何周もやる参考書
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にこ
私はお茶の水女子大学志望の高校3年生です。
数学の参考書は1つのものを繰り返しやった方がいいとよく聞きますが、それ以外の国語や英語などの参考書も繰り返しやった方がいいのでしょうか。
教科ごとに繰り返しやった方がいいものを教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
回答
tona
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こんにちは、tonaです。参考書の繰り返しについてのご質問に、繰り返すことの基本的な考え方と個別具体でのやり方をお伝えしようと思います。
まず、基本的な考え方として、読んでいて覚えていなかった、または解いていて間違えが出る、というものは内容に関係なく繰り返すべきです。単語帳などは短い期間でやっていき、問題集などはある程度長めの期間でやる、というサイクルになります。科目や内容によってそもそもの勉強な仕方は変わりますが、ある参考書に分からないものを残したまま次へ進む、ということは勉強方法に関係なく問題です。結局その内容についてどこかでやることになりますし、最悪忘れたまま本番を迎える、なんてことにもなりかねません。なので、分からないものがあるような参考書は繰り返しやって、もう大丈夫だと思って次に進むのです。受験勉強は「できるものを増やす」というよりも「できないものを減らす」と考える人の方がうまくいきます。何というか、前者はある程度で満足して終わるのですが、後者は本番まで頑張り続けることになるので、結果後者が勝ちます。
話を進めて、次に個別の話です。
まず、国語から書きます。
現代文は漢字の勉強は欠かせないと思います。英単語と同じように短い期間で繰り返していきます。文章題は、文章自体が難しいと感じたものについては、少し期間(2週間くらい)をあけて読み直しをやるのは大切です。ある分野の内容が読んでいても頭に入ってこない、という問題に対して耐性をつける訓練です。
古文は単語、漢文は重要な句形や漢字の意味について、何か単語帳のようなものを持っているのであれば、それを短い期間で繰り返します。そして、文章題については現代文とは異なり、完璧でなかったものを問題も含めて期間(2週間〜1ヶ月おきくらい)をあけて繰り返しやっていくべきです。現代文とは異なり、文章に対しても問題に対しても耐性がないので、本文も問題も覚えてしまったな、と言えるレベルまで繰り返せるとベストです。
次に英語です。
単語帳や熟語帳については、短い期間で繰り返しやっていきます。
長文や解釈については、間違えたものを2週間ほどあけてできるかどうかをチェックします。できていなければ、また2週間後やります。考え方は国語と変わりません。どんな問題が来ても、解き方がある程度わかるように訓練します。
最後に社会です。
社会は教科書など繰り返し読むことは基本だと思うので、あまり触れませんが、いろいろな教科書に手を出すのではなく、1つに決めて読み込んでください。問題などで間違えたら、その教科書に戻って読み直し、メモを書いたりして、その教科書をより良くしていきます。
長くなりましたが、繰り返しやる意義はつたわったかな、と思います。個別に何を繰り返すかで他に質問等あれば、コメントにお書きください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。この回答がにこさんの今後の勉強の一助となれば幸いです。
コメント(1)
にこ
ご回答ありがとうございます!
どの教科においても繰り返しやることは大切なのですね!
これを参考にして合格できるように勉強頑張ります✊