早稲田大学商学部志望 急遽浪人が決まり今何をしないといけないかわからない
僕は理系なので学習面以外について書いていきたいと思います。
さて、まず浪人することは悪いことでも恥でもありません。浪人したからこそわかることなのですが、浪人の一年間というのは自分と向き合うには絶好の機会です。この1年間を使ってぜひ自分と向き合ってください。例えば自分の得意なこと、苦手なこと(「この教科が得意」とかそういうレベルの話ではなく、自分の性格、性質上の得手・不得手です)はなにか考えるというものがあります。「継続すること」が得意なのか、あるいは「短期集中で結果を出す」のが得意なのかを知ると、勉強(受験だけでなく、その先の学びにおいても)をどういうふうにやればいいのかの方針が立つでしょう。あるいは、自分の将来について考えてみるのもいいと思います。「この会社に就職すれば年収がいくらになる」というような打算的なことを考えるのもいいでしょうし、一方で、学んでいく中で「この科目を追求したい」と思えるような学問にであえるかもしれません。浪人の1年間は勉強ばかりしていないといけないようにおもわれるかもしれませんがそんなことはありません。ぜひ、あれこれ考えてみてください。それがあなた自身を成長させてくれると思います。
さて一方で現実的な問題もあります。それは浪人して志望校を上げる人は数多くいるもののほとんどは現役の時に志望していた大学、あるいはそれより入試が簡単な大学にしか合格しない人が多いということです。浪人の成功率は3割とも言われています。僕の通っていた予備校の「京大コース」所属者の京大合格率は全体では4割切ってると思います。(注:クラスによっては合格率9割超えてるクラスもあります。あくまで全体平均です)残りの6割は受験校を阪大や神戸大に落とすか、京大を受けたけど落ちた人です。浪人して成績が伸びる保証はありません。その中で一年勉強し続けるにはやはり明確な目標がないと厳しいと思います。特に私立大学は志望大学よりワンランク下の大学に進学する人が数多くでます。早稲田・慶應は特に東大・京大志望で早稲田を「滑り止め」にしてくる人と戦わなくてはならないので、結果は残酷なものになることが多いようです。それでも早稲田を目指すのであれば覚悟が必要でしょう。
以上です。僕は上のレベルに身を置くことには大きな価値があると思っています。もちろん「学歴」というのはありますが、それ以上に、レベルの高い場所には優秀な同級生と自分自身を磨くための環境が揃っています。そして、優秀な人を見て心を折られそうになることもありますが、くらいついていけば他のところではえられない素晴らしい経験ができます。ぜひ、私立大学のトップである早稲田に合格して、これまでに経験したことのないであろう最高の環境で学んでください!応援しています!