京大工学部志望 科目別標準ペースを知りたい
クリップ(10) コメント(2)
6/6 15:04
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
miyu
高3 兵庫県 京都大学工学部(65)志望
京大工学部を目指してる通信の高3です!
周りに京大を目指している人がいないため
合格する標準的なペースがわからないです
私のペースは
7月の初月までには
・数学:青チャート1a2b3c
・英語:rules1.2、英文熟考下
・化学:リードrightノート化学基礎、化学
が終わる予定です
・物理に関しては現在解説動画を使いながら良問の風を周回している途中です、終わる時期は未定です
・国語、政経、情報は7月までには開始する予定です
目安でいいのでペースを教えて欲しいですm(_ _)m
この相談には2件の回答があります
こんにちは。はじめまして。
まずペースについてですが、科目ごとに異なると考えていいと思います。
理由としては、受験生として既にご存じかとは思いますが、教科ごとの特性はあります。
そこで、私からは、科目ごとにやること及びそのペースについてできるだけ参考にできるような回答をしたいと思っております。
英語、理科、数学、国語、社会の順で解説していきたいと思います。
私自身あまり参考書に詳しくないので、内容にフォーカスをしていきます。
少し、長くなってしまったので参考にしたいとこだけ閲覧してください。
英語
~7月
徹底的に英文法、英単語、英熟語などの基本事項を身に着けておくといいです。これが後の長文読解、英作文の土台となってきます。また、物語やニュースなどジャンルは何でもいいですが、毎日英文を参考書以外で少しでもいいので読んでください。またYouTubeやPodCastなどで英文を聞く習慣を身に着けておくといいでしょう。
8月
とりあえず近年ではない過去問を解いてみましょう。この段階での点数はあまり気にする必要はないです。自分の弱点がどこなのかを知り夏休みで克服する必要があります。語彙力が足りないのか、または長文からの情報処理能力が不足しているのか、英作文を書く上での構造が理解しきれていないのか、自分自身で知る必要があります。採点してくれる人がいれば積極的に活用し、フィードバックをもらうことをお勧めします。
10月~12月
共通テスト対策とも並行しながら、ひたすら解いて添削して弱点克服のサイクルを繰り返してください。この期間も英文を読む、聞くの習慣を一日5分でいいので忘れないようにしましょう。この期間あたりから他の教科へ時間を割かなければいけないことも増えてくるかと思うので、毎日少しでも英語に触れてください。
この期間までに自分の英語力を確固なものにし、なおかつ京大英語の核をつかめるようになればベストです。
1月
共通テスト対策に集中してください。
2月
二次対策です。添削をおろそかにしないようにしてください。量よりも一回の演習の質を大事にしてください。
数学
~7月
教科書レベルの問題は難なく解けるレベルまでもっていきましょう。わからなければ、わからないことを恥じずに積極的に周りに質問しましょう。教科書レベルでの苦手はすべて克服してください。また、授業の進度的に数Ⅲが終わっていなければ焦って自習する必要はないと思います。しっかりと授業を受けてからの演習でも十分時間はあります。また、夏休みまでに自分が今使用している参考書などを完璧とまではいかなくともある程度はしっかりと取り組めるようにしましょう。その際解答のプロセス、操作の理由を言語化できるようにしておきましょう。
8月
夏休みにかなりの量の数学の演習をこなしてください。その際、一問一問に丁寧に取り組み、別解も参照してください。一か月の演習で、自分のアイデアの引き出しを増やし、そして分野間の裏で共通する考え方、操作の意味を深く考える時間をとってください。時間を割ける夏だからこそ熟考してください。のちの演習に活きます。
9月~11月
とにかく演習をたくさん積んでください。少しずつ本番を想定した時間設定で解いていくのもいいでしょう。併せて共通テスト対策も始めていきましょう。共テ数学に関しては、スピード及び読解ポイントのコツを理解することが大切です。これも演習をこなし、自分でつかんでいくのがいいと思います。
12月~
しっかりと時間をはかってやっていきましょう。また、復習を大切にしてください。京大数学は過去の問題と根底で考え方が共通する問題があります。しっかりと何を問いたかったのかを知る必要があります。共テ対策も疎かにしないようにしましょう。
2月
時間をはかってやりつつも、過去問から厳選して不安なところをしっかりやってください。不安なところがなければ、満遍なく演習しましょう。
理科
(物理、化学)
おそらく他の教科と違い学校によって進度、学習順序に違いが出る教科かと思います。遅くても11月には教科書の内容を終えるという前提で話していきます。
~7月
物理分野では、力学、波動、熱力学での苦手分野をすべて克服できるよう、参考書に取り組んでください。物理は設定で問題が多様化すると思うので、まずは基本を押さえつつ、できるだけ多くの問題に触れてください。
化学分野では、理論化学を教科書、資料集レベルの知識をもれなく詰めたうえで、いま取り組んでいる問題集または参考書の問題を背景から理解してください。またひとつひとつの現象の理由及び公式などの言語化をできるようになっておくといいです。
8月~11月
授業の進度に合わせて、演習、復習を効率よく行っていきましょう。特に夏は苦手分野の克服に努めてください。大問を一つ丸ごと落とすことにつながりかねません。
物理は電磁気に特に集中して取り組むのもいいと思います。ただどの分野も触れるようにしてください。
化学は、有機、高分子の暗記及び反応のイメージ化を大切にしてください。有機、高分子は知識あっての思考力です。
12月~
授業の進度にもよりますが、遅くともこの時期からは時間をはかって演習に取り組んでください。180分続けてやることに意味があります。同時に共通テストへ向けた基本事項の再確認を行ってください。また、最後の弱点克服の時期でもあります。しっかりと自分を見つめなおしてください。
2月
問題の読解力、解答の的確さを意識してください。本番では、一つのミスが命取りです。また、高度な思考力が要求されるため、集中を保ち続けられるルーティンを自分で見つけ、作り上げることが大事です。おそらく持てる思考力に大差はないため、180分集中し続けられる力が大事です。
国語
まず京大の国語において、知識面で要求されるレベルはそこまで高くなく、文章の理解能力、思考力において高いレベルが要求されます。共通テストの古文漢文対策に時間を割き、共テ古典でほぼ満点をとれる実力を身に着けてください。問題を解きながら分野全体をカバーするのがおすすめです。
~7月
古典分野の基礎知識を網羅してください。国語の演習はそこまで早く始めなくても大丈夫です。
8月~9月
国語には触れるものの、数学理科の演習を優先してください。
10月~
共通テスト対策をメインの学習にしてください。同時並行で、二次試験の現代文に取り組んでください。添削する際は各予備校の解答例を見比べるのがいいです。ただし、各予備校の解答と一致してもそれが必ずしも満点を意味することではないということは留めておいてください。自分で解答を作成し、ポイントをしっかりと抑えられているかに焦点を当ててください。添削してくれる方がいれば、積極的にお願いしましょう。また複数人に見てもらうことも有効です。
12月~1月
共テ対策を行ってください。
2月
二次試験の過去問を時間をはかって取り組み自分なりの解答順序、時間配分を固めてください。解答の質を意識してください。添削はしっかりと行ってください。
社会
私は地理選択だったので、政経の内容はよくわかりませんが、理系学生としての社会の扱いについて解説できればと思います。
~11月
教科書レベルのことを教科書の進度に合わせて抑えていくことが第一ステップです。復習を学習の軸に据えましょう。知識の定着を目指してください。
12月~1月
共通テストの問題演習を行い、知識の再確認、問題処理能力の向上を図ってください。数学、理科を圧迫しない程度の勉強量で構いません。最低でも共通テスト7,8割はとれるようにしましょう。
情報
9月~12月
緩やかに学習していきましょう。演習問題を解き、苦手分野を洗い出すようにしましょう。必要に応じて学習をしてください。点数を取ることはもちろん重要ですが、情報にかける時間は自分の他教科の学習の進行状況に合わせて調整しましょう。ただ教科書レベルでの理解は最低限です。
最後まで閲覧していただきありがとうございます。少しでも力になれれば幸いです。
何かあれば気軽にご質問ください。
気張りすぎず、自分軸を大切にしてください。
頑張ってください。
京都大学工学部 KI
10
4
回答
KI
京都大学工学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。はじめまして。
まずペースについてですが、科目ごとに異なると考えていいと思います。
理由としては、受験生として既にご存じかとは思いますが、教科ごとの特性はあります。
そこで、私からは、科目ごとにやること及びそのペースについてできるだけ参考にできるような回答をしたいと思っております。
英語、理科、数学、国語、社会の順で解説していきたいと思います。
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KI
京都大学工学部
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メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。
コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(2)
miyu
6/6 23:02
ご丁寧にありがとうございます!
KI
6/7 7:48
こちらこそありがとうございます。
お役に立てれば幸いです。頑張ってください😊