物理基礎と数学
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fmag
数学は偏差値70前後なのですが、物理基礎がなかなか出来ず、学校のテストでも40位程になってしまいます。数学が出来れば自然と物理も出来るようになると聞いたのですが…。僕のやり方が間違っているのでしょうか。理系志望、高一です。回答よろしくおねがいします。
回答
riku
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こんにちは!
結論から言いますと、数学ができるからといって、物理が自然にできるようになるかというと、そうなるわけではありません。しかし、数学が得意であれば、他の人よりは物理が楽になるのは間違いないです!(計算面など)
数学は公式をまずは覚えて、基本的な問題ができるようになれば、その組み合わせで応用問題も解けるようになっていきますよね。しかし、物理はどちらかというと、公式の使い方をとにかく抑える必要があります。公式の使い方を抑えるというのは、ただ式を覚えるだけではありません。数学はそれで上手く行くことも多いですが、物理はそうはいきません。
もう習っているかわかりませんが、物理基礎というこのですので、力学を例に出します。「力学的エネルギー保存則」というのがあります。これは、位置エネルギーと運動エネルギーの和が一定になる、というのは習った人であれば多くが覚えているのですが、「物体に保存力のみが働いているとき」というのをよく忘れ、何でもかんでも使おうとします。さらに、理系の物理で習う「運動量保存則」というのがあるのですが、これも、「物体と物体の間に内力しか働いていない時」という成立条件が付きます。
つまり、物理は、数学のようにただ計算式を扱いまくるだけではなく、その前提となる成立条件にまで気を使う必要があるのです。応用問題になると忘れがちになるので、まずは基本問題の時にその成立条件が成り立っていることを意識しながらもう一度解いてみてください。それが終わったら、基本問題と同じように応用問題をやってみましょう。数学が得意ということでしたら、計算などでは困らないと思います。物理の問題の各現象はどの成立条件が成り立っているか、などの面から問題を見ると、自ずと使える式が分かってくるはずです!
コメント(1)
fnm372
ありがとうございます!参考になりました!次からやる時に意識します!