リスニング
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
スコーピオン
東大文科一類志望の新高3です。今までリスニングの勉強をしてこなかったのでやろうと思っています。2月の駿台模試でリスニングは18/30でした。(全国平均17.3)今の自分がこれからやるべき参考書と勉強法を教えてください!
回答
reo
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
2次試験でもリスニングが設けられている大学を志望している方は、まずは共通テストの過去問で8~9割が取れるようにしておきたいです。リスニングが共通テストだけの人であれば、7~8割を過去問演習時に取れるような勉強方法を教えたいと思います。
結論、参考書はいりません。過去問を演習しましょう。
共通テストの過去問やセンターの過去問、共通テストの(過去の物も含めた)予想問題を積極的に使いましょう。音声を聞いていつも通り回答するだけで無く、自信があるかないかもチェックします。そして、丸付けをしたあと、スクリプトを見て音声を再度聞きながら、1回目に聞き取れなかった単語を調べ上げ、自分用のリスニング用メモ帳を作ります。
英単語を見て意味が分かる単語と、聞いて意味が分かる単語は想像以上に異なっています。正しい発音やアクセントを理解していないと、リスニングでは聞き取れません。リスニング用の単語帳を自作することで、正しく発音を理解していない単語や単順に知らなかった単語をリスト化することが出来ます。
過去問演習で自分の目標を超えれば、実際に二次試験の過去問を同じような形で進めましょう。また、模試の過去問のリスニング音声も、もしかしたら学校の先生方が持っているかもしれませんので活用しましょう。YouTube等にも有効な音声があると思います。
大切なのは、丁寧な日本語訳と英語のスクリプトがある音声を聞くことです。
自分が聞き取れない単語や文法をリスト化しないと、ただ音声を聞いているだけでそれほど有効ではありません。
また、自分が持っている単語帳の音声を聞くのは非常に有効です。単語を効率よく覚えられるだけでなく、リスニング対策にもなります。
ここまでやっても、時間的余裕があるようであれば、リスニング用参考書や英検2~準1級の過去問も使う事が出来ると思いますが、自分が塾講師として指導してきたり受験生だった頃でも、そこまで対策している人は見たことがありません。東大・東京外語志望でも、基本的には過去問演習と自分の単語帳の音声、YouTubeにたくさんある音声を活用しているのみでした。
洋楽を聞いたりして耳を慣らすことも有効だと言う人もいるかもしれませんが、日本語の意味や英語スクリプトがあった上でも、意訳されて省略された発音が主なので、非常に有効であるとは言えません。苦手意識がなくなる程度くらいです。
以上、参考にしてください!
コメント(2)
スコーピオン
回答ありがとうございます!質問なのですがセンターの過去問は共テ対策になるのですか?
reo
コメントを返すのが遅れてしまい申し訳ありません!
センターと共通では問題傾向がかなり違うので、直接効果的に働くわけではないのかもしれません。
ただし、時間制限を設けた中でマーク型の問題を解くという慣れの部分に大きく効果を発揮しますし、センターを解くことでも復習や演習になります。
ですので、なって損はないくらいの感覚でやりましょう!