現在の数学の勉強法について
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
てしゅ
新高3です。数1A2Bを固めようと思って最高の演習160という問題集に取り組んでいますが、今の取り組み方に疑問(不安?)を感じてきました。
現在は、1つの問題に対して、ストップウォッチで時間を測りながら
アプローチを複数考える→そのうちの一つで答えを出す→答え合わせ→他のアプローチで解く→アプローチをメモして二周目以降自力で解けるかどうか全て確認
という解き方をしています。
ただ、一問を解くのにかなり時間がかかって、平日の勉強の殆どを数学が占めてしまい、化学など他の科目に時間を回せないでいます。
今の取り組み方で大丈夫なのでしょうか?それともどこか改善した方がいいのでしょうか?
回答
Mx
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
東京大学に所属している者です。
結論から言うと、特に大きな問題はないと思います。1日の勉強時間の配分に関しては、得意不得意に合わせてやるといいです。現時点での各科目の学力と合格するために必要な各科目の学力を見定めた上で、そのギャップが最も大きいものから優先的にやりましょう。
補足になりますが、数学力を身につける上で重要になってくるのが「模範的な思考のインプットとアウトプット」です。これだけでは分かりにくいと思うので、問題を解いた後にするべきことと、何故それをやった方が良いのかというのを以下で述べていきますので、是非参考にしてみてください。
まず、「どうしてその解答・解法になるのか」を一文・一式ごとに意識しながら解いた問題の丸つけや復習をしましょう。これは数学に限らず他の科目でもするべきではありますが、特に数学の場合は、「どうして模範解答は最初にこの方針を立てることができたのか」「どうして模範解答はここでこの式変形をしているのか」「どうして模範解答はここでこの定理を使おうとしたのか」など、言い始めればキリがないほど多いです。このような普通であれば見逃したり流したりしてしまうような細かいことにまで意識を向けることで、「解答へのアプローチの模範的な思考」をインプットすることができます。
次に、丸つけや復習をした問題を翌日に何も見ずに解きましょう。こうすることで、前日にインプットした「解答へのアプローチの模範的な思考」をアウトプットする練習ができます。必ず昨日考えていたことが自然にドンドン思い出されるので、復習がただの流れ作業にはならず、効率的な数学の勉強になるはずです。
少しでも参考になれば幸いです。
コメント(2)
てしゅ
回答ありがとうございます。
復習の際に今まで以上に一つ一つの式変形や、なぜそのような解答になったのか意識していこうと思います。とても参考になりました。
Mx
コメントありがとうございます🙇♂️
是非頑張ってください💪