落ちこぼれからの逆転合格
センター試験について、主にお話ししたいと思います。センター試験は、比較的易しい問題をいかに早く正確に解けるかというところが勝負です。その点を意識しておいてください。
数学は、基本レベルの法則、解法、公式をしっかり覚えて使えるようになること、そして計算技術を高めること、この2点でかなり高い点数が取れると思います。また、時間が足りないことに悩むようであれば、ちょっとした計算テクニックを覚えて用いるのも一手でしょう。ここは人それぞれ合う合わないがあると思います。
化学も基本的には数学同様です。基本をしっかり叩き込みましょう。特に無機化学は暗記勝負です。早めから自分なりに対策することをお勧めします。あと、最後に学ぶ有機化学はどうしても習得が遅れて不安要素になりやすいです。予習復習を早い時期から用いて、他の学生から一歩リードしましょう。
センター試験9割を目指す場合、点の取り方としては、理系教科と英語で9割5分を目指しましょう。この点を必ず取れと言うものではありませんが、国語は比較的安定しにくいですし、社会も、科目によるとはいえ9割を取ることは簡単ではありません。理系と英語はコツを掴めばかなり高いレベルで点を取れますので、傾向を見極めてセンター試験のプロになってください。
正直、ここから先は模試の点が伸びなかったり、点が取れなかったりして不安になることも多いと思います。しかし、こう言う時もあまり気にしないことです。模試は模試です。センター試験とは、実は問題の感覚も難易度も異なります。対策には本試の過去問を用いて、目標との距離を測ってください。
夏休みのことですが、全科目バランスよく勉強することをお勧めします。履修できていない部分は予習しておくと、ライバルたちに差をつけられるでしょう。また、センター試験の勉強に偏り過ぎることもないよう。まだ夏休みですから、しっかり基礎固めから、それができたら二次対策まで、時間の許す限り幅広くこなしてください。
おまけで、数Ⅲのお話。数Ⅲだからと言って余計な警戒をしないことです笑 これまでの数学と同じように学んでください。実は、これまでのまとめ的な部分も多く、学びやすいとも言えますし、復習にもなります。基礎を知って練習、演習すると言う基本的なことを続けてもらえれば、過度に苦しむことはないでしょう。
以上です、長々とすみませんでした、健闘を祈っています。