いきなり難しい問題集に取り組むことは良くないのか?
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3/24 9:27
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
すどう
高2 宮崎県 京都大学工学部(65)志望
京大志望 新高3です。
物理の勉強の仕方について悩んでいます。
今までに学校の課題で教科書の問題を2周ほど解いているのですが、いきなり名問の森に入ってもいいのでしょうか。数題といてみたところ、解けきれはしないが、手も足も出ないわけではないという感じです。
エッセンス、良問の風を飛ばすことで抜けができ、後々後悔することはあるのでしょうか?
また、化学においてリードαを固めずに重要問題集に取り組むことで最終的に点数を取れなくなるということはあるのでしょうか?不安だと感じた場所はリードαで演習したり、教科書まで戻るつもりですが、今の時期から名問の森や重要問題集をやってる人を見かけないので焦りすぎてる気がしてきました。
問題集自体を完璧にする自信はあります。ただ、今はじっくり基礎の問題を解くべきなのでしょうか?
回答
田中
早稲田大学創造理工学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
偏差値が65もあれば順調ですね。
京大が志望校というのは分相応だと思います。
結論から申し上げますと名門の森を解いちゃって問題ないと思います。
理由としては、名門の森すら今や典型パターンとなってきたからです。
名門の森は毎年問題を更新する重要問題集に比べて古い参考書で、少しトレンドがズレています。
したがって、名門の森を完璧にしたからといって京大の物理が高得点に繋がるとは考えにくいです。むしろ、名門の森が解けることがスタートラインであり、名門の森で培った解法プロセスを実際の問題で扱えて初めて受験資格を得たという認識を持つべきです。
これを京大数学の例に例えます。
今や整数問題でmod3を扱うというのは数多くのYouTuberが動画を上げて、裏技のように解説していますが当時では画期的な問題です。
実際にサンプリングしてnがどの時も3の倍数なりそうだ、ということに気がつけたがどうかが重要な問題でした。
しかしあまりにも有名になりすぎて、その思考プロセスを飛ばしていきなりmod3を使う受験生が増えてしまったため今ではほとんど出題されない問題となりました。
また、不等式評価では曲線の接戦を使って図示による証明や、曲線のグラフから極値を予測してはさみうちの原理をとって証明する問題など、難関大では当たり前のことが問題集には載っていなかったりします。
田中
早稲田大学創造理工学部
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コメント(1)
すどう
4/1 13:37
回答ありがとうございます!
modの話は全く気づけてなかったのでとても参考になりました!