模試前の過ごし方
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だちん
大阪大学経済学部志望の高3です。
共通テスト模試の時に理科基礎や漢文などはほとんど知識がなく、社会もまだ完璧ではありません。
そのため、そのまま受けると判定は良くならず、先生にも「他の阪大志望なら普通社会理科もできる」といわれ、両立ができないならやめて私立にコンバートしたほうがいいと言われてしまいます。
そこで質問です。模試のためだけに理科基礎など後々やろうと思っている科目を勉強するべきなのでしょうか?
個人的には自分はまだまだ国数英が阪大レベルに完璧に達していないというのと、社会も日本史や倫政も進めてたいので、どうすればいいか悩んでいます。
回答
RIZ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!RIZと申します。
まず模試のために社会や理科を勉強すべきかですが、個人的には、あまりやらなくてもいいですが、少しはやった方が良いと思います。具体的には、共テ1ヶ月前くらいには、全体像は掴めているくらいにはしたいです。全体像が掴めているというのは、この分野はこういうことをやって、あの分野はこういう感じのことをやれば点数になるというのがわかっている状態です。そこから1ヶ月で詰めていく感じですね。理科基礎や漢文は正直全く知識がない状態でも1ヶ月前からで間に合うとも思いますが、心配にもなるので、できればやっておいた方がいいです。時間感覚としては、2次で使う3教科にまず6、7割くらい時間を割いて、残りの時間やスキマ時間などで勉強する感覚です。
他の阪大志望であれば社会や理科がもっとできるというのは、比較的早めに対策を始めて余裕がある人に限ると思います。サブ科目は直前でも点は上がりやすいので、模試の判定はあまり気にせず、まず国数英がしっかり取れているかで見た方が良いです。ただあまりにも社会や理科で知識が0の状態だと危険なので、上記のような時間配分で、少しずつは進めた方が良いです。
もし不安がある場合は1週間くらい時間をとって、この期間中は理科基礎だけをやるとかを決めて終わらせてしまうというのもアリですが、復習しないと忘れてしまうので、時間でコスパを考えるとやはり共テ1ヶ月前からの対策の方が効率は良いです。ただ特に漢文や理科基礎はそれほど時間はかからないので、期間を決めて終わらせてしまってもよいかもしれません。
社会については、日本史は分かりかねますが、倫政についてはスキマ時間などで動画を見たり、黄色本を読んだりしてそれを周回すると良いと思います。そして共テ1ヶ月くらいまでにはある程度全体像を掴んで、知識がある状態にして、最後に細かい知識なども覚えながら問題演習をすると良いと思います。具体的なやり方としては、黄色本などであればジャンル別に中国思想史とかギリシア哲学とか分かれているかと思うので、それを1日1分野で読んで覚えるというのを繰り返すと良いかもしれません。あるいは、当然知識がなければ解けないかもしれませんが、まず共テ予想問題集(河合の黒本がおすすめです)などを解いて、答えを見てそこで覚えるという感じでゴールから勉強するのも良いです。(パラシュート学習法といいます)
以上になります。とにかく、焦って色々なものに手を出すと失敗しやすいので、まずは点が急には伸びにくい国数英に力を入れつつ、少しずつ社会や理科を進めるとよいです。ただ、もし不安がある場合は期間を設けて、その期間に完璧にすると決めて一気にやってしまうのも手です。ダラダラと続けないことが大事です。他に質問などありましたらコメント欄でお願いします!
コメント(2)
だちん
回答していただきありがとうございました!
RIZ
応援してます!