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古文初心者からの自学について

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3/1 17:58
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みこ

高2 奈良県 京都大学志望

京大志望の新高2です。 突然ですが私は中1の時から古文が嫌いで、ずっと避けてきました。現代文は偏差値65とかあっても古文のせいで国語の総合偏差値が10ぐらい下がることもありました。しかし入試を意識するにあたり古文の重要性が見えてきて、やっと古文をやろうという気持ちになれました。でも今までなにもしてこなかったツケがまわってきて、なにから手をつければいいのかわかりません… そこで、自学する為の最初の最初からの参考書、問題集(?)を教えて欲しいです! あと、勉強するにあたって、全体像を軽く知ってから文を読むのと細かく品詞みたいなのを完璧にしてから読むのはどっちがいいですか? よろしくお願いします!

回答

かささぎ

京都大学文学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まずは、文法と単語です。 単語は、今持ってる単語帳があれば、それを使えばいいと思いますし、なかったら、適当な入試向けの単語帳を買ってきたらいいです。 文法の方なのですが、オススメは、河合塾のステップアップノート古典文法基礎ドリルです。 確か、このドリルは30回分なので、2週間くらいで文法を一通り学習でき、オススメです。 このドリルに追加で、高校でもらうような文法書を参考にしていくのもありです。 このドリルと単語帳を2〜3週間くらいでやりこみ、基礎を固めたら、文章の読解に取り掛かりましょう。 はじめは、品詞ごとに分類しながら読むのがオススメです。/を入れたり、名詞には◻︎、助動詞には◯などをつけたりして行くといいかもしれません。 (私は、最後まで/とか、品詞のマークとかをしてました。全部ではないですが…) こんな感じで文章を読んでいれば、段々マークの数が少なくても読めるようになって行くはずです! 私も、みこさんと同じ、高1の春休みに、古文を放置してきたことに焦りを感じ、本格的な勉強を始めました。 真面目にやっていれば、一学期の半ば位までに、それなりに読めるようになっているはずです!頑張ってください!

かささぎ

京都大学文学部

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コメント(1)

みこ
3/7 21:55
ステップアップノート買ってきました!笑 この春休みで頑張ります!ありがとうございます🙇‍♀️

よく一緒に読まれている人気の回答

古文の勉強で最初にやるべきこと
まずは古文単語をやりましょう!英語同様、古文も単語が分からなければ始まりません!ですが今まで進研模試だとしても偏差値70〜80が取れていたということは単語や文法はまあまぁ出来ているのかもしれないですね…でしたらおすすめなのが、自分で古文の文章を現代語訳することです!きちんと訳のついている文章で、自分の訳であっているのか解答の訳と照らし合わせながら確認していくのが良いと思います。これすごい力つくのでおすすめです! ですが、まだ高2とのことですので、単語や文法を完璧にすることが先決だと思います。あとは古文の質問をして下さっているのに言うのもあれですが、古文は高3からでもある程度基礎ができていれば何とかなるのでもちろん古文の勉強も大切ですが、英語などの主要科目をまずは勉強すべきだと思います。余計なお世話でしたらすみません…。
早稲田大学文化構想学部 ライ
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古文・漢文
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古文、漢文を一からやるなら
古文はまずは単語です、というか単語を覚えなければ何もできないです。単語帳は自分に合うと思ったもので良いので、その一冊を6月に入るまでには見出し語は完璧に出てくる状態にしてください。古文単語は英単語とかと違って覚える量は少ないので、早く済ませてしまいしょう。あとは、文法をインプットして問題演習を詰めばセンターなら8割は普通に取れるようになります。 漢文もまずは句形を覚えてしまいましょう。逆に句形さえ覚えてしまえば、漢文の勉強の8割は終わったも同然です。後は文学史だったり漢字の読みを覚えれば大丈夫ですが、まず基本は句形です。 ヤマのヤマでも早覚え即答法でも良いので、徹底して一冊をやりきりましょう。漢文は1ヶ月か2ヶ月あればセンターで満点も狙えます。 とりあえずはこんな感じで勉強していけば大丈夫だと思います。焦らなくて良いので一つずつこなしていきましょう、応援しています。
早稲田大学人間科学部 たーもー
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古文・漢文
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古文漢文の勉強法
ここでは古文と漢文の基礎のおすすめの参考書を紹介します!これをやればあとは共通テストをやり込めば高得点取れるようになると思います! 順番としてはまずは古文の単語と文法から始めることをおすすめします! ⭐️古文 単語帳一冊(読んでみて覚える古文単語315orゴロゴプレミアムなど) 古文が本当に嫌いで苦手だという人におすすめの古文単語帳は古文単語ゴロゴです! これはその名の通りゴロで覚えれられるので古文の苦手意識をかなりなくてしてくれます!単語数もかなり多くのっていて早稲田や難関国公立の古文まで十分一冊で対応できます!! もしゴロが嫌であれば読んでみて覚える古文単語315がいいと思います!語源からしっかり説明してあって正統派の古文単語帳って感じです! どちらも利点と欠点があるのでそれを見極めて使ってみてください!! 文法 富井の古典文法をはじめからていねいに 文法はこちらの富井先生のがおすすめです!基礎の1から教えてくれるので入門書として適切だと思います! 敬語 ただよびの吉野先生のスーパー敬語法という参考書 こちらも非常にわかりやすく、呪文のように覚えられるのでおすすめです! 読解  古文上達基礎編 古文上達をやれば基礎の読解は大丈夫だと思います! 古文はまずはとにかく単語と文法を完璧にしましょう!その次に敬語、読解と進んでいくのがおすすめです! この参考書をやってあとは予想問題や過去問を解きまくるのがいいと思います! ⭐️漢文 次に漢文ですがこちらは早覚え速答法orやまのやまがおすすめです!!その後はとにかく演習をすることが大切だと思います!! 以下がおすすめのルートです! 漢文早覚え速答法orやまのやま→センター過去問、共通テストの予想問題 また、漢文はある程度早覚え速答法で基礎を固めたらどんどん文章を読んで背景知識をつけていくことが大切です。そうするとある程度文章の展開も最終的には予測できるようになって文章が解けるようになっていくと思います! 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントや個別のメッセージでもお答えするのでお気軽にどうぞ!(メッセージは必ず24時間以内にご返信いたします。)
早稲田大学商学部 TR_
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古文・漢文
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古文漢文0から極める。
こんにちは! まず古文は単語と文法から始めるのが大切だと思います! 古文が本当に嫌いで苦手だという人におすすめの古文単語帳は古文単語ゴロゴです!(古文単語ゴロゴプレミアムがおすすめです。)これはその名の通りゴロで覚えれられるので古文の苦手意識をかなりなくてしてくれます!単語数もかなり多くのっていて早稲田、上智の古文まで十分一冊で対応できます!! もしゴロが嫌であれば読んでみて覚える古文単語315がいいと思います!語源からしっかり説明してあって正統派の古文単語帳って感じです! どちらも利点と欠点があるのでそれを見極めて使ってみてください!! 次に文法ですが本当の基礎からであれば今YouTubeで元東進講師の吉野先生がただよびというチャンネルで授業をしているのでこれがおすすめです!吉野先生の声は呪文のように頭に入ってくるのでかなりいいと思います!! その次の問題集ではステップアップノートを使っていくもしくは時間がなければ古文上達基礎編で読解をやりつつ、文法の項目も丁寧にやっていくといいと思います! また、敬語もただよびの吉野先生のスーパー敬語法という動画があるのでこちらもやると古文の基礎がある程度完成してくると思います! 次に漢文ですがこちらは早覚え速答法orやまのやまがおすすめです!!その後はとにかく演習をすることが大切だと思います!! 以下がおすすめのルートです! 漢文早覚え速答法orやまのやま→センター過去問、共通テストの予想問題→過去問 また、漢文はある程度早覚え速答法で基礎を固めたらどんどん文章を読んで背景知識をつけていくことが大切です。そうするとある程度文章の展開も最終的には予測できるようになって文章が解けるようになっていくと思います! 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!) また、UniLink パートナーのオンライン受験相談も実施しています!興味がある方はメッセージよろしくお願いします!!!
早稲田大学商学部 TR_
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古文文法で挫折しそう
再び失礼します。自主的に勉強を始めたのは良いですね。ゴロゴを覚えたというのもナイスです。更に週一で知識のメンテナンスが出来ると完璧です。文法書ですが、「はじめからていねいに」と銘打っておいて分かりにくいのは、いっと さんのせいでは無いと思います。そういうタイトルの本は、0からの初学者でも分かる内容であるべきですから。古文が嫌になる前に早めに乗り換えた方が良いかも知れません。基礎作りに限っては有名な本から始めるのも良いと思いますよ。またスタサプですが、試すのも良いでしょう。何回か見てみて自分に合うかどうか検証して下さい。 当時の私にとって古文の勉強は、一種の知能ゲームみたいなものでした。文を読みながら、知識を基に1から場面を想像する作業は夢が広がって面白いです。また婉曲表現も豊富ですから、それぞれの表現が何を指しているのか考えるのはとても楽しいですよ。 古文はただ文を読んで設問を処理するだけの無機質なものなどでは決してなく、魅力多い分野です。それが分かればしんどさなんて吹っ飛ぶはずです。
早稲田大学政治経済学部 ハミル
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古文・漢文
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古文の勉強法
まずは助動詞などの文法を覚えることから始めた方が良いかと思います。オススメの参考書は 富井の古文文法をはじめからていねいに です。ゴロや覚え方が載っており苦手な人にとっても理解しやすいです。また、並行して古文常識を覚える必要があります。これは マドンナ古文常識 という参考書がオススメです。単語、文法、古文常識は読解の基礎となる重要な要素ですので早めに固めておいた方が良いです。これらが固まってきたら次は読解です。古文が苦手な人向けの読解の参考書は 古文上達(基礎編)、富井の古文読解をはしめからていねいに が挙げられます。特に後者の参考書は読解の技術(主語の判断、敬語の方向)が網羅されているので富井→古文上達の順でこなせば、中堅大学レベルの実力はつくと思います。
早稲田大学政治経済学部 のーしょ
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古文・漢文
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どういう勉強をすれば良いか
 こんにちは、tonaです。勉強は大体どの科目でも基礎をおろそかにせず、問題演習を繰り返すことが大切で、もちろん古文も同じです。最初の方はできないことも多いかと思いますが、諦めず勉強を続けてみてください。ある程度時間をかけることで解決されることもあるかと思います。1)勉強の進め方、2)参考書についてを書いていきます。   1)勉強の進め方  最初は単語と文法の勉強です。これらをおろそかにしていると、いつまで経ってもできるようになりません。  次に、問題演習が大切になります。文章を読めるようにすることと古文でよく聞かれる問題を知ることから始め、きちんと正解できるまでにしていきます。その後文章のレベル、問題のレベルを上げていきます。  その中で単語や文法で処理できない問題などが出てきます。それらは背景となる古文常識などと呼ばれるものが必要になり、その作品が書かれた背景や作者についての古文常識があるとすんなり解けます。これらは問題集などの解説についているので、そこで学んでいけば良いかと思います。  これらが順調に完成すると、どんな文章でも大抵は読むことができ、問題も解けるようになると思います。分からない単語が出てきたとしても文脈で理解することができるようになっていきますので、基礎をしっかりやることは常に意識してください。 2)参考書について  古文単語の参考書は300語くらい入っているものが良いです。持っていたらそれを何周もしましょう。私は『古文単語330』をおすすめしますが、ネットでの評判を見ていると『マドンナ古文単語』も良いと思います。これも実際には300語以上入っているので問題ないです。これらに載っているものを覚えていれば、基本的に問題を解く時に必要な単語として足ります。  基本の文法が足りないと感じたら、まずは『マドンナ古文』をやってみてください。基本事項の参考書的なものです。また、文章を読みながら文法を学ぶのであれば『ステップアップノート』もおすすめです。あまり時間をかけずに進めることが可能なので、最初でやるには気楽だと思います。  問題演習では『古文上達 基礎編読解と演習45』とその復習をやるのが良いかと思います。その後『古文上達 読解と演習56』をやっていくのはレベル的に良いかと思います。最終的に私立レベルの問題に対応するために『有名私大古文演習』や『首都圏難関私大古文演習』までできていれば、過去問なども解き進められ、古文で困ることはないかと思います。  ここまで読んでいただきありがとうごさいます。私の受験期と予備校に関わっていた時期の知識をたどって回答したので、不足していることもあるかと思います。他に聞きたいことなどありましたらコメントしてください。この回答がAさんの今後の勉強の一助となれば幸いです。頑張ってください!
慶應義塾大学法学部 tona
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京大志望高2 古文について
はじめまして。 単語についてです。これはセンターも京大の二次もそうなんですが、単語帳の内容丸暗記はあまり通用しなくなってきています。センターだとよく単語帳の赤字になっている意味で間違いの選択肢を作り、単語帳にあまり載っていない表現で正解の選択肢を作る年があります。なので単語帳の丸暗記だと騙させてしまう。二次はもっとシンプルで、一体一の表現で覚えていると綺麗な日本語を紡げなくて苦労します。どうすればいいかと言うと、言葉のコアになる部分(本質)をイメージとして理解することが大切です。古文単語の語幹とイメージは互換性があるので意外と効率よく覚えられます。そのようなこともあり、マドンナは分からないですが、ゴロゴは私はあまりおすすめしません。初学者の取っ掛りとしてはいいと思いますが、少なくとも京大を目指す人が使う単語帳としてはあまりにも不十分過ぎると思います。そこで私が使った単語帳を紹介します。「解法古文単語350」。私が通っていた予備校の講師が出している単語帳で、本質的なイメージはもちろん、その単語が用いられる構文、設問&解答パターンが網羅されており、付録で古文常識が記載されています。とても盛り沢山な単語帳です。これめちゃくちゃおすすめです。 文法について。言うことは一つ、助動詞と敬語を押さえろ、です。古文は文脈が命です。よく問題集で「文脈判断により答えはこれ」みたいな質の悪い解説を見かけますが、正直古文は文脈が分かればほとんど解けます。具体的には和訳と状況の因果関係です。問題なのはどうやって文脈を判断するか。その手がかりになるのが助動詞と敬語です。助動詞によって、その述語部分の状況が分かります。敬語によって、その主体が分かります。この作業繰り返して、和訳・状況の因果関係を把握し、文脈を押さえていきます。おすすめの参考書等は特にないですが、一覧表と識別方法が載っているのにしてください(むしろ載っていない方が少ないかも)。 読解について。センターだったら単語と文法が出来ていれば特に対策はいらないと思います。二次にはその2つに加えて構文や古文常識が必要になることが出てきます。この単語が出た時はこの要素とこの要素が必要になってくる(ないと状況がわかりにくくて減点対象になりうる)、この行動にはこのような背景があるなどなど。対策としては、上述した「解法古文単語350」で充分網羅できます(だからこそ私がこんなにも推している笑)! 色々書きましたが、高2の段階でそこまで高い意識で古文を対策しようとしているだけで十分な対策は出来ると思います。単語→文法→読解の順で時間がかかるので、あまり古文に重しを起きたくないor思いの外負担になるようだったら、この順番で手をつけ始めるとよいと思います。読解は1ヶ月くらいあれば対応できます。頑張ってください!
京都大学農学部 31
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全然わからない
こんにちは! 古文はまず、古語を覚えましょう。敬語も合わせても350程度なので高2の今からやれば高3で受験生になってからすごく楽だし、模試も良くなるとおもいます(^o^) 読む時のコツとしては、文や会話の主語は誰なのか(敬語が使われていたら相手は目上の人だとわかりますね!)をきちんと把握することです。 私が使っていた古語集は『みるみる覚える単語帳300+敬語50』です! 漢文は句形をマスターしましょう。完璧に! 再読文字、置字など基本的なことからしっかり抑えていきましょう。読む時は場所、人、再読文字などに印をつけましょう。□○△など、印は変えてずっと貫いてくださいね。この2つができれば漢文は得点源です。満点も狙えます。 私が使っていた句形集は『漢文必携』です! センターでは漢文古文でどれだけ満点近くを取れるかどうかがカギになると思います。 がんばれ!🌸
早稲田大学人間科学部 あめちゃ
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古文の勉強法
こんばんは!日々の勉強おつかれさまです。 慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。 よろしくお願いします。 今回は、①古文の勉強手順の確認 ②具体的な勉強法 について書いていきたいと思います。 ぼくも質問者さんと同じく、古文が全くできませんでした。しかし、受験直前の12月に早稲田を受けることを決意し、約2か月の勉強で古文を仕上げ、早稲田レベルまで実力を引き上げることに成功しました。この経験も踏まえながらアドバイスされていただきたいと思います。 まず①について ・古文の勉強の大きな流れとしては、基礎知識の習得→読み方の習得→演習+文化史 になります。意外とシンプルです。 ・基礎知識の習得とは、古文単語および文法のことです。まずこの2つをしっかり習得しなければ、古文を解釈することはできません。 ・読み方の習得、これが最も重要です。単語と文法を駆使して、どのように古文を読んでいくか、解釈していくかを学習します。 ・基礎知識と読み方を習得したら、後は演習していくだけです。 ・文学史は、高3の秋〜冬からやれば間に合います。(ぼくは1月から始めました。)早稲田などで出題されますが、配点はそこまで高くないので、あまり時間をかけない方がいいと思います。基礎知識と読み方を習得することに重点を置くべきです。 次に②について ・ここから、参考書等を紹介しながら、各手順の勉強の詳細をお伝えします。 ◎単語 ・単語帳は、桐原書店の見て読んで覚える古文単語315をおすすめします。暗記の助けになるイラストや語源解説が各所に散りばめられていますので、飽きずに学習できると思います。 ・ぼくは、単語帳にある315の単語+40の慣用句を古文単語→現代語訳の順で音読しながら、7周ほどやって覚えました。 ・古文単語は、1つの語に対して意味が複数ある場合が多いので、音読しながら覚えることをおすすめします。 ・この単語帳にある見出し語を覚えれば、基本的にどの古文でも読めるようになります。早稲田でも困りませんでした。 ◎文法 ・文法は、河合塾の古典文法ステップアップドリルを使い習得すると良いと思います。 ・特に後半の敬語と助動詞・助詞の識別は大事です。繰り返し取り組み、自分のものにしましょう。 ・ぼくは、動詞や形容詞、助動詞の活用表は繰り返し音読し、身体に染み込ませ、演習問題は問題を1問やる→答え合わせ→次の問題→答え合わせという要領で、答えは紙に書かず、目で解きました。時間がなかったので。 ・全体を3周し、助動詞・助詞の識別と敬語の部分はさらに2周しました。 ・経験からの話になりますが、文法は完璧を目指しすぎない方が良いです。というのも、ある程度覚えた後は、問題に取り組む中で慣れていった方が定着が早いためです。 ◎読み方・解釈 ・ここが古文の肝です。ぼくはこれが受験直前の12月まで全く分からず、勉強が捗りませんでしたし、やる気も出ませんでした。しかし、これが分かってからは信じられないほど、古文が読めるようになりました。 ・そこでおすすめなのが、駿台文庫から出ている古文解釈の方法という参考書です。 ・単語と文法という基礎知識を使い、どのように読んでいけば良いかが詳しく説明されていて、「あ、こうやって読めばいいのか!」というのがズバリわかる一冊。 ・たまに、感覚で古文が読めると言う強者がいますが、ぼくはいつもなんで感覚で読めるの?と思っていました。ただ、この参考書は、基礎知識を利用した論理的な読み方を指南してくれているので、すごく納得できましたし、どんな問題でも通用する読み方が身につけられます。 ◎演習 ・基礎知識と読み方・解釈の方法がわかれば、後はそれを問題演習で自力で使えるように練習を積むのみです。 ・ぼくが1冊目の問題集として使用したのが、駿台のセンター試験短期攻略古文です。センターレベルの良問が10題掲載されているもので、解説が丁寧で、問題数もそう多くないので、時間がなかった自分にとっては最適な一冊でした。 ・今年から、センター試験は共通テストへと変わるため、この参考書は共通テスト短期攻略古文などと変わっていると思いますが、それでもおすすめできる1冊です。 ・これは、問題→答えまでのプロセスを意識して、3周ほどしました。 ・問題演習で大切なのは、丁寧な復習。古文に限らず、読解系のものには、問題→解答の手がかりを探す→解答根拠の発見と決定→解答という、正しい論理にもとづいた一連のプロセスがあります。これを常に意識すると、読解系は上達します。 ・後は、通っていた河合塾の冬期講習、および直前講習を受講し、その教材を丁寧に復習しました。これで早稲田の過去問でも7割程(合格点レベル)取れるようになりました。 ・ぼくの場合、古文を勉強した期間は2か月と非常に短いです。(なんとか間に合いましたが、時の運にも恵まれたので、早くからしっかり勉強してください。笑)なので、問題集はあまり薦められませんが、河合塾の中堅私大古文演習等の予備校から出されている問題集は、比較的解説も詳しくおすすめです。 ・自分の周りの早慶に受かった人は、Z会の古文上達や先程挙げた河合塾の中堅私大古文演習などがおすすめと言っていましたので、そのあたりの問題集の中から自分の肌に合うものを選ぶといいと思います。あまり細かいアドバイスができず、すみません… ◎文学史 ・文学史は、早稲田やマーチの一部で出題されます。配点はあまり高くありませんが、短期間で対策可能なので、直前で良いので対策しておきましょう。入試では、1、2点が合否を左右することも少なくないので。 ・ぼくは、先ほど紹介した古文単語315の巻末にある文学史の年表を使い対策しました。 ・文学史で押さえるべきは、ジャンル(勅撰和歌集や軍記物語など)、作品と作者、年代です。これが1度に押さえられるのが年表です。単語帳の巻末の年表で上記の項目を押さえれば、大概の問題は対応できます。 ・単語帳の巻末の年表の代わりとしては、学校等で配布される国語便覧の文学史年表等が使えます。 ◎お詫び ぼくは、スタディーサプリについては詳しくないので、活用方法をアドバイスできません。この場をお借りしてお詫びします。申し訳ございません。 かなり長くなってしまいましたが、以上になります。少しでもお役に立てれば嬉しいです。古文で大切なのは、単語・文法、そして読み方です。これをしっかり身につけられれば、必ずできるようになります。頑張って! それでは失礼いたします。
慶應義塾大学文学部 ネギタコ焼き
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