河合模試で全滅の学力 京大工学部合格は不可能か
こんにちは。模試でうまくいかないと不安になってしまいますよね。でもこの時期の模試で失敗できたとポジティブに捉えて、1問1問きちんと復習することが大切です!
さて、表題の件ですが、絶対に合格したいという強い意志があるのであれば合格は可能だと思います。「無理だ」と一言で片付けてくる人もいると思いますが、実際自分の周りにもいわゆる「逆転合格」の人はいますよ。
しかし周りの受験生と比べると、河合塾の全統模試で苦労するのであればかなり大きなビハインドを取っているのは確かです。今以上に覚悟が必要に思います。以下それぞれの教科について具体的に述べます。
一番厳しい戦いが予想されるのは英語です。京大入試の英語は非常に難しく、一定程度の単語力がないと全く太刀打ちすることができません。少し厳しいことを言うと、LEAP Basicの単語がわからないのでは1点も取れないくらいです。、LEAP(改訂版ですよね?)を一冊完璧にすることは必須で、英語で稼ぐなら鉄壁などレベルの高い単語帳を取り組む必要があります。
数学はFGをやっているとのことで、夏休みが終わるまでにIA~IIICまですべて終わらせることができれば十分です(が、理想は1対1やプラチカなど、もう一つ問題集が終わると良いです)。秋からはレベルの高い問題集や過去問をやりましょう。間違えた問題、手が動かなかった問題にはチェックを付けて必ず解き直してくださいね。前述の「終わらせる」というのはすべての問題が解けるようになるということなので、少なくとも2周は必要だと思います。
理科については、夏休みに標問、重問が完璧にできたらひとまずビハインドは回収できると思います。本番の理科は物化セットで180分なので戦略も立てる必要がありますから、どちらを重視するか等も含めぜひ塾の先生に相談してください。
国語について記載がなかったので補足しておくと、古文は得点源にしやすいのでまだ時間のある5,6月のうちに基礎的な単語や文法事項を押さえておくとよいです。もちろん文系に比べて優先順位が低くなるのは間違いないですが、意外と差がつきます。(現代文はノータッチで受かる人もいます…)
最後になりますが、物理以外独学とのことで、相当苦心しているかと思います。もし家庭の方針で物理のみ予備校に頼るということなら仕方ないのですが、可能なら全体的に予備校にバックアップしてもらうのが良いかと思います。学習のペースを作ってくれる他、周囲にレベルの高い受験生が多数いる環境に身を置くことはモチベーション維持にも繋がります。
ぜひ諦めることなく2月まで走り抜けてください。京大で待っています。