情報処理能力とは
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
にり
現在の大学入試ではどの大学でも、共通テストでも、情報処理能力の不可欠性を掲げていますが、そもそもどういうものなのでしょうか?なんとなくは理解できますが、いまいちピンと来ません。結局どう試験に影響するのでしょうか。またどうすれば処理能力を鍛えられますか。
回答
reo
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
「複雑な内容・膨大な情報量・膨大な問い」といったタスクを、「制限時間内で終わらせる」ことが情報処理能力です。特に、センター試験と共通テストの英数の問題を比較して頂けるとわかりやすいかと思います。
共通テストは過去の試験とは異なり、問題数や文章量が圧倒的に増え、その量は年々増加しているくらいインフレしています。文章量が増えるということは。含まれる情報量も増加することを意味します。
ゲーム スーパーマリオで例えてみましょうか。
センター試験などといった試験は、情報量は少なく、時間も余裕があります。共通テストと比較すると難易度も高くはないで、「正答率の高さ」が求められるだけでした。例えれば、「高校3年間でゲームの練習をしまくり、本番では比較的簡単な盤面である1面を、時間制限無しにノーミスでクリアする」能力が問われていました。盤面は1面ですので、それほど高い能力(=知識)が必要でもありません。本番で丁寧に進めれば、ぶっつけでもどうにかクリア(=問題の回答)ができます
共通テストで求められる情報処理能力は、「初見の難しい盤面を、制限時案内にクリアする」力が求められます。
そのためには、前もって練習段階から時間を意識しながら様々な盤面で何回もトライ&エラーを経験(=受験勉級)し、本番で与えられた盤面(=本番の問題)をその場で分析する力(=問題の情報処理・分析)と、3段階ジャンプなどといった高い能力(=知識)が必要なのです。
情報処理能力を上げるためには、
①シンプルに様々な知識を網羅する
②時間を意識した勉強をする
③過去問演習を行い、慣れの部分も向上させる
以上の3つが大切です。①を怠ると情報処理に必要な基礎知識が足りませんし、②を怠ると処理速度が上がりません。③を怠ると制限時間以内に解ききることが出来ません。
なぜ、これらの力が問われるようになったかと言えば、恐らく「社会で必要な力として、時間をかけて100点の成果を発揮することよりも、短期間で80点の成果を上げることの方が求められる場面が多い」からでしょう。
1人の人間が時間をかけて100点を導くよりも、1人の80点を基礎に、他の人とのブラッシュアップをすることで100点を共同で作り上げる方が、様々な意見や知識が飛び交い、より内容の濃いものになります。
スマートフォンの普及などで、現在は多くの人が数多の情報を簡単に得られる時代になりました。情報が飛び交う現代では、情報を正しく速く処理する能力が大学受験でも問われるのです。
コメント(1)
にり
知識と処理能力の関係性は無に近いものだと思っていました。ありがとうございます!