第一希望の過去問か、その他の問題か。
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
りん
名古屋大学文学部希望の高三です。
私は毎月、蛍雪時代や武田塾チャンネルなどの発信を基にスケジュールを立てています。
先日9月から直前期までの計画を立てようとしたのですが、
①隔週で第一希望の過去問を解いて慣れる
②実践形式の問題集や同レベルの私大の過去問で実力をつける(11月から過去問)
という派閥がありました。
自分の考えとしては、得意な英語と世界史は過去問をし、苦手な現代文と数学は参考書を反復するべきだと思っています。
しかし、②で「私大の英語は問題のレパートリーが豊富」という記載をみると、一理あるなと納得してしまいました。
とはいえ、そちらを優先すると、模試や学習会とも重なって①の学習が進まないことが明らかです。
そこで、先輩に以下の三点に答えていただきたいです。
1、上記の学習プランで取るべきはどちらか
2、具体的にどのように時間配分をして学習を進めていくべきか
3、先輩は現役時代どのような計画で進めていたか
尚、学習状況は以下の通りです。
よろしくお願いします。
国語
・現代文読解力開発講座(1周済)
・現代文得点奪取(未履修)
・現代文記述の書き方(2周済)
・ポラリス1(完遂)
・ポラリス2(未履修)
・漢文早覚え(周回中)+センター過去問
数学
・青チャート12abc(例題星3まで完遂)
英語
・LEAP (周回)
・速読英熟語(L40以降周回中)
・ルールズ1~3(全長文10回以上反復)
・英作文のトレーニング必修編(一周、即答できないものを反復)
・ルールズ エッセンシャル(知らないものだけ反復)
世界史
山川(苦手意識ある単元を反復)
世界史論述トレーニング(未履修)
※8月 河合塾 全統記述模試(自己採点)
国語→122、数学→110
英語→140、世界史→76
回答
らじあん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんばんは。
◎質問1について
英語や世界史に限らず、数学や現代文に関しても、もし過去問を解いたことがないのであれば、1年分もしくは2年分ほど解いた方がいいとは思います。
もし解いたことがあるのであれば、
苦手科目に関しては、網羅性を持つ参考書や問題集で演習し、
得意科目に関しては、過去問を解いて、自分の弱みを分析して、その弱みを参考書等で改善していく
という流れがいいと思います。
とにかく、過去問に触れるタイミングが遅いと危険だと思います。
◎質問2について
判定を見る限り、おそらくまだ合格点には達していないのかなと思うので、過去問を解く比率は少なめがいいと思います。
「少なめ」の目安は、過去問を一週間に一科目を一回解くくらいです。
その代わりに、基礎固めや演習を多くするといった感じです。
もし、合格点にもう少しで届きそうという科目があれば、過去問を中心にするといいと思います。
◎質問3について
僕は、本格的に過去問に触れ始めたのは高三の夏でした。
当時、実際に冠模試は全てA判定だったので触れていたというのもあります。
得意な数学、物理、化学に関してはガリガリと解いて行きました。
合計で物理、化学は29年分、数学は多分40年分くらい(さすがにやりすぎです笑)解きました。
一方、苦手な英語は、もう少し後から始めました。
特別苦手な国語に関しては、受験前日に初めて過去問を解きました。
過去問に触れる目的は、傾向を知ることと、単純に実力アップのためでした。
余談にはなりますが、「過去問で傾向を知る」という言葉における「傾向」とはなんなのかを例を挙げて終わりにしたいと思います。
傾向と聞くと、そんなのサイトなどに載っているじゃないか、と当時思っていたのですが、それよりももっと細かい傾向を分析することが大事だなと思いました。
傾向の例:
・問題の間違いはどのくらいの頻度で出てくるか
・難しい問題は大問のどのへんにきやすいのか
・自分にとって解きやすい大問の順番は?
などです。
頑張ってください。応援しています。
コメント(2)
りん
3項目それぞれ細かく回答して頂きありがとうございます!こんなに早く回答していただき感動すると共に先輩の実例にくすっと笑いました。
残り半年頑張ります!!
らじあん
💪💪⤴︎⤴︎