日本史か世界史か(早稲田/文化構想学部志望)
早稲田文学部の者です。前提として、日本史と世界史のどちらが良いか問題は、最終的には個人の好みに帰結してしまうことを把握しておく必要があります。それをふまえた上で自分の意見を参考にしていただければ幸いです。
①について
自分が最初に捉えやすいと思ったものを選んだ方が良いです。世界史をマスターしたいという強い気持ちがあれば別ですが、自分が難しい、やりづらいという気持ちは後々ストレスになることが多いです。また、滅多にないと思いますが、「横のつながり」に順応できない可能性もあります。科目選択においては安パイをとることが大事だと思います。
②について
どこまで深堀りすればいいかは、予備校で勉強したり過去問を解いたりすることで、なんとなくですが分かってきます。早稲田受験生向けの予備校や授業ならば、どれが早稲田レベルの用語かなども教えてくれると思います。また、文化構想学部は早稲田の中では比較的基本問題が多めなので、そこまで深堀りの心配をする必要もないです。
ここからは自分や周りの人の経験から得た、歴史選択をする時のポイントをご紹介したいと思います。
まず、質問者様は漢字の用語とカタカナの用語、どちらを覚えるのが得意ですか?この質問にすぐに答えられるのであれば、漢字なら日本史、カタカナなら世界史と即決してしまって良いと思います。自分の周りの合格者はこの視点で選択していた人が多かったです。自分は、ひとつひとつに意味がある漢字の方が覚えやすかったので、日本史を選択しました。逆に、漢字が苦手だから世界史選択にするという消極的理由もアリだと思います。
これで決められない場合は、世界地理に強いかどうかで決めるのも良いと思います。世界史は様々な国や地域に焦点があてられるため、ある程度世界地理の知識があれば有利になります。知識がなくてもこれから覚えれば良いのですが、予め知っている人よりは少し不利になってしまうと思います。
少しでも参考になれば幸いです。受験勉強、頑張ってください。