高2偏差値39の商業高校から早稲田
今から始めたとして、東大は無理ですが、早慶レベルはほぼ確実に受かります。といっても、やる気と正しい勉強法は必須です。
まず、早稲田大学商学部にこだわるのならば、そこに特化した勉強をするべきです。早稲田の商学部を志願する他の受験者の多くは併願で、第一志望が国立だったり慶應も受けたりしています。偏差値39の商業高校から早稲田に受かるというのはかなり大変だと思いますが、アドバンテージがあるとしたら早稲田の商学部の対策に集中できるという点であり、このアドバンテージを生かして合格するのが1番現実的だと思います。この戦略でいくと他の大学の対策はほぼできないと思った方がいいですが、それでも早稲田の商学部に行きたいという強い気持ちがあるなら、可能性は全然あります。
早稲田の商学部だけに集中する覚悟があるのなら、次に勉強法の話をしましょう。
私は偏差値72の高校に通っていましたが、それでも早慶に落ちる人はいました。というのも、その人たちは勉強時間が少なかったり、意味のない効率の悪い勉強をしていたりしたからです。つまり、逆も然りということで、偏差値39の高校に通っていたとしても、受かる可能性はゼロではないということです。
試験科目は英語、国語(現古漢)、地歴だったと思いますが、この中でも最も重要なのは英語です。英語は早稲田レベルになってくるとみんなできて当たり前の世界です。質問者さんはそのレベルに持っていくまでにかなりの努力が必要になってくるとは思いますが、配点的にも英語は落とせない教科です。まずは基礎の文法と単語から始めましょう。本屋に行って参考書を眺めてみて下さい。わかりやすそう、見やすいなと感じたものを一冊買って、それを極めましょう。おすすめはポラリスです。
国語は、古文と漢文がとにかく大事です。ここは知識さえあれば点が取れる範囲なので、ここで点を稼げるようにしましょう。漢文は早覚え速答法、古文は古文上達基礎編がおすすめです。
日本史はとにかくはやく一周通史を終わらせましょう。早稲田はかなり細かいところまで聞いてきますので、単なる単語の暗記では対応できません。基本事項を完璧にした上で、歴史の流れの中で因果関係や単語同士を結びつけていく作業が必要になってきます。といっても最初のうちは難しいと思うので、『書き込み教科書』を用意して、何周も読み込むところから始めるのが良いと思います。
頑張ってください。応援しています。