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Focus Gold が辛い...

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11/16 8:02
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

NT

高2 茨城県 京都大学経済学部(66)志望

高2文系の東北大志望です! 英語の基礎固めが軌道に乗ってきたように感じてきたので、数学の勉強も並行してやっていこうと思っているのですが、学校で配られたFocus Goldをやっているうちに、問題数の多さに圧倒されてしまいました。(もちろん基礎から応用まで幅広い難易度の問題が収録されているので当たり前だといえばそうかもしれないのですが。) そこで質問なのですが、Focus Goldの代わりに基礎問題精講でいわゆる「基礎固め」に専念し、これが身についてから標準問題精講などの問題集に取り組むと言った方法でもいいのでしょうか? 問題数があまり多くないものを一冊ずつこなしていく方が個人的にはモチベーションを維持できるように感じます。 逆に、Focus Goldのここが良い!と言ったところや、「基礎固め」もこうすればFocus Goldでも出来ると言った方法も教えていただきたいです。今持ってるものを使っていけることが一番いいと考えているので。 多くなってしまって申し訳ありませんが、よろしくお願いします!

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kkxyxz

東京大学理科一類

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
FOCUS GOLDは、確かに分厚くて問題の量に圧倒されます。ですが、誰もが知っていなければならない「パターン問題」がほぼ完全に網羅されていて、「基礎固め」にはうってつけの問題集です。 量が多いという問題点に関しては、多いとはいえあの程度は少なくとも2周はこなせないと受験勉強をやっていけない、と思います。ただ、残念ながら2周するだけではまだまだ身に付かないんですよね…。そこでオススメなのが、「解法のみの確認」という方法です。 「解法のみの確認」とは、問題集を流しながらみて、各問題を見た瞬間に「どのような解法(流れ)で解くことができるか」だけを頭の中で想定し、具体的な計算はせずそれが正しかったかを確認するというものです。 例えば、問題だけを見て「この問題は座標を設定してこの点の座標をx,yと置いて方程式を2つ立てれば解けるな」と頭の中で考え、解答を確認し自分の考えが合っていたかを確認する、という具合です。これなら大して時間はかからないので量が多くてもあっという間にこなせます。 また、FOCUS GOLDではなく基礎問題精講→標準、という流れで基礎固めをするのも全く問題ないです。その場合も上に書いたことを行うことで素早く基礎固めができます。*いずれにしろきちんと2周はする前提です。 結論 FOCUS GOLDでも基礎固めはできるし、量はこなせる量である。だが、モチベーションは重要な要素なので、問題精講の方がやる気がでるならそっちを選んでも一切問題はない。
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kkxyxz

東京大学理科一類

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コメント(2)

NT
11/16 20:53
ありがとうございます! 教えていただいた方法でとりあえずはFocus Goldで頑張ってみようと思います!
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Rina
4/9 21:51
あの、青チャートで慶應の薬学部対応できますか、、

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数学網羅系について
こんにちは!はじめまして! フォーカスゴールドを全てやるかどうかは数学が得意か苦手かによります。 まずは数学が苦手な場合です。例えば、学校の定期テストなどの問題や学校のワークなどを解いても解けない、基礎問題レベルに苦戦する、応用題になると解けないという場合であれば、フォーカスゴールドをおすすめします。焦って難しい問題に手を出して解けないという時間がいちばん勿体無いです。東工大と言えど基礎問題(簡単だから基礎なのではなく、大切だから基礎)はとても重要です。定石を知ることは大事です!! フォーカスゴールドの基礎問題をやり間違えたものにはマークをする。そして後日解き直し、また解けなかったらマークをする。これをただひたすら繰り返すことをオススメします。❌を⭕️にするという意識をもって勉強しましょう。 次に数学がある程度できる場合です。どのくらいかと言うとフォーカスゴールドの基礎問題ならおおよそ解ける、学校の定期テストも割と取れる、数学に対して苦手意識はあまりない、ことくらいのレベルであればフォーカスゴールドではなくもう少し薄い参考書を使ってもいいと思います。 使い方としては12年分野の参考書をやり、間違えたところを復習する。そしてその時に自分の苦手分野、間違いが多い分野のみフォーカスゴールドのような網羅性のある参考書に戻るというやり方です。こうすることで得意分野を効率的に勉強出来ますし、応用問題に効率よくステップアップ出来ます。ただし、できない分野不安な分野は必ず網羅性のある参考書に戻るということは忘れないでください。 おすすめの参考書ですが、東工大を目指すのであれば「大学への数学 一体一対応」がオススメです。特に数II・Bはものすごくおすすめです。ベクトル数列範囲が特にいいです。ただしこの参考書は3年でやることが多いので高2だと少し難しいかもしれません。その場合は高三の夏休みにやることをおすすめします。 あまり多くの参考書に手を出すのはおすすめしません。基本的にどの参考書を使ってもその参考書を何周もし、完璧にすればどの大学でも戦えるような数学力は身につきます。1番大切なのは【どの】参考書をやるかではなく【どれくらい】参考書をやりこむかです。フォーカスゴールドが多すぎると思ったらほかの参考書を選びその参考書を完璧に仕上げてください(塾のテキストでもいいと思います)。フォーカスゴールドを辞書のように使うのはありだと思います!! 受験直前になったら東工大の数学25ヵ年を使うことをお勧めします。自分の苦手意識のある分野を集中的にやるのは非常に効果的です。 最後に自分が東工大を受験する時に使っていた参考書を参考までに載せておきます。 【高2冬】・青チャート1A ・青チャート2B ・学校のワーク(定期テストの範囲) 【高3春】 ・青チャート3 ・青チャート1A、2B ・学校のワーク 【高3夏】 ・一体一対応2B ・一体一対応3 【高3夏後】 ・今まで使った参考書の復習 【高3冬】 ・東工大の数学25ヵ年 ・(やさしい理系数学)苦手分野のみ 【高3受験前】 ・東工大過去問 ・東工大の数学25ヵ年 東工大は数3が特に重要です!数3は特に頑張ってください!
東京工業大学工学院 ひびき
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理系数学
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数学の勉強法
私はわかる問題も1回目はとりあえず手を動かして解いていました。 意外と最初考えた方針が違っていたり、途中の計算過程で工夫できるところがあったりするので一旦は解いてみると良いと思います。(2回目は特にそういう必要はないです) 1度合った問題でも、時間をかけてやっと解法に辿り着いたような場合は2回目も解くと良いと思います。 また、応用問題を解く中で基礎の復習と定着はできるので、focus goldを何周もしなくてはならないと気負う必要も無いかと思います。 1対1はさっと復習ができるので持っておいて損ではないですし、入試標準レベルに達するにはベストな問題集だと思います。 解法も綺麗なので、参考になる面も多いです。 また、次の問題集としては、月刊大学への数学あるいは新数学演習をおすすめします。 月刊大学への数学は月ごとにテーマ(単元)が決まっており、それに関する演習問題(入試標準レベルが中心)が数多く載せられているので、これを毎月やっていれば演習量が確保でき、実力もつきます。個人的には、大数模試の最難関理系コースもおすすめです。難易度も適当で、時間制限もあるので入試の練習になります。 新数学演習は難易度が高めです。 問題量もわりと多いので、演習を積めます。 難易度的には入試やや難レベルが中心です。 あとは過去問です 聖文新社から50ヶ年分が出ていましたが、コロナで倒産してしまったのでAmazonなら手に入るかもしれません。 駿台の東大の数学25ヵ年でも十分だと思います。 個人的には、模試のような予備校が作る問題と入試問題では毛色が違うので、入試問題メインで解いた方が良いと思います。(おすすめした問題集は全て入試問題から取っている問題集です) 余裕があれば、東大へのパスポートなどで東大実戦などの過去問をやってみれば良いのではないでしょうか。 focus goldで基礎が固まっているなら、応用もわりとスラスラいくと思うので、是非頑張ってください!
京都大学医学部 Yu
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理系数学
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focus gold 周し方
今のFocusGoldを知らないので的外れかもしれませんが、僕が現役生の頃はFocusGoldは問題ごとにかなり難易度の差があると思いました。 簡単な問題があるからダメという話じゃないです。 難しい問題があるからダメなんです。 少しご質問からズレますが、、、 京大数学の場合、「絶対落としてはいけない問題」と「絶対解いてはいけない問題」と「時間が余れば手を出すべき問題」があります。 よく、「難しい問題でも部分点を稼げ」と言う先生がいますが、全くの間違いです。 「絶対落としてはいけない問題」を減点0で解き切ることが大切です。 話が逸れましたが、上記の戦略のためにはFocusGoldは適切な問題集ではありません。 僕個人のおすすめは大学への数学です。とは言え大学への数学にも解くべきではない問題があります。が、他の京大レベルと謳われている問題集の中ではかなり少ないと思います。 過去問をやる際にも、解くべきでない問題は解かない、解ける問題は絶対に減点されないように、意識してください。その見極めが本当に大切です。本当に。 応援してます。
京都大学総合人間学部 MaeKatz
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focus gold単体か一対一と重ねるか
こんにちは!名古屋大学医学部医学科のスナフキンです。数学は河合の模試で70以上を取ることができていたので、アドバイスさせていただきます。 結論から申し上げますと、focus gold を1冊完璧にすることをお勧めします! 理由としましては、focus goldを完璧にすれば偏差値65まで到達することができるからです! ここでいう完璧の定義とはfocus gold 1冊からランダムに10問出題して、①10問記述式の答案で丸をもらえる、尚且つ②例題の下にある「考え方」と「focus」が問題文を見ただけで分かる(白紙に同じものをかける)という状態にすることを指します。 この状態までやり込むにはかなり時間がかかります。 普段の勉強から解答の式を丸暗記するのではなく、「考え方」と「focus」を覚えるように心がけてください。 ここを暗記することが数学ができるようになるために必要です。 数学ができる人が「数学は暗記だ」とよく言いますが、それは分厚いチャートやfocus goldに載っている問題の式を全て覚えているわけではありません。 その人たちは、チャートで言えば「指針」や「CHART」、focus goldで言えば「考え方」や「focus 」を全て暗記しています。 上記の部分が暗記できれば模試の問題でも解法が頭の中に浮かびやすくなると思います。 また、1対1をやるにしてもとても量が多いので、目的ごとに使い分けることをおすすめします! 例えば、「得意な分野を伸ばしたい!」であったりですとか、「苦手分野をもっと解いて慣れたい」という目的を持って分野を絞って解くことが大切です。 以上が回答になります。頑張ってください!応援しています!
名古屋大学医学部 スナフキン
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数学の基礎固め
Focus goldを使ったことがないのですが、問題量が多く、そこそこ難易度の高い問題も掲載されていることと思います。 まず、点数の取れていない分野(IAなのかIIBなのか、さらに細分化して確率なのかなど)を明確にしてみてください。それで、特定の分野が弱い場合にはその分野だけ、例題と演習を行うことをおすすめします。 逆に特定の分野が弱いということがないのであれば、おっしゃっている通り、例題を解いてみてください。この場合、短期間で(例えば2~3週間)一気に一通り解いてみてください。少なくとも一問につき20~30分は考えてください。例題の中にはやり方を知っていないと解けない問題も必ずありますから、仮に解けなくても気にする必要はありません。 具体的には 1周目→全問 2周目→全問(解けなかったものをチェック) 3周目→解けなかったものだけ(さらに解けなかったものをチェック) 4周目→解けなかったものだけ といった風にしてみてください。 これで慣れたら、演習問題やこれらの問題が混ざったもの(総合演習的なもの)を解いてみてください。 補足ですが、少ない問題数で復習等をしたいときには1対1対応の演習(東京出版)がおすすめです。良問が揃っており、一単元ごとの問題数も多くないので、短期間で復習と確認が行えます。 このような回答でよろしいでしょうか? また質問等あればおっしゃってください。
京都大学医学部 Yu
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理系数学
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数学
focus gold(以下FG)を使い続けることをお勧めします。いくつもの参考書に手をつけるよりかは、1つ1つの参考書を何周もし、じっくりやりこんでいくほうがいいです。質問者さんは基礎から固めたいということですが、FGは基礎から発展まで網羅されています!また、まだ高校2年生ということで、時間もあるのであえて薄めの参考書に取り組む必要もないと思います。質問文にもあるように早めに基礎を固めたいというのであれば、マスター編の星2つと3つの例題だけを解く、などしてみてもいいと思いますよ。星1つは解くまでもなく軽く見るだけ、星4つは少し応用なので今はやらなくてもいい、と割り切ってもいいです。 私は、高3の夏休みまでに数3までのマスター編の例題(上記のように抜粋で)を一周と、step up問題の苦手な単元と微積(微積は苦手ではなかったですけど必ず入試にでるし重要な単元ですから笑)を終わらせ、夏休みで例題とその練習問題を一周、9月以降では夏休みにやって間違えた例題練習問題を復習しつつ平行してLevel up問題を解きはじめていました。11月後半ごろになって過去問演習を始めるときも、平行してlevel up問題を何度も解いていました。 私が受験で使った参考書は、FGと過去問だけですが、先ほど述べたやり方でかなり力がついたと実感しています。経験して言えることですが、FGはとてもいい参考書だと思います!なのでFGを使い続け、やりこむことをオススメします! そして間違えた問題は必ず解けるまでやってください。復習が大事です!がんばってください!
早稲田大学創造理工学部 tomoyan
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フォーカスゴールドの進め方
こんにちは^_^ 現在慶應義塾大学経済学部に在学しているものです。私も浪人を通して2年間数学と向き合ってきたので少しためになるお話ができると思います。そして私もフォーカスゴールドを使っていました。 まず大雑把に説明します。まずフォーカスは解法暗記のための参考書です。英語で言うところの単語帳に当たると思っています。なので難関大学を志望する人はフォーカスのすべての問題の解法をすぐ思い浮かべることが必要になります。数学でどのくらい点数を稼ぎたいのかによって科目によって充てれる時間は変わってくると思うのですが、私は一橋志望で数学の比重が重かったので、私のような数学を得点源にしたいと考えるならフォーカスの問題の解法暗記はマストだと思ってください。詳しくどうやるか説明すると、まずは単元別でもなんでもいいのですが、まずやってみる。そしてできる問題には丸をつける。2周目は丸のついてない問題だけに取り組む。そして全ての問題に丸がつくことを目指します。問題に丸をつける時はその問題をきちんと理解した上で丸をつけるようにしてください。次からその問題は軽く流す程度になるので最初の理解が曖昧だと、自分の力になりません。取り組む問題は例題だけで大丈夫です。そしてすべての問題に丸がついたら、ここからはフォーカスを単語帳のように使います。問題を見て、パッと頭の中で解法が浮かんだら、紙にわざわざ問題を解かないでいいので、どのような記述の仕方をすればいいのなど軽く解説をみて、すぐ次の問題に移ります。そして高速でフォーカスを周回します。正直ここまでやればほとんどの大学の数学でボーダーラインくらいは取れると思います。一つ基準を出すとすれば、河合塾の記述模試で偏差値65〜70くらいは取れると思います。ここからは数学を得点源にしたい場合は参考にするといいと思います。私はフォーカスである程度問題がとけるようになったら次は実践力をつけたいので、プラチカや阪大なら阪大の数学20ヵ年などを買い、志望校の問題に合わせた対策をするべきです。また、現役生は特に時間に余裕がないのでおそらくプラチカなどを全部やる時間はないかと思います。なのでプラチカでも頻出分野、例えば確率や微積などの問題は全部やるなど効率的に自分で考えてやるべきです。 フォーカスゴールドは難関大学の入試数学の基本的な解法が詰まっているのでとてもいい参考書です。最初は問題量に圧倒されると思いますが、あれを完璧すればかなり数学力が身につきます。ぜひ頑張って見てください。
慶應義塾大学経済学部 オレンジタヌキ
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Focus Goldの解き方
無謀ではないですが、割と勉強が数学特化になると思います! 効率よく解くためですが、Focus goldは問題数が多いため、しっかり解く問題とそうでない問題を分けていきましょう。 例えば、Focus goldのレベル分けのうち星1~2のものは教科書と同じレベルだと思います。また、もう少し上のレベルでも見ただけでなんとなく分かるな、と思える問題があると思います。その問題は問題文を見て解答方針を浮かべ、計算などはせずに答えを見て合っているか確認しましょう。 逆に上以外の問題はしっかり解いていきましょう。 また、共通テストレベルならば星4レベルは解く必要は無いかなと思うので、星3までのレベルを完璧にしていきましょう! (もちろん最終的に東大までは星4まで必要です) 参考になれば幸いです!
九州大学経済学部 riku
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数学網羅系について
まず出鼻を挫いてしまって申し訳ないですが、網羅系の参考書をとりあえず全部やるのは辞めてください。 その上で、網羅系参考書は「辞書」だと言う意識で用いてください。 以下に詳細と理由を書きます。 まず参考書を「辞書」として使うとはどう言うことか。 大学の過去問や模試の過去問、東大京大一橋阪大慶應などのある程度難易度の高い数学の過去問を時間をかけてもいいので暇があればやって、わからなかった問題を段階に分解し、分解した分野ごとの問題を網羅系参考書で調べて、それに絞って解くようにしてください。難問は相当なものでない限り、簡単な問題を多段階に組み合わせたものでしかないし、その解法をまとめたのが「網羅系」の本意です。それを理解し、それぞれの段階をはっきり認識し、正しく方針を立てられるようになってください。 加えて、全部やってはいけないと断言する理由があります。まずわかりやすく、高二のこの時期から網羅系をやっても絶対に入試演習に間に合わないからです。と言うかもう入試演習始めてもいいくらいです。志望校が決まっていてE判定以外の判定取れてるならとりあえず突っ込みましょう。 東工大は難問が多いです。多段の階段です。問われている能力は一段の問題を一段の台座状態で出されてその上に登って降りるを繰り返す能力ではなく、それを正しく踏み、さらに次の足を出して次の上の段に登る能力です。 貴方が目指している大学の問題の質をしっかりと知り、対処してください。 focus goldはとても優れた参考書であることは周りの東大生他の評判からも理解していますが、使い方は志望によってかなり違います。貴方が今やっているような全部解く、は国公立医学部志望の人がよくやるやり方です。解けない問題を減らすことが重要な彼らにとっては、むしろ効率の良いやり方になります。でも東工大などは解ける問題を探す入試です。上手に使いましょう。 まとめです。 貴方の目指す東工大の数学試験の性質を理解し、それに近い問題を今から多く解き、その時網羅系参考書を辞書として用いてください。 補足1です。 参考にする模試は駿台模試か、冠模試を受けるようにしてください。 というのも、貴方が例に挙げている共通テスト本番レベル模試、進研模試は、特に数学で「難問」はそんなに出ません。問題を解くのではなく、解けない問題を無くすようなテストです。高校レベル記述模試は進研模試に比べればある程度難易度はありますが、これも最上位レベルの大学の受験生の参考になるレベルではないです。 補足2です。 現役で東大理一に入りましたが、数学の参考書は高一だか中3の時から赤チャートしか使っていません。その代わり、学校の先生から難問を大量にいただいて暇な時に解いていました。阪大、東工大、京大、東大の過去問とそれらの冠模試の過去問が中心です。赤チャートでも十分辞書になりました。
東京大学理科一類 さしみポン酢
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理系数学
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網羅系の参考書について
こんにちは。 一橋大学の経済学部で学んでいる者です。 私も高校生の頃はフォーカスゴールドと似たようなNew Action Legendという問題集を使っていました。 フォーカスゴールドの良い所は、基礎的な公式や解法をしっかりと練習できる所にあると思います。 高1や高2のうちは、そのような数学の基礎を使いこなせるようにすることが重要です。 しかし、もしそれが簡単すぎると感じるのであれば、演習問題や実際の入試問題を集めた問題集に挑戦してみてもいいと思います。 ただ、難しい問題に挑戦していく中で分からない問題に出会ったら1度ペンを置き、何が分からなかったか、どの公式や解法を使うべきだったのかを確認してください。 基礎的な問題を練習することがつまらないと感じ、発展的な問題にどんどん挑戦してしまうと、自分の苦手な範囲がほったらかしになってしまう恐れがあります。 基礎をしっかりとマスターした上で、発展問題に挑戦することを意識してくだされば、どんどん難しい問題に挑戦しても問題ないと思います。
一橋大学経済学部 ナッパ様
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文系数学
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