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文系の数学重要事項」の検索結果

数学問題集の付き合い方
まず、他の参考書をやる前に教科書を完璧にしよう。まず、例題を解いて、そのあと章末問題。大まかにはこんな感じで各単元を進めていけばいいと思う。応用ができないのは基礎ができてないから。数学は基礎基本がとても重要な科目。1aでつまづくとそれより先は何やってるのか全然わからないということになる。特に二次関数は高校数学の要。全ての根幹をなす分野であるから、絶対に完璧に理解し、使えるようにすること。また、理系に進むなら数学はできて当たり前の世界だし、文系でもそれなりの大学を受ける気なら数学は必要。文系で数学ができるのは本当に強い。なぜなら国英地歴よりも数学で一番差が開くから。数学ができることによって受けられる大学の幅も広がるし、レベルを上げることだってできる。だから、数学から逃げずに真摯に向き合って下さい。頑張ってね。
北海道大学法学部 AO
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文系数学
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文系の数学について
東京大学に所属している者です。 大前提として、高校入学までに数学をやるのであれば数学1Aを前から順番にやりましょう。特に冒頭は中学数学の復習のような範囲になっていると思うので、薄めの問題集を買って進めていけばいいと思います。 その上で、少し難しい話にはなりますが、数学力を身につける上で重要になってくるのが「模範的な思考のインプットとアウトプット」です。これだけでは分かりにくいと思うので、問題を解いた後にするべきことと、何故それをやった方が良いのかというのを以下で述べていきます。 まず、「どうしてその解答・解法になるのか」を一文・一式ごとに意識しながら解いた問題の丸つけや復習をしましょう。これは数学に限らず他の科目でもするべきではありますが、特に数学の場合は、「どうして模範解答は最初にこの方針を立てることができたのか」「どうして模範解答はここでこの式変形をしているのか」「どうして模範解答はここでこの定理を使おうとしたのか」など、言い始めればキリがないほど多いです。このような普通であれば見逃したり流したりしてしまうような細かいことにまで意識を向けることで、「解答へのアプローチの模範的な思考」をインプットすることができます。 次に、丸つけや復習をした問題を翌日に何も見ずに解きましょう。こうすることで、前日にインプットした「解答へのアプローチの模範的な思考」をアウトプットする練習ができます。必ず昨日考えていたことが自然にドンドン思い出されるので、復習がただの流れ作業にはならず、効率的な数学の勉強になるはずです。 少しでも参考になれば幸いです。
東京大学文科三類 Mx
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文系数学
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数学を得意科目にするために
初めまして。慶應大学の2学部を数学で受験して合格したものです。特に文系数学が得意でしたので回答いたします。 まず、文系数学を得意にするポイントにおいて1番大切なことは得点にバラつきが出にくい頻出分野を完璧にすることです。例えば微分積分、方程式、三角関数等の台数分野がこれに該当します。数学が得意な人というと難しい整数や発想力の必要な図形問題を解く人が想起されますが、受験において正答率に応じて配点が変わったりすることはありません。したがってみんなが取れる分野をしっかり対策して得点を安定させることが最低条件になります。上記分野を完璧にした上で整数、確率、図形(ベクトルやピュアな図形問題)を部分で取っていくと非常に安定します。 では実際にどんな勉強をするのかという話ですが、私の場合はコツコツfocus GOLDを分野ごとに何周もしていました。一見、非常に時間がかかるためモチベーションが保てないと感じるかもしれませんが私は逆にいうとそれ以外の参考書はほとんど手をつけていませんでした。文系プラチナや1対1対応は名著だとは思いますが私はfocus GOLD以外の参考書で明確に点数が伸びた印象はなかったです。それも当然で、早慶レベルでは毎年1題出るか出ないかのレベルの問題を解くために難関参考書に手をつけるのは非効率だからです。 高校一年生とのことでとにかく青チャートかfocus GOLDのどちらかを最低二周してください。その上で確率やベクトル、微積等の重要分野はカッターで切って持ち歩いて三周目をする。ここまでやれば、過去問を解いた時に全く知らない未知の解法はほとんどなくなると思います。あとはいろんな大学の過去問(できれば質問者さんの第一志望に近い難易度や傾向のもの)を解き、受験期になったら自分の大学の過去問に取り掛かるで良いと思います。 ちなみに早稲田の商学部を受ける場合のみ、上記の勉強法だとやや足りないかもしれないです。問題の難易度が非常に高いため、チャートのみでは対応できませんが平均点もかなり低いのでそこも考えなくても良いかもしれません。 文系はそもそも数学が苦手な人が多いです。チャートでは例題レベルの問題ですら解けない人やケアレスミスをする人はたくさんいます。まずは例題、及び練習問題を100%完璧に、問題を見たらすぐに解法が思い浮かぶレベルに仕上げてください。地道な作業ですが私はこれをしていただけで3年間文系数学の偏差値は70を超えてました。 あと上記で書き忘れたのですが、再現性も意識して解くと良いと思います。再現性とは同じ問題を違う出題形式で出された時に解けるかということです。青チャートやfocus GOLDのやや弊害として暗記科目的になってしまうことです。大事なのは問題を見て、解法を暗記することではなく、問題文のどの情報とどの情報から解法を絞っているのかを意識することです。数学では一見難しくてテスト中は諦めたけど、あとで解答を見たら自分が知ってるタイプの問題だったということがざらにあります(というか三年生の最後の方はそれしかなくなります)ですので再現性を意識して同じ問題をどんな出され方をしても自分は解法を考えられるか意識してみると良いと思います。 長くなりましたが受験頑張ってください。
慶應義塾大学経済学部 ルノワール
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文系数学
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数学が苦手だけど理系に行きたい
修士課程や博士課程になってくるとどうか分かりませんが、受験数学なおいて才能やセンスは合格に不可欠な要素ではありません。 これは数学に限った話ではないですが、勉強に必要な能力は「一般化する能力」です。 今目の前にある数式を丸暗記するのではなく、そこから得られる抽象的な法則を理解する、これが勉強です(数学という科目が特にその性質が強い)。 数学(に限った話ではないが)を解くイメージは、既にある知識を材料に論理的に思考し、求められているものを導き出す道筋を探っていくというものです。 それにあたって、既にある知識が汎用性皆無だと先に進むことができません。 そこで重要になってくるのが「一般化」です。 具体的に言うと、解いた問題の解法を丸暗記していては全く成績が伸びない訳では無いですが、時間が圧倒的にかかるし正直そこに面白さは無いです。 なぜそのような方針になったのか、その問題と条件が違っても同じ方針でいいのか、ダメならなぜダメなのか、を考え理解することこそがまさに頭の中で「一般化」している最中であり、とても重要になってきます。 少し見方を変えると、一つの解法に対して、「どのように」ではなく「なぜ」そうなったかを説明できた時、とてもいい勉強ができています。 分野ごと対策の仕方とか具体的に説明できますが、ここでは厳しいのでこの程度にしておきます。 ただ最後に参考書について。 大手予備校の講師が書いている(執筆に関わっている程度ではなく表紙にデカデカ名前があるレベル)参考書は結構参考になります。 わざわざ参考書を出すほどなので、それなりにためになる内容が書いてあります。 すでに「一般化」された内容や公式の正しい理解などを説明してくれます。 ただ人や分野によっては、丸暗記に逃げているものもあるのでそこは読まずに、そこの分野が強い別の参考書を探しましょう。 参考までにどうぞ。 これから厳しい時期になると思いますが、頑張ってください。 コメントがあればできる限りの範囲でお答えします。
京都大学農学部 31
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理系数学
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私立文系志望での数学の進め方
初めまして。私は早稲田の政経を英数国で受験し、合格しました。受験で全く数学を使わない予定なのであれば、もちろん勉強はいらないと思います。実際そういう人も私の高校には多くいました。ただ、高校一年生で数学を捨ててしまうのは私としては時期尚早でややもったいないと感じます。 第一に、私立文系に数学を必須とする動きが出ていることが挙げられます。例えば早稲田政経は数学を必須にすると聞いています。つまり数学を受けることはすなわち、受けられる大学の幅を狭めてしまう結果になってしまいます。ですから、一年生のうちはどのような受験形式にも対応できるよう総合的に学習するのが肝要であると考えます。 第二に、文系の数学受験は社会よりも圧倒的に難易度が低いことがあります。やはり文系の方は数学を苦手としている方が多く、問題が易しいにも関わらず平均点が低い傾向が見られます。ですから得点調整が行われる、例えば社会で9割取るのと数学で6割取るのが同等になるというようなことが起こるわけです。問題も定番のものが多く、圧倒的に数学受験が「お得」ということが言えます。 第三に、数学の素養はこれから先の人生で強力な武器になる可能性が高いからです。自然科学にしろ社会科学にしろ数理モデルを数学無しに理解することは不可能です。言葉だけで分かった気になって数字に騙されてしまうことは避けたいものです。また、多くの大企業の入社試験で数的処理が課されているように、数学のセンスは社会人に大変必要とされている能力です。数学そのものが使えるわけではありませんが、数的思考や論理力が必要とされている能力なのです。 初学者にとっては確かに数学は難解かもしれません。次々と新しい概念や定義が出てきて、いったい今何をやっているのか分からなくなることでしょう。そこで大事なのは視点を広く持つことです。数学の基本は分からなくなったら定義に戻ることです。数学が分からなくなった人は定義を曖昧にしている人が多いです。問題が解けるかどうかは全く問題ではなく、今何を目指しているのか、何について考えているかを常に意識してください。そして自分の手で議論を追うことで論理的思考や数的センスがおのずとついてきます。数学は敵にしては手ごわいですが、味方につければ大変頼もしいものです。応援しています。
早稲田大学政治経済学部 パトリシア苑子
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文系数学
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横国志望でやるべき数学参考書が知りたいです!(文系)
こんにちは。 東北大経済学部1年のりょーと申します。 横国志望となると、横国の数学はいわゆる典型問題が多い印象です! 正直黄チャートだときついかもしれないです。今の時期だと難しいかもしれないですが、「毎年出る!センバツ40題文系数学標準レベル」という参考書が、問題数が少なくやりやすいと思います。応用問題の典型問題集みたいな立ち位置なので、横国には出やすい問題なのではないかと思います。解法を覚える気持ちでも大丈夫です。もし難しくてやる気を失ったら、すぐに諦めて違う問題集をネットで探すのがいいと思います。 もうひとつの質問ですが、特に重視してやるべき単元は、文系の「確率」「微分積分」「数列」「ベクトル」辺りだと思います。先程おすすめした参考書にはこの辺りの問題も載っているので力試しにやってみるといいかもしれません。 参考になれば幸いです
東北大学経済学部 りょー
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文系数学
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数学の勉強の仕方 高校数学が苦手
⑴ 数学を学ぶことの目的は何か  およそ勉強をするにあたって、今自らが学びつつある学問が目的としているものが一体何であるのかを明確にすることは、いかなる内容の学習の際にも必要となる基本中の基本事項です。というのも、それがわからなければ、教えられることや教科書に書いてあることを暗記するよりほかに学習のしようがなく、結局いつまでたってもその学問について理解できる段階には至らないのは当然だからです(この勉強における目的意識の重要性については、末弘厳太郎先生の著書を読んだときに大いに感銘をうけた部分であり、私の勉強観の根幹を成しています)。  ことに高校数学に至っては、その目的は「数学的に思考する力の涵養」であると言えましょう。微分や積分、指数対数、三角関数など、日常生活でこれらの知識が生きることはまず少ないでしょうし、ともすると、それらをはじめ数学的な知識の習得が目的としてあるとは考えにくい。にもかかわらず、数学において数学的な知識を習得させられるという実態を考慮すると、数学的な知識を習得することは目的ではなく手段であり、真なる目的は、与えられた問題をそれを使っていかに解決していくかという段階にあり、すなわち、数学的に物事を考えて問題の解決に取り組むその能力を養うことにあると考えられます。模試などの記述問題でも、解答部分よりもそれを導き出すまでの過程を重視して採点されることと思いますが、それもこのことを証左しているのではないでしょうか。  では、数学的に物事を考えるとはどういうことをいうのかと問えば、(私は専門家ではないので適切な答えであるかどうかは定かではありませんが)それは恐らく、その場に適切な規則、原理(いわゆる定理や公式)をうまく活用して問題の解決を図ることだ、と考えられるでしょう。この点で数学は、事実を基にその場その場に適当な法理を見出し、それを使って問題の解決を図る法律学と似通っている部分があると思います。ただ、両者を決定的に異なるものたらしめる点は何かというと、裁判官による法理の解釈によって結論に一定の幅が出る法律学に対し、数学の規則は常に客観的に不変であるということ。これが、かえって数学における問題解決を簡単にする場合があるということです。 ⑵高校数学の学習態度  脱線が過ぎました。このように考えてみると、公式や定理を理解し、頭に入れることは単なる手段であり、実際にこれを活用できなければ意味がないということがわかるはずです。したがって、数学学習で最初に努めるべきは、公式・定理の理解です。数学Ⅱ、数学A、数学Bをこれから先取りで学習しようと考えていらっしゃるようですが、これらに限らず、現在学んでいる数学Ⅰについても基本は一緒です。まずは教科書に出てくる公式や定理を理解することを心がけるとよいと思います。教科書にはそれらの証明、すなわちなぜその定理・公式が成り立つのかについても書かれていると思いますので、自分で証明でき、また人にそれを説明できるほどになれば立派なものです。  単純に暗記するだけでは危険です。受験勉強ではとかく効率が求められがちですが、そうやって小さな部分を見落としても、本番でそれが問われて見事に足をすくわれるなんてことはざらにあります。いつしかの東大ではsinθとcosθの定義と加法定理の証明が、いつしかの阪大では点と直線の距離を求める公式の証明が出題されています。定理や公式を真に理解していれば、いずれも貴重な得点源となってライバルたちを出し抜くことも成し遂げえただろう問題です。こういった問題は、いつどこで出題されるか分かりません。 ⑶問題演習の取り組み方  さて、公式・定理を頭に入れるためには、同時にそれを正しく使える力も養う必要があります。上述したように、高校数学の目的は「数学的な思考能力の涵養」であり、いくら公式や定理を頭に入れてもそれを正しく使えなければ問題解決は難しくなります。なので、同時に問題演習にも取り組みましょう。最初は教科書に載っている基本例題から、だんだんと練習問題、章末問題、そして問題集の応用問題へと段階を踏んでいきます。問題演習を通じて、どういったところでどんな規則がどのように使えるのか、またなぜそのように使えるのかということを自分自身で見極めることを心がければ、複雑な問題にも対応できるだけの発展的な思考はおのずと身についていきます。 ⑷問題集  チャートについては、使ったことがないので色と難易度の関係などよくわかりませんが、高校1年生の初期から使うくらいですから、Focus GoldやNew Action(名前はうろ覚え)などと同じようなものだとしておきます。私の高校では、日々の課題は教科書や学校の問題集(4STEP)、長期休暇の課題として
北海道大学法学部 たけなわ
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文系数学
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国立文系志望の数学の勉強の仕方
初めまして。rockyyyと申します。 青チャートで基礎を固めるという勉強法はとてもいいと思います!青チャートをとりあえず基礎問題から一周して、応用問題に取り組むと良いと思います。そして、自分に基礎問題を解くような力はついたなと感じる事ができたら、次の参考書に取り組むと良いと思います。 ただ、まだせあさんは高校一年生なので、そこまで急ぐ必要はないと思います。とりあえず自分が習った範囲の基礎固めを継続的に青チャートでしていくといったことをしていけばいいです。そこで余裕があれば応用問題も解いていくといったことをしていけば 大丈夫だと思います。学校で習った範囲を日々完璧にしていけば、後々の高校三年生の時にすごく楽になります。なので日々の授業の復習を大事にしましょう!そこで余裕があれば、次の分野の予習などに取り組むと良いと思います。 また、数学に対して苦手意識を持っているとのことなので、僕のおすすめの勉強法を記しておきます。数学を学ぶ手順としては次のようにすると良いと思います。 ①問題を解くための基礎事項を教科書を見て学んでおく。 ②その分野の基礎問題を解いてみて、解答をまるつけする。 ③間違えた問題の解説をよく読んで完璧に理解する。理解できないところがあったら先生に聞いたりして必ず理解するようにする。 ④これを一通り終えたら応用問題にいく このような感じです。特に③で解説を見る時に当たって意識して欲しいことは、解説ではなぜこのような操作をしているのかということを考えることです。つまり式変形の仕方などで「なぜこのような操作をしているのか」「これをしてなんの得があるのか」と言うことを考えましょう。これが数学を学習するにあたって一番大事なことなので、実践してみてください!そして自分がそれを考えて理解した時、その理解した内容を自分の言葉でノートに書いておくと良いと思います。あとでそのノートを見返したりするとより理解が深まります。 数学の勉強法については以上になります。次に僕が次の参考書としてお勧めを挙げます。 僕が提案するのは、 河合塾の文系の数学 重要事項完全習得編 駿台の国公立標準問題集CanPass などです。特に河合の方は解説が丁寧なことで有名なので、一度やってみると良いと思います。しかしこれらに手を出すのはまだ早いです。しっかり青チャートや学校の授業で基礎を固めてから取り組むと良いと思います。 最後に模試で確実に基礎問題を解けるようになるためにはと言うことですが、僕は他の模試の問題や実践的な問題(青チャートの応用でも良さそうな気はする)をあらかじめ解いておいて、模試の問題に慣れておくことがいいと思います。そうすると模試で取れる問題と取れない問題の区別もついてくると思うのでやってみてください。 以上になります。よければ参考にしてください!応援しています!!
大阪大学工学部 rockyyy
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文系数学
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早稲田社会科学部 数学の参考書ルートと1年の計画をどうしたらいいか
こんにちは! 今年、早稲田大学社会科学部に数学型の入試で入学した者です。 少しでもお力になれればいいなと思い、回答させていただきます! まず、基礎から固めようと考え、河合出版のいわゆる、赤の文系数学の参考書に取り組んでいるのは十分いいと思います! その後の参考書ルートですが、自分が思うに、河合の青の文系数学か標準問題精講のどちらか一冊に取り組むのがいいと思います。 経験上、この二冊のレベル帯としてはほぼ同じだと思います。 ただ、標準問題精講は分野ごと、比較的簡単な問題が初めにあり、進むにつれ、難しい問題が並んでいます。その点で、解法を身につけるのに適していて、個人的ににもおすすめです! 今年の問題くらいのレベルであれば、ここまでの参考書で十分戦えると思いますが、来年度、難化や傾向の変化があった場合に対応する為に、時間があるのであれば、過去問に取り組む前に、文系数学のプラチカやハイレベル数学の完全攻略といった参考書(個人的に後者をオススメ)であったり、上位国公立大(神戸、横国らへんと少し似てるかも)の過去問に取り組むといいと思います! また、基礎を固めるためのアドバイスとして、"赤の文系数学を5月までに必ず終わらせる!"とは考えず、繰り返し繰り返し取り組む(そうしてると思いますが、)ことを第一に考えて取り組むと尚更いいと思います! 自分はフォーカスゴールドという網羅系参考書に取り組んでいたのですが、最低でも5周、間違えた問題は7.8周取り組み、問題と解答を覚えるくらいまでやりました。 長くなりましたが、すこしでも今後の参考になれれば、嬉しく思います!
早稲田大学社会科学部 ぎし
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文系数学
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一年後に京大 二次数学を解けるレベルになるには
数学が暗記科目、というのは半分正しいですが、半分間違いです。 数学の各分野における、数学用語の定義と基本定理の理解、この2点が、数学を解くために必要な知識です。 なぜ、点と直線の距離公式で距離が求められるのか。 虚数、複素数、無理数の違いとは何か。 なぜ、判別式を使えば実数解の個数がわかるのか。 こういった基本事項はどの参考書、教科書にも載っていますが、決して簡単ではありません。 このような知識を整理して、いつでも取り出せるようにしておくことを、「勉強」と言います。 基本となる考え方、用語の定義、典型問題の解き方、そういったものを「丸暗記」でなく「理解した上で暗記」すること、それが何より重要です。 自分も高2のときはセンター数学が140点台でしたが、全ての分野で基本定理と典型問題を見直し続け、京大二次では105/150までこぎつけました。 フォーカスゴールドであれば、そういった基本事項の解説は丁寧なはずです。 各分野の典型問題を解き、解法を理解した上で暗記する。これを繰り返して、一分野づつ潰していきましょう。 焦って難しい問題に手を出しても意味はありません。典型問題を完璧にするため、難しいものは飛ばして2周はしたいところです。
京都大学教育学部 hoose
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文系数学
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理系数学と文系数学の違いの捉え方
文系数学と理系数学の違いは数3が入ってるか入ってないかだけですよ。数1A2Bの問題は理系の解き方と同じです。 ただ少し慣れないと感じるのはやはり微積の問題とかが原因だと思います。微積は2Bまでの範囲だと、x^n(nは自然数)を微積分する程度しか出ません。なのでこの関数の形以外が出たら微積の問題ではないと考えるべきでしょう。あとは最小、最大を求めるところで、文系だと相加相乗平均を使いがちです。ただこれは文系が、分数の形の式を微分できないからそうしてるだけであって、理系の勉強しているならふつうに微分してといて問題ないです。数3の微分でもちゃんと使えていれば入試で減点されることはありません。つまり数3の微分以外は全部使わないので忘れてもらって構いません。微分は時々使うので覚えておく価値はある、といったところだと思います。 最後まで諦めず頑張ってください、応援しています。
京都大学経済学部 フランダー
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文系数学
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到達レベル
文系の数学(難関大の2次)はある意味理系の数学より難しいです。 その理由は、理系は1A2Bの問題に対して数3を手段として使えますが、文系はつかえないことにあります。手持ちの手法が多い方が、そりゃ解きやすいですよね。 特に一橋の問題はほんとに難しいです。 予備校時代に数学の先生が一橋の問題を持ってきたんですけど、全然解けなくて、一橋すごいな…って気持ちになりました。 なので、全部学習するのは当たり前、公式に関しては全て導出するくらいの勢いでいかないと戦えないと思います。 もしまだ応用をやってないのなら、一度本屋とかで文系数学のプラチカを見てみたりするのもありかもしれません。理系プラチカ1A2Bより、文系プラチカのが難しいので… そのレベルに達さないといけない!という意識をしながら勉強に取り組むのはどうでしょうか。 応援してます!
京都大学教育学部 はやしん
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文系数学
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高2夏から文系数学受験をする上での計画。
東京大学に所属している者です。 自分は高1から高2の秋までは部活に熱中しており、基本的に小テストの数日前と定期テスト1週間前以外は平均すると1日1時間ぐらいしか勉強していなかったと思います(その分部活引退後はメチャクチャ苦労しましたが…)。ですが、そんな自分でも夏休みを含め必ず毎日やるようにしていた勉強が2つあります。 1つ目は【英単語】です。具体的には、ターゲット1900とそれに対応した無料スマホアプリのタゲ友を毎日やるようにしており、高二の夏までに1900個全てを覚えきりました。英単語は授業で習う習わないに関わらず、自分でどんどん進められますし、受験ではほぼ必須なので、早めに覚えておいて損するということはほぼありません。実際自分自身、本格的に受験勉強を始める前に英単語を一通り覚えていたことで、共通テストレベルの英文であれば単語を繋げるだけで意味が分かった上に、直ぐに本格的な長文読解の演習に取り組むことが出来たので良かったなと思います。志望校にもよりますが、ターゲット1900を全て覚えればどの大学の必須単語もあらかた網羅出来ると思うのでオススメです。 2つ目は【数学の問題集】です。具体的には、学校での進度に合わせて復習として問題集を進めていました。世間ではあまり言われていませんが、文系数学は合否を大きく左右する重要な科目だと言えます。実際、東大文系の合格者と不合格者の得点差が最も大きい科目は国社ではなく英語と数学であり(Twitterなどで合格者と不合格者の得点開示を調べてみれば分かると思います)、特に数学を苦手とする人が多い文系で数学が強いとなると、大きなアドバンテージがとれるのでかなり合格率が高まります。そのためにも、早め早めに数学の基礎固めをするのが重要だと言えます。無理に予習を進めるのではなく、授業の復習に力を入れましょう。学校で使っている教材をそのまま使うので問題は無いかと思いますが、あまりにも簡単すぎる場合は新しい物を買いましょう。難易度の目安としては、中身を見て「半分ぐらいの問題は完答できる」と思えるかどうか、がオススメです。とにかく難しいものを買おうとする人がいますが、あまりにも実力とかけ離れていても学力の向上は見込めないですし、やる気もなくなってしまうので気をつけましょう。 最後に注意点として【少しずつでいいので毎日やる】ことを挙げておきます。勉強を毎日やることを習慣づけておけば、いざ本腰を入れて受験勉強をするタイミングになった時、スムーズに移行することが出来ます。真逆の言い方をすると、毎日勉強していなかった人が受験期にいきなり毎日何時間も勉強するのはかなり厳しいです。高一であれば少しずつで全く問題ないので、毎日勉強する習慣を身につけておきましょう。 質問とはやや離れた回答になってしまったかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。 追伸 自分も質問者さん同様、数学が得意だったものの大学でやりたかったことが文系だったので文系を選びました。個人的には受験で合格を掴み取る上でもこの選択はかなり良かったと思っています。なぜなら、数学が得意な人の大半は理系に行くためにほとんどの文系の人は数学が苦手なので、数学だけで周りに大きな差をつけられるからです。
東京大学文科三類 Mx
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時間の使い方
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文系数学で高2のうちにやっておくべきこと
私も青チャートを使っていました! 基本的に、高2だろうと高3だろうと勉強法は変わりません。 青チャートが解ければ、他の問題は怖くありません。 以下、勉強の極意です。 1.まずは一通り例題を解き、公式の使いどころを覚える。(基本問題) →数学には解法パターンがあります。こういう問題が来たら、こういう方法で解く、というのが反射的にわかる、身につく、というところまでもっていきます。 この時、公式がわからない、理解できないときは教科書を開いて理解するようにしましょう。 2.例題の下にある問題を解く(標準問題) →わからなくてもすぐに答えなどみずに、10分は考えるようにしましょう。この時色々な公式や解法が頭に浮かべば、知識は身についている証拠です。 逆に標準問題で手も足も出ないなら、教科書に立ち返りましょう。 ここまでできれば、定期テストや模試である程度の得点は見込めます。(青チャートなら国立大やマーチレベル) 3.章末問題を解く(応用、発展問題) →数学を得点源にしたい人、難関国立大や早慶を狙う人は最終的に解けるようにしましょう。 このレベルだとさまざまな公式を合わせて使う、複合タイプの問題になります。 この問題をやるときは、「自分がどこまでわかっていて、どこからがわからないのか」をしっかり把握するようにしてください。復習するときはできないところの例題などを見返し、できるようにしましょう。 これが解ければ模試の大問もほぼ完投できます。 このように、大事なことはとにかく、 理論を理解する ことです。 闇雲にやって量をこなすのではなく、丁寧に時間をかけて勉強してください。
名古屋大学工学部 けろちゃん
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文系数学
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統計と推測はやるべき?
今年度の共通テストで数B範囲が満点だった者です。統計と推測という分野は仕組みが難解なわけではなく、応用問題の幅もほとんどありません。共通テストで出題されるのは、せいぜい教科書傍用問題集の最終問題レベルです。しかし、この分野は他の分野と少し系統が異なり数学が得意な人でもこの分野だけはあまり得意でないという人も見受けられます。この分野は他の分野と比べて、本質や仕組みの理解、解法や公式の暗記が重要になってきます。  そのため、今の時期に1週しておくことをお勧めします。短期集中で取り組めば1週間前後で大方完成するはずです。その後は模試の前日に軽く確認し、もし間違えた問題があればその復習をする程度で問題ないでしょう。    共通テストにおける数Bの選択問題は年度によっては、他と比べて数列の難易度が高かったり、ベクトルの難易度が低かったりします。そのため、数列、統計的な推測、ベクトル、平面上の曲線と複素数平面のすべての分野を完成させておくことが好ましいです。ある程度どの分野を選択するのかは決めておいた方が良いですが、最終決定はその場でくらいの気持ちでいてください。そこで数B全範囲の早期に履修しておく安心です。また、先に統計と推測を終わらせておくことで模試でも早い段階からかなりの高得点が狙えます。模試で早いうちから良い判定を取っておくことは心に余裕をもって受験生生活をおくることに繋がります。  東京大学を目指す生徒にとって共通テストで高得点を取ることは最低ラインになることと思います。数Bは大問選びを間違いなく行れば満点を取ることも容易のはずです。しかも統計的な推測は先述の通り応用問題にも幅があまりなく、最も満点が狙いやすい分野であると考えます。確かに数Ⅲは非常におもいため焦る気持ちもわかりますが、後回しにして後であわてるよりは時間のあるこのタイミングで完成させておいた方が良いです。現時点で数ⅡBを終わらせることのできているあなたなら春休み中に完成させることができると思いますよ。また、一度数Ⅲに入った後に数Bに戻るというのは余計に負担が重くなるような気がしています。  ちなみに数Cは終わっていますか?数Cの知識は数Ⅲを学習していくうえで必要になりますので数Cも可能な限り早めに終わらせてください。今後の数学の学習スケジュールは数B(統計的な推測)⇒数C⇒数Ⅲで進めるとよいでしょう。数Ⅲに遅くとも夏休み前までには入ることのできる学習計画を立てると良いと考えます。
慶應義塾大学総合政策学部 うみ
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理系数学
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英作文 要約について
文理がわからないので、理系のことかもしれませんが、自分にわかる文系範囲の話をさせてらいただきますね。 文系数学で有名なルートは (教科書、学校の授業→)青(黄)チャート→一対一→文系プラチカ→過去問 というものです。 これは文理に共通すると思われますが、数学は基礎作りが大事です。チャートは網羅性が高く万人にオススメ出来る一方、まとめや解説に少しとっつきにくさを感じるという人も多数お聞きします。学校の授業など基礎レベルの事項でも理解が不十分だったり抜けがあると感じる場合にはチャートの前に初めから始めるシリーズを挟んでも良いと思います。 次に一対一は応用の基礎と言えます。二次レベルの応用問題とチャートレベルの基礎的な問題の橋渡しとなります。(一部重複する部分はありますが。) 文系プラチカは2次レベルの演習になります。かなり難しくなりますが、わからない時も解法のストックを貯めるつもりで解答をよく読みましょう。プラチカの代わりにスタ演、ハイ完などの参考書を使う人も多いです。また余裕があれば複数やっても良いですね。 最後に過去問です。過去問演習はなによりも大事に思った方が良いです。これは文理共に言えますが、特に東大入試においては似たテーマの出題は非常に多く、一度出た問題なんてで無いでしょといった気分でいると大きく周りから差をつけられてしまいます。
東京大学文科三類 田中太郎
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英語
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京大文系数学対策(基礎固め)
こんにちは!京都大学法学部2回生のしずです。 数学の参考書のルートですね。 数学の基礎固めは、よほど数学が苦手でない限り、文系の数学の赤で大丈夫だと思います。問題数が基礎問精巧に比べると少ないというネックはありますが、間違った問題も含めて完璧にしておけば、問題の少なさはそれほど問題ではありません。 参考として、以下文系の数学の使い方のアドバイスです。  見直しの仕方ですが、私は一周目解いて、「全くわからない」(×)「計算ミス」(△)「なんとなく正解してしまった」(❓)に問題を分類し、「全くわからない」ものについては解説を読み、日を置いて自力で解く。「計算ミス」についてはその場でやり直しをし、きちんと答えを導き出せるか確認(できなければ×へ)、「なんとなく正解」については、解答を見て解法とその根拠を理解し、これもまた日を置いて解き直しました。そして2週目では×と❓のついた問題を解き直し、3週目では全ての問題を紙には書かず頭の中で解法を思いつけるか確認しました。 また過去問演習に文系の数学赤のみで対応できるか、ということですが、これは難しいと思います。文系の数学赤は基礎的な内容が多く、またカバーしきれていない部分もあるのでこれのみで過去問に挑むのは難しいでしょう。 私は文系の数学赤が終わった後に国公立標準問題精巧キャンパスをやっていました。大体この参考書で神大レベルまで対応できます。ただ若干解説がわかりにくいのと、難し目の問題も何個かあります。解説が丁寧な方がいいなら、青でもいいかもしれません。 結論として、赤が終わったら青かキャンパスをやるといいですね。 これが終わったら、過去問演習に移ると良いです。より実践力をつけるために、過去問演習と並行して京大の頻出分野(ベクトルなど)については文系のプラチカをやるのもいいと思います。もちろん時間があれば全分野さらうのが理想的ですが、なかなか重い参考書なので、やる分野を絞ることをお勧めします。 参考書ルートはこんな感じです。参考になると幸いです!
京都大学法学部 しずく
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文系数学
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数学の勉強法
自分はとても数学が苦手だったのですが、自分の場合は無理に高難易度の問題もできるようにするのではなく、取れる問題をちゃんと取ることを目標に勉強していました。 自分は学校で使っていた教科書と問題集の問題を確実に解けるようになるまで、何周もしていました。高2の9月以降くらいから青チャートをやろうと思って購入しましたが、学校の問題集をちゃんとやってれば、青チャ基本的な問題は解けるようになっていました。 数学が苦手だった自分の場合は、無理にたくさんの参考書に手を出さず、一冊の問題集をちゃんと仕上げるという方法が合っていたのかなと思います。 京大数学は激ムズ問題と取りやすい問題が入り混じっているので、全部を初見で解けるようにするのではなく、取れるところをとっていくという姿勢が重要かなと思います(数学がめちゃ得意とかだったらまた別だと思いますが、、、)。
京都大学総合人間学部 京都人
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東大文系数学ができない
あなたが解いたものと同じ問題を、今年駒場の試験場で解きました。本当に難しかったですよね。私も0完でした(結果は合格)。なので落ち込む必要は全くありません。 さて、東大文系数学ですが、昔は取り組みやすかったのですが、近年は難化傾向が強くて点数が出にくいのです。ですから、数学の基礎力が不安ならば、東大数学ではなく、センター試験(共テは問題に一癖ありますから推奨しません)を解いてみて高得点が取れるかで判断すると良いでしょう(目安は8割くらい)。 参考書は6~7割方初見で解ける難易度であれば、あまりどれにするかは気にしすぎなくて良いです。背伸びして無理に難解な参考書をやると逆効果です。私は『青チャート』と『文系数学の良問プラチカ』をやっていました。どの参考書をやるかより、間違えた問題を確実に解けるように復習することが極めて重要です(これは過去問でも同様)。 ところで、過去問のうち、大体7年分はセット演(本番同様、100分間で4題に解答する演習)に用いると良いです。100分の中で自分の得点を最大化するにはどうすれば良いか、部分点の稼ぎ方、どの問題に手をつけるか、これらはセット演でないと身につかないものです。(そして、言うまでもなく試験では必須のスキルです) そして、本番で取るべき点数は、今年のような難易度が続くとすれば、1完2半の計40点前後が望ましいです。これくらいあればかなりのアドバンテージになるでしょう。ただし、数学頼みは危険です。数学は1題の完答で20点が入り、合格に一気に近づく一方、大崩れするリスクが高く、安定しづらい科目ですので。 前述の通り、数学頼みはリスクがありますから、得点の安定しやすい英国社で確実に得点できるようにしましょう。特に英語や社会は努力量がそのまま点数に直結しやすいので、やらないのは損です。現役生にとって社会2科目は本当に大変ですが、覚えた分だけ点になるので意識的に勉強時間を取りましょう。 英国社が重要ではありますが、数学を軽視することはゆめゆめしないでください。東大数学の標準偏差はかなり大きいです(これは、合格者と不合格者の差が、数学では大きく、数学は合否に大きな影響を与えかねないことを意味します)。また、2次試験の数学のみならず、共通テストの数学も、数学力が無いと点数が伸びにくいです。マークシートだからといって舐めていると、直前期に制限時間や問題の難易度の高さに悩まされることになります。 したがって、数学は「やらなくてはいけない」科目であると同時に、「やりすぎたり、あてにしたりしてはいけない」科目であるのです。よって、私は勉強時間の3割を数学に充てていました。これくらいの勉強時間が、他科目を圧迫せず、数学力を伸ばすのに最も適当だと思います。 中間目標ですが、東大受験生であれば、全統記述模試で、どんなに苦手でも67.5(東大のボーダー偏差値)は割らないように頑張りましょう。70を超えるととても心強いです。冠模試(東大実戦、東大オープン、本番レベル模試 など)では、偏差値55以上を安定して取れると良いですね。 ところで、数学は安定しにくい科目ですから、点数や偏差値に波があるのは仕方ないです。上手くいった試験の点を見て自信を持つのは良いのですが、あなたは"最低ライン"を決めていますか?"最低ライン"とは、「どんなにやらかしてもこの点数/偏差値は割らない 」という基準です。決めていなければ早急に決めましょう。これからの試験では(特にやらかした時)、"最低ライン"を割っていないかを意識するのも忘れずに。 数学は多くの文系受験生にとって悩みの種です。数学で悩んでいるのはあなただけではありません。上手くいかない時期もあるかもしれませんが、日頃からコンスタントに勉強すれば、意外に受かってしまうものです。気負いすぎず、でも過度に楽観視せず、頑張ってくださいね。駒場でお待ちしてます。
東京大学文科一類 堅忍不抜
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東大文系数学ができない
あなたが解いたものと同じ問題を、今年駒場の試験場で解きました。本当に難しかったですよね。私も0完でした(結果は合格)。なので落ち込む必要は全くありません。 さて、東大文系数学ですが、昔は取り組みやすかったのですが、近年は難化傾向が強くて点数が出にくいのです。ですから、数学の基礎力が不安ならば、東大数学ではなく、センター試験(共テは問題に一癖ありますから推奨しません)を解いてみて高得点が取れるかで判断すると良いでしょう(目安は8割くらい)。 参考書は6~7割方初見で解ける難易度であれば、あまりどれにするかは気にしすぎなくて良いです。背伸びして無理に難解な参考書をやると逆効果です。私は『青チャート』と『文系数学の良問プラチカ』をやっていました。どの参考書をやるかより、間違えた問題を確実に解けるように復習することが極めて重要です(これは過去問でも同様)。 ところで、過去問のうち、大体7年分はセット演(本番同様、100分間で4題に解答する演習)に用いると良いです。100分の中で自分の得点を最大化するにはどうすれば良いか、部分点の稼ぎ方、どの問題に手をつけるか、これらはセット演でないと身につかないものです。(そして、言うまでもなく試験では必須のスキルです) そして、本番で取るべき点数は、今年のような難易度が続くとすれば、1完2半の計40点前後が望ましいです。これくらいあればかなりのアドバンテージになるでしょう。ただし、数学頼みは危険です。数学は1題の完答で20点が入り、合格に一気に近づく一方、大崩れするリスクが高く、安定しづらい科目ですので。 前述の通り、数学頼みはリスクがありますから、得点の安定しやすい英国社で確実に得点できるようにしましょう。特に英語や社会は努力量がそのまま点数に直結しやすいので、やらないのは損です。現役生にとって社会2科目は本当に大変ですが、覚えた分だけ点になるので意識的に勉強時間を取りましょう。 英国社が重要ではありますが、数学を軽視することはゆめゆめしないでください。東大数学の標準偏差はかなり大きいです(これは、合格者と不合格者の差が、数学では大きく、数学は合否に大きな影響を与えかねないことを意味します)。また、2次試験の数学のみならず、共通テストの数学も、数学力が無いと点数が伸びにくいです。マークシートだからといって舐めていると、直前期に制限時間や問題の難易度の高さに悩まされることになります。 したがって、数学は「やらなくてはいけない」科目であると同時に、「やりすぎたり、あてにしたりしてはいけない」科目であるのです。よって、私は勉強時間の3割を数学に充てていました。これくらいの勉強時間が、他科目を圧迫せず、数学力を伸ばすのに最も適当だと思います。 中間目標ですが、東大受験生であれば、全統記述模試で、どんなに苦手でも67.5(東大のボーダー偏差値)は割らないように頑張りましょう。70を超えるととても心強いです。冠模試(東大実戦、東大オープン、本番レベル模試 など)では、偏差値55以上を安定して取れると良いですね。 ところで、数学は安定しにくい科目ですから、点数や偏差値に波があるのは仕方ないです。上手くいった試験の点を見て自信を持つのは良いのですが、あなたは"最低ライン"を決めていますか?"最低ライン"とは、「どんなにやらかしてもこの点数/偏差値は割らない 」という基準です。決めていなければ早急に決めましょう。これからの試験では(特にやらかした時)、"最低ライン"を割っていないかを意識するのも忘れずに。 数学は多くの文系受験生にとって悩みの種です。数学で悩んでいるのはあなただけではありません。上手くいかない時期もあるかもしれませんが、日頃からコンスタントに勉強すれば、意外に受かってしまうものです。気負いすぎず、でも過度に楽観視せず、頑張ってくださいね。駒場でお待ちしてます。
東京大学文科一類 堅忍不抜
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