日本史か数学か
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
とまと
現在高二で早慶文系志望なのですが、日本史と数学で迷っています。どっちかを重点的に勉強してもう片方を共通テストレベルまでの勉強にするか迷っています。私の今のレベルではどちらも勉強するのは時間がないと思ったのでそうしました。日本史は学校のテストでは得意ですが数学は特にテスト前も勉強してないので低いです。ですが数学受験の方が有利ときいたので質問しました
回答
フライド七輪
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こんにちは。ちなみにですが、私立文系の入試に数学を使う形式は一般的に国公立大学入試を受験する受験生が併願として受験するものであることはご存知でしたでしょうか?
現在、高校二年生ということで、受験についての知識が多少不足することは仕方のないことでありまして、知らなかったとしても何も気にすることはありません。それで納得ということであるならばそれを参考に意思決定して下さい。以降はご存知であった前提でのお話となります。
まず、一般的にこの受験方法が有利と言われる理由は、この入試形式に臨む受験生が少ないにも関わらず合格者の枠が多いことです。要するに倍率が単純に低くなるんですね。確かに、これなら社会科受験よりも有利と言えるかもしれません。
一方で、特に質問者様は早慶文系学部志望ということで、数学科受験を選択した場合、敵の数こそ少ないものの、その敵は東京一工レベルを志望する連中となります。(政治経済系なら理系を敵に回す可能性アリ)
これは一つ大変考慮すべき内容であります。
もう一つデメリットを挙げるとするなら、大手予備校や出版社を見ても、先に挙げた受験者層的な問題からか、厚いサポートは社会科に比べて受けずらいように感じます。対策問題や講座はあまり開かれないかもしれません。(これに関してはソースがありません。私の当時の感想です。詳しくは予備校チューターや学校の先生に相談して下さい。)
これも、直前になってくると中々痛いものです。
一応、これらのことは参考にして下さい。
だいぶ社会科贔屓になってしまいましたが、確かに数学受験も一個目のメリットが大きいため確かに魅力的ではあります。しかしながら、数学はやはり社会科に比べ受験に向けて成績を伸ばすのが難しい傾向にあるのが現実です。質問者様は、英語が苦手ということですが、文系にとって英語が苦手なのは割と致命傷です。殆どの大学が英語に一番重い点数をかけています。
一般的な私文受験生は、英語の克服を掲げつつ社会科を詰めていくのが多いです。まあ、これが無難と考えられているからではないでしょうか。
それでも数学を選択すると言うのなら、それも一つの手であるとも思います。しかし是非とも上に述べたことは考慮した上で決定していただくのが良いかと思われます。
長くなってしまいましたが、状況も細かくわからない第三者ですので、一つ頭に留めておく知識程度に思っておいて、本当の決定は成績や性格の傾向などを良く知る学校の先生や予備校のチューターなどとよく話し合って決定するようにして下さい。
質問者様の合格、心よりお祈り申し上げます。
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