リスニングのメモについて
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12/12 14:24
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ヨシダ
高1 岡山県 一橋大学社会学部(68)志望
高校1年生の者です
模試のリスニングが苦手ですなので多くの音声と触れるのと一緒にメモの取り方の練習をしているのですが、聞くのと書くのを同時に出来ず、書いている間に英文はすすんでメモを取るのが間に合わなくなります。なのでリスニング中に意識する事やメモの工夫などを教えて欲しいです。
回答
taka5691
東京大学理科一類
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
リスニングを聞くかメモするかというのは永遠のテーマですね笑。正直私も東大のリスニングは最後まで攻略しきれなかった感があるのですが、ある程度のレベルまでなら到達できた気がするのでそれを元にお答えします。
細かな策は問題のタイプによりますがある程度の長さだとすると注意点は以下になります。
まず、聞き出す前に設問を読み、どういう内容で来るのか想像します。
数字に関する問い(例えば選択肢に13, 30, 15, 50の4個の選択があるとする)があれば当然数字に注意する心構えを持ち、これはサーティーンなのかサーティなのかを聞き分けなきゃならんのだな、と想像します。
また、設問に人の名前がいくつか出てたら(例えばJohn、Mary、Tomの様に)それは登場人物ということになるので、ああ少なくとも3人は登場するんだな、というような心構えを持ちます。
さらにいくつかの設問に渡り複数回登場している単語や大文字から始まる固有名詞などがあれば、その単語はキーワードだと思って間違いありませんから是非マークしておきましょう。
さて、この様にして少しばかり心の準備をした後で、いざ放送が始まったらどうすれば良いでしょうか。
大体放送は2回されるものなのでその仮定でいきます。この時、1回目と2回目で取り組み方を変えていくのがポイントです。
1回目は"メモせず聞く"が基本です。1回目でメモによる聞き漏らしがあると2回目に初耳となるパートが出てきます。これは致命傷になり得ます。1回目は是非聞くことに集中し、話の流れを落とさぬ様にします。
1回目では先程把握しておいたキーワードや登場人物、数字がどういう風に絡んでいるのかという点に集中して下さい。これらについてはメモしても良いですがあくまで聞くこと集中です。
"あ、これ大事そう"と思ってメモしたら実際には設問に関係なくて、メモしてる時に流れてた放送が大事な内容だった、なんてことはしょっちゅうあるのでそんなことがない様にします。
1回目に全体の流れを把握できたら、覚えてる範囲でいいので前設問にざっと取り掛かってみます。数字の問題とかメモなしだと難しいでしょうが、案外すんなり解ける設問もあるはずです。わからなくても絞り込めるだけで後が楽になるので、消去法で選択肢を消していくのもいいでしょう。
注意するのは時間をかけないことです。あんまり2回目の放送まで余裕はないはずなので、絞ったり一問解ければラッキーくらいの心構えでサラッと流します。
これが終わったら2回目にどこを注意して聞けばいいかある程度はっきりしてくるので、2回目はそこをメモします。全部メモは取れないのでメモしたい箇所が来るのを待ち構えましょう。
例えば1回目にざっと聞いて問一は2択に絞れたけど問2は全くわからん、という状況になったら2回目では、問1については2択を絞るための材料を拾うつもりで臨み、問2についてはメモよりもちゃんと聞くことに集中します。
取り組みの注意点は以上です。
せっかく2回放送されるので、1回目と2回目の役割分担をしっかりしてヒントを精一杯使う様に心掛けておけば大きく外すことはないです。
最後になりますが、メモは読める程度なら汚くていいです。綺麗に描くことにメリットを感じたことはありません。
では、頑張ってください
コメント(1)
ヨシダ
12/12 17:48
ありがとうございます!分かる所と分からない所の区別をつけることを意識しようと思います!