国公立受験における英文法
確かに阪大の二次試験では文法問題は出題されませんね。
ただ英語(言語)の根底には単語、文法があります。この1つである文法を対策せずに入試問題を解くのは不可能です。
例えば阪大の第一問の英文和訳で最も問われている力は英文解釈能力だと思いますが、そもそも単語が分からなければ構文が分かっても訳ができない、文法が分からなければ構文把握ができません。
第3問4問の英作文も当然ですが文法が分からなければ書けません。実際文法ミスはかなり大きな減点となります。
以上、国公立大学でも文法は勉強すべきことが分かっていただけたかと思います。
では今までのセンター試験や私立のように四択の文法問題が出題されないのでネクステやビンテージをやるべきか?という質問ですが、個人的にはやることをお勧めします。ただし8割程度の完成度で良いと思います。
文法の学習方法としては文法書を読むか問題集を解くかだと思いますが文法書を読むだけだと身につかないと思います。(あくまで個人的に。)
文法を使えるレベルまで身につけるには問題集を解いた方が効率的だと思うのでネクステかビンテージを8割程度解けるようになるまではやるべきだと思います。
なぜ8割かといいますと難しい文法に関しては私立の文法問題以外ではそれほど必要ないからです。英作文で難しい単語や文法は基本的に使いませんよね?ということです。