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化学の勉強法

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6/12 13:19
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そら

高3 兵庫県 兵庫県立大学工学部(49)志望

化学は、学校の定期テストではいつもいい点をとれるのですが、模試になるといつも偏差値55とかなのでどのように勉強すれば良いかわからないです。 何かいい参考書などがあれば教えてもらえますか?

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こうしん

京都大学理学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは! こうしんと申します! 化学は 理論化学、無機化学、有機化学と大別できます。これらそれぞれに対して、数多くの分野が潜んでおり非常に範囲が広いです。 とはいえ、数学のように解法が複雑に入り組んでいるわけではありません。そのため解法と問題の対応付けが基本的にやりやすいのが化学です。どの分野も、「ここがポイント!」と言うものがあったり、解法が決まっているものがあります。 これらを見つけて頭に叩き込んでいくのが我々のすべきことです。 (具体的には数学の勉強法と同じです。数学の勉強法については過去の質問で言及しているので、ぜひご覧ください!) 具体的にポイントを書きたいところですが、なかなか量がえげつないので、少しずつ書いて質問に小出ししていきますね! とりあえず、理論化学分野です。 理論化学は、構造論、モル計算、溶液、イオン、化学結合、単位格子、金属結合、結晶、酸塩基、希薄溶液、気体、蒸気圧、速度平衡、熱化学、pH計算、と非常に多岐に渡っています。 では、それぞれのポイントを説明していきます。 構造論 化学基礎の範囲です。構造は昔から多くの議論がされただけあって、相当な知識量になります。知識なので、よく問われやすい単元をピックアップしていきますね。 ・電子殻とオービタルの関係(電子配置)
・混成軌道 ・放射能(α崩壊など…) ・原子量の求め方 考えを追求して行ったら、単元最強に難しいです。ハマりすぎに気をつけてください。とはいえ、記述分野はここでよく出題されるので、注意が必要です。 モル計算 全ての基礎であり、化学の象徴とも言われる単元です。 様々なことを習いますが、基礎的な計算ができれば、「単位を毎回必ず書く」ことに注意すれば、かなり計算が楽になります。これで、公式ミスはほぼ防げますし、次の計算は何か?の見通しがつきやすくなります。 また、10の累乗の計算が大変ですので、m(ミリ)が出てきたら、それをそのまま使うようにしましょう。 そして、計算は小学校の連立方程式を解くかのように正確に並べると良いです。割と立式でミスすることが多いので… 溶液 溶液の最難関は、濃度計算です。この公式が多いことや煩雑な計算で悩む人が多い分野ですね。 まずは公式です。公式は、濃度の単位を覚えるようにしてください。それを分数のように見れば、公式が出来上がります。 また、煩雑な計算はモル計算の方を参照してください。 あと注意として、溶液を混ぜ合わせる際に「体積が変化するかどうか?」を考えてください。これには見分け方があります。それは「密度のデータがあるか」で、あれば変化しますし、なければ変化しない、と言う見分け方です。
イオン これも暗記単元です。以下、よく出るポイントを書くので、暗記の優先度決めに使ってください。 ・電子配置 ・原子半径 ・イオン化エネルギー/電子親和力 です。一応これらの「性質」を完璧に覚えると大丈夫だと思います。記述分野でよく出るので注意です。 化学結合 結合論ですね。熱化学の分野に通じるものがあります。記述分野でも要注意ですね。化学結合は、電気陰性度の強弱、価電子の配置で分類されています。 左に電気陰性度の組み合わせ、右に結果です 強and弱=イオン結合 強and強=共有結合 弱and弱=金属結合 左に価電子数の組み合わせ、右が結果です 1+1=共有結合 0+2=配位結合 単位格子、金属結合 密度関連の計算問題と立体構造がよく出題されます。 密度関連について。 密度を用いて、アボガドロ数や単位辺の長さなどが出題されます。ですがこれも結局、公式の変化形なので、単位を覚えてから、公式の形を覚えるようにしてください。全ては単位の組み替えで導けます! 立体構造について。 構造は2つに分類されます。最密格子とそうでないものです。最密格子は面心立方格子と六方最密充填構造です。(この二者は、本質では同じ構造をしています。そのため、六方最密充填構造の密度の問題が出題されたら面心立方格子で計算すると楽ですね!)そうでないものは、体心立方格子ですね。 これらは立体図形での出題がたまにあります。軽くでいいので、ある程度正確な知識は持っておいてください! とりあえずは、ここで区切ります…残りはコメントに書こうと思っています! 断片知識しかないですが、頑張ってください!
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こうしん
6/13 16:15
更新します 次回は理論化学を終わらせるよう頑張ります! 結晶 これも暗記単元です!上のと同じように出やすいものをピックアップするので暗記の参考にしてください! ・イオン結晶の融点 ・イオン結晶(単位格子)の具体例 ・格子定数 ・限界半径比 酸塩基 酸塩基は定義が色々合ってややこしい上に、暗記事項が多い大変な単元です。暗記は分類を意識すると整理しやすいので、ここにその分類を書いておきますね。 ・酸塩基の定義…アレニウス/ブレンステッド ・酸性物質/塩基性物質(金属、非金属両方あります) ・両性元素→NaOHとの反応式、頻出です ・弱酸弱塩基、強塩基強酸の反応 ・弱酸塩基の遊離反応 ・揮発性酸生成反応(cf…濃硫酸の性質) ・中和滴定実験(実験器具と解き方、押さえてください) →滴定曲線、指示薬 以上です。計算方法にもコツがあるものが多いので、それも押さえておいてください! 希薄溶液 沸点上昇、凝固点降下、蒸気圧、浸透圧、コロイドを扱う分野です。この分野は始めにやるので忘れやすく、しかも難しい内容なので特に注意してください! 沸点上昇凝固点降下は、何故そうなるのか?の考えを頭に入れてください。この単元の基礎になります! 蒸気圧は、蒸気圧曲線の図がよく出てくるPT図を大事にしてください。それが攻略の源です。図を必ず描いて、それと合わせて問題を解いたり理解していけば、かなり掴みやすくなります。 浸透圧は、物理の力の釣り合いをイメージしてください。出ている水の体積の重さ分が、浸透圧なんだ、ということが理解できれば、それに関する方程式を立てるだけでオッケーです。 コロイドは暗記事項です。量も少ないので頑張ってください
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こうしん
6/15 8:01
更新します 気体 気体はかなり苦手になりやすいです。しかし解き方の経路がかなりしっかりしているので、ちゃんと対策を組めば大丈夫です! では、その解き方の経路を解説していきます。 気体は問題の分類で解き方が異なってきます。 その分類は ①モルが変化するかどうか? ②他の変数(温度や圧力、体積)で一定のものはあるか? まず①が変化し、②があるもの →P=kn、V=knといった比例関係の式で解く ①が変化し、②がないもの →PV=nRTを用いて情報を全て出す。 ①が変化しないもの →PV/T=一定の式を用いる。 (②に沿って、変数を減らす) という分類をすることで、解き方を決めることが可能です。 速度平衡 速度平衡の単元では、問われ方と解き方が一対一で対応しています。 なので、それを元に解いていってください! 求速度→速度の定義式を使う(時間で求める速度式) 求k→速度式から導く(濃度に比例する方の式) 求E→アレニウスの式 求半減期→定義式+速度式 です。簡単なので、すぐ覚えてしまうといいと思います! 熱化学 熱化学は「定義」が問われやすい分野です! まず、定義を確認することをオススメします。確認事項は以下の通りです。 ・生成熱 ・溶解熱 ・水和熱 ・燃焼熱 そして、熱化学は「図」を必ず書くことで極端にミスが減ります。 図を描く上で難しいと言われているのは「基準線の取り方」です。そのコツを書いていきます。 基準線は、与えられている情報によって取り方を変えていきましょう。 与生成熱→単体を基準にとる 与燃焼熱→完全燃焼状態を基準にとる 与結合E→結合が切れた状態を基準にとる ですね。 pH計算 理論化学のラスボスです。しかし、ラスボスにはギミックがあるように、pH計算も手順を決めてかかれば楽勝です。 pH計算では、弱酸塩基、強酸塩基、緩衝溶液で解法が異なるのと、「厳密解」を求めるのか、「近似解」を求めるのかで解法が異なるのとの、2つの分類があります。 弱酸塩基の場合 ①水素濃度=√(CK)で濃度を出す ②①で出した濃度で電離度を求める。電離度が 5/100より大→厳密解へ 5/100より小→近似解へ ③(厳密解)平衡の式と、濃度変化の関係式を用いて二次方程式を解きます。 (近似解)①で出した濃度が水素濃度です。 強酸塩基の場合 ①強酸の濃度そのまま水素濃度になります。 ②それが10^(-6)よりも小さい場合は、厳密解を出しましょう。大きいなら必要ないです。 (厳密解)平衡の式と、濃度変化の関係式を用いて二次方程式を解きます。 緩衝溶液の場合 平衡の公式を変形させます。 k=A(濃度)*H(水素濃度)/B(濃度) (Bが電離したらAになる式です)この式を k=A(物質量)*H(水素濃度)/B(濃度)に変形すると、格段に解きやすくなります。なぜなら問題は物質量で与えられることが多いからです。 (緩衝溶液に、厳密解とかいうのはないです) 以上が理論化学です。次回、無機化学。
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こうしん
6/19 5:30
無機化学分野 無機化学は、分類を意識して暗記することが重要です。 分類は以下の通りです。 ・金属元素 ・非金属元素 ・再溶解/系統分離 ・溶解度積 ・沈殿/錯イオン です。 ではそれぞれの分類をさらに分類していきます。 ・金属元素 普通に、アルカリ金属、アルカリ土類金属…などのように族で分類していくと、それぞれの個性が似ているのでオススメです。 また、各族に対して念入りに調べてほしい項目があります。それは 単体の性質(状態、融点、同素体、格子、単体の生成法)、化合物の特徴(溶解性、酸性塩基性、工業的手法)、イオンの性質(色、炎色反応、)、各元素の特殊反応です! それぞれ調べて、自分でまとめてみると後から暗記しやすいです。 最後の暗記すべき化学反応を一覧にするので参考にしてください 電気分解反応(アルカリ金属) ソルベー法(アルカリ金属) カルシウム循環反応(Ca) ホールエルー法(Al) テルミット法 鉄の精錬 Cu・Ag反応のまとめ(有機化学含む) ・非金属元素 これも族で分類するのが基本です。金属元素と同じように、 単体の性質(状態、融点、同素体、単体の生成法)、化合物の特徴(溶解性、酸性塩基性、工業的手法)、各元素の特殊反応 で分類していってまとめると良いです! 暗記すべき化学反応は ケイ素反応(立体的な構造が問われやすい) ハーバーボッシュ法 オストワルト法 接触法 が主なものです! ・再溶解/系統分離、沈殿/錯イオン これは、沈殿生成の暗記をする分野です。上記二つの性質から、溶解性だけを抽出して問題にしたものですね。 覚えてほしいものは Cl類沈殿反応物 SO4類沈殿反応物 クロム酸類沈殿反応物 S沈殿の色と化合物 錯イオン形成の傾向と色 沈殿再溶解物(両性元素) ですかね。あとは演習あるのみです。 ・溶解度積 理論分野的な内容ですが、無機化学分野の知識を使う場面も多いため、無機化学に分類しました。 溶解度積は、沈殿物質がどの程度溶解しているのかを平衡を用いて表したものです。そのため、何が沈殿物質なのか、を知る必要があります。これは多くの問題で与えられますが、たまーに聞いてくるので気をつけてください! とはいえ、平衡の延長なのでアドバイス等は平衡を見ていただければと思います! 暗記中心なので大雑把な説明になりましたが、無機化学はこの辺で… 次回、有機化学(分割するかもです)
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こうしん
6/27 5:39
有機化学分野 有機化学は、暗記+技術の科目です。暗記は、各種反応と構造を覚えるということ。技術は簡単な計算と、構造決定問題です。それぞれについて説明します。 暗記分野 これはもう覚えるだけなので、各種反応について列挙していきますね。 炭素化合物 ・アルカン…ラジカル置換反応(塩素置換)、クラッキング反応 ・アルケン…付加反応、ラジカル反応(O2による切断) ・アルキン…付加反応、末端のHの反応性(アセチリド系)、重合反応 アルコール類 →ヒドロキシ基によって起きる反応群 ・アルコール間反応 ・還元反応(Naとの反応) ・酸化反応(級別酸化反応、検出反応→アルデヒド/ヨードホルム) ・強酸との反応(脱水反応、求核置換反応) カルボニル化合物 ・求核付加反応(二酸化炭素の溶解、熱硬化性高分子の合成、糖の反応) ・求核置換反応(エステル) ベンゼン環 ・置換反応 ・置換機による反応(ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、炭化水素基) 高分子タンパク質 ・アミノ酸(程度の高い大学なら全部覚えたほうが良さそうです)(等電点) ・タンパク質(性質、変性、分類、酵素、検出反応) 核酸 ・DNA微細構造(糖を基礎にするといいです) ・DNAの全体構造 糖 ・単糖類(構造、環⇄鎖の反応、フルクトース) ・二糖類(グリコシド結合、各論) ・多糖類(アミロース、アミロペクチン、セルロース) 油脂 ・暗記(パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸) ・ヨウ素価、ケン化価 ・石鹸の性質 高分子化合物 重合方法で分類しましょう ・付加反応(ビニル系、ビニリデン系、C4型、C2+C4型) ・縮重合(ポリアミド、ポリエステル、ホルムアルデヒド) ・開環重合(ナイロン6) 技術編 ・計算 高分子の計算が特に難しいです。コツとしては、まず初めに単位構造の化学式を把握してから、単位構造を基準にして計算していくと簡単です。 このことを念頭に置いて、いろいろな問題を見てみてください。そうやって解いているはずです。これらを参考にして、解き方を身につけていってください。 ・構造決定 手順は以下の通りです。 ①情報を得る→予測する (不飽和度、炭素数、官能基、不斉炭素にチェック) ②題意に合う最低限の構造を予想する →OやH数に注目するといいです。 ③他の情報で構造を修正する ここで という流れが一般的ですね。ここで難しいのは、②の部分です。これに対しては経験が大きく物を言います。具体的には、経験を積んでいくことで、反応の組み合わせに対する構造を一瞬で見つけることができるようになります。 ここでお勧めしたいのが、問題でできなかった構造決定の発想の流れをノートなどにまとめてメモすることです。京都大学のような特別難しい大学でなければ、ほとんどがパターン化することができるので、非常にお勧めです。 さらには、頻出構造に対しては研究しておくこともオススメですね。 酸化は、クロム酸ならアルデヒドまで、過マンガン酸ならCOOHまで。H付加が来たら、二重結合と三重結合への付加、または、ベンゼンの破壊、といった風にまとめるのがかなり効果的です。 さらに、分子式の計算方法も網羅しておきましょう。 3パターンあります。 ・二酸化炭素、水の質量から求める ・質量百分率から求める ・分子量だけが与えられているところから、整数を使って求める 以上です。全て経験しておくと、本番で早いです。 あと忘れそうになるのが慣用名です。割と忘れるので、ネットで調べるなりして(高校で出てくる)全部知っておくことをオススメします。 最終回です!見てくださってありがとうございました! 全体のまとめ、僕のページに貼っておきます!見にくかったらぜひどうぞ!

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こんにちは! こうしんと申します! 化学は 理論化学、無機化学、有機化学と大別できます。これらそれぞれに対して、数多くの分野が潜んでおり非常に範囲が広いです。 とはいえ、数学のように解法が複雑に入り組んでいるわけではありません。そのため解法と問題の対応付けが基本的にやりやすいのが化学です。どの分野も、「ここがポイント!」と言うものがあったり、解法が決まっているものがあります。 これらを見つけて頭に叩き込んでいくのが我々のすべきことです。 (具体的には数学の勉強法と同じです。数学の勉強法については過去の質問で言及しているので、ぜひご覧ください!) 具体的にポイントを書きたいところですが、なかなか量がえげつないので、少しずつ書いて質問に小出ししていきますね! とりあえず、理論化学分野です。 理論化学は、構造論、モル計算、溶液、イオン、化学結合、単位格子、金属結合、結晶、酸塩基、希薄溶液、気体、蒸気圧、速度平衡、熱化学、pH計算、と非常に多岐に渡っています。 では、それぞれのポイントを説明していきます。 構造論 化学基礎の範囲です。構造は昔から多くの議論がされただけあって、相当な知識量になります。知識なので、よく問われやすい単元をピックアップしていきますね。 ・電子殻とオービタルの関係(電子配置) ・混成軌道 ・放射能(α崩壊など…) ・原子量の求め方 考えを追求して行ったら、単元最強に難しいです。ハマりすぎに気をつけてください。とはいえ、記述分野はここでよく出題されるので、注意が必要です。 モル計算 全ての基礎であり、化学の象徴とも言われる単元です。 様々なことを習いますが、基礎的な計算ができれば、「単位を毎回必ず書く」ことに注意すれば、かなり計算が楽になります。これで、公式ミスはほぼ防げますし、次の計算は何か?の見通しがつきやすくなります。 また、10の累乗の計算が大変ですので、m(ミリ)が出てきたら、それをそのまま使うようにしましょう。 そして、計算は小学校の連立方程式を解くかのように正確に並べると良いです。割と立式でミスすることが多いので… 溶液 溶液の最難関は、濃度計算です。この公式が多いことや煩雑な計算で悩む人が多い分野ですね。 まずは公式です。公式は、濃度の単位を覚えるようにしてください。それを分数のように見れば、公式が出来上がります。 また、煩雑な計算はモル計算の方を参照してください。 あと注意として、溶液を混ぜ合わせる際に「体積が変化するかどうか?」を考えてください。これには見分け方があります。それは「密度のデータがあるか」で、あれば変化しますし、なければ変化しない、と言う見分け方です。 イオン これも暗記単元です。以下、よく出るポイントを書くので、暗記の優先度決めに使ってください。 ・電子配置 ・原子半径 ・イオン化エネルギー/電子親和力 です。一応これらの「性質」を完璧に覚えると大丈夫だと思います。記述分野でよく出るので注意です。 化学結合 結合論ですね。熱化学の分野に通じるものがあります。記述分野でも要注意ですね。化学結合は、電気陰性度の強弱、価電子の配置で分類されています。 左に電気陰性度の組み合わせ、右に結果です 強and弱=イオン結合 強and強=共有結合 弱and弱=金属結合 左に価電子数の組み合わせ、右が結果です 1+1=共有結合 0+2=配位結合 単位格子、金属結合 密度関連の計算問題と立体構造がよく出題されます。 密度関連について。 密度を用いて、アボガドロ数や単位辺の長さなどが出題されます。ですがこれも結局、公式の変化形なので、単位を覚えてから、公式の形を覚えるようにしてください。全ては単位の組み替えで導けます! 立体構造について。 構造は2つに分類されます。最密格子とそうでないものです。最密格子は面心立方格子と六方最密充填構造です。(この二者は、本質では同じ構造をしています。そのため、六方最密充填構造の密度の問題が出題されたら面心立方格子で計算すると楽ですね!)そうでないものは、体心立方格子ですね。 これらは立体図形での出題がたまにあります。軽くでいいので、ある程度正確な知識は持っておいてください! とりあえずは、ここで区切ります…残りはコメントに書こうと思っています! 断片知識しかないですが、頑張ってください!
京都大学理学部 こうしん
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数学IA、ⅡB.化学、化学基礎の基礎を固めるにはどうしたらいいか?
東京工業大学理学院に現役合格した者です。基礎固めに不安があるとのことでしたので、アドバイスをさせていただきます。 まず、数学ですね。現在使っている参考書が何か分かりませんので、私が基礎固めに使ったものとその勉強方法を紹介します。 私は青チャートを用いて基礎固めを行っておりました。具体的には、例題を周回し、理解ができたと思ったタイミングでexerciseと呼ばれる章末問題的なものに取り組んでおりました。ステップ事に詳しく解説しますね。 まず、例題の周回ですが、これは問題を解く際の基本的な考え方を身につけるのが目的であります。ここで注意しておきたいのですが、解法の「丸暗記」だけは絶対にしないでください。考え方を身につけるのが目的ですから、「理解」に重点を置いていただけると良いかと思います。具体的には、解答を読む際に、なぜこの解法が思いついたのか?他の方法ではダメなのか?なぜこのタイミングでこの定理を用いたのか?なぜこんな断り書きをしているのか?など…を自分の頭の中で考えながら勉強されていくのかオススメです。解法を丸暗記せず、しっかりと理解をすれば、初見の問題でも解き進めることが出来ます。自分の頭で考えた経験で勝負をするイメージですね。実際、私は数学の問題を解くときに解法はほぼ意識していません。問題文から、何を求めたいのか、今何をすればいいのかを読み取り、今までの経験を元に正解までのルートを組んでいます。丸暗記よりもこのような勉強方法の方が楽しいですし、他教科にも応用できる思考力が身につきますので、圧倒的に効率がよろしいかと思います。 次に化学・化学基礎ですね。学校でセミナーなどといった基礎的な問題集は配られているでしょうか。配られていない場合、書店で適当な物を探してください。教科書はお持ちである前提で勉強方法を紹介します。 理論化学分野から説明します。 理論化学は計算がメインになりますので、暗記より圧倒的に理解が重要になります。具体的には教科書を読み込み、現象を理解することに重点を置きます。なんとなく現象の意味が分かったタイミングで問題集などで具体的な問題を解くのが良いでしょう。一つ一つの計算がその現象の何に対応しているのかを考え、意味をしっかり理解してください。 続いて無機分野ですね。 こちらは非常に暗記が多い分野ですから、なかなか手を付けづらいかと思います。基本問題とはいえ、解くためには知識が必要です。しかし、基本問題を解くために教科書を読んで暗記をしていてもなかなか身につかないでしょう。そこで、私が実際にやっていた方法を紹介します。それは、解答を読みながら基本問題を周回しまくることです。教科書を一読した段階で問題集に入っていただいて構いません。おそらく、分からない問題ばかりかと思いますので、最初から解答を見て、問題文と照らし合わせる作業をしてください。この時、語句問題の答えは手元の紙に書きながら進めてください。書いてれば勝手に覚えます。問題集の文章を暗記する勢いで大丈夫です。5週もすれば基礎的な知識は全て頭に入るでしょう。そして、無機分野で厄介なものとして、気体の製法とイオンや化合物の色が挙げられますね。この2つに関しては個別に勉強方法を紹介します。 まず、気体の製法ですが、基本的に覚える必要はありません。ほとんどの反応は弱酸・弱塩基遊離反応か酸化・還元反応です。酸化還元は多少暗記要素が含まれますか、弱酸・弱塩基遊離反応に関しては暗記0で大丈夫です。無機分野で勉強するというよりは、理論分野の勉強として処理して頂ければ余裕なはずです。 化合物などの色に関しては、とにかく周回して遺伝子レベルで覚えさせましょう。残念ながら、ここでの暗記は避けられません。しかし、ただ覚えるだけではすぐに忘れてしまいますので、身近な物と結びつけて記憶することを意識しましょう。例えば、酸化亜鉛は白色であることと、絵の具のジンクホワイトに使われているということを結びつける…といった具合です。多少は楽ですし、楽しめると思います。 最後に有機ですね。有機では構造決定がメインになりますが、まず最初に立ちはだかる壁といえば、官能基の種類の多さではないでしょうか。これらは一気に暗記を試みると普通に挫折します。問題集では「アルコールとエーテル」や「アルデヒドとケトン」など、異性体ごとに単元が分かれていると思いますので、1単元ごとにじっくり問題を解き、覚えていくのがよろしいかと思います。高分子化合物も出題されると思いますが、これは無機と同じ勉強法で大丈夫です。 以上、私の経験からオススメと思われる勉強法をご紹介しました。志望校合格に向けて頑張りましょう。
東京工業大学理学院 いぷしろん
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理系数学
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共通テスト数学ができない
こんにちは!  今の時期は共通テスト演習などで点数が伸び悩んだり下がったりしてしまう時期ですよね。私自身もそうでしたので、きらしさんだけの成績が伸び悩んでいるわけではありません!これは本当に本当なので変に焦ったりする必要はないですよ、大丈夫です🔥  その上で私の考えを答えさせて頂きます。 基礎ができているのかどうか  私は共通テストレベルの演習で9割近い点数を取れたことがあるならば教科書レベルの基礎はある程度固まっていると思います。仮に4割とかを取ってしまっても解答解説を読んだときに理解できて自分の中で消化することはできているでしょうか?できているのであれば基礎は大丈夫です!少し不安に思った公式や定理があったらその部分を教科書で読み返した方がいいですが、基本的には教科書に立ち返って学習する必要はないと思います。 点数を上げるためにできること    得点が伸び悩んでいる自己分析をしてくださったのですが、本当に共通テストの成績が伸び悩む受験生の課題を的確に分析できています。それぞれ3つの課題点を改善すれば得点は伸びて安定します。  まず計算ミスは気をつけるしかないです。自分がミスをしやすいということを念頭に問題を解き進めるだけでもだいぶ違いますし、共通テストに関してはマークシートなので解答の形がある程度わかりますよね。それが常に一致しているのか確認しながら解くと私はいくらかましになりました。  次に計算の速度ですが、これは慣れが大切です。日頃からめんどくさい計算を電卓などを使わずに解いたりすることなどが大切です。分数などの計算もかなり苦戦すると思います。私も計算力が低かったのでよくわかります。分数の計算は因数分解が得意かどうかがかなり影響すると思うので『wallprime』というアプリを使って隙間時間に楽しみながらやるといいと思います。また、実は共通テストの場合は問題冊子の余白をいかに効率よく使うかが重要です。計算スペースがなくなって1番前の表紙の裏とかまでめくって計算することってありませんか??ミスの原因にもなりますしけっこう時間を食ってしまいます。何度も演習を重ねる中で効率の良い余白を使い方をマスターできると非常に良いと思います!  次に手前の誘導の問題が解けずに最後まで解けないことがあるのは共通テストあるあるだと思います。これは日頃の問題への取り組み方で対応できることもあると思っていて、普段の問題演習から解法を何パターンか考える癖をつけることをおすすめします。共通テストの場合たまに意味のわからない(と感じてしまう)誘導が含まれてます。これはどうしようもないかなと思いますが、それで大問まるまる落とすのは非常にもったいないです。誘導にとらわれずに解法の引き出しが複数あると最終的な答えを求めることはできるようになると思いますし、そこから逆算して誘導の部分の解答がわかるときもあります。あまり解く順番にとらわれずにわかるところからどんどん値を出していく意識を持てるようになると点数は安定するはずです!  解き方がそもそもわからない場合は解説をすぐに読んでしまっていいと思います。さすがに今の時期にじっくり考えるのは少しタイムパフォーマンスが悪いのでとにかく解説を読んですぐに消化し、暗記してしまう方が早いでしょう。仮にもし時間に少し余裕がある場合は青チャートのコンパス3レベルまでの記述解答をつくる練習ができたらよいですが、優先順位は低いです。記述の練習をするのは誘導に頼らずに問題を解くことで解法の引き出しを増やすことができるからです。それこそ共通テストで誘導につまづいたときに最終的な答えを出す力がつきます。  私は共通テストの直前期(元旦)に数学が解き終わらないことが増えました。そこで1日で共通テスト数学ⅠAⅡBをまとめて100分で5回分解くといく荒療治でスピード感を高めました。この先もし時間をかければ8〜9割取れるけど時間内に解き終わらないという状況になったときはこのような解き方もなしではないと思います。1日でだいぶ問題を解く速度が上がる実感があるはずです。  まずは年内に少し時間オーバーしてもいいから8割を安定して取るために丁寧に解く→次にスピード感を高めるというイメージでラスト1ヶ月のスパートをかけるといいと思います!  長くわかりづらい文章になって申し訳ありません。また何か疑問点や相談がございましたらコメント欄やDMでご相談ください!なるべく早く返信いたします。ラストスパート頑張りましょう!🔥🔥
早稲田大学創造理工学部 赤いコウモリ
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過去問
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計算ミスをなくすには
はじめまして!京都大学総合人間学部新2回生です! この1ヶ月で数学の基礎を洗い直したのはとてもすごいです!この調子で勉強を頑張っていってください!以上です! ...というのも、公式とか解法が思い浮かぶけどテストになって計算ミスがボロボロ、というのはよくある事です。そういう時期なんです。 新しいことを学んだ時って、それを公式や解法に当てはめて解こうとするあまり、計算にまで目を配れてないんですよね。でも、これを繰り返し勉強していけば、「あぁ、またこの問題か」ってなります。その時にやっと計算に気を配れるようになります。楽な計算方法とかもこの時期になってから見つかるものです。 なので気にせずどんどん勉強していってください!繰り返し問題を解いて、「数学」というものに慣れてきたら計算力は自然と付いてきます! 心配しなくて大丈夫ですよ!結果はあとで付いてきます!
京都大学総合人間学部 FJgen112
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