新高3の春休み
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
Lemon
私は医学部志望の高2です。今の偏差値のままでは医学部に到底受からないので春休みを使ってなんとか偏差値を上げたいです。どの科目からかためれば良いか、優先順位を教えて欲しいです。できれば、おすすめの参考書なども教えて欲しいです。
回答
ワニ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。以下私の考えを述べさせていただきます。参考になるところがあれば吸収してください。
まず一番大切な科目はやはり英語と数学です。これら2教科はまず成績を伸ばすのにかなり時間がかかります。ですから、早めに取り組むべきです。特に英語は数学よりも安定しやすいので、一度しっかりと学力をつければ、それほど点数に大きな波が出ません。そのため、試験本番も自信を持って臨めるため、英語は特に力を入れるべきかと思います。あとは、ご自身の志望する学部学科の配点などを考慮して、どの教科が重要かを決めると良いと思います。理科や社会は夏〜秋に本腰を入れても十分間に合いますが、数学や英語はそうは行きません。
おすすめの参考書ですが、以下に記します。
数学
「一対一対応の演習」チャートなどよりは少し難易度の高い問題が載っています。大事なところが網羅されています。エレガントな回答が多く、なぜその回答を選択したのか、なぜ、そのように解くことができるのかということを考えると、一段レベルアップできると思います。
「ハイレベル数学の完全攻略」問題数が非常に少なく、取り組みやすいです。しかし難易度はかなり高く、密度の濃い学習ができます。なぜその解答を選択したのか、なぜそのように式変形するのか、など詳しく説明されています。この本の解説の思考の流れを自分のものにすることができれば、試験本番の難しい問題にも、どのように手をつければいいかわかるようになると思います。
英語
英単語は好きなもので覚えればいいと思います。おすすめは「システム英単語」「鉄壁」です。シス単のミニマルフレーズは覚えるとそのまま作文などで使えますし、前置詞とのつながりなどもわかります。また、単語の意味を忘れてもフレーズを覚えていたら推測して思い出すこともできます。鉄壁は単語量がとても多いです。余裕があればやるといいと思います。
解釈は「基礎英文解釈の技術100」「ポレポレ」「英文読解の透視図」がおすすめです。書いた順に難しくなります。まずは基礎英文解釈の技術100で、英文解釈とは何なのかをしっかり理解して基本的なところを抑えると良いと思います。あとの2冊はさらに演習を積む用です。ポレポレは単語が難しいので、透視図の方が取り組みやすいかもしれません。これらをこなせば、訳せない文章はほぼなくなると思います。
英作文は「英作文が面白いほどわかる本」がおすすめです。試験本番に自分の知らない表現を勝手に考えて使うのはリスクが高すぎます。この本で典型的な表現を覚えて、そのまま使うことで減点を防ぎます。また、直訳ではうまくいかない文章を、いかに自分の知っている表現で書き換えるかという技術も磨くことができます。
コメント(1)
Lemon
詳しく回答して下さりありがとうございます!
残り1年間頑張ります