有機化学 構造決定について
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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セミナーレベルの問題や、基礎事項は頭に入っているのですが、入試レベルになると、途端にできなくなってしまいます。どのようにして改善していけば良いですか?
回答
Yu
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
構造決定はレベルが高くなると、頭の中だけで処理するのは無理になります。
まず、与えられた情報から確定させることができるものをはっきりさせましょう。
分子式ひとつからでも不飽和度が算出できますし、それができれば官能基の候補も自然と絞られたりします。
その上で、解答の候補が複数ある場合はそれらをきちんと書き出すようにしてください。
炭素骨格の形状や、2分子間の結合の仕方など、候補が多数出てくるものがありますよね。
その書き出した候補を見ながら、条件に合うものを絞っていくイメージです。
まとめると、構造決定のポイントは
与えられたものから可能な限り情報を引き出して、それをもとに確実に推定していく
ということです。
基礎的な構造決定ができるのであれば、演習を積めば段々と解けるようになると思います。
個人的におすすめの問題集は
基礎問題精講、標準問題精講、京大の化学25ヵ年です。
京大は構造決定の問題がとても多いので、良い演習になると思います。
また、これらの問題集の中では東北大学の構造決定が標準的かつ良問であるように思いました。
是非、やってみると良いと思います。
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