進みたい道を目指して理系にするか、学生生活や学習環境を取って文系にするか
大学では工学系を学びたいと考えているのですね。やりたいことが決まっているのならばそれを目指して理系に進むのが断然いいでしょう。
理系科目が苦手だということを不安視されていますが、高2・高3で頑張れば意外となんとかなりますよ。実際、僕は国語、特に現代文が苦手であるにも関わらず、親の反対を振り切って文系に進みましたが、2年間努力したらある程度は出来るようになりました。
また、英語など他の科目で理系科目の尻拭いができればなんとかなると思います。
ここまで理系に進むという話をしてきましたが、もちろん文系に進むというのもありだと思います。例えば京都大学の総合人間学部や慶應義塾大学の総合政策学部・環境情報学部などは、文理融合型の学部で、高校の時の文理選択に関係なく、大学で自由な分野を勉強することができます。ただし、正直工学系の勉強ができるかは怪しいです。高校では頭の良い友人と共に質の高い教育を受けて文系で受験し、大学では理系の勉強をする、というのも良いのではないのでしょうか。
ここまで色々と話しましたが、結局のところ自分の進路を決めるのは自分自身です。
理系に進むこと、文系に進むことの両方に利点と欠点があります。それらを理解した上で、自分がどちらの方が後悔しないか、文理選択の時まで悩みに悩んでください。また、東大や慶應義塾大以外の大学も調べてみてください。自分にぴったりの大学が見つかるかもしれませんよ。
ここまでで書いてきたことが少しでも参考になれば幸いです。