンターの過去問もやってみてくださいということです。
東京大学理科二類 S.K
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化学
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教材と戦略
回答させていただきます。ただ、私は受験生時代にサイトで紹介されていた暗記量を減らす方法を使っていたため、その方法を解説するサイトのリンクを貼らせていただくという形にさせていただきます。ご了承ください。 ・酸化還元、電池の暗記  酸化還元については、酸化剤と還元剤にはどんなものがあって、反応でそれらが何になるかは丸暗記する必要があります。(例:濃硫酸→二酸化硫黄)ただ、半反応式を全て覚える必要はなく、元の物質が何になるかさえ知っていれば半反応式を組み立てることができます。私は受験生時代、次のサイトを見てやり方を理解しました。 (https://kimika.net/r5hanhannousiki.html 化学のグルメ-半反応式・酸化還元反応式(作り方・覚え方・問題演習など))  また、電池についても上のサイトで全て事足ります。既に授業動画で予習されているということなので、事前知識込みで見ていただくと非常に分かりやすいです。 ・構造決定の学習法 構造決定はやればやるほど点が伸びますし、できるようになるとパズルみたいで楽しいのでとにかく量をこなしてください。ただし、構造式は問題の指示に従って書くように意識してください。これを習慣づけると理不尽な減点を防げます。  既に新演習に手を出されているということで、ある程度骨のある練習問題として東北大学の有機をおすすめします。東北大学の第3問は伝統的に構造決定が出題されますが、非常に問題の質が良いです。難易度で見てもちょうど良く大問の中で勾配があるため、基礎知識の定着と思考力の養成にうってつけです。 ・無機の暗記  イオン化傾向列を使うと覚えやすい部分があります。例えば、イオン化列で横並びの亜鉛鉄ニッケルは濃硝酸と反応して不動態を形成するというように、イオン化列で近い位置にあるものは近い性質を持ちます。また、色の暗記では既にされているように資料集を読んで写真で覚えるのがよいです。 ・理論の計算  溶解度については、出した質量が溶液のものなのか、溶質のものなのか、溶媒のものなのかを考えて解いてください。  例えば、食塩の溶解度が20g/水100gであれば、食塩:水の質量比は1:5ですが、食塩:溶液なら1:6になります。これを混同すると正解できなくなるので気をつけましょう。  気液平衡については、気体の量を体積でなく物質量で捉えると混乱しにくいです。ヘンリーの法則では標準状態基準の体積を考えることがありますが、分かりにくいので全て物質量で統一してしまいましょう。(物質量に直すとき、分数のままにしておくと多少計算が楽) ・合成高分子の暗記  そもそも京大には合成高分子は大問としてはほとんど出題歴がありません。しかし、理論の方でイオン交換膜が出題されたりはするので、そこは暗記必須です。ただ、結局共通テストには合成高分子は出題されるので、その対策として繊維やゴムについて覚える必要はあります。  合成高分子はそれまでの化学よりも更に生活に身近になります。身の回りのものと結びつけて覚えてみましょう。例えば、アラミド繊維は強度が非常に強いため防弾チョッキに使われているといった感じで、物質の種類、性質、使用例を一気に暗記してしまいましょう。  また、反応機構に触れると、ほぼ例外のないパターンがいくつかあるだけなので無機に比べて楽に覚えられるはずです。 ・各分野の学習比、京大化学の傾向  まず、京大化学は大問4つ(2科目で180分、1課目なら90分)で、大問1は理論と無機の複合か純粋な理論、大問2は純粋な理論、大問3は有機、大問4は高分子(ほとんど天然高分子)が出題されています。これは10年間変わっていません。  全体を通して、知識を前提に思考力を問われています。記述問題だけでなく、グラフを選択したり、範囲外の内容(マルコフニコフ則やラウールの法則など)を誘導付きで出題してきます。また、数値計算の煩雑さもありますが、物理の問題のように文字のままで計算する問題が多くあり、慣れが必要です。  京大化学では、まず有機と高分子で得点を稼ぐ必要があります。比較的難易度が低く、そうでなくても誘導が丁寧なことが多いです。有機は構造決定と立体化学、高分子は糖ペプチドアミノ酸が多く出題されます。  理論は、結晶構造、電離平衡、気体が多く出題され、中でも結晶は出題頻度が高いです。  無機は全く出題されない年もありますが直近は3年連続で出題されています。対策を怠ることはできません。  以上を踏まえると、有機>理論>無機の順で重視したほうがいいと考えられます。比率に関してはなんとも言えないですが、高2から化学を勉強されているということで、受験前には全分野完成する(化学で7〜8割が目指せる)と思われます。なので比率というよりは不安な分野を都度穴埋めするぐらいでよいでしょう。  最後になりますが、暗記分野は演習をこなしていくうちにいずれ覚えていくと思ってください。演習の比重を大きくしていって、最終的に過去問にまで到達できるようにしましょう。健闘を祈ります。
京都大学工学部 黒澤
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化学
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化学先取りについて
賢明な判断だと思います。東進、セミナーとも信頼できる学習ソースなので、問題ないと思います。 化学は、理論化学、無機化学、有機化学とでやり方が大きく異なります。詳しくは、以前書いた記事「無機化学・有機化学の勉強法」も参照されると良いと思いますが、ここでも説明しておくと、 理論化学は純粋に大変レベルが高い問題が頻出なので、問題演習を極めて多くこなすべき 無機化学は本来難解な分野だが、高校範囲ではそこまで扱わないため、ただの暗記科目と化している。語呂合わせなどのゴリ押しでよい 有機化学は知識を手足のように使いこなす必要がある。知識を入れたら、定着を待たずどんどん問題をといて慣れること。ただし高分子だけは、無機と同じ対応が有効。 という感じです。化学はとても楽しい科目なので、ぜひ得意科目にしていってくださいね。
東京大学理科一類 ひこにー
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化学
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物理 化学 参考書
こんにちは!回答させていただきますね! 《化学について》 私は名大オープンで偏差値80を取ったことがあるので信用してください。 結論としては、①と②では本当にどちらでもいいと思います。モンブランさんが当てはまる以下の状況に応じて決めてください。 ①の方が良い場合 ・化学について質問できる友達、先生がいる。 センサーの弱点は解説が少し心細いことです。その解説でわからない点があった時に質問できる人がいるならセンサーで十分です。 センサーはかなり難しい問題まで収録しており、センサーだけでも神戸大理系レベルなら満点を十分に狙えます。加えて重要問題集までやれば完璧です。 ②の方がいい場合 ・化学について質問できる友達、先生がいない。 ①の場合と逆ならば基礎問題精講を使用しましょう。 基礎問題精講はかなり解説が丁寧です。非常にわかりやすく、理解しやすいのですが、問題のレベルがセンサーに比べると簡単めなものが多いです。なので、基礎問題精講を使用するならば、重要問題集までしっかりやりましょう。 モンブランさんの通っている学校の化学の進度がどのくらいで、モンブランさん自身がどこまで理解しているのかはわかりませんが、神戸大理系ならばセンサーだけで十分対策できます。私はセンサーから重要問題集というルートで勉強したのですが、センサーは3周、重要問題集は10周しました。化学は同じような問題(デジャヴ問題)が多く出ます。なのでパターンを完璧にしましょう。そのためには同じ参考書を周回して全て覚えて、問題に対する思考回路を確立することが必要です。 加えて、おそらく1年で2冊を完璧にするのは難しいです。というか無理だと思います。センサーか重要問題集、どちらか1冊に絞ってやるべきです。どちらをやっても神戸大理系ならば十分すぎます。 《物理について》 私は偏差値73の公立高校に通っていて、校内模試で物理の偏差値75を獲得したことがあるので、信用してください。 結論としては②が良いですね。 私自身もエッセンスに手を出したのですが、あれは要りません。入試に直結する知識は得られません。尚更高3からやる時間はありません。 それならばセミナーで十分です。 加えて、セミナーをするならば良問の風は要りません。 セミナーはかなり難しい問題まで収録しているので、神戸大理系ならばセミナー1冊で十分すぎます。 しかし、こちらも解説が少し心許ないので物理について質問できる人がいる場合はいいですが、いない場合は重要問題集を使用しても良いと思います。物理の重要問題集は問題数も少なく、良問がかなり厳選されているので、やる意味は大いにあります。 また、名問の森はやめておいた方がいいです。今から1年でセミナーをやって名問の森をやる時間は無いです。 セミナーまたは重要問題集を完璧にしましょう。セミナーまたは重要問題集を完璧にすれば神戸大理系ならば本当に十分です。 物理は化学よりもパターン問題(デジャヴ問題)が多く出題されます。なので思考回路の確立が最重要です。定義をしっかり理解し、暗記に頼らず、原理に忠実に問題を解き、1冊完璧にすれば良いです。 最後に、今から神戸大理系に行きたいとなると、本当に時間がないです。進学校の奴らは1年の頃から勉強し続けています。高3に進級した時点でセンサーやセミナーなんて余裕という奴だってゴロゴロいます。時間がないです。 しかし、受かる可能性だって十分にあります。モンブランさんの頑張り次第です。頑張って下さい。応援しています。
名古屋大学工学部 えのりす
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物理
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化学の参考書
お疲れ様です!東工大1年です。 私の経験からすると、重要問題集の問題が完璧ならば、あとは各大学の問題傾向に慣れるだけで、東大も、京大も、東工大も、もちろん神戸大も、8割を安定させることができます。 ですので、ゴール地点を重要問題集にしているのは正解です。 さて、問題は、doシリーズをこなしただけで、重要問題集に太刀打ちできるか、という点です。 doシリーズは、どちらかと言うと、問題集ではなく教科書の類です。解説はとんでもなく丁寧に書いてありますが、問題数自体は結構少ないです。 ですので、doシリーズの後にすぐに重要問題集を始めてしまうと、問題が難しすぎる可能性があります。 そして、重要問題集は解説がかなり簡素なので、貴方の頭の中にある程度の知識と問題の解法が入っていないと、期待する学習効果が得られません。 ですので、私としては、doシリーズと重要問題集の間に、もうひとつ簡単な問題集を挟むことをおすすめします。 例えば、化学のセミナーという参考書は、重要問題集には載っていない超基礎的な問題から、重要問題集の標準レベルの問題までが掲載されており、doシリーズと重要問題集の間の緩衝材としてとても合っていると思います。 これにて参考書に関してのアドバイスは以上になります。 最後に、化学を勉強する上でのアドバイスを差し上げます。 化学は、科目の性質上、ある現象があり、その現象に対して理論的な理由付けを行っている場合が多いです。 つまり、理論の前に現象が先行している傾向があります。 ですので、化学の勉強中に、教科書や参考書に書かれている内容をすぐにすんなり理解出来るとは限りません。 そこで、大学内容の化学の知識がある人に質問できる状態にして、勉強することをおすすめします。 高校の先生や塾の先生が優秀な方でしたらその先生に聞けば良いですし、私に質問していただいても結構です。 とにかく、自分の疑問を解消できる環境に身を置きましょう。 化学は、問題を解く時にやること自体は単純なので、得点の安定が期待できます。 是非頑張ってみてください。応援していますよ。
東京工業大学情報理工学院 はる
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化学
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難関大レベルまでの化学の参考書ルート
半年でこのルートが終われば、本番では7割以上取れると思います。 私もDoシリーズをやりましたが、体験談として、ここからいきなり標準問題精講に飛ぶと解けないと思います。 まずは基礎問題精講を挟んで、(おそらくこれも1周目は解けないと思います)そこから標準問題精講をやることをお勧めします。基礎ができていれば標準も結構スラスラいけます。 ここら辺は理解力の問題もあると思うので、質問者さんなら標準へ進んでも大丈夫かもしれません。 標準問題精講から過去問(駿台の25ヵ年)に接続しても問題ないと思います。 もちろん新演習を挟んでも良いと思います。 6ヶ月で終わるなら全然ありです。 また、理科に関しては実戦やオープンの方が難易度が高いので、そちらの過去問もやるのがお勧めです。 時間制限を設けるかどうかはお任せします。 蛇足ですが、基礎、標準問題精講のおすすめのやり方を書いておきます。参考にしてください。 1周目→全部 2周目→全部 3周目以降→1つ前で間違った問題のみ これで間違う問題がなくなるまでやる。 以上です。頑張ってください。
京都大学医学部 Yu
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