東大理一志望 真解法への道は過去問前の最終教材で良いか
こんにちは!
自分も東進で数学の真髄文理共通編、東大実践編を受講していたのでお答えさせていただきます。
数学の真髄と新数学スタンダード演習をやれば東大理系数学でもある程度戦えるようになると思います。他の科目との兼ね合いにもよりますが、真解法への道をやる前に数学の過去問を数年やってみて、その手応えによっては真解法への道をやらないという選択肢もありだと思います。もちろん東大入試において一番差がつきやすいのは数学ですが、実際の受験生の全体の得点を見ると英語と理科が多くを占め、受かる人は英語と理科で高得点をある程度安定して取れるようにしていますし、理科に関しては他の科目に比べやった分だけ伸びやすいので、化学が苦手ということでしたら数学は一旦真髄の復習と新数学スタンダード演習だけに集中するのもいいかもしれません。
もし数学の真髄と新数学スタンダード演習だけでは不安だったり、過去問を何回やっても全然解けるようにならなかったときの案を紹介します。
東大の理系数学には微積や確率、整数、通過領域などの頻出分野があります。そのため真解法への道を一からやっていくのではなく、頻出分野や自分の苦手な分野だけ補強する形で真解法への道を使うのもいいかもしれません。また、真解法への道のような網羅的な参考書ではなく、ある分野に特化した参考書を過去問の様子を見ながらやるのもいいと思います。自分は
微積:ハイレベル数学Ⅲの完全攻略(微積のみ)
確率:ハッとめざめる確率
通過領域:入試数学の掌握 各論錬磨編(テーマ3のみ)
複素数:教科書だけでは足りない複素数平面
を使ってました。網羅的な参考書よりも比較的時間をかけず終わらせることができるます。数学の真髄は論理や根本の理解に焦点が当たっているので、複素数や整数など足りないと思ったところや単純に自分が苦手な単元、得点源にしたい単元を集中的にやるのはおすすめです。東大の理系数学は2、3完できればどの年も大きく足を引っ張ることはないので、この分野の問題がでたら1完できるという状態を作れれば相当安心して臨めると思います。
東大理系数学は難しいですが、たくさん問題演習をすれば解けるようになるというものでもないのです。出会う問題1問1問を丁寧に演習、考察をすることを忘れずに、数学の真髄の復習や新数学スタンダード演習、過去問、その他の参考書に取り組めば、必ず本番で戦える力がつくと思います。
やらなければいけないことが多くて大変だと思いますが、最後まで自分を信じて頑張ってください!
努力が報われることを祈ってます!