共テの英語の解き方
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SKY
私はまだ共テ模試の英語で偏差値50に届いていません。単純に語彙が足りていないので今それを頑張っていますが、あの文章を時間内に全部理解して読むのはとても難しいと思います。
学校の先生は、各段落の最初の一文をまず読んで、そこからその段落で大体何をいっているのかを把握するといいと言っていました。
でも、私はそれだけでは対応しきれないのではないかと思いました。
共テの英語リーディングは、記述とは全く違う問題形式で、とにかくどう解いたらいいのかわかりません。設問を最初に読んで、それから文章を読む、というやり方で解いていましたが、それもなかなかピンときません。
私の読むスピードや語彙が足りないのはこの先どうにかなるとしても、模試の解説をちゃんと読んでみるとこんなのその場で全部解けるわけない、と思ってしまいます。
共テ英語でどのような解き方、工夫をしていたか、具体的に教えていただきたいです。
回答
reo
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結論、共通英語は慣れの部分が非常に大きいです。また、単語のレベルは毎年非常に近しいので、その単語のレベルに追いつけられれば、つっかえて読むことは一気に少なくなるかと思います。ですので、現状の英語の偏差値どうこうよりも、共通テストの英語だけに特化した勉強と解き方のスタイルを構築できれば、偏差値や実力以上の得点が見込めます。
私が共通テストの英語で意識していたのは、圧倒的な演習量によって自分だけの作戦を構築し、それを継続することです。また、毎回の演習後は、演習時間の倍近くの時間をかけて復習することを意識していました。
最初の頃は読み切れないのは当然です。私が初めて時間内に解き切れたのは10月の模試でした。
質問者さんがまず初めにやるべきなのは、単語レベルの向上を短時間で仕上げることです。本当に遅くとも夏休み前までには、可能であれば6月中には仕上げましょう。(レベル感はターゲット1400やシス単の前半レベル)
夏休みは、毎回時間を気にしつつ早速過去問演習を行いましょう。私は夏休み中に共通テストの過去問や予想問題、センター過去問などを10回分解きました。
復習や解き直しの時に意識したのは、
・わからなかった単語や熟語を緑マーカー
・読み取れなかった構文やわからなかった日本語訳部分を黄色マーカー
を引き、黄色部分シャーペンで構文を読み解くためのメモ書きを加え、自分だけの音読教材のような形にしたのちに、大体の日本語訳を覚えた後何度も音読をしていました。これは読解スピードを上げるためには非常に有効です。意識するべきは、ただ脳死で読むのではなく、発音などは意識しないでとにかく読んでいる文章の和訳を考えながら読むことです。そうすることで、自分がつまずいた単語や文章などを再度洗い出すことができる上、読解スピードが上がっていきます。
どれだけ過去問の点数が低くて、時間がかかってしまっても気にしないでください。私も夏休み時点では時間オーバーの上、50〜70%の得点率、ひどい時は半分を切った時もあったくらいです。
10回も解けば、共通テストの問題形式や時間配分も確立できます。また、時間に迫られ根拠なくフィーリングで解いたような問題であっても、正答率が上がってくることもあります。
まずは単語レベルの急速な向上、そして夏休みで演習を積みつつ、復習と音読、解き直しを行い、自分がなぜその問題でつまづいてしまったのかを全て洗い出していきましょう。
夏休みを逃してしまうと、ここまで丁寧に演習ができる時間はなくなります。夏休みが演習のラストチャンスです。私は夏休みに共通に加えて二次試験の過去問も8回分くらいはやっていたので、質問者さんもやるべきだとは思いますが、まずは共通テストレベルに達することを意識していきましょう。
以上、参考にしてください!
コメント(1)
SKY
回答ありがとうございます!
単語と演習を繰り返すのと復習が大切なんですね。参考にします。