一橋の世界史対策について
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
テニスの人
一橋経済を目指してる浪人生です。
経済学部は数英の配点がとても高いのでそっちの対策を重視していて、世界史がまだまだという状況です。
ですが、いくら数英の比率が高いといっても世界史も無視できないので、本番は5割程度取りたいと考えています。
参考書は一橋の世界史15ヶ年と詳説世界史論述帳を使用しています。
世界史15ヶ年をやってそれに関係する歴史を深めていくか、もしくはもっと前の80〜90年代の過去問をやって(本番で過去問の焼き直しが出る可能性があるから)その内容を覚えた方がいいのかで悩んでいます。
世界史はあまり得意ではなく、2次試験までの時間も短いので5割とるためにどちらが効率的か、また他に良いやり方があれば教えていただきたいです。
よろしくお願いしますm(_ _)m
回答
9と3/4
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
社会学部なので参考になるかわかりませんが、当時の僕は世界史だけで受かったと思っているので参考にしていただければ幸いです。
ご質問のように、①5割とるためという部分と②効率的という視点から回答させていただきます。①についてはテクニカルな部分ですが12月かつもう時間も無いので貪欲に点を取りに行くやり方をご紹介します。
①5割とるには採点基準の半分を満たせば良いということです。
僕がやっていたのは400字の中で書く中で自分で採点ポイントを作ります。だいたい20字で20個くらい採点ポイントを箇条書きで書いて接続詞で繋げて前後関係を確認して終わりというやり方です。
たとえば、過去問を例にすればEUとASEANの問題がわかりやすいので取り上げます。たしか「比較しろ」という問いだったので両者の共通点と相違点を思いつくだけ書きます。あとはそれを列挙して時系列にまとめれば完了という方法です。
ここからは重要で、やればわかるのですがこの方法で自分の答案を書いて見直すと最初は驚くほど採点ポイントが足りないことに気づきます。「EUは共通貨幣としてユーロを導入した。」なんていうのはただの事実を述べているだけで採点基準になりません。事実を聞きたいなら私大のような空欄補充で十分でしょう。なぜユーロを導入したのか?「経済の活発化のために」や「流通を良くするため」など入れて初めて点数になります。
そうやって記述していくと400字という文字数は実は少ないのです。しかし受験生は恐れてとにかく知っている事実を書こうと考えますがそれはみんな知っているので点数になりません。差別化するには主語述語に目的語や補語を加えることです。
そして自分の中で20個くらい採点ポイントを作ればだいたい半分以上逸れることはないです。模範解答を見てそれてしまっていたらそもそも題意を読み取れていないのでしょう。
世界史が苦手ということですのであまり考えるのではなく因果関係でまとめて列挙していく方法をおすすめします。極論暗記です。
②効率性について
効果的ならば15カ年をやってそこで足りない知識を補うという方が良いでしょう。特にローマ史と韓国、清の歴史は通史として縦の復習をやっておくことが大事です。80年代90年代の問題をやることにある程度の意義は感じますが、焼き直しだと思って書いたら題意から大きく逸れてしまったというパターンは往々にしてあるのでおすすめしません。15年で十分だと思われます。
以上テクニカルな部分も含めて紹介させて頂きました。
経済学部ということでおっしゃる通り数学と英語にかかっています。世界史は取れたらラッキーという気持ちで臨みましょう。その際採点ポイントを作るというやり方は点を取るという部分では現実的なのではないかと思います。もし合わなければやめていただいてかまいません。
応援しています!
コメント(1)
テニスの人
丁寧な回答ありがとうございます!
これを参考にして入試まで頑張りたいと思います。
ありがとうございました!