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東進 化学」の検索結果

理科 参考書
化学基礎問題精巧/良問の風 → 化学重要問題集/化学標準問題精巧 → 化学の新演習 と 過去問 と教科書 化学基礎問題精巧と良問の風がほぼ完成しているなら、レベル的に次は化学標準問題精巧か化学重要問題集、その次が化学の新演習の順に進むのがいいと思います。 東工大の化学は時間があるように見えて、正誤問題も計算が必要だし、問題が簡潔に書かれているので公式などを定義からしっかりと理解して使っていく必要があります。過去問を使ってしっかりと演習し、慣れていくことが大切です。東工大の化学15ヶ年がいいでしょう。物理の基礎知識の上に化学の問題を出題していることもあります。 化学標準問題精巧と重要問題集 大体の知識が身についていて、過去問に立ち向かう力を養うことができます。少々複合問題も含まれる。これらを解いて不安だと思った分野や問題は基礎問題精巧などに、戻って確認しましょう。これで苦手を作らないように小さな穴から埋めます。 化学の新演習 かなり難しい問題が多い。これをやる前に重要問題集までを2周はしておくべきです。問題数も多い。解答解説が丁寧です。難易度が分かれているので、志望校の過去問と併用することをお勧めします。過去問も難易度を見比べて自分がどの難易度の問題まで解くことを要求されているのか把握します。その後目標を絞った演習をします。 化学の勉強において、問題演習ばかりに目がいっていませんか?化学の教科書、資料集は何度もしっかり読みましたか?どの科目もですが、教科書と資料集はかなり使えます。隅々まで読み込んでみましょう!きっと新しい発見があるはずです。無機、有機は資料集と問題集を併用して解説と写真、図で記憶を定着させましょう。
九州大学工学部 にょろにょろ
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一年間の化学
心配なら化学基礎の教科書を一周見直してみるといいと思いますが、ぶっちゃけ基礎の内容はあまり使いません。笑 なので、そんなに不安になる必要はないです!!👍 化学を勉強し始めて、もし関連内容で分からない箇所があれば基礎の教科書を確認する程度で十分です! 化学の参考書としては私の場合、資料集が大活躍しました!! 反応して色が変わったり、沈殿したりといった内容は、文章で長々と説明してあるものより図や写真で見て、目で覚えていくほうが分かりやすく記憶にも残りやすいです😁 ページがすり減ってボロボロになるくらい読み込んでください!愛着も湧いてきます笑 また、本格的に東工大の過去問を解いていく際には、 卜部さんの「化学の新研究」が役に立つと思います! これは索引を使って自分の分からなかった箇所について知識の補強や増強をするのにもってこいの参考書でした!! 頑張ってくださいね!!!💪💪
九州大学農学部 たま
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東工大 対策 化学
早稲田大学理工学部1年です 私は東工大を受験したわけではないのですが、東工大の過去問演習はやりました。自分も高2のこの段階では化学はみかんさんと同じぐらいでしたが、高3の東工大オープンで偏差値65まで上げれましたので十分改善はできます!東工大化学は150点満点で100点以上あれば少しアドバンテージを取れるぐらいです。このレベルは想像よりも簡単で、東工大の場合、選択問題と穴埋め問題だけですのでとにかく基礎問題を落とさないことが重要になってきます。まずDoシリーズなどを用いて教科書の理解をしながら、セミナー化学の全範囲を高2まで終わらせ、さらに理論編だけでも重要問題集を終わらせるのがベストです。高3になったら夏までに重要問題集を終わらせましょう。Doシリーズだけですと中和の近似などのに定義が曖昧ですので、駿台文庫の原点からの化学(計算編)などで明確にしておくのがいいと思います(高3の夏まで)。まずは以上のことを念頭に勉強をするのがいいと思います。東工大の場合は共通テストの配点が0だったり、英語の配点が少なかったりする代わりに数学の割合がとても大きいため、理科もやりつつメインで数学を鍛えるのがいいと思います。応援してます📣
早稲田大学創造理工学部 あむろ
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東工大志望 化学の勉強方法
化学があまり得意でないところから2025年の本試で105点まで上げた者です。もっと高い点を取る回答者さんはたくさんいると思いますが、質問者さんには自分のアドバイスが最も力になれると考え、回答させていただきます! まず、化学についてのみ考える前にご自身の各教科の実力と目標を考えてみましょう。一体化学で何点くらい取れたら上手くいけるかを考えるんです。この時、模試から算出される本場点数や判定は全くというほど意味がないので、(教科の難易度や配点が全く類似していないため)大学別模試や過去問からできれば考えたいです。 東京科学大学は東工大であった時よりも、女子枠やao枠の増加の影響で各教科の必要点数が高くなったと思います。特に情報理工は各教科においてミスや隙があまり許されない難しい試験になっていると思います。 東科大では、数学や物理は年によって難易度が様変わりしてしまい、試験前に点数について綿密な計画を立て過ぎてしまうとかえってマイナスに働いてしまうことがありますが、化学はここ10年はほぼ難易度が変わっていないのが特徴です。なので東科大受験戦略で化学はとても戦略が立てやすくなっています。 以上のこと踏まえた上で、ズバリ言うと化学はいくら苦手でも情報狙いなら90点は確実に超えたいところです。なので次からどうすればいいのかを自分の経験を踏まえた上で述べていきます。 計算問題について 90を確実に超えるためには、正誤で点を重ねるよりも、計算を頑張る方が効率が良く確実です。正誤は計算よりもはるかに厄介となりがちなので、計算は落としても小問2.3個に抑えたいところです。 東科大の計算問題は、計算が面倒なものもありますが、最上位大の中では発想力をあまり必要としない型にはまった問題が非常に多いです。 難易度を具体的に上げるなら、重要問題中が出来ていれば完璧なくらいです。セミナーもいい教材でありますが、重問への架け橋的な存在で問題難易度が少し足りないので重問を完成させることをおすすめします。計算問題を解けるようにするためには ①まず解いてみる(わからないときは"図"を書いてみる) ②それでもわからなかったら答えを見る ③答えの流れを言葉や図にする ④それがどういう現象だったのかわからなければ、その分野の教科書に戻る という流れが必要です。④が特に大事で、復習のとき数字上の計算だけできるようになっていても、何がどう起きているかが理解できていないと類題はいつまで経っても出来るようにならず、化学自体が苦手と誤認し始めてしまいます。私もその経験がとてもあります。最初はわからないことだらけで辛いかもしれませんが、高校範囲で典型的な計算問題にできる化学現象は限られるので地道にコツコツやっていきましょう。 正誤問題について 正誤問題を諦める人はよくいますが、配点はかなり大きく、運に頼るにはあまり代償が大きいのでちゃんと対策をしましょう。 まず東科大においては、あくまで私の意見ですがDoをあまりおすすめしません。一冊にまとまっていないところ、事項のまとめ方があまり満足いくものではないことなどが挙げられます。 店頭に行って出来ればチャート式化学を見て欲しいです。チャートとついていますが、チャート式化学は教科書をとでもわかりやすくしたいようなもので、このまとめが欲しかった!っといったことがよく書いてあります。予備校講師お墨付きの参考書で、東工大の名誉教授が書いたものである点も一推しポイントです。 暗記問題は教科書のどこかに書いてあることが出ます。 鉄はどんな形をしているか、マグネシウムは高温水蒸気と反応するか、熱伝導性が一番大きいのはどの金属か、水に溶けるのはどんな物体か など知識をわかっているつもり,覚えたつもりでもわからないことはまだまだあると思います。正誤をできるようにするために問題をたくさん解くのは、実は非効率で知識のインプットという面では意味がほとんどありません。ちゃんと知識がまとまったものをしっかり読み込んで覚えるのが唯一の道です。その際の覚え方として項目ごと覚えるのが一番だと思います。 私が実際にやっていたのは、イオン化傾向表(どの金属までがなにと反応するか書いてあるやつ)を4.1.3.3.3.と区切りの数だけ覚えたりすることや、水に溶けやすいの硝酸系と1族金属のイオン結晶と〜など覚えていました。Doにも多分まとめがあるかと思いますが、もしまとまっていなかったらチャート式化学を買うことを強くおすすめします。また新研究は東科大入試に恐ろしく相性が悪いので強く反対しておきます。 細かいアドバイスはまだまだありますが、まずは自分でやってみるのが一番の近道だと思います。あくまで一意見なので気にし過ぎず、参考程度にしていただけたら嬉しいです🤩 合格を心から願っています。頑張って👍
慶應義塾大学理工学部 雲幸三郎
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化学巻き返し方
僕自身東工大に受かるほどの実力はありませんでしたが化学は得意だったので参考程度にお答えさせていただきます。 まずは理論化学は教科書で基本的な用語や仕組みを理解したら学校の問題集などで基礎的な問題を完璧に解けるようにします。どんなに難しい問題でも最終的にはそこが大切になってきます。それが終わったら重要問題集などを挟み、過去問に行くと良いのではないでしょうか。重要問題集はとても良い問題集などで抜けのないように頑張ってください。 次に無機化学ですが、教科書と福間の無機化学を読み、アウトプットするのが1番良いと感じます。教科書は結構無機を勉強する際に役に立ちます。無機は知識要素が強いため定期的に知識のメンテナンスをするのが大切です。 最後に有機化学ですが有機も鎌田の有機化学がおすすめです。構造決定問題などはアルコールやケトン、アルデヒドなどの個々の知識を固めたらひたすら問題をとくことで得点源にすることができます。慣れてくるとパズルのように解けるため楽しいし、得点を取れます。高分子なども知識が大切になってくるため、教科書・参考書を読み込み、問題演習をしましょう。 今は更新されていませんが、化学好きな東工大生・かずき さんというYouTuberの方がいるのですが、この方の有機の動画は本当に見る価値があります。ほかの分野もとてもいい動画が揃っているためぜひ見て見てください。私はこの人のおかげで化学が伸びたと言っても過言ではありません。 最後になりますが受験は大変です。メンタルもきつくなる時が来るでしょう。共に勉強できる仲間などを作って、適度に休息も取りながら頑張ってください!!応援してます!またなにか聞きたいことがあればどうぞ聞いてください
北海道大学工学部 りょー
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使用教材について
正直浪人生で化学57は現役に対するアドバンテージがないに等しいです。心を入れ替えて1から学び始めた方がいいかもしれません。そうするなれば、まずは理論をやるべきですが、絶対に暗記に終始してはいけません。身につけにくいし、応用問題に手が止まりやすい上、楽しくないからです。 無機有機は息抜き程度に出来るようになれるところまでの気持ちが持てる最低限度くらいの力をつけるとその時は苦しいですけど乗り越えると化学の勉強楽しくなりますよ 話それましたが、理論の重問や新演習は回す価値はあると思います。あと、僕が習ってた塾の先生に言われ続けましたが、センター化学は3(or2)回連続満点取れるまでやりましょう。センター関係ないと思っていても、その頃にはベースがしっかりして、点数がぶれなくなりますよ 頑張ってください!
東北大学理学部 CNT
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東工大 化学 進め方
Doシリーズですね。 これらは終わらせるというよりかは、いつまでも使い続けてもらいたいです。入試演習に入ってもずっとです。 これらは問題集と言うよりは参考書のようなものです。単元毎の説明が詳しく載っていますが収録されている問題数が少ないです。この本を参考にしながら別の問題集(例えばセミナーなど)を使うとより効果を発揮します。 理論化学、有機化学 問題集を進める時に、分からないことや新しい発見がありましたら毎度このシリーズの参考書に戻って確認という作業を繰り返して着実に本の内容を覚えていくようにして欲しいです。問題集を使ってこのシリーズの内容を覚えるくらいの気持ちで大丈夫です(もちろん、問題集の問題も解けるようにはしましょう)。載っている順番がほかの問題集とは違うところもあるので頑張って探してください。 無機化学 無機化学は基本的に覚えるという作業がメインです。計算問題もありますがこれは理論化学とやってることは同じです。逆に言ったら計算式を導き出すところまでが無機化学の役割でしょう。 知識はひたすら見返して暗記です。語呂合わせも用いて工夫して覚えましょう。反応式は最低限のところまで覚えてあとは導出です。酸化還元反応なのか中和反応なのかなどを考えながら導出できるようになるといいですね。 このシリーズは詳しく書かれているのでせっかく使うなら「なんでこの反応になるのか」、「なんでこのような性質になるのか」まで本に書かれている範囲で理解して覚えるようにして欲しいです。というかその部分の方が難しい問題を扱う上で大切です。 このシリーズに載っていない知識が出てきたらだいぶ詳しい知識なので、別に化学の知識用のノートを作ってそこに書いていくとまとめとくといいです。 あと、東工大志望とのことですが、東工大の化学は過去問を解くと分かりますが広く深い知識が必要になりますので暗記量は必然的に多くなります。ひたすら新しいことは覚えていきましょう。 東工大化学ならDoシリーズとセミナーと重要問題集と過去問20ヵ年である程度戦えるようになります。現に自分はこれらのみでほぼ満点近くの点数を取れました。 学校の進度にもよりますが、目安としては10月終わり頃に重要問題集レベルの参考書まで終わらせられるといいのかと思います。 何かわからないことがありましたら聞いてください!
東京工業大学工学院 ソラ
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化学
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東工大化学の赤本の使い方
勉強お疲れ様です。 東工大情理1年の者です。 東工大化学の勉強法についてのご相談ですね。 まず最初に、ネットの情報はあらかた正しいです。 2013年以前の東工大化学は、べらぼうに難しい上に、問題数も今(15問)と異なり、9問だったり10問だったりします。 参考として、2013年以前と以降の過去問の、私の得点を比べると、2013年以前の方が2割ほど低かったです。 どういった点で難しいかご説明します。 まず、模範解答通りの解き方をしないと計算量がべらぼうに多くなる点です。 それ、化学の知識ではなく数学力なのでは?みたいな技術を要求されることもしばしばあります。 次に、構造推定等、有機の問題がとてつもなく難解な点です。 1問解いてみれば分かりますが、今の日本のどこの大学の化学にも似ていない、なんとも言葉では言い表しづらい気持ち悪さがあります。説明が抽象的になってしまい申し訳ありません。 とにかく、上記の説明からわかる通り、2013以前の東工大化学は、かなり時間に余裕がある人でない限りやるべきでは無い代物です。私は余裕もなかったくせに、何かの間違いでやってしまったのですけども…。 2014年以降は、問題形式がある程度一貫していて、難易度もあまり変わらないので、時間の許す限り全てに挑戦するのが吉だと思います。 さて、最後に、お節介かもしれませんが、勉強法について少しアドバイスを差し上げます。 過去問は、自分の能力をあげるための道具ではありません。形式に慣れて、本番の緊張感を感じるための道具です。 ですので、過去問を何周もするのではなく、一度解いてみて、自分に足りないと思った知識を他の網羅系の参考書で補填する方が効率よく成績が上がります。参考書で知識を補填した後、もう一度過去問の解けなかった問題に挑戦するのは良いと思います。 というわけで、過去問は何周もするのではなく、多くても2周に抑えた方がいいかと思います。 受験まであと少し。頑張ってください。応援しています。待っていますよ。
東京工業大学情報理工学院 はる
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本番試験
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東工大化学の勉強法
東工大志望さん、こんばんは! 東京工業大学工学院のかえでです! 東工大化学についてのご相談ですね。 化学138点で合格した私にお任せください!! 結論から申し上げますと、重問で十分だと思います! それでは、以下の2つに分けてお話しします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ①理論の正誤 ②有機の構造決定 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ①理論の正誤 理論の正誤に関しては、私は学校で配布された化学の資料集を重宝していました。 東工大志望さんも、学校で資料集貰っていればいいなあ、と思います笑 具体的に行っていたこととしては、主に以下の2つです。 1.資料集を普段から読む 2.正誤問題で出たものは全て資料集で確認する 1.普段から読む 私は、高校化学の全ては資料集であると考えています。新研究とかありますが、あんなの私はいらないと思います。 具体的には、休み時間に読んでいました。限られた時間ですが、英単語をやったり、時には古文単語、そして化学の資料集です。 すべての化学の理論を網羅できると思います! 2.資料集で確認 私は化学の勉強を資料集を軸に行っていました。わかった問題、わからなかった問題、全て一度資料集に立ち返り、写真などを含めて頭に入れていました。 これによって、ひとつのデータベースで完結させ、いつでも戻ってくることができます! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ②構造決定 結論から申し上げます。構造決定は経験が命です! 東工大化学といえば構造決定ですよね。懐かしいです。 有機化学は資料集に書いてあることをすべて頭に入れ(ベンゼン環からいっぱい矢印書いてある図とか)、問題に取り組んでいました。まずこれはおすすめです。 そして、構造決定の演習ですが、たくさんやりましょう。 何度もやっていると、やり方がわかってきて、ある種推理ゲームのようで楽しいですよ! 確か構造決定の問題には、1.2.3.のように特徴が書いてあって、それを全て満たすようにしていく問題でしたね? その特徴を示す官能基などがすべて頭に入っていることが前提で、それを提示された原子の数で満たす、という考え方は、たくさんこなすことでできるようになります! 私はめっちゃやってました!笑 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上が私の考えです。 資料集を軸に勉強し、化学を武器に東工大に受かりました。 おすすめです。 またいつでも、困ったことや不安なことがあればお聞きください! 苦手な化学を一緒に得意にしていきましょう! 東京工業大学 かえで
東京工業大学工学院 かえで
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東工大化学 正誤問題の対策
自分も正誤問題がほんとに苦手でしたが、試行錯誤し、ほとんどわかるくらいまでもっていった経験があります。 過去に同様の質問に回答しているのでそれから抜粋します。 正誤問題を諦める人はよくいますが、配点はかなり大きく、運に頼るにはあまり代償が大きいのでちゃんと対策をしましょう。 まず東科大においては、正誤を解く時のイメージとして、自分の頭から知識を引っ張るのではなく、頭の中の辞書みたいなものから知識を見て引っ張り出す形に近いです。 私の場合は正誤を解く時、チャート式化学という教科書の全体を漠然と思い出して、問題を見た時にその該当箇所がどこにあったかなと考えていました。そうすると間違いや暗記し忘れ、思い出すのが遅れる事態を防げます。 もし良ければ、店頭に行って出来ればチャート式化学を見て欲しいです。チャートとついていますが、チャート式化学は教科書をとでもわかりやすくしたいようなもので、このまとめが欲しかった!っといったことがよく書いてあります。予備校講師お墨付きの参考書で、東工大の名誉教授が書いたものである点も一推しポイントです。 暗記問題は教科書のどこかに書いてあることが出ます。 鉄はどんな形をしているか、マグネシウムは高温水蒸気と反応するか、熱伝導性が一番大きいのはどの金属か、水に溶けるのはどんな物体か など知識をわかっているつもり、覚えたつもりでもわからないことはまだまだあると思います。正誤をできるようにするために問題をたくさん解くのは、実は非効率で知識のインプットという面では意味がほとんどありません。ちゃんと知識がまとまったものをしっかり読み込んで覚えるのが唯一の道です。その際の覚え方として項目ごと覚えるのが一番だと思います。 私が実際にやっていたのは、イオン化傾向表(どの金属までがなにと反応するか書いてあるやつ)を4.1.3.3.3.と区切りの数だけ覚えたりすることや、水に溶けやすいの硝酸系と1族金属のイオン結晶と~など覚えていました。もしまとまっていなかったらチャート式化学を買うことを強くおすすめします。また新研究は東科大入試に恐ろしく相性が悪いので強く反対しておきます。
慶應義塾大学理工学部 雲幸三郎
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東工大化学か新演習
こんにちは!東工大一年のたまちゃんです。 個人的には、15カ年で良いかと思います。東工大の化学は出題形式が独特ですので、慣れるためにも早めに解くことをオススメします。また、特に計算問題は解法が同じものが繰り返し出題されているため、15カ年を解くことは効果的だと思います。 しかし、過去問を直前に取っておきたいというのであれば、新演習でも良いと思います。ただ、新演習は答えの間違いがいくつかあるので、そこは注意して下さい。途中式は合ってるのに、出てきた数値が違ったりします。電卓でやっても答えと数値が違う場合はおそらく電卓の方が正しいです笑 どちらも良い問題集なので、まぁどちらでも良いと思いますが、どちらかというと15カ年でがっつり対策した方が良いのではないかなと思います。
東京工業大学第三類 たまちゃん
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東進の賢い使い方
東進OBです。受験したのはかなり前ですので、参考にするかどうかはお任せします。 東進の講座の良いところは ①質の良い教師陣による練られた映像を ②繰り返し見られる といった点です。ただやはり力のつき方に差が出るのは問題を解く時だと個人的には思います。 ですので、月並ではありますが 映像を見る前に問題に目を通す→映像を見てから解いてみる→間違えた問題に印をつけ、少し時間をおいてまたやる といったような、サイクルでやってみてはどうでしょうか。全てのコマを見終わった後、修了判定テスト的なのが最後に確かありましたよね?あれで合格点がとれればとりあえずはOKということなんだと思います。 受講を進めることに追われてる、という感覚もよくわかりますが、それだけ早期に全範囲終わらせるというのは大切なことなのです。受験の全体像が知れたり、選択肢形式の問題の消去法が楽になったり、メリットが沢山あります。 なので完璧に理解してから次の分野、という進め方よりは多少あやふやでも早めに受講を進めてしまうことをお勧めします。前の段落で言ったことと矛盾するようですが、修了判定テストで合格できる程度理解できていればOKです。東大合格者を多数出すような全国区の中高一貫校は高1くらいで高校範囲の授業が終わってたりします。その上彼らは地頭もいいわけですから、普通にやっていても勝てません。是非早め早めを心がけてください。 繰り返し講座が見られるのがメリット、と書きましたが、講座を何度も見ることはお勧めしません。前述の通り、問題を解く時に力が1番つくからです。繰り返し見られる機能はほんとに理解できない時、寝てしまった時用だと思ってください。
北海道大学医学部 かじ
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東工大化学 正誤問題の対策
こんにちは!  科学大の化学の記号はむずかしいですよね、   私は反応に伴う色の変化を全部表にして一回書いて見てました。使っているかわかりませんが、化学の新研究の系統分析のところに載っている表を書きながら覚えてましたね。そして自分で語呂合わせを作ってました。自分で考えた方が頭に残りやすいと思います。  記号問題でいうと、最初の方に周期表に関する記号問題があると思いますが、そこに出てくる金属元素は有名であるが5,6周期にあるものもたくさん出てきて、何族かわからないと芋づる式にその問題を落としてしまうことが多いと思います。なので、有名な金属元素については何周期であろうが何族かまで覚えとくと言いと思います。私は1,2,6,10,11,12,14族は語呂合わせを作るなりして覚えてました。  記号問題はおそらく以下のように採点されてます。 ・答えが1つの場合   正解と不正解を1つずつ解答→5点 ・答えが2つの場合   正解を1つのみ解答→6点   正解と不正解を1つずつ解答→5点  なので、私は極力記号で0点を取らないように自信がないのが2つあれば2つ書いてました。  東工大の化学20ヵ年を見てもらえばわかると思うのですが、記号問題に関しては意外と使い回しが多いです。記号問題のやり直しはしっかりした方がいいと思います。    化学基礎の範囲の記号問題は定番問題、無機化学の記号も決まったパターンが多いと思います。勉強すれば点数が結びついてくると思います。  有機化学の構造決定、有機化合物の特徴の記号問題は化学の新演習で得た知識のみで充分戦えると思います。合成高分子、タンパク質、アミノ酸については化学の新研究を読んでました。とくにマルトースの還元による反応物のモル比率は過去問で何回も見た記憶があります。やはり使い回しがあります。  化学は他の科目に比べて易しいイメージがありますが、高得点も取りにくいイメージがあります。化学は一問10点と意外と点数が大きいのに途中経過がないので、わかっていても計算ミス、凡ミスで点数が消し飛びます。  記号問題では正しいものを聞いているのか、間違っているものを聞いているのか、問題文の書き方のせいでこんがらがりやすいと思います。  私は選択肢の横に○×を書いてました。選択肢が間違っているから記号に斜線を引くと、選択肢が正しくないことを書いているのか、問題文が正しくないものを聞いているのに、選択肢に正しい文が書いているから斜線を引いているのかわからなくなってミスに繋がると思います。  いろいろ工夫をすることが大事だと思います!頑張ってください!
東京工業大学工学院 shig
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化学基礎問題精巧
既に知っているかもしれませんが、東工大の化学は他の大学のものと傾向がかなり異なります。具体的には、答えだけを書く,選択問題が大半といった感じです。また東大京大と比べると計算問題も難易度は下がると思います。  勉強方法についてですが、文章で答える勉強はいりません(私立で記述がある場合は別ですが)。個人的には基礎問題精巧だけで、知識が頭に入ってきたなと感じたら過去問演習に入っていいかなと思います。わからなかった問題があったときは教科書でも参考書でもいいのでその分野を見直せばいいです。わからない問題が多いなと思ったらもう一度基礎問題精巧やるか他のものを考えるかすればいいと思います。  全体で420くらいを目標とすると仮定すると、物理が得意ということなので物:化=110:80くらい(情理なら物化で合計210)を目標にしていればいいかなと思います。何が言いたいかというと、受験は1つの科目で決まるわけではないので1つの科目で悩みすぎなくて良いということです。他の教科も考えてどの教科でどの程度点数が欲しいのかイメージを持ってみてください(もちろん本番でそのイメージ通りにいくことはめったに無いですが)。周りの友達に聞いてみるとかなり点の取り方がバラバラです。なぜか英語がほぼ満点の人もいます。  そうしてみたときに化学で80くらいを目標にする場合は先に述べた勉強法で問題ないと思います。もっと欲しい場合はコメントしてください。頑張って何か考えます。(化学の点が高かった人にでも聞こうかな笑)
東京工業大学環境・社会理工学院 A.R.東工大
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東工大の過去問
こんにちは。東京科学大工学院のプロトンです。勉強お疲れ様です。 早速、質問に答えていこうと思います。 東工大の化学は、独特な出題形式と迷わせるような選択問題(1つまたは2つ選べ、みたいな共テの上位互換)で有名かと思います。しかし質問者さんの言うように2014年以降は少し易しめの問題になっているようです。私は受験生時代に「東工大の化学20カ年」を使ってほぼ全部の問題をしらみ潰しにやっていました。問題ごとにレベルが書いてあって、A~Dまであったと思います。Dは激ムズなので何回やっても理解できませんでしたが、Cレベルくらいまでは理解できるまで繰り返しやるようにしてました。 難易度が少し違うだけで、出題の形式を慣れるためにも1回はやっておくべきだと私は思います。が、Cレベルができないからと言って全く焦る必要は無いので、ABレベルを確実に取れるようにしましょう。 駿台実践の過去問より過去問20カ年の方が優先度は高いと思います。駿台実践の方は実力測定のために本番と同じ状況でやることをおすすめします。 英語の対策は私は過去問以外やってなかったのであまり参考にならないかもしれませんが、1題2000字を超長文であることを加味すると、普通の長文対策本よりは、駿台の過去問をやった方が良いと勧めておきます。 数学が1番重要です。私は数学で200点を稼ぐつもりでした。そのためにa~cレベルを完璧に、dレベルも何とか解説見たり、先生に聞いたりして理解することに努めました。ただ、本番160点でした。当日、予想外の問題が出たり、異常な計算を求めてくる時があります。1日目の数学で稼ぐつもりだったのに、焦りが出てきました。東工大受験生は数学で失敗してしまうというパターンが1番多いです。ですから、数学は他の教科よりも優先度が高いです。 150点を取るには少なくとも過去問のcレベルくらいまでは対策しておきたいところです。 (完璧に解ける必要は無いので、部分点を狙うつもりで解いてみましょう) 数学は全5題で60点×5で300点満点です。採点基準は公開されていませんが、記述重視だと思われます。答えが合ってても、途中で計算ミスをしていたり、同値ではない変形をしていたり、説明が十分でないと減点されますので、注意しましょう。 一般的な東工大受験生の優先度としては、 数学>物理、化学>英語です。(もちろん自分が苦手な教科を優先することも大事ですが) ↑配点と難易度を加味して優先度を決めてます。数学は750点中300点という大きく配分され、難易度も東大や京大に匹敵する難しさです。それに対し他の科目は各150点です。年にもよりますが、英語は文章が長い分、問題の難易度や文章の単語レベルはそこまで高くないのは過去問解いてるとわかると思います。(個人的には共テのが正直むずいし長くて辛い) 受験もいよいよ終盤に差し掛かっています。少しでも参考にして頂ければ幸いです。合格を祈ります🍀
東京工業大学工学院 プロトン
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河合塾か駿台か東進か
私は東進に通っていましたが、河合塾や駿台に友人が通っていたので解答させていただきます。 塾でやる内容が東進/河合塾、駿台で違います。 東進は自習がメインです。塾の傾向としては、早めに3年生でやる内容も終わらせて夏以降はずっと問題演習をすることによって学力を定着させようという方針です。 その一方で、河合塾や駿台は丁寧な授業をする代わりに演習をする時間は少ないと思います。模試の質はかなり高いことや、授業後に大学生ではないプロの先生に質問をすることができるが良いと思います。どちらも定期的に大学生のチューターによる面談があります。 自学自習ができると思うなら東進、授業を受けてしっかりとしたサポートを受けたいなら河合塾や駿台に行くべきだと思います。金銭的な面はおそらく大きな差はありません。
京都大学医学部 はるね
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化学の参考書
自分の体験では、知識量的にはDoシリーズ理論、無機、有機を覚えて、過去問でやったものも全て覚えていけば選択肢問題の正答率は9割以上になると思います。 新研究は分厚く、知識が深すぎる部分もあるため、どれが必要なものなのかが分かりにくいと思いますが、Doシリーズはどこをとっても選択肢問題で出そうなものしかありません。しかも、結構詳しいです。問題を解いていてDoシリーズにのっていない知識が出たら新研究を参考にして化学の知識だけのノートを作ってそこにまとめるといいと思います。 一応、自分は化学は塾で習ってはいませんが上記のことをやったら本番は選択肢問題は全問正解でした。なんなら化学は1問ミスでした。 あくまでおすすめですので他の意見も参考にして決めてください!
東京工業大学工学院 ソラ
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東工大志望 化学の勉強方法
ゆゆゆさん、こんにちは〜☺️ 科学の勉強法って難しいですよね。そもそも学校の授業がなかなか終わらないから演習に入りたくても入れないという気持ち、よくわかります。その上で、東京科学大学を志望されているなら、化学は「得意科目」になるまで仕上げる必要があると言えます。今の「平均前後」から脱却するには、単なる暗記や問題演習ではなく、「概念の理解」と「戦略的な学習順序」が不可欠です。 それでは、具体的なアドバイスに写っていきたいと思います! ①化学の全体戦略:時間配分と優先順位について 優先度は、理論化学>無機化学>有機化学の順番です。 6〜7月の戦略:理論中心(7割)+無機(3割)を並行して勉強しましょう →夏休みに有機を一気に進めましょう。 ②理論科学の勉強法(成績アップの肝) まずはDoの使い方を改善しましょう。 ・読む→書き出す だけだと、定着しづらいです。 ・書き出す前に、自分の言葉で説明できるかを確認してください。 →具体的には  ・各項目を1〜2分で「先生になったつもり」で説明  ・説明できなかった部分だけをノートに整理していく  ・その後、書き出し確認(チェックテスト) つまりアウトプット型の学習を増やすことで記憶の質が高まります。 次にセミナーの扱い方について見ていきましょう。 ・セミナーは良い教材ですが、模試に太刀打ちできない原因は「本質的理解不足+演習パターンの不足」。 ・以下の方法を試してください: ステップ1:基本例題で「なぜそう解くか」を説明 ・単に「答えが合ったか」ではなく、「なぜこの公式?」「どういう原理?」と問いかけながら解く ・間違えたらすぐ「Do」に戻って該当分野をチェック ステップ2:類題を3題ほど解いて「手に馴染ませる」 ・1問で終わらせず、「考え方が同じ別問」を探して反復 ステップ3:模試のような問題で訓練 ・セミナーの章末問題や「重要問題集」の標準レベルに移行 ・最終的に、「初見の問われ方でも反応できる」状態を作る ③無機化学の進め方 ・無機は「元素ごとのストーリー理解+表で整理」が基本です。 ・重要問題集を使う場合、まずはDoや教科書レベルの基本知識を週ごとに一分野ずつ覚える:  ・1週間で「金属元素」「非金属」「気体の性質」など1テーマ →その後、セミナー無機or重要問題集無機の「基本問題」を確認 →アウトプット法:記述問題や選択問題で「知識を使う」練習 ④有機化学を始めるタイミング ・有機は夏〜秋で十分間に合います。 ・ただし、基本構造や反応の型(置換・脱離・酸化還元)だけは先取りしておくと理論ともリンクしやすいです。 どうでしたか?化学の勉強を勧められそうでしょうか?もし必要なら、メッセージから具体的な学習スケジュールを作ることもできます。この回答を読んでくださった方、ぜひ連絡をください。
東京大学理科一類 しゅうへい
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化学
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東工大(科学大)志望  勉強計画
勉強お疲れ様です。東工大情報理工学院1年の者です。 高1からしっかり勉強計画を立てているなんて素晴らしいですね。科目別で貴方の勉強計画の感想を述べます。 まず国語です。国語は東工大なら共テでしか使いませんね。 ですが、女子枠を使うなら共テの点もある程度取りたい気持ちがあります。 古文は単語と文法を、漢文は文法を頭に入れて授業に臨めば、高3になる頃にはかなりの完成度になります。特に授業以外に文章に取り組む必要は無いです。文法と単語で十分。 現代文は、授業が共テの対策になりづらいので、1週間に一個か二個づつ、「解答に記述が含まれる」文章題をやると良いと思います。 共テはマークですが、結局頭の中に自分なりの解答を作って、それと最も近いものをマークするので、高1,2の内は記述問題もやった方がいいです。 数学について。 黄チャートが終わったばかりで応用ができるようになるかと言うと難しいです。 応用といっても、テンプレがありますので、それを一対一で学んできてください。 一対一の後にプラチカをやる必要性はあまり感じません。難易度があまり変わらないと思います。 それなら、上級問題精講やりましょう。 英語について。 単語や英文解釈をやっているのは素晴らしいです。ぜひ続けましょう。 1つ指摘するのならば、長文読解も取り組んだ方がいいです。共テも2次も、ある程度平易なとてつもない長さの文章なので、この時期から長文になれるとアドバンテージです。 物理について。 まず、物理のエッセンスはやる物じゃなくて見るものです。いわば教科書。物理のエッセンスに問題はほとんどのってないですし、読むだけでは成長しません。 物理のエッセンスと良問の風を併用することをオススメします。 良問の風の問題で、一回目は使えそうな定理や保存則をエッセンスから探して、実際に使ってみて、2回目はエッセンスを見ないで解くのがいちばん成長すると思います。 最後に化学について。 勉強法が分からないといっていますが、セミナーが解けているのなら正しく勉強できているのではないでしょうか? 一応勉強法としては、暗記することと論理で導くものをしっかり区別することが重要です。 これからの勉強法としては、セミナーを完璧にした後に、重要問題集をやることをオススメします。 重問が出来れば、共テで分からない問題はまず無いですし、東工大化学も8割取れます。 私は化学はセミナーと重問のみで東工大受かりました。過去問を解いてる時も、2次は8割安定していましたし、共テも満点か1問ミスか、と言った感じでした。 長くなりましたが、以上になります。 この時期から真剣に勉強して受からない大学はないので、頑張ってください。応援しています。
東京工業大学情報理工学院 はる
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時間の使い方
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教材と戦略
回答させていただきます。ただ、私は受験生時代にサイトで紹介されていた暗記量を減らす方法を使っていたため、その方法を解説するサイトのリンクを貼らせていただくという形にさせていただきます。ご了承ください。 ・酸化還元、電池の暗記  酸化還元については、酸化剤と還元剤にはどんなものがあって、反応でそれらが何になるかは丸暗記する必要があります。(例:濃硫酸→二酸化硫黄)ただ、半反応式を全て覚える必要はなく、元の物質が何になるかさえ知っていれば半反応式を組み立てることができます。私は受験生時代、次のサイトを見てやり方を理解しました。 (https://kimika.net/r5hanhannousiki.html 化学のグルメ-半反応式・酸化還元反応式(作り方・覚え方・問題演習など))  また、電池についても上のサイトで全て事足ります。既に授業動画で予習されているということなので、事前知識込みで見ていただくと非常に分かりやすいです。 ・構造決定の学習法 構造決定はやればやるほど点が伸びますし、できるようになるとパズルみたいで楽しいのでとにかく量をこなしてください。ただし、構造式は問題の指示に従って書くように意識してください。これを習慣づけると理不尽な減点を防げます。  既に新演習に手を出されているということで、ある程度骨のある練習問題として東北大学の有機をおすすめします。東北大学の第3問は伝統的に構造決定が出題されますが、非常に問題の質が良いです。難易度で見てもちょうど良く大問の中で勾配があるため、基礎知識の定着と思考力の養成にうってつけです。 ・無機の暗記  イオン化傾向列を使うと覚えやすい部分があります。例えば、イオン化列で横並びの亜鉛鉄ニッケルは濃硝酸と反応して不動態を形成するというように、イオン化列で近い位置にあるものは近い性質を持ちます。また、色の暗記では既にされているように資料集を読んで写真で覚えるのがよいです。 ・理論の計算  溶解度については、出した質量が溶液のものなのか、溶質のものなのか、溶媒のものなのかを考えて解いてください。  例えば、食塩の溶解度が20g/水100gであれば、食塩:水の質量比は1:5ですが、食塩:溶液なら1:6になります。これを混同すると正解できなくなるので気をつけましょう。  気液平衡については、気体の量を体積でなく物質量で捉えると混乱しにくいです。ヘンリーの法則では標準状態基準の体積を考えることがありますが、分かりにくいので全て物質量で統一してしまいましょう。(物質量に直すとき、分数のままにしておくと多少計算が楽) ・合成高分子の暗記  そもそも京大には合成高分子は大問としてはほとんど出題歴がありません。しかし、理論の方でイオン交換膜が出題されたりはするので、そこは暗記必須です。ただ、結局共通テストには合成高分子は出題されるので、その対策として繊維やゴムについて覚える必要はあります。  合成高分子はそれまでの化学よりも更に生活に身近になります。身の回りのものと結びつけて覚えてみましょう。例えば、アラミド繊維は強度が非常に強いため防弾チョッキに使われているといった感じで、物質の種類、性質、使用例を一気に暗記してしまいましょう。  また、反応機構に触れると、ほぼ例外のないパターンがいくつかあるだけなので無機に比べて楽に覚えられるはずです。 ・各分野の学習比、京大化学の傾向  まず、京大化学は大問4つ(2科目で180分、1課目なら90分)で、大問1は理論と無機の複合か純粋な理論、大問2は純粋な理論、大問3は有機、大問4は高分子(ほとんど天然高分子)が出題されています。これは10年間変わっていません。  全体を通して、知識を前提に思考力を問われています。記述問題だけでなく、グラフを選択したり、範囲外の内容(マルコフニコフ則やラウールの法則など)を誘導付きで出題してきます。また、数値計算の煩雑さもありますが、物理の問題のように文字のままで計算する問題が多くあり、慣れが必要です。  京大化学では、まず有機と高分子で得点を稼ぐ必要があります。比較的難易度が低く、そうでなくても誘導が丁寧なことが多いです。有機は構造決定と立体化学、高分子は糖ペプチドアミノ酸が多く出題されます。  理論は、結晶構造、電離平衡、気体が多く出題され、中でも結晶は出題頻度が高いです。  無機は全く出題されない年もありますが直近は3年連続で出題されています。対策を怠ることはできません。  以上を踏まえると、有機>理論>無機の順で重視したほうがいいと考えられます。比率に関してはなんとも言えないですが、高2から化学を勉強されているということで、受験前には全分野完成する(化学で7〜8割が目指せる)と思われます。なので比率というよりは不安な分野を都度穴埋めするぐらいでよいでしょう。  最後になりますが、暗記分野は演習をこなしていくうちにいずれ覚えていくと思ってください。演習の比重を大きくしていって、最終的に過去問にまで到達できるようにしましょう。健闘を祈ります。
京都大学工学部 黒澤
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