山川の教科書の使い方
用語集を書き写していくのは効率が悪いです。
そもそも、山川教科書は論述のウェイトが大きい難関国立を志望する人がメインに使うもので、私立大志望なら必ずしも使う必要はないですよ。もっと分かりやすい参考書はたくさんありますし、慶應の学部にもよりますが、基本的に用語数が足りなさすぎます。教科書は文章が洗練されていて短くまとまっているので、論述対策には良いです。
山川教科書は、私は通史1周目の段階で、授業で習った範囲をマーカーで引きながら読んでいました。それと並行してスピードマスターで要点のみを暗記していました。用語集はほとんど使いません。用語集の細かすぎる知識よりも、半島や川、地域などの名前と場所を一致させることが重要なので、図説を使うことをオススメします。教科書に出てくる地名の位置は必ず確認し、全て頭の中で再現できるようにしてください。受験時にはヨーロッパ/アジア/アメリカ大陸は全ての国名と位置が分かっているようになると良いと思います。授業、(教科書)、スピードマスターで基本事項を夏〜秋頃までに覚えたら、あとは細かな知識のインプットと並行して問題演習をすれば良いです。具体的には、問題集は100題やヒストリア、過去問で、細かな知識は東進一問一答や問題演習から取り入れると良いかと思います。
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