もし国立が無理だった場合
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
りん
私は阪大志望の高1です。私の成績からしても現役で阪大合格はとても厳しいです。部活ある日の平日は8時間ほど、ない日の平日10時間、休日はだいたい半日くらい勉強しています。絶対現役で阪大に行くんだって気持ちで頑張っています。ここで質問です。私は阪大にしかまだ興味がないのでこの春休みも入試科目の基礎をもっと固めたいと思っています。しかし、このまま勉強しても成績が上がらず高3になってからやっぱり無理だったから私立に変えるとかになれば、化基や数学などの理系科目を勉強した時間は無駄だったんじゃないかと思っています。
これについてどう思いますか?回答お願いします🙇♀️
回答
reo
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
私の高校の頃の話を紹介したいと思います。
私の高校3年のクラスは、40人中32~33人ほどが国立大学を第一志望としていました。結局、国立志願者のうち3分の1ほどが浪人してもう一度国立を目指し、3分の1は私大へ進学、残りの3分の1は志望校に合格したか、後期で志望校からレベルを下げた国立大学を受験し進学しました。大学生になった今彼らの様子を見ると、レベルを下げてでも国立大学に進学した友人の方が、大学生活を心から楽しんでいる様子です。一度、国立大学を第一志望に掲げた人が私立大学へと進学すると、いわゆる学歴コンプレックスは抱かないものの、やはり心残りがあるようです。
国立大学は全体的に生徒は少ないので、教授から手厚い指導が頂けます。私立大学は生徒がかなり多く、一つの授業に100人以上集まることもあるので、手厚い指導は頂きにくいです。また、私立大学の方が国立大学よりも多種多様な学生がいます。自分に合った大学を目指すべきですが、国立志願者が私立大学に進学すると、上記の点で悩んでしまう様子です。
また、受験制度の観点からすると、私立大学の受験でも数学や理科基礎を用いることができ、基本的には受験科目を増やせば増やすほど、倍率は下がります。(私立大学の倍率が10倍を超えることがある一方、国立大は3~4倍程度であることから明らかです。)同じ私立大の入試でも科目数によって複数の受験が可能なので、少なくとも無駄になることはないと思います。
これも同じクラスの友人の話なのですが、3年の途中で国立大から早稲田大へと志望校を変更しました。しかし、それまで数学や理科基礎を勉強していたので一応共通テストは5教科9科目受験したところ、思った以上に得点が高く、MARCHの理数科目を含めた共通テスト利用を用いて合格を掴んでいました。得点がそれなりに高かったのもありますが、やはり科目数を増やしたので3教科型に比べて倍率がかなり低かったのも一つの合格の要因です。結局、2次試験の対策期間は早稲田大のみに集中することができたため、早稲田大は一般入試で合格していました。
教科を減らすことは、選択した教科により一層集中できると多くの人は考えますが、あえて厳しい選択をしていると捉えることもできます。まず大阪大学を志望校としてもう少し勉強を続けて、それでも悩んだら参考にして頂けたらと思います。応援しています。
コメント(1)
りん
丁寧にありがとうございます✨頑張ります