相談相手がいない
オンライン塾の先生がくれるアドバイスが既に自分のやっていることや意識していることと被っていたのなら、「ありがとうございます。しかし、普段からそのように(意識して)勉強しているのですが、こういう事情やこういう問題があって、こういうことに悩んでいるんです。これについては、どうしたら良いでしょうか。」みたいに情報を追加して、さらにアドバイスを仰げば良いでしょう。それでアドバイスの内容が改善しないのならまだしも、追加の情報を受けてさらに詳細で具体的なアドバイスを下さるならとても良い相談相手だと思いますが。
個人的すぎる内容に関する相談は確かに人を選んだ方が良いですが、同性の先生とか、保健室の先生とか、スクールカウンセラーがいるならその先生とか、比較的相談しやすそうな相手として誰がいるかということを、なんとなくでも予め確認しておくことはできるでしょう。信頼できる先生がいない場合でも、例えばはじめはわからない問題や勉強について質問しにいくことから始めて、信頼性を徐々に確かめていくことくらいならできるでしょう。まずは、そういった小さなことから始めてみてはいかがでしょうか。
相談相手だって同じ人間という不完全な生き物なんです。喜怒哀楽を感じ、悩みに明け暮れたりするのはあなた一人ではありません。他人に頼ったり、何かを求めたりするなということではなくて、それをするなら、その前に自分にできることはないかと一度考えてみるべきだと言いたいんです。この相談文を読む限りではありますが、少し自分本位的に考えすぎではないかという印象を受けました。良い相談相手が欲しいなら、まずは自分が良い相談者になるべきではないでしょうか。