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化学の新研究」の検索結果

真髄を理解できていないような感覚
こんにちは! 理屈がわからないまま丸暗記って嫌ですよね笑 そんなラスカルさんにおすすめの参考書?辞書?のような本があります! その名も 化学の新研究です。 この本にはこれでもかと言うくらい理屈が書いてあります! まだ一年生で時間がたっぷりあるのでこの参考書で理屈を学びながら勉強するのはとてもいいいことだと思います!大学一年生の化学の教科書と同じくらいの細かいことが書いてあります。(自分がまだ一年生なので、、、) この本は受験には必要ないことまで書いてありますが、理屈を知りたい人にはいい本だと思います!是非使ってみてください! 今高校3年生で時間がないなら詰め込んだほうがいいと思いますが、まだ一年生二年生なら理屈を知りつつやるほうがいいと思いますよ〜 頑張ってください! 応援しています!
京都大学医学部 あきら
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化学の新演習
やる必要があるのかと聞かれたら、必須ではないがやれるならやった方がいい、という回答です。 この時期に重問を完全にマスターしたのなら新演習に行くのはありですね。ただし理論化学ばかりに時間をかけてはいられないはずです。無機有機もありますし他の科目もあります。新演習は重問より基本的に難しいのでまずは重問で抜かりなく学習してからです。また、早稲田理工に限らずいろんな大学でそうですが、理科ではあまり差がつかず基本的には英数勝負なのでそこは覚えておきましょう。とくに早稲田理工の英語の量は鬼畜ですので英語はできた方が良い。 私の経験からして、問題集というものは最低2回は解かないと身にならないです。新演習2周はかなり重いでしょう。よって、新演習は範囲を予め決めてから取り組むべきです。とくに強化したい部分を決めて、2周確実にやって下さい。意外と余裕そうだったら他の分野にも手を出して、無理そうだったら撤退していいです。新演習は必須とまではいえないからです。 新演習はあくまで余裕があって化学に時間を割ける人、化学で点を稼ぎたい人向けです。ご自身の学習状況をよく見定めてから決めてください。
東京大学理科一類 taka5691
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教材と戦略
回答させていただきます。ただ、私は受験生時代にサイトで紹介されていた暗記量を減らす方法を使っていたため、その方法を解説するサイトのリンクを貼らせていただくという形にさせていただきます。ご了承ください。 ・酸化還元、電池の暗記  酸化還元については、酸化剤と還元剤にはどんなものがあって、反応でそれらが何になるかは丸暗記する必要があります。(例:濃硫酸→二酸化硫黄)ただ、半反応式を全て覚える必要はなく、元の物質が何になるかさえ知っていれば半反応式を組み立てることができます。私は受験生時代、次のサイトを見てやり方を理解しました。 (https://kimika.net/r5hanhannousiki.html 化学のグルメ-半反応式・酸化還元反応式(作り方・覚え方・問題演習など))  また、電池についても上のサイトで全て事足ります。既に授業動画で予習されているということなので、事前知識込みで見ていただくと非常に分かりやすいです。 ・構造決定の学習法 構造決定はやればやるほど点が伸びますし、できるようになるとパズルみたいで楽しいのでとにかく量をこなしてください。ただし、構造式は問題の指示に従って書くように意識してください。これを習慣づけると理不尽な減点を防げます。  既に新演習に手を出されているということで、ある程度骨のある練習問題として東北大学の有機をおすすめします。東北大学の第3問は伝統的に構造決定が出題されますが、非常に問題の質が良いです。難易度で見てもちょうど良く大問の中で勾配があるため、基礎知識の定着と思考力の養成にうってつけです。 ・無機の暗記  イオン化傾向列を使うと覚えやすい部分があります。例えば、イオン化列で横並びの亜鉛鉄ニッケルは濃硝酸と反応して不動態を形成するというように、イオン化列で近い位置にあるものは近い性質を持ちます。また、色の暗記では既にされているように資料集を読んで写真で覚えるのがよいです。 ・理論の計算  溶解度については、出した質量が溶液のものなのか、溶質のものなのか、溶媒のものなのかを考えて解いてください。  例えば、食塩の溶解度が20g/水100gであれば、食塩:水の質量比は1:5ですが、食塩:溶液なら1:6になります。これを混同すると正解できなくなるので気をつけましょう。  気液平衡については、気体の量を体積でなく物質量で捉えると混乱しにくいです。ヘンリーの法則では標準状態基準の体積を考えることがありますが、分かりにくいので全て物質量で統一してしまいましょう。(物質量に直すとき、分数のままにしておくと多少計算が楽) ・合成高分子の暗記  そもそも京大には合成高分子は大問としてはほとんど出題歴がありません。しかし、理論の方でイオン交換膜が出題されたりはするので、そこは暗記必須です。ただ、結局共通テストには合成高分子は出題されるので、その対策として繊維やゴムについて覚える必要はあります。  合成高分子はそれまでの化学よりも更に生活に身近になります。身の回りのものと結びつけて覚えてみましょう。例えば、アラミド繊維は強度が非常に強いため防弾チョッキに使われているといった感じで、物質の種類、性質、使用例を一気に暗記してしまいましょう。  また、反応機構に触れると、ほぼ例外のないパターンがいくつかあるだけなので無機に比べて楽に覚えられるはずです。 ・各分野の学習比、京大化学の傾向  まず、京大化学は大問4つ(2科目で180分、1課目なら90分)で、大問1は理論と無機の複合か純粋な理論、大問2は純粋な理論、大問3は有機、大問4は高分子(ほとんど天然高分子)が出題されています。これは10年間変わっていません。  全体を通して、知識を前提に思考力を問われています。記述問題だけでなく、グラフを選択したり、範囲外の内容(マルコフニコフ則やラウールの法則など)を誘導付きで出題してきます。また、数値計算の煩雑さもありますが、物理の問題のように文字のままで計算する問題が多くあり、慣れが必要です。  京大化学では、まず有機と高分子で得点を稼ぐ必要があります。比較的難易度が低く、そうでなくても誘導が丁寧なことが多いです。有機は構造決定と立体化学、高分子は糖ペプチドアミノ酸が多く出題されます。  理論は、結晶構造、電離平衡、気体が多く出題され、中でも結晶は出題頻度が高いです。  無機は全く出題されない年もありますが直近は3年連続で出題されています。対策を怠ることはできません。  以上を踏まえると、有機>理論>無機の順で重視したほうがいいと考えられます。比率に関してはなんとも言えないですが、高2から化学を勉強されているということで、受験前には全分野完成する(化学で7〜8割が目指せる)と思われます。なので比率というよりは不安な分野を都度穴埋めするぐらいでよいでしょう。  最後になりますが、暗記分野は演習をこなしていくうちにいずれ覚えていくと思ってください。演習の比重を大きくしていって、最終的に過去問にまで到達できるようにしましょう。健闘を祈ります。
京都大学工学部 黒澤
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化学の問題集、参考書
こんばんは、名古屋大学医学部医学科のメイメイといいます。 医学部受験に限らず、化学を得意にしたいのであれば新演習をやるべきだと思います。 新演習はやや難問程度の問題が理論・無機・有機・高分子の分野別に分かれており、新演習がしっかり解けるようになれば、まず化学で失敗はなくなると思います。 ただし、解放暗記ではなく「なぜそうなるのか」「なぜその式を使うのか」というのを自分で説明できて初めてしっかり解けると言えることに注意してください。 また、無機に関しては少しマニアックすぎるかなと思います。なので無機は時間があったらでいいと思うので、新演習の理論・有機・高分子をしっかり解けるようにすることを目標にしてください。
名古屋大学医学部 メイメイ
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一年間の化学
心配なら化学基礎の教科書を一周見直してみるといいと思いますが、ぶっちゃけ基礎の内容はあまり使いません。笑 なので、そんなに不安になる必要はないです!!👍 化学を勉強し始めて、もし関連内容で分からない箇所があれば基礎の教科書を確認する程度で十分です! 化学の参考書としては私の場合、資料集が大活躍しました!! 反応して色が変わったり、沈殿したりといった内容は、文章で長々と説明してあるものより図や写真で見て、目で覚えていくほうが分かりやすく記憶にも残りやすいです😁 ページがすり減ってボロボロになるくらい読み込んでください!愛着も湧いてきます笑 また、本格的に東工大の過去問を解いていく際には、 卜部さんの「化学の新研究」が役に立つと思います! これは索引を使って自分の分からなかった箇所について知識の補強や増強をするのにもってこいの参考書でした!! 頑張ってくださいね!!!💪💪
九州大学農学部 たま
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科学の甲子園の化学
僕も科学の甲子園に2度出場したことがあり、県予選優勝経験もありますので回答させていただきます。ただ僕は数学担当として出場していたので化学の出題についてあまり深くは知らないということをご了承下さい。 まず、対策の方法ですが、たしかに学校で配られるような問題集ではカバーできないと思います。ただ高校の範囲を逸脱したような問題が出ることはなく、いつもやってる模試をちょっと難しくしたような問題が出るだけですので、少しむずかしめの問題集や大学入試の過去問でカバーできると思います。僕らが勉強するときは、本選の過去問をネットで調べて印刷して6人で実戦形式で解いていました。かなり難しいですが、だいぶ力がつくと思います。 次に、点の取り方ですが、点数が開示されないのと、都道府県によって問題形式が異なるかもしれないため一概には言えません。ただ、大問丸々一つを捨てるとかなりの大ダメージを負うことになるので全くわからない時は他の人に回すのがいいと思います。実際僕らのチームはほとんどの問題を解けていたので、全国大会に出場するためには8~9割の点数が必要かと思われます。また、僕の記憶が正しければ高分子化合物は出ていなかったと思うので、未学習部分についてそこまで心配しなくても大丈夫だと思いますが、万が一出題されたときのことも考えて教科書を一通り読んでおくことをおすすめします。 僕の出場した全国大会はコロナ禍かつ地元開催でイベントをあまり楽しめなかったですが、先輩たちからはかなり楽しいものだと聞きました。ぜひ皆さんと力を合わせて全国大会出場への切符を勝ち取って下さい。応援してます。
東京大学理科一類 ゆーた03
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東大化学対策
「理論、有機ともに終了しており」というのがどのレベルまで終了しているのかが分かりませんが、重要問題集のA問題レベル(入試頻出問題レベル、MARCH以下レベル)はスラスラ解けるレベルと仮定して書きます。 まず、有機化学の分野では構造決定の練度を上げていきたいですね。普通の構造決定の問題が出た場合、なるべく時間をかけたくないのである程度構造決定に慣れてきたらスピード重視で演習しましょう。 高分子を勉強する時は、天然高分子を先にある程度できるようにしてから合成高分子に入りましょう。 アミノ酸、糖類の問題は構造決定と似た感覚で解けるので、構造決定に慣れた状態で、暗記事項をしっかり頭に入れて演習すれば大して苦労しないと思います。 最後に合成高分子ですが、基本的に暗記です。 計算問題もありますが、暗記をした上で解けば化学というより中学数学に近いような計算なので慣れれば面倒なだけで簡単です。 理論化学については、まず、重要問題集のB問題(MARCH~早慶、旧帝レベル)は解けるようにして、その後、化学の新演習のようなレベルの高い問題集を買い、進めましょう。個人的な意見ですが、どんな化学の難しい計算問題も典型問題を組み合わせて難しく見せてるだけだと考えてるので、理論化学は問題を解いて慣れあるのみだと思います。 無機化学に関しては、これはもう暗記するしかないのですが、化学の新研究という参考書には色々本質的なことが書いてあって少しは楽しく暗記できるかもしれません。 それと「化学 無機」というアプリがあり通学時など隙間時間にやると覚えられます。僕もこのアプリで無機化学は覚えました。 一通り問題集が終わって化学に慣れてきたら、東京大学を始め、難関大学の過去問を解いてみるといいと思います。 東京大学の化学は2020年以前と今では難易度が全然違い、昔の問題は今と比べかなり簡単です。 東京大学の他におすすめの大学をまとめておきます。 ・京都大学 ・東京工業大学(計算問題) ・東北大学(有機化学) ・横浜市立大学(有機化学) また、早慶の問題も良問とはいえないものの演習の練習にはなります。 滑り止めで受ける予定があれば解いてみてもいいと思います。 最後に、絶対に覚えておきたいテクニックの紹介ですが、 ステアリン酸が3個くっついてる油脂の分子量は890 これは覚えましょう。 これを覚えると 分子量888の油脂→ステアリン酸×3の油脂より水素原子が2個だけ少ない(脂肪酸に不飽和結合が1個ある) 分子量886の油脂→ステアリン酸×3の油脂より水素原子が4個だけ少ない(脂肪酸に不飽和結合が2個ある) 分子量862の油脂→ステアリン酸×3の油脂よりCH₂が2個だけ少ない のように油脂の構造決定が格段に早くなります。 何言ってるのかわかんねえよって思ったら「油脂 分子量 890」と検索してください。 僕より分かりやすい説明をしてくれてるサイトがあると思います。 拙い文章ですみませんでした。 頑張ってください!
早稲田大学創造理工学部 おしろ
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化学が嫌いすぎて勉強意欲0でとてもやばいです
こんにちは。東京科学大(旧東工大)工学院のプロトンです。勉強お疲れ様です🍵 化学は楽しいですよ。良く暗記科目と言われる無機有機ですが、実は暗記より理解が必要です。大学の化学にも直結することなので、詳しく話していきます。よろしくお願いします! 僕が使っていた化学の参考書は、 鎌田の理論化学・有機化学、福間の無機化学 セミナー化学、重要問題集、化学の新演習 です。参考にしてください。 化学を好きになるには、まずは理論化学を好きになりましょう。理論を学べば、無機化学や有機化学に広げていくことができます。 理論化学は、ある程度物理と関連しています。物質を原子レベルのミクロな視点で議論していくのが理論化学です。 例えば、ボーアの原子モデルは、原子核のまわりに電子がふわふわと存在していることを物理学の波を用いて説明しているモデルです。 また、浸透圧は物理の力学で学習する圧力・力のつりあいを用いた考え方です。 このように、理論化学は物理学と非常に密接な関係を持っています。少しづつでいいので、理論化学を学習する時には物理との関連を意識して勉強していくと好きになっていきます。 無機化学は、基本的に材料や金属、気体を扱う分野です。世の中には無機材料や金属で溢れかえっています。空気中には数多くの種類の気体が存在しています。無機化学を学習することで、天然には存在しない気体を生成する方法を学べたり、金属を扱いたい時に必要な製錬方法などを学ぶことができます。 ばぶちゃんさんは将来、宇宙🚀について学びたいということですので、ロケットについて学ぶ機会が来るでしょう。ロケットは宇宙空間で耐久するための材料を選んで組み合わせる必要があります。金属の性質を理解していれば、宇宙を楽しく学べますね。 有機化学は、主に炭素を含む物質について扱います。ガスやプラスチック、糖、油脂など世の中には無機物質とともに有機物質で溢れかえっています。実は私たち人間も有機物質が大半を占めています。人間にとって、有機物質は必要不可欠な存在なのです。 宇宙の研究では、生命の存在する星を探査するものがあります。生命の存在可能性はまず水があること、そして私たちが暮らす地球に多く存在している有機物質があること、が条件になります。 有機物質の存在は、生命が存在する可能性を表しているので、有機化学も宇宙学に大きく関わってくる分野になります。 大学では理系だと1年目に基礎となる学問を学んでいきます。 力学、電磁気学、有機化学、無機化学、量子化学※、微分積分...etc ※量子化学は、理論化学の中でも原子モデルや電子軌道について学びます。 高校化学では暗記で何とかなってきた人たちが大学に入ると、暗記でついていけなくて詰みます。 ぜひ高校のうちに化学を好きになって得意にしてください!!大学では好きなことを学べるので、楽しみにしていてください
東京工業大学工学院 プロトン
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重問と新演習
こんにちは! こうしんと申します! 化学の問題集の巨頭ですね…笑 その二つの違いは簡単に言えばレベルですね。 重要問題集は、国立問題の中でも汎用性の高い基礎的な問題を集めています。また、その問題量が多いです。そのため、重要問題集をやって、完璧にすれば国立問題の化学の基礎的な問題を幅広く得点できるポテンシャルを秘めています。 一方で、新演習は重要問題集の問題数の一部を、難関大よりに傾けたものです。そのため、ある程度化学の演習を積んだ人向けであると言えます。 ただし、問題の基礎を網羅しているわけではないので、中堅国立大を目指す人にとってはオススメしづらいという欠点はあります。 これら二つは、レベルの差があれど、被ってる部分があるので、良ければ併用してみることをオススメします。 まずは重要問題集です。 これを完璧にすることで、ある程度のレベルの問題を解くことができます。しかしそれで全てをカバーしたとは言えません。 そこで新演習です。新演習を用いて、重要問題集で得た知識技術を確認、再学習する道具と捉えるといいと思います! 化学の問題は、暗記と技術が複雑に絡み合い、非常に多種多様な問題を繰り出してきます。 そのため、化学の演習をするときに注意したいのは「網羅性」です。 網羅性を補うように二冊を併用してみてください! 化学の勉強頑張ってください!
京都大学理学部 こうしん
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化学の問題集、参考書
こんにちは。 化学が好きということで、あまり勉強の仕方等については触れないで大丈夫そうですかね。 では、私が使っていいと思った参考書たちの紹介と、これ友達が使ってていいなって思ってたんだよねっていうのを紹介しますね。 まず前提として、オススメされたものを鵜呑みにして中身見ずに買うのはやめてくださいね。 これはこれからもそうしてくれると損しないと思います! ①基礎レベルの確認 ・鎌田の理論/有機化学の講義 この本は説明がしっかりしてる。 基礎確認したいけど教科書は面倒なんだよなって時に重宝します。 また、問題も簡単すぎないから学力の底上げが期待できます。 ・基礎問題精講 私個人としては、数学の問題精講シリーズはあまり好きではなく、おすすめできないのですが少なくとも物理と化学は良いと思います! これも問題がいい意味で基礎すぎないのでいいと思います。が、問題だけをやっていくとなると網羅度がちょっと足りないかもしれないので、これだけで基礎を済ませるべきでは無いですね。 ・セミナー これがやっぱり基礎を網羅してていいと思いますし、応用入りだした人が確認するのにもかなりいい。単元ごとなので見やすい。 ・ここで差がつく有機化合物の構造決定問題の要点・演習 これは最近改訂されたと思います。 構造決定問題と書いてありますが普通に有機化学の問題を解くのに必要な知識や技術がちゃんとまとめてあって私はめちゃくちゃ好きです。 私はこれと鎌田で有機の基礎を攻略しました。 ②応用レベルの参考書 ・標準問題精講 先程基礎シリーズで鎌田シリーズを挙げさせてもらった際、無機を書かなかったのはここが理由です。 標準問題精講の精講と呼ばれるまとめの部分があるのですが、ここの無機が優秀だと思っています。私は電車通学でこれを読んでいた時期もあるくらいです。 この本は、理論と無機、有機は素晴らしいのですが高分子が難しいなと思います。ですが京大志望ということでここもちゃんとやっておいてください。ちょいちょい京大の過去問も載ってますよ。 ・化学の新演習 これやれば化学で敵無し!だと思うのですがむちゃくちゃ時間かかる…。 なので、やりたい単元だけにしてください。 やりたいというのは過去問を見た時にこの単元の知識めっちゃ深く出てるな…とか、こんなの聞いてくるのかってなった単元とかを探してそこを解くとかです。 おすすめ参考書は終わりです。 紹介した特徴を元に本を決めてくれたらなと思います! 頑張ってください!
東京工業大学環境・社会理工学院 まんまる
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無機化学の勉強方法
無機化学に出てくる化学反応式のほとんどを暗記することができるのなら、恐らく合格点は取れると思います。特に半反応式は、基本的には暗記力を減らしつつ沢山の反応式を書くために使うツールです。しかし、僕は半反応式とイオン化傾向から化学反応式をつくることをおすすめします。 というのも、イオン化傾向は他の現象にも高頻度に登場するため、イオン化傾向を覚えなければ暗記する量が爆発的に増えることに注意しなければなりません。理論化学や有機化学の現象にも登場するので、イオン化傾向は覚えておくことを強くおすすめします。 また、半反応式は覚えなくてもなんとかはなりますが、やはり覚える量は増えます。早慶なら酸化マンガンや過マンガン酸イオン、その他諸々のマイナーな反応式なども正確に覚えていなくてはなりません。更に、水など、状況によって反応が変わるものもあるので暗記で正確に覚えるのには(僕にとっては)意外と骨が折れます(半反応式から反応式を作っていると電子のやりとりからどっちがどっちか自然に判断できます)。 なので、個人的には半反応式から化学反応式を作ることをおすすめします。 いくら苦手でも、化学反応式を作る練習を1、2時間もすればちゃんとマスターできますしね。 そして何より、大学受験に関してだけ言えば暗記でも乗り越えられますが、基幹理工学部に入ってからは特に暗記以外の能力が求められます。個人的な意見ですが、記憶力のみならず、思考力をつける勉強もすれば将来役立つと思います。
京都大学理学部 Seeker
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東大化学対策
こんにちは! 現在東京大学理科二類に通っています。ホルムンクスと申します。私の経験に即して東大の化学の対策についてお伝えさせて頂きます。よろしくお願いします。 まず夏冠の化学において、有機化学の範囲はほぼ脂肪族、芳香族に限定されています。これは恐らく高校での授業進度を予備校が考慮してくれた結果でしょう。しかし、もしかしたらグルコースやアミノ酸などの分野も出題されるかもしれません。(実際に去年のオープンで出題され、ボコボコにされた覚えがあります。)とは言え、あくまで脂肪族と芳香族を固めるのが最優先だと思います。高分子についてはほぼ出題されないと決め打ちして問題ないと思います。 続いて、理論や無機も含めた東大化学全般の対策についてお話します。 理論は重問や新演習などの網羅系参考書を用いて、各分野の基本的な計算を完璧にして、すぐ解法が思い付くようにしていました。その上で、東大化学は分量が非常に多いため、速く解ける且つ答えを正確に出すことが出来るようにならなければなりません。そのためには冠模試などの過去問を利用して東大化学の形式に慣れかつ時間配分も考えておきましょう。ちなみに私は先に理論・無機を確実に解き、有機は余った時間で最後に回していました。というのも有機は構造が決定できずに泥沼にはまって無駄に時間を食ってしまう可能性があったからです。 また、理論や無機では序盤の問題を確実に得点することを意識していました。各問題の最後の方を解ける人は受験生の中でも多くないので、みんな解ける序盤の問題だけは確実に正解するべきだと思います。なので最後の方の問題は積極的に飛ばして次の問題へ進んでいました。 無機については、とにかく知識を増やし、穴を無くしていくことです。これに関しては東大の冠模試の過去問でも対策になりますが、共通テスト模試などの問題でも十分に対策になります。私が実際にやっていたこととしては、問題を解いて抜けていた知識をそれ用のノートにまとめ、後で復習できるようにしていました。無機の知識は理論や構造決定で役立つこともあるので、なんぼあってもいいです。限界を設けずいろんな知識を吸収していくことを心がけていました。 以上が私の経験に基づく化学の勉強法の薦めです。 化学は一度掴めば安定した得点源になりうるので頑張ってください。質問者様のこれからの勉強を影ながら応援しております。頑張ってください。
東京大学理科二類 ホルムンクス
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化学の面白み
こんにちは。何を面白いと思うかは人それぞれかと思いますが、個人的な意見を紹介しようと思います。参考になれば幸いです。 化学というのは私たちの身の回りのものほぼ全てに関係していると言っても過言ではありません。物理や生物も化学と深く関係があり、お互いに独立した教科では決してありません。身の回りで化学が関係してないものを探せという方が非常に困難です。例えば、材料。基本的に身の回りのものはなんらかの原子や分子で構成されているわけです。それらの性質に注目するのも面白いでしょう。さらに、現代ではより高性能な素材を開発するため、複数の金属を組み合わせたり、加工したりして新たな素材がたくさん開発されています。素材を作るって面白いですよね。素材なんて、物を作るときの基本ですから、それが大きく変われば世界も大きく変えることができます。僕はこれがすごい面白いなと思いました。 また、化学といえば実験も特徴的でしょう。学校で実験などしたことありますか?実際に自分の手の中で反応を起こすことができるなんて面白いですよね。化学者になったみたいでかっこいいですし。実験に興味があるようであれば、動画サイトや資料集などで実験のことを調べてみれば良いと思います。とくに動画で見ると自分ではできないような面白い実験がたくさん見れたりしますよ。 また、料理や食材などにも多くの化学を発見することができます。料理なんて化学でできているような物ですよね。それに、食材の加工にもたくさんの化学が使われています。私は食材の裏の成分表示?みたいなものをつい確認してしまいます。有機化学をしっかりと勉強すれば、意外と自分の知ってる物質が多かったりすることに気づけます。これは、こんな性質を持っているからこんな役割として配合されているんだろうなぁとか、あ、これは構造式書けるな、など考えるのは面白いです。 身近な物に見出した化学から派生して勉強することで、印象に残り、記憶しやすかったりします。そうしてるうちに点と点が線になって、知識が整理されたりすることもあります。 化学は、平衡が元になっているものがたくさんありますから、平衡を学習すれば理論化学も面白さを見出せるのではないかなと思います。有機化学はパズルみたいなので面白くて私は好きでした。 なんか、難しい構造式を書いたり、複雑な計算をしたりするのがかっこいいなぁと思えたので、私はそれをモチベーションにしてました笑 正直数学や英語よりも、化学や物理の方が実際生活していて役に立つことが多いと思います。身の回りには化学が溢れていますから、特に興味のある一つのことに注目してみると、面白いことが見つかることもあるかもしれません。 本を読んだり、学校の先生に化学の面白い話を聞いてみるのも良いかもしれませんね。化学についての本の著者や先生は、たくさんある教科から、特に化学に面白さを見出した人たちでしょうからきっと面白い話を見つけることができるはずです。字面だけ追っていてもイメージが湧きにくいですから、資料集の写真や、動画サイトなどを活用することで、視覚的により化学に興味を持てるのではないかなと思います。計算の問題を解くだけの勉強などしていても、何をやっているのかわからず退屈してしまうのもわかります。そんなときは少し発展的に問題文で与えられた事象について調べてみるのも面白いかもしれません。化学で大切なのは、「なぜ?」と思うことです。 冒頭にも述べましたが、身の回りで化学が関係ないことを探す方が難しいです。ぜひ、受験を通して化学に興味を持って、楽しく化学を学んでいただければと思います。頑張ってください。応援しています。
大阪大学工学部 ワニ
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化学の勉強法とかいろいろ
こんにちは!現在は経済学部に在籍していますが、元理系だったのでお答えしますね。 有機化学では、炭素と炭素の繋がりによって作られる物質が無数にあり、それらが色々な化学反応を起こして複雑に変化したりと、覚えることが多いと思うかもしれません。ですが、これも無秩序に反応を起こしてるわけではなく、実はちゃんとれっきとした規則性があるんです! 化学の世界は、電子に着目するとある程度統一的に説明することができます。これを電子論といいます。これは有機化学だけでなく無機化学でももちろん有効な考え方ですが、とりわけ有機化学で用いられます。 電子論は一般に大学でやることであって高校範囲を逸脱してるとされており、高校では教えてくれないでしょう。したがって教科書も実験ベースの記述で、〇〇と△△とで反応させたら□□になる、という話しか載ってないわけです。しかし、本格的に学ぼうとすればこそ量子力学が必要になってきますが、大雑把に電子がどう動くのか?等の話であれば高校生でも十分理解できる内容です。電子論を用いると今まで見えなかった反応のメカニズム等が視覚的に見えてきます。現在暗記で苦しんでいるのであれば、電子論を用いて学習することである程度暗記から解放されることでしょう。おすすめする参考書は「原点からの化学」シリーズと映像授業になりますがスタディサプリのトップ・ハイレベル化学がとてもわかりやすくておすすめです。 次に、構造についてですが、やはりこれも無数にパターンがあるのに一つ一つ別々に頭に入れていこうとするとキリがありません(笑)。 まずは最低限として各アルカンの名称、各官能基、命名法、そして教科書に出てくる物質の慣用名だけ覚えましょう。その際英語(ラテン語?)を意識すると意味が理解できて覚えやすいかなと思います。(例: 炭素数6のアルカン: ヘキサン(hexa: 6を意味する接頭辞)、カルボキシ基: -COOH(carbon + oxygen)) 最後に、問題集の進め方ですが、それで問題ないと思います。個人的には、新演習はかなり重いので余裕があればやるのが良いですが、そうでなければ重要問題集までだけでも過去問に十分スムーズに入っていけるのではと考えています。 東大化学は物理との兼ね合い上、問題の難易度以上に時間的にかなり厳しくなる戦いになってくると思います。ですので、過去問やるときはそのこともしっかり意識して頑張ってほしいなと思います。応援しています。
慶應義塾大学経済学部 すとーと
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反復か量か
結論から述べますと、新標準演習を用いて、体系化してください。その後すぐにでも『化学の新演習』を解き始めてください! 新標準演習は網羅されており、受験期に入るまでにはものにしたいレベルです。おそらく、今の段階で1周したということは無機、有機範囲も終わっているということで、一般の受験生から見たらかなりのアドバンテージを取っています。化学は結局7割知識・3割思考で、磐石な知識の上に思考が積み重なります。磐石な知識の形成には、体系化が不可欠です。逆に、体系化さえ出来れば7割は知識なので入試でも7割以上の点を期待できます。 受験期に私も解きましたが、東大化学は特別難しい問題は見られず、基礎・標準的な問題をいかに淡々と早く解き進められるかが重要です。逆に、グダった時点で理科2科目がパーになります。では、淡々と早く解き進めるためには何が必要か。それは体系化した知識に加えてそれらを常識化する工程が必要です。後者の常識化する工程はこれから受験期になるとインプットアウトプットする機会が沢山あるので今は考えなくていいです。大事なのはこの春休みに、全範囲履修済みのアドバンテージを活かして全ての知識を体系化する作業に入ることです。物理は根本原理の理解のために質の高い学習とそれなりの時間が必須ですが、化学は結局知識を網羅し体系化すれば受験勉強終了です。 体系化の手助けとして1つ方法を述べます。参考になれば幸いです! それは、単元ごとに、「ペン1本、白紙1枚、自分の脳1つだけで説明する」ことです。参考書など何も見てはいけません。誰が見ても分かりやすく、かつ簡潔に説明するのです。そうして書かれた説明こそがその単元の「根本・原理」であり全てそこから始まるのです。これを意識するとただ漠然と問題を解いて演習量を稼ぐのではなく、目的を持って勉強出来ると思います。 最後に、なぜその後すぐにでも新演習を解き始める必要があるかと言うと、全部やるとするなら単純に量が多いからです。その分新演習を全問解けるくらい完璧にすると日本の大学入試の化学において困ることがないです。むしろ化学を武器に無双できます。化学は数学や物理と違って、やることが決まっており必ず成果が出る(知識が大半だから)科目で、英語と違って時間がかからない(やることが決まっているので、やろうと思えばいくらでも早く完成できます)科目です。たとえ苦手意識があろうと、やることが決まってるので点数が取れるのです。数学や物理、英語が苦手な人より何倍もマシなんです。 この季節休みで化学知識を体系化しましょう!応援してます!!
東京工業大学生命理工学院 rikun.st
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化学巻き返し方
僕自身東工大に受かるほどの実力はありませんでしたが化学は得意だったので参考程度にお答えさせていただきます。 まずは理論化学は教科書で基本的な用語や仕組みを理解したら学校の問題集などで基礎的な問題を完璧に解けるようにします。どんなに難しい問題でも最終的にはそこが大切になってきます。それが終わったら重要問題集などを挟み、過去問に行くと良いのではないでしょうか。重要問題集はとても良い問題集などで抜けのないように頑張ってください。 次に無機化学ですが、教科書と福間の無機化学を読み、アウトプットするのが1番良いと感じます。教科書は結構無機を勉強する際に役に立ちます。無機は知識要素が強いため定期的に知識のメンテナンスをするのが大切です。 最後に有機化学ですが有機も鎌田の有機化学がおすすめです。構造決定問題などはアルコールやケトン、アルデヒドなどの個々の知識を固めたらひたすら問題をとくことで得点源にすることができます。慣れてくるとパズルのように解けるため楽しいし、得点を取れます。高分子なども知識が大切になってくるため、教科書・参考書を読み込み、問題演習をしましょう。 今は更新されていませんが、化学好きな東工大生・かずき さんというYouTuberの方がいるのですが、この方の有機の動画は本当に見る価値があります。ほかの分野もとてもいい動画が揃っているためぜひ見て見てください。私はこの人のおかげで化学が伸びたと言っても過言ではありません。 最後になりますが受験は大変です。メンタルもきつくなる時が来るでしょう。共に勉強できる仲間などを作って、適度に休息も取りながら頑張ってください!!応援してます!またなにか聞きたいことがあればどうぞ聞いてください
北海道大学工学部 りょー
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化学の問題集、参考書
こんにちは。東工大理学院の者です。 重要問題集は、A問題とB問題に分かれていて、A問題はほとんどが基礎問題なので、ジョーノさんは基礎はある程度出来ているということなら重要問題集をやっても全然問題ないかと思います。B問題は発展問題で、旧帝や早慶の問題がほとんどを占めます。京大も当然あります。しかし、旧帝早慶の問題の中で比較的解きやすい問題が使われていますので、そんなに臆することはないです。A問題がちゃんと出来るなら、ある程度は解けるはずです。 ただ、化学はとにかく基礎をカチカチにする事が重要ですので、A問題は5周以上してもいいかもしれません。それが出来たら、B問題も3周以上すれば、あとは過去問をやっていけば充分合格点が狙えると思います。 ただ、せっかくジョーノさんは化学が好きで、更にまだまだ時間がある事を考えると、重要問題集だけってのも物足りないと思います。 そうなると、重要問題集の次にやる参考書で有名なものは化学の新演習になるかな〜と思います。重要問題集のB問題と同等かそれ以上に難しい問題が入ったやつです。 この問題集は京大から引用した問題が非常に多いので、新演習を全ての問題が分かるまでガチガチにやれば、京大化学でも無双出来ます。 ただ、死ぬほど解くのが重いです。問題一個一個がめちゃしんどい上に、問題数もめちゃ多いです。なので、他の教科に不安が残るようでしたら、そちらを優先した方がいいかと思います。 となると、重要問題集と化学の新演習の間くらいの問題集である標準問題精講なんてやってもいいかと思います。これは重要問題集のB問題を集めたようなもので、問題数も少ないですので、かなり実力がつくのではないかと思います。 また、京大化学は有機分野からの出題が非常に多いですので、もし有機分野の演習を積みたいようでしたら、駿台受験シリーズの有機化学演習なんかやってもいいかもしれません。有機の問題のみが入った問題集ですので、これをやればベンゼン環を見ただけで最高に気分が良くなれるでしょう。 あとこれは僕のおすすめなのですが、化学の新研究はもう今すぐ買った方がいいです。これは問題集ではなく、800ページほどある化学の辞書のような参考書で、値段も3000円とかなり高価なのですが、問題集で分からないところがあったら新研究で調べるというような使い方をする事で、めちゃくちゃ高校化学についての理解が深まります。何故そのような化学現象が起こるのかが教科書以上に深く書いてあるので、かなり理解の助けになるかと思います。 化学はやればやるほど力がつく科目で、最後の1秒まで伸びる科目ですので、是非京大入試の際には化学を得点源にして欲しいかと思います。頑張ってください!!!
東京工業大学理学院 ひーろ
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反復か量か
こんにちは! 勉強お疲れ様です! 化学は同じ問題集を繰り返すのと、いろんな問題集をやるのとどちらが良いかについてですが、結論前者 ✅「同じものを繰り返す」意識の方が良いと思います! 化学という科目は他の科目に比べても特に繰り返しの学習が効果的だと思います。なぜかというと、 理論化学と有機化学にはある程度解法のパターンがあり、 無機化学はほぼほぼ内容自体の暗記 だと捉えられるからです。 【理論化学と有機について】 理論化学(計算)の分野は範囲が広く、さまざまな内容を扱うと思いますが各分野において典型的な問題があると思います。そのような問題に対しては新しい解き方をいちいち考える必要はなく、問題集の解答に載っている解き方を毎回真似するのが良いですよね。 有機化学についても同様です。 例えば構造決定の問題では「こう書いてあったらこの官能基がある!」みたいなことがあると思います。これも自分で考えるというより、覚えているものですよね。 理論化学と有機についてまとめると、これらの分野は単純な暗記ではありませんが、解法のパターンを身につけるという意味では、解法の「暗記」であり、繰り返すことで身につけやすくなると考えられます。 ✅理論、有機は重要解法のパターンの定着させるために繰り返し解くべき。 ✅2回目以降は時間を測ってタイムアタック形式でやるのもオススメ⏳ 【無機(高分子の一部も)】 無機は内容の暗記が重要です。無機は解法を覚えるというより、反応式や製法などを意味を理解した上で正確に暗記することが大事だと思います。これに関しても繰り返しで定着させるのが1番だと思います。 ⚠️注意点⚠️ ・内容ではなく問題の暗記になるのはダメ ・内容を理解せずに暗記するのもダメ (例えば反応式を暗記するならばただ字面で覚えるのではなく、酸化還元反応などといった反応の種類、どういうときに起きるor利用される反応なのかなども覚えましょう。) ✅無機化学は暗記の割合が大きいので繰り返しでの定着が効果的。 📍次の問題集に移るなら? ずっと同じ問題集を丁寧にやっていて問題になるとすれば、志望校のレベルに足りるかどうかでしょう。全分野の問題がスラスラ解けるようになったのならば次のより高いレベルの問題集に移ることをオススメします! 📕オススメの問題集 ・重要問題集 定番。A問題は比較的簡単、B問題は比較的発展的と分かれているのでBだけ解くなどの解き方もできます。大学入試化学における典型的な問題は大体カバーされていると思われます。迷ったらこちらがオススメ。 ・新演習 市販の化学の参考書の中でもかなり難しい方に入ります。ここまでできれば大学入試化学では怖いものなしでしょう。化学を得意教科にしたいのであればオススメ。新標準演習をやった後であれば同じ出版元なのでやりやすいかも知れないですね。 ぜひ参考にして下さい! 引き続き勉強頑張ってください👍
東京大学工学部 S.K
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理科 参考書
化学基礎問題精巧/良問の風 → 化学重要問題集/化学標準問題精巧 → 化学の新演習 と 過去問 と教科書 化学基礎問題精巧と良問の風がほぼ完成しているなら、レベル的に次は化学標準問題精巧か化学重要問題集、その次が化学の新演習の順に進むのがいいと思います。 東工大の化学は時間があるように見えて、正誤問題も計算が必要だし、問題が簡潔に書かれているので公式などを定義からしっかりと理解して使っていく必要があります。過去問を使ってしっかりと演習し、慣れていくことが大切です。東工大の化学15ヶ年がいいでしょう。物理の基礎知識の上に化学の問題を出題していることもあります。 化学標準問題精巧と重要問題集 大体の知識が身についていて、過去問に立ち向かう力を養うことができます。少々複合問題も含まれる。これらを解いて不安だと思った分野や問題は基礎問題精巧などに、戻って確認しましょう。これで苦手を作らないように小さな穴から埋めます。 化学の新演習 かなり難しい問題が多い。これをやる前に重要問題集までを2周はしておくべきです。問題数も多い。解答解説が丁寧です。難易度が分かれているので、志望校の過去問と併用することをお勧めします。過去問も難易度を見比べて自分がどの難易度の問題まで解くことを要求されているのか把握します。その後目標を絞った演習をします。 化学の勉強において、問題演習ばかりに目がいっていませんか?化学の教科書、資料集は何度もしっかり読みましたか?どの科目もですが、教科書と資料集はかなり使えます。隅々まで読み込んでみましょう!きっと新しい発見があるはずです。無機、有機は資料集と問題集を併用して解説と写真、図で記憶を定着させましょう。
九州大学工学部 にょろにょろ
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無機の勉強法
こんにちは。東京科学大工学院のプロトンです。無機化学は反応式だったり、製法が多すぎて、覚えるのが大変ですよね。今回は少しでも覚えやすくなるようなコツを話したいと思います。 まず、無機化学を勉強していく上で暗記に100%頼っていると途中で詰みます。理解とともに覚えるように心がけましょう。 私が受験生時代に使っていた参考書は 福間の無機化学の講義(Doシリーズ)です。ほんっとうに分かりやすいので一度手に取ってみてください。 無機化学で出てくる反応式は、限られています。 ・中和反応 ・酸化還元反応 ・酸塩基の反応 ・揮発性酸遊離反応 ・熱分解による反応 ・沈殿生成反応 こんなところかと思います。あとは、気体の製法で少し覚えるべき反応式があります。 反応式を作るときに、覚える必要があるのは、反応前後の物質と係数です(酸化還元反応では、酸化数も数える)。 反応前後の物質と係数を覚えていれば、慣れてくると自分で作れるようになります。 例えば、水酸化ナトリウムと塩酸の中和を考えます。 反応前の物質はNaOHとHClで、係数はどちらも1です。反応後は中和されて、NaClとH₂Oができます。 これが分かれば、反応式が書けます。 NaOH+HCl → NaCl+H₂O より複雑な反応式になっても同じ方法でやりましょう。特に、酸化還元反応の半反応式を覚える際には、反応前後の状態を覚えている必要がありますので、必ず覚えましょう。 また、先程述べましたが、酸化還元反応では酸化数を数えます。酸化数とは、化合物やイオンの状態で、中性の原子と比べて電子をどれだけ失っているかを示しています。 例えば、H^+であれば、水素原子と比べて電子を1個失っているので酸化数は+1になります。 また、CO₂ の C に着目すると、電子配置が、::O::C::O::(これだと電子配置が上手く表記できないのでご了承ください)となります。 C原子は、電子数が4ですが、二酸化炭素だと、Cは8個の電子を周りに抱えている状態です。なので、4個多く電子をもらっているので、酸化数は+4になります。 このように、酸化数を数えられるようになれば、半反応式は無双できます。 沈殿生成反応はご存知の通り、イオン結晶同士をとかした時に別の組み合わせで、溶けにくい物質が沈殿する反応です。 例えば、Ba(OH)₂と K₂SO₄の反応があります。ともにイオン結晶であり、水に溶かすとイオンとなります。 しかし、バリウムイオンと硫酸イオンは、反応して水に溶けにくい硫酸バリウムとなって沈殿します。これが沈殿生成反応です。 無機の反応の中でもこれは比較的覚えやすいかと思います。 沈殿が生成されるかは、何と何が反応するかによって変わってきますが、これは私が使っていたゴロ合わせを伝授します。 〈Cl¯との反応〉 銀(Ag+)のなま(Pb²+)※はげ(Hg+)狂ってる(Cl¯) 銀のなまはげ狂ってる 〈SO₄²¯、CO₃²¯との反応〉 そ(SO₄²¯)こ(CO₃²¯)まで、 バ(Ba²+)カ(Ca²+)にする(Sr²+)な(Pb²+)※ ※鉛(なまり)はPb そこまでバカにするな 〈CrO₄²¯との反応〉 苦労(CrO₄²¯)して買った銀(Ag+)のバ(Ba²+)ナナ(Pb²+) 苦労して買った銀のバナナ これらの語呂合わせを参考に覚えちゃって下さい。 以上、無機化学の反応式を覚えるコツ&語呂合わせ(一部)を紹介しました。如何でしたか。受験は大変ですが、楽しく勉強していきましょう。応援しています!
東京工業大学工学院 プロトン
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