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有機化合物」の検索結果

無機、有機化学
自習用であれば"福間の無機化学"、"鎌田の有機化学"が網羅的であり、無難です。個人的な感想ですが、福間の無機化学はとてもよくできており、量は多いものの完璧にモノにすれば知識面は充分かと思います。一方鎌田の有機化学は、こちらも良くできてはいるが説明にクセがあったり若干網羅性に欠ける気がしました。また、有機化学に学ぶ際には無機化学の知識も必要となります。以上から、私はまずは無機化学を自習するのが良いと考えます。福間の無機化学に演習題がいくらかありますが、重要問題集A問題を合わせてやればオッケーです。有機は無機化学をかなりやってからの方が効率がよいと考えて下さい。
東京大学理科一類 taka5691
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化学
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有機化学と無機化学の学習法
化学の分野別の学習量の多さは、理論:無機:有機=3:1:1くらいです。圧倒的に理論化学が難しく、点数が取りにくい。 よって、理論分野と無機・有機分野では、勉強法は全くといっていいほど違います。 理論分野は、覚えることは物理並みに少ない(ただし酸化還元の酸化数だけは暗記必須ですが)と同時に、計算量が非常に重い問題が多く、特に蒸気圧などを用いた気体の問題や、酸と塩基の平衡が絡んだ問題は、ただひたすら重い問題を解いて慣れていくしかありません。 それと真逆なのが無機分野です。 各元素の特徴など、特に色なんかは、語呂合わせなどで楽しく覚えていきましょう。例えば、斜方硫黄と単斜硫黄、どちらが安定か覚えるなら、二つで違う感じを用いているところに注目して、「方」と「単」、これらをそれぞれ床に置いた時、どちらが倒れにくそうか考えれば、「方」がより安定しそうなのは自明です笑。また、クロム酸イオンと沈殿を形成する元素は「バリウム 淡黄 鉛 黄 銀 赤褐」をまとめて、「バター王亡き銀世界」と覚えたり。 暗記が多いといっても、英語に比べれば可愛いものですから、そういった「ごり押し」で十分です。 あとは、一問一答形式の問題集で確認して、最終チェックとして入試で出た問題を扱えば、それで十分なレベルに達します。 有機分野は無機分野よりはとっつきにくいです。まずは、アルカンから順番にじっくり理解していってください。 理解したら、参考書を見ながらでいいので、問題をどんどん解いていきましょう。有機は、問題を解くときに踏む思考プロセスが非常に多く、分からないときに解答を読んでもさっぱり分からないことが多々あります。その分、解ければ、基本わかっているということなので、最終的に自分の知識以外何にも頼らず解けるように進んでいってください。 最終盤の、高分子化合物だけは、特殊かつ厄介なところがあります。ここも、無機分野と同じように、暗記から攻めていきます。有機前半と同じように問題演習していってもちっとも身につかないです。 まとめノートは、無機分野に限り作ることを強く推奨します。大した負担にはならず、大事なところだけまとめれば半日で終わ理ますしね。 理論化学と無機有機はかなり独立な分野です。理論が全くできないが、無機有機は無敵、という人もいます。復習はいずれ完了させなければなりませんが、まずはどんどん進んでいきましょう。 ただ、化学によって英数がおろそかになるのは非常にまずいので避けたほうがいいですね。
東京大学理科一類 ひこにー
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化学
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有機化学の参考書
参考書や問題集を選ぶときは、自分に合っているものを選ぶのが一番大切です。よって照井式を選ばれるのが良いと思います。 もちろん、ネットや周りの評判が高い参考書や問題集はありますが、そういった参考書や問題集が合わない方もいらっしゃいます。 基本的に本屋に並ぶ参考書や問題集はしっかりとしたものがほとんどであり、書いている内容にはほとんど差はありません。従って、学習効率を最も高めるためには、自分に合う参考書や問題集を選ぶことが大切なのです。 有機化学はしっかりと勉強すれば得点源にできる分野になります。最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています。
大阪大学工学部 yoshi
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有機化学の勉強法
こんにちは! その気持ちすごくわかります。私も有機化学を習った当初、何を覚えれば良いのかがわからなくて苦手でした。教科書を見ても結局どこを暗記すべきなのか分からず、かなり苦労しました。 なので私は参考書に頼りました。私は「鎌田の有機化学」という本を読んで勉強しました。覚えるべき所が四角で囲ってあり、無駄な情報もほとんどなく覚えることができました。他の参考書でも良いですが、参考書で学ぶのも検討されてはいかがでしょう? 確かに構造決定はパズルみたいな感じです。問題文に書いてある情報を組み合わせて構造を決定していきます。覚えてある程度練習を積めばその感じがわかるかもしれません。 また、構造決定は問題文の最後の方の情報から拾っていきましょう。構造決定の問題文の最初は分子量や二重結合がいくつあるかなど抽象的な情報が多いです。稀に分子量を見ただけで構造を予測することができますが、難関大だとそんなテンプレみたいな問題は出ません。基本的には、後ろの情報から見ていきましょう。 また、分子量が150を超えるような大きな分子量になるとベンゼン環が入っていることが多いです。ベンゼン環が含まれているものとして考えても良いと思います。私の体感だと、150を超える分子量だと9割以上ベンゼン環は入っていると思います。 有機化学は最初は要領が掴めず戸惑うかもしれませんが、確実に得点源になる分野だと個人的には思っているので是非得意にしてほしい分野です。頑張って下さい!
東京工業大学第三類 たまちゃん
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無機•有機の勉強
 文字列の暗記ではなくてできる限り理由を理解して学びたいということであれば、化学の新研究という参考書はかなりおすすめです。情報量は死ぬほど多いので全てを読むのは現実的ではないですが、反応や現象の背景の説明が多く載っています。辞書的に扱うと理解の手助けになるとは思います。  ただし無機(、有機)は所詮暗記分野なので理由にこだわりすぎるのも得策とは言えないでしょう。暗記で済むものは暗記、理由が気になるものは新研究を参照、というように上手に活用して欲しいです。
東京大学理科一類 Atom
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無機、有機
簡単に有機と無機について説明します。 有機 構造決定の問題はどれだけたくさん問題を解いて経験値を積めるかがカギになるも思います( ^ω^ ) インプットよりアウトプットを重視しましょう!! 無機 有機とは逆で暗記が多くをしめ、どれだけたくさんの知識を入試までに詰め込めるかがカギになります! そのためアウトプットよりインプットを重視してください( ^ω^ ) 時間は1.5時間を有効活用するしかありません!! また、有機はまとめて1.5時間を確保するようにしましょう。逆に無機は30分を3回などに分けて行うと頭に残りやすくなりますよ 応援してます📣
早稲田大学創造理工学部 tatsuya1013
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有機化学の勉強比
そんな感じでいいと思います。 有機はある程度勉強したら構造決定問題をやって、そこで忘れていたor知らなかった知識をテキストで確認していました。 構造決定問題は慶應に限らずよく出るので絶対に得意にした方がいいと思います。慣れれば確実に満点の取れるお得分野です。 応援しています!
慶應義塾大学薬学部 あき
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東大化学対策
「理論、有機ともに終了しており」というのがどのレベルまで終了しているのかが分かりませんが、重要問題集のA問題レベル(入試頻出問題レベル、MARCH以下レベル)はスラスラ解けるレベルと仮定して書きます。 まず、有機化学の分野では構造決定の練度を上げていきたいですね。普通の構造決定の問題が出た場合、なるべく時間をかけたくないのである程度構造決定に慣れてきたらスピード重視で演習しましょう。 高分子を勉強する時は、天然高分子を先にある程度できるようにしてから合成高分子に入りましょう。 アミノ酸、糖類の問題は構造決定と似た感覚で解けるので、構造決定に慣れた状態で、暗記事項をしっかり頭に入れて演習すれば大して苦労しないと思います。 最後に合成高分子ですが、基本的に暗記です。 計算問題もありますが、暗記をした上で解けば化学というより中学数学に近いような計算なので慣れれば面倒なだけで簡単です。 理論化学については、まず、重要問題集のB問題(MARCH~早慶、旧帝レベル)は解けるようにして、その後、化学の新演習のようなレベルの高い問題集を買い、進めましょう。個人的な意見ですが、どんな化学の難しい計算問題も典型問題を組み合わせて難しく見せてるだけだと考えてるので、理論化学は問題を解いて慣れあるのみだと思います。 無機化学に関しては、これはもう暗記するしかないのですが、化学の新研究という参考書には色々本質的なことが書いてあって少しは楽しく暗記できるかもしれません。 それと「化学 無機」というアプリがあり通学時など隙間時間にやると覚えられます。僕もこのアプリで無機化学は覚えました。 一通り問題集が終わって化学に慣れてきたら、東京大学を始め、難関大学の過去問を解いてみるといいと思います。 東京大学の化学は2020年以前と今では難易度が全然違い、昔の問題は今と比べかなり簡単です。 東京大学の他におすすめの大学をまとめておきます。 ・京都大学 ・東京工業大学(計算問題) ・東北大学(有機化学) ・横浜市立大学(有機化学) また、早慶の問題も良問とはいえないものの演習の練習にはなります。 滑り止めで受ける予定があれば解いてみてもいいと思います。 最後に、絶対に覚えておきたいテクニックの紹介ですが、 ステアリン酸が3個くっついてる油脂の分子量は890 これは覚えましょう。 これを覚えると 分子量888の油脂→ステアリン酸×3の油脂より水素原子が2個だけ少ない(脂肪酸に不飽和結合が1個ある) 分子量886の油脂→ステアリン酸×3の油脂より水素原子が4個だけ少ない(脂肪酸に不飽和結合が2個ある) 分子量862の油脂→ステアリン酸×3の油脂よりCH₂が2個だけ少ない のように油脂の構造決定が格段に早くなります。 何言ってるのかわかんねえよって思ったら「油脂 分子量 890」と検索してください。 僕より分かりやすい説明をしてくれてるサイトがあると思います。 拙い文章ですみませんでした。 頑張ってください!
早稲田大学創造理工学部 おしろ
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有機勉強をするか理論分野復習
東工大の入試に詳しくはないですが、一般に有機をやるには理論、無機をある程度固めてからが良いと思います。有機には理論や無機の知識を必要とする内容があったように思うので結局は理論無機を終えてからでないと効率が悪いです。そこまで焦らなくても間に合うので、とりあえず今は理論、無機の順に固めることに集中して下さい。有機はそれが終わったと言える状態になってからです。特に理論を固めるのは今のうちなので苦手分野が残らないようにしましょう。
東京大学理科一類 taka5691
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東大化学対策
こんにちは! 現在東京大学理科二類に通っています。ホルムンクスと申します。私の経験に即して東大の化学の対策についてお伝えさせて頂きます。よろしくお願いします。 まず夏冠の化学において、有機化学の範囲はほぼ脂肪族、芳香族に限定されています。これは恐らく高校での授業進度を予備校が考慮してくれた結果でしょう。しかし、もしかしたらグルコースやアミノ酸などの分野も出題されるかもしれません。(実際に去年のオープンで出題され、ボコボコにされた覚えがあります。)とは言え、あくまで脂肪族と芳香族を固めるのが最優先だと思います。高分子についてはほぼ出題されないと決め打ちして問題ないと思います。 続いて、理論や無機も含めた東大化学全般の対策についてお話します。 理論は重問や新演習などの網羅系参考書を用いて、各分野の基本的な計算を完璧にして、すぐ解法が思い付くようにしていました。その上で、東大化学は分量が非常に多いため、速く解ける且つ答えを正確に出すことが出来るようにならなければなりません。そのためには冠模試などの過去問を利用して東大化学の形式に慣れかつ時間配分も考えておきましょう。ちなみに私は先に理論・無機を確実に解き、有機は余った時間で最後に回していました。というのも有機は構造が決定できずに泥沼にはまって無駄に時間を食ってしまう可能性があったからです。 また、理論や無機では序盤の問題を確実に得点することを意識していました。各問題の最後の方を解ける人は受験生の中でも多くないので、みんな解ける序盤の問題だけは確実に正解するべきだと思います。なので最後の方の問題は積極的に飛ばして次の問題へ進んでいました。 無機については、とにかく知識を増やし、穴を無くしていくことです。これに関しては東大の冠模試の過去問でも対策になりますが、共通テスト模試などの問題でも十分に対策になります。私が実際にやっていたこととしては、問題を解いて抜けていた知識をそれ用のノートにまとめ、後で復習できるようにしていました。無機の知識は理論や構造決定で役立つこともあるので、なんぼあってもいいです。限界を設けずいろんな知識を吸収していくことを心がけていました。 以上が私の経験に基づく化学の勉強法の薦めです。 化学は一度掴めば安定した得点源になりうるので頑張ってください。質問者様のこれからの勉強を影ながら応援しております。頑張ってください。
東京大学理科二類 ホルムンクス
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化学 期限 
こんにちは! 東進などで受講されている場合ですと、 それでも可能かもしれませんが、 理論の基礎を使って 無機の暗記量を減らした勉強をする。 また、理論の知識を無機で活かした経験から、 有機の多岐にわたる反応原理を理解することができるので 基本的には、 理論→無機→有機の順番での学習がおすすめですよ! 学校の授業のスピードにもよりますが、 習い終わった単元を一つずつ、 早稲田レベルまで確実に仕上げて、 過去問の対応分野を周回していけば、 早稲田プレでも取れることが可能ですよ! ※有機が高3のギリギリに習い終わる場合は、 早めに対策する必要があります。 化学は単元数が多いので、 苦手単元が複数個ある子が多いです。 早稲田化学は、 はっきり言って相当難易度が高いので 苦手分野があっては話になりません。 化学の全分野のテキストを作成しているので、 もし助けが必要でしたたら、声をかけてください! 必ず力になれますよ🔥 では頑張っていきましょう!
九州大学工学部 kagaku1234
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化学独学 勉強する順序
オススメは理論→有機→無機です。 学校などでは有機と無機の順番が逆かと思いますが、最後に無機をやることで今まで横並びだった知識が縦に繋がるような間隔があってオススメです。 また無機ははっきり言って暗記分野なので、理論→有機と勉強しつつ同時並行で無機を少しずつやる、とかもオススメです。 参考書ですが、Doシリーズ鎌田の〜化学とか福間の無機化学とかがオススメです! 応援しています!
早稲田大学教育学部 うどん。
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単元別難易度
難易の感じ方はその人の理解の仕方や教えられ方による部分はあると思いますが、一般的な方法で教えられた場合の話をするのであれば、以下のようになるかなとおもいます。 理論化学:問題形式は計算問題など、問題の状況を理解してその場で考えていく問題が多い。化学反応式や、公式など基本的な部分は覚えなければいけないが、総じて暗記量は少なめ。一方で、理解できないと基本問題はテンプレで解けても応用問題は解けないため、理解が重要になる。 一般的に平衡を苦手とする人が多い。 無機化学:基本的に覚えることは多い(無機に関してはわかっていないことが多すぎて体系化が難しいらしです。)本当に暗記が多い。ただ、暗記してしまえば、問題は解ける。確実な暗記が必要な金属の推定などは覚えていないとできないので、難しいかもしれない。 有機化学:無機ほどの暗記量はないものの電子論という考え方を習わない限りは一定量の有機化学反応の過程を覚えなければならない。また、無機と違い、覚えたから解ける問題は少なく、覚えてからも一種の脳トレのような感じで構造決定の問題を解く必要がある。有機化学反応の特徴や流れを覚える必要があり、また、指定された条件から推定する必要があったり、難しいものでは、知らない有機化合物が答えになることもあるので構造決定が難しいと言える。
東北大学工学部 さくまる
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化学 知識の定着
化学は資料集がめちゃくちゃ役立ちます!!図や写真で視覚的に覚えておけば、応用が効きますよ✨ 溶液は何色なのか沈殿はあるのか、何を入れると解けるのか、言葉で覚えようとすると大変ですが図や写真なら一発!!言葉で覚えるのが好きなら語呂合わせがオススメです笑 また、有機は構造決定の問題が多いと思いますが、反応の流れと構造物の変化の仕方をきちんと理解しましょう💪大事なのは流れです!どういう意図でその試薬が使われているのかを順を追って考えると最終化合物が見えてきます。演習することで知識の定着も早まるので、ある程度覚えたら(完璧を目指さなくて大丈夫)演習でガンガン知識をアウトプットする練習していきましょう!! 頑張ってくださいね😊特にこの単元が〜とか聞きたいことあればDMでどうぞ〜!!
九州大学農学部 たま
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無機、有機のまとめノートについて
こんにちは! 現役時代化学をかなり得意としていた(全統模試で偏差値75程度)ので、回答させてもらいます! まず無機についてですが、今のままで大丈夫だと思います。無機は覚える部分が多く、知識的なつながりを覚えておかないといけません。また、どんなに難しい大学でも、無機は覚える部分しか出ないので、得点可能です。無機は、「覚えたことをそのまま解答すれは得点に直結する分野」ですので、今やっていることをそのまま継続して覚えていきましょう! 次に有機ですが、有機は無機とは違い、「覚えたことを活用してパズルのように解いていく分野」です。ですので、知識的なところを覚えることばかりに集中していては、なかなか点につながりません。ですので、発展的な内容をたくさん解き、足りなかった部分はその時々で振り返るのがいいと思います!東工大レベルとなると難しい構造決定の問題が出題されるはずですので、とにかく構造決定を解きまくりましょう。分からなければ脂肪族や芳香族などそれぞれ戻りましょう!教材はセミナーの発展問題や重要問題集がいいです!
九州大学経済学部 riku
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化学
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夏の東大実践に向けて
化学に関しては、夏は第一問で有機分野は出ます。ただし、高分子の部分は出なかったと思います。無機は第二問と第三問で出るかもしれないし、出ないかもしれません。 そして質問者さんの「化学は夏までに間に合わせることが可能なのでしょうか?」という問いについてですが、「間に合わせる」とはどのレベルに持っていくことを言っているのでしょうか?一通りさらって基本だけ頭に入っているというレベルを目標にしているなら、恐らく可能でしょう。ただ、「間に合わせる」というのが東大の入試問題が解けるようになるレベルなら無理でしょう。 どうしても今から高二の夏までに東大の入試問題レベルが解けるくらいまで持っていきたいなら、他の科目の勉強を捨てて化学に注ぐ、とかそういうふうなことをしたら、もしかしたらいけるのかもしれません。ただ、そうするとこれから習う国数英の分野に穴ができて、結局受験生の時に今度はそこを基礎から埋めていかなければいけなくなるので、かえって非効率でしょう。 少し質問の本筋から逸れますが、実は僕も質問者さんと同じく普通の公立中学から高校受験で都立高校に進み、現役で東大に合格しました。中学受験もしていません。そんな僕は、ぶっちゃけ僕は高3の夏の東大模試で化学60点中12点しか取れなかったけど、夏休みと秋に詰めていって最終的には周りと遜色ない点数を本番で取ることができました。 そして結局何が言いたいかというと、「高二のうちに物理化学を完成させる必要は全くない」ということです。それよりも国数英を今はひたすら固めてください。特に進度の遅い公立高校出身者は。だって入試の点数配分を見てください。国語80,英語数学は120ずつ,物理化学は60ずつですよ?科目別に見たら物理化学は国語よりも配点が低くなっています。「高二のうちは理科よりも国数英を固めろ」と言ったのはこういうわけです。仮に高二で理科やりまくったから、受験生の時、配点の小さい物理化学はいい点取れるようになった、けど配点大きいのにやってなかった数学英語ができない、ってなっていたら本末転倒じゃないですか? また、僕は高三の夏の模試で理科が悲惨でしたが、実は国語と英語は夏の模試時点である程度完成できていたので、夏休み以降は理系科目ばっか解いていくことができたので、その点数をどんどん伸ばせていけました。このように、「いかに三年生の時に国語と英語に時間を割かなくて済むか」というのも大事だと思います。 長々と書いてしまいましたが、高二のうちから東大模試を受けるなんてすごく意識が高くて素晴らしいと思います。ただ、その模試でいい点取るのももちろん大切ですが、あくまで大切なのは高三で合格すること。そう考えると、夏までに付け焼き刃で理科を一気に仕上げるよりも、今は入試での配点がの大きい国数英の土台を地道に作る方が賢明だと思います。ですので、無理に夏までに化学をやり切ろうとしなくても良い、というのが僕の個人的見解です。ご参考になれば幸いです。
東京大学理科一類 てこ
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模試
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化学の面白み
こんにちは。何を面白いと思うかは人それぞれかと思いますが、個人的な意見を紹介しようと思います。参考になれば幸いです。 化学というのは私たちの身の回りのものほぼ全てに関係していると言っても過言ではありません。物理や生物も化学と深く関係があり、お互いに独立した教科では決してありません。身の回りで化学が関係してないものを探せという方が非常に困難です。例えば、材料。基本的に身の回りのものはなんらかの原子や分子で構成されているわけです。それらの性質に注目するのも面白いでしょう。さらに、現代ではより高性能な素材を開発するため、複数の金属を組み合わせたり、加工したりして新たな素材がたくさん開発されています。素材を作るって面白いですよね。素材なんて、物を作るときの基本ですから、それが大きく変われば世界も大きく変えることができます。僕はこれがすごい面白いなと思いました。 また、化学といえば実験も特徴的でしょう。学校で実験などしたことありますか?実際に自分の手の中で反応を起こすことができるなんて面白いですよね。化学者になったみたいでかっこいいですし。実験に興味があるようであれば、動画サイトや資料集などで実験のことを調べてみれば良いと思います。とくに動画で見ると自分ではできないような面白い実験がたくさん見れたりしますよ。 また、料理や食材などにも多くの化学を発見することができます。料理なんて化学でできているような物ですよね。それに、食材の加工にもたくさんの化学が使われています。私は食材の裏の成分表示?みたいなものをつい確認してしまいます。有機化学をしっかりと勉強すれば、意外と自分の知ってる物質が多かったりすることに気づけます。これは、こんな性質を持っているからこんな役割として配合されているんだろうなぁとか、あ、これは構造式書けるな、など考えるのは面白いです。 身近な物に見出した化学から派生して勉強することで、印象に残り、記憶しやすかったりします。そうしてるうちに点と点が線になって、知識が整理されたりすることもあります。 化学は、平衡が元になっているものがたくさんありますから、平衡を学習すれば理論化学も面白さを見出せるのではないかなと思います。有機化学はパズルみたいなので面白くて私は好きでした。 なんか、難しい構造式を書いたり、複雑な計算をしたりするのがかっこいいなぁと思えたので、私はそれをモチベーションにしてました笑 正直数学や英語よりも、化学や物理の方が実際生活していて役に立つことが多いと思います。身の回りには化学が溢れていますから、特に興味のある一つのことに注目してみると、面白いことが見つかることもあるかもしれません。 本を読んだり、学校の先生に化学の面白い話を聞いてみるのも良いかもしれませんね。化学についての本の著者や先生は、たくさんある教科から、特に化学に面白さを見出した人たちでしょうからきっと面白い話を見つけることができるはずです。字面だけ追っていてもイメージが湧きにくいですから、資料集の写真や、動画サイトなどを活用することで、視覚的により化学に興味を持てるのではないかなと思います。計算の問題を解くだけの勉強などしていても、何をやっているのかわからず退屈してしまうのもわかります。そんなときは少し発展的に問題文で与えられた事象について調べてみるのも面白いかもしれません。化学で大切なのは、「なぜ?」と思うことです。 冒頭にも述べましたが、身の回りで化学が関係ないことを探す方が難しいです。ぜひ、受験を通して化学に興味を持って、楽しく化学を学んでいただければと思います。頑張ってください。応援しています。
大阪大学工学部 ワニ
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化学
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京大有機過去問とくか新演習するか
京大の問題は化学も独特で難しいですよね、そのため、過去問に出来るだけ手をつけて頂きたいです。直近5年分の過去問は理論と一緒に時間を測り解けるようにした方がいいと思いますが、それ以前の過去問は解いていって大丈夫ではないでしょうか?この時も理科2科目3時間のうち化学に割り振れる時間を考え、その中で有機に与えられる時間を少し厳しめに設定してといておきましょう! また、過去問と平行して、新演習の問題も解いていきましょう。過去問がいくら大事でも全部が過去問から出る訳ではありませんので、新演習を使って化学の力を伸ばしましょう!
東北大学薬学部 ユヤ
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化学
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教材と戦略
回答させていただきます。ただ、私は受験生時代にサイトで紹介されていた暗記量を減らす方法を使っていたため、その方法を解説するサイトのリンクを貼らせていただくという形にさせていただきます。ご了承ください。 ・酸化還元、電池の暗記  酸化還元については、酸化剤と還元剤にはどんなものがあって、反応でそれらが何になるかは丸暗記する必要があります。(例:濃硫酸→二酸化硫黄)ただ、半反応式を全て覚える必要はなく、元の物質が何になるかさえ知っていれば半反応式を組み立てることができます。私は受験生時代、次のサイトを見てやり方を理解しました。 (https://kimika.net/r5hanhannousiki.html 化学のグルメ-半反応式・酸化還元反応式(作り方・覚え方・問題演習など))  また、電池についても上のサイトで全て事足ります。既に授業動画で予習されているということなので、事前知識込みで見ていただくと非常に分かりやすいです。 ・構造決定の学習法 構造決定はやればやるほど点が伸びますし、できるようになるとパズルみたいで楽しいのでとにかく量をこなしてください。ただし、構造式は問題の指示に従って書くように意識してください。これを習慣づけると理不尽な減点を防げます。  既に新演習に手を出されているということで、ある程度骨のある練習問題として東北大学の有機をおすすめします。東北大学の第3問は伝統的に構造決定が出題されますが、非常に問題の質が良いです。難易度で見てもちょうど良く大問の中で勾配があるため、基礎知識の定着と思考力の養成にうってつけです。 ・無機の暗記  イオン化傾向列を使うと覚えやすい部分があります。例えば、イオン化列で横並びの亜鉛鉄ニッケルは濃硝酸と反応して不動態を形成するというように、イオン化列で近い位置にあるものは近い性質を持ちます。また、色の暗記では既にされているように資料集を読んで写真で覚えるのがよいです。 ・理論の計算  溶解度については、出した質量が溶液のものなのか、溶質のものなのか、溶媒のものなのかを考えて解いてください。  例えば、食塩の溶解度が20g/水100gであれば、食塩:水の質量比は1:5ですが、食塩:溶液なら1:6になります。これを混同すると正解できなくなるので気をつけましょう。  気液平衡については、気体の量を体積でなく物質量で捉えると混乱しにくいです。ヘンリーの法則では標準状態基準の体積を考えることがありますが、分かりにくいので全て物質量で統一してしまいましょう。(物質量に直すとき、分数のままにしておくと多少計算が楽) ・合成高分子の暗記  そもそも京大には合成高分子は大問としてはほとんど出題歴がありません。しかし、理論の方でイオン交換膜が出題されたりはするので、そこは暗記必須です。ただ、結局共通テストには合成高分子は出題されるので、その対策として繊維やゴムについて覚える必要はあります。  合成高分子はそれまでの化学よりも更に生活に身近になります。身の回りのものと結びつけて覚えてみましょう。例えば、アラミド繊維は強度が非常に強いため防弾チョッキに使われているといった感じで、物質の種類、性質、使用例を一気に暗記してしまいましょう。  また、反応機構に触れると、ほぼ例外のないパターンがいくつかあるだけなので無機に比べて楽に覚えられるはずです。 ・各分野の学習比、京大化学の傾向  まず、京大化学は大問4つ(2科目で180分、1課目なら90分)で、大問1は理論と無機の複合か純粋な理論、大問2は純粋な理論、大問3は有機、大問4は高分子(ほとんど天然高分子)が出題されています。これは10年間変わっていません。  全体を通して、知識を前提に思考力を問われています。記述問題だけでなく、グラフを選択したり、範囲外の内容(マルコフニコフ則やラウールの法則など)を誘導付きで出題してきます。また、数値計算の煩雑さもありますが、物理の問題のように文字のままで計算する問題が多くあり、慣れが必要です。  京大化学では、まず有機と高分子で得点を稼ぐ必要があります。比較的難易度が低く、そうでなくても誘導が丁寧なことが多いです。有機は構造決定と立体化学、高分子は糖ペプチドアミノ酸が多く出題されます。  理論は、結晶構造、電離平衡、気体が多く出題され、中でも結晶は出題頻度が高いです。  無機は全く出題されない年もありますが直近は3年連続で出題されています。対策を怠ることはできません。  以上を踏まえると、有機>理論>無機の順で重視したほうがいいと考えられます。比率に関してはなんとも言えないですが、高2から化学を勉強されているということで、受験前には全分野完成する(化学で7〜8割が目指せる)と思われます。なので比率というよりは不安な分野を都度穴埋めするぐらいでよいでしょう。  最後になりますが、暗記分野は演習をこなしていくうちにいずれ覚えていくと思ってください。演習の比重を大きくしていって、最終的に過去問にまで到達できるようにしましょう。健闘を祈ります。
京都大学工学部 黒澤
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物理化学は基礎からやるべきか?
袋鼠さん初めまして 結論から申し上げると、基礎科目から勉強した方が良いです。 というのも、理科基礎と理科は内容が連続しています。 高校化学は大まかに「化学基礎」「理論化学」「無機化学」「有機化学」(「高分子化学」をカウントする場合もある。)の4つ(5つ)のセクションから構成されています。 この化学基礎が文系でも学ぶ理科基礎になります。この土台が無いと次に進む理論化学が理解できなくなってしまいます。 物理でも同じようなもので、力学や熱力学、波動学の最初の導入の部分を物理基礎がカバーしています。 なので理科基礎科目は理系でも当たり前にやると思っておいてまずはこちらから入りましょう。 理科基礎はそこまで内容が重くないので、学校で教材が配られないのであれば、本屋で文系用の理科基礎参考書を一冊買ってやるのをオススメします(本はなんでも良いと思います) また学校の方針ですが、おそらく理科基礎は内容も薄いので4つ全てを勉強して興味のあるものを2つ選んでほしいという意味合いもあってその履修方式になっていると思うのですが(自分の高校もそうでした。) 別に生物と地学はやるつもりは全くないというのであれば、定期テストでしくじらない程度にだけ勉強して、化学基礎、物理基礎に力を入れるというので良いと思います。 程よく基礎科目を覚えたら化学物理に入っちゃいましょう。分からなくなった時に基礎に戻るで大丈夫です。 この程よく覚えたらの指標は「センター試験の理科基礎過去問で8割くらい取れたら」がちょうど良いと思います。 いきなり過去問⁉︎と思うかもしれませんが理科基礎だけなら勉強したら意外と簡単に解けます。 勉強頑張って下さい
東京大学理科二類 てふろん
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