世界史の毎日の勉強方法
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ワニ
YouTubeの動画と教科書を使って通史を終わらせ、一問一答(東進)をやっている高3早稲田志望です。世界史の周回の仕方で迷っています。
用語の暗記が完璧でないので、資料集と地図を見ながら一問一答を毎日やっているのですが、1日で進められる範囲が少なく、次にその範囲をやる頃には忘れてる…という状態で5周ほどしました。全範囲をやってから戻ると忘れるので、試しに古代中国~清朝だけに絞って、その範囲の☆3を数日間で集中的に覚えて8割程度は答えられるようにしましたが、他の範囲をやって久しぶりに中国の範囲に戻ってみると、ほぼ忘れていました。
このままやっていても全く世界史ができるようになる気がしないので、一問一答ベースから教科書ベースに変えようと思っています。
具体的には山川の教科書を3日で1周くらいのペースで精読して触れる頻度を増やし、一問一答のペースを落とすというやり方です。過去に暗記ペンで教科書の単語に線をひいて赤シートで覚える方法を試したのですが、精読より速度が落ちる割に全く身につかなかったので、赤シートではなく精読を検討しています。
ただ、やはりアウトプットが大事だということをよく聞くので、一問一答を中心に続けた方がいいのか迷っています。
このやり方でいいのか、それ以外にもおすすめのやり方があれば教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
回答
ナッパ様
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。一橋大学の経済学部で学んでいる者です。
私も受験生時代は世界史の覚えることの多さに苦労しました。
一橋大学の世界史は論述問題なのですが、細かい知識がないと答えられないような問題ですので、私立文系の世界史のように暗記することが沢山ありました。
そんな世界史の勉強法ですが、やはり教科書の精読に勝るものはないと思います。
私は山川の一問一答は、教科書の精読をしてその範囲をマスターしてから、知識の確認作業として使っていました。
というのも、世界史の教科書を読んで内容を理解してるうちに自然と世界史の知識を暗記できます。
教科書を読んでも覚えられないというときは、暗記しなきゃ!と焦らずに、文をじっくり読み、頭の中でイメージを膨らませながら楽しんで世界史に触れてください。
地図を見たり、資料集の写真などを見ながら勉強するのもオススメです。
高3の秋ということもあり、受験生は焦りが出てくる時期ですが、本番が近い今だからこそ落ち着いて、勉強する時間を取ってください。
一日中世界史の教科書を読む日を作ってもいいと思います。
教科書の精読が終わって一問一答に挑戦する時に、分からない問題が出てきたとしても大丈夫です。
教科書に戻ってその単語を探し、その単語に関係のある事件や人物などを確認しながら、もう一度その範囲の教科書を読めばいいのです。
コメント(2)
ワニ
アドバイスありがとうございます🙇🏻♀️秋になった焦りで中途半端に一問一答をやってしまっていると気付きました。山川の教科書の精読をしてみます。
続けて質問してしまい申し訳ないのですが、1日に読む教科書ページ数と、教科書から一問一答の勉強に移る基準又はタイミングを教えていただきたいです。
ナッパ様
コメントありがとうございます。
一日に読むページ数ですが、他の教科の勉強との兼ね合いであったり、勉強時間をどれくらい取れるのかによりますので、一概には言えません。
しかし、参考程度に私は実教出版 世界史Bという教科書を一日3時間ほど精読して4日かけて一周していました。
ページ数でいったら、一日でおよそ100ページくらいです。
一問一答に移るタイミングですが、私は教科書の精読を繰り返してもう記憶の抜けがないなと思ったタイミングで一問一答に挑戦してました。
流れとしては、
教科書1周→2周目をやりながら抜けてる知識を確認→これを繰り返す→もう抜けてる知識がないと思ったら一問一答→答えられなかった問題を教科書で確認、その範囲を読み直す
という勉強をしてました。
このやり方でやって、およそ1ヶ月弱くらいで世界史の知識はだいぶ付いたと思います。
また、一問一答には教科書に載っていないような難しい問題が出てくることもあると思います。
その時は、ネットの「世界史の窓」というサイトで検索すると、一問一答に乗ってる難しい問題について詳しく教えてくれるので、活用することをオススメします。
勉強法に関しては人それぞれ合うものと合わないものがありますので、参考程度に。