早稲田は国語ができないと受からないのか
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
しょうや
こんにちは、早稲田大学の教育学部が第一志望の浪人生です。
今は河合塾で浪人していて、先日に夏期講習で早大の現代文と講座をとりました。その時に早稲田は現代文ができないと受からないと仰っていました。たしかに僕の去年の得点開示を見てみると、国語で平均点を切ってしまい10点以上下げられていました。現代文が現役の頃から苦手科目でした。この前の全統記述模試でも偏差値は62.5で、もっと上げないといけないと感じています。英語は69.5で世界史は63.6で世界史もまだまだ詰めれて無いとも自覚しています。チューターに相談したところ、塾の去年の合格者は英語と社会で稼いで国語は平均点くらい取っていると仰っていました。そこで早稲田に合格されました先輩方は英語と社会で稼いで合格されたのでしょうか?できれば現代文の対策も教えていただけたら幸いです。長文失礼しました。
回答
やかやかさん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
結論、社会と英語のゴリ押しで合格は可能です。私がそうでしたので笑。
ですが、非常にリスクの高い勝負になります。
なぜなら、私文の受験において、1科目でも苦手があると合計点が大きく下がるからです。そこには標準化というシステムが大きく影響しています。
例えば、早稲田商を例に取りますと、社会の平均点は年にもよりますが大体6割ぐらいなのに対して数学の平均点は2割を下回ることがあります。これで素点で比べたら圧倒的に不公平ですよね?なので、特別な計算式で平等になるようにしています。これが標準化です。(計算式は公表されていません)
要は相対評価になるわけです。つまり、一科目でも平均点を下回ると、算出後の点数が一気に落ちます。なので、早稲田入試においては1科目でも平均を下回ると合格の可能性はかなり低くなるわけです。
このようなシステムにおいて、苦手科目があることはかなりのリスクになることがお分かりいただけかと思います。
では、なぜ国語という苦手科目があり、ハイリスクの私が合格したのか?それは
⑴国語が難しく、平均点が低かったから
⑵社会がそこそこの難しさだった割に点を取れた
という2つの理由があるからです。
ここからわかることは
①苦手科目において極端に簡単か難しい問題を引く運の強さ
②苦手科目以外でゴリ押しする実力
の2つが必要です。それぞれ解説します。
①→私は国語が簡単だと周りほど点を取れないが、難易度が高い時は周りとさほど点が変わらないという傾向がありました。その私が国語が難しい年を引いたのは超絶ラッキーというわけです。
②→冬あたりに、国語の成長に限界を感じた当時の私は社会と英語を必要以上に極めることを決意しました。
英語は明らかにオーバーワークな難易度の単語を覚え、社会は「こんなの絶対でないだろ笑」というのも死ぬ気で覚えました。結果、そこそこ難しかった英語と社会でゴリ押しできたわけです。
このように、一応可能です笑。ですが、苦手があるとぶっちゃけ運ゲーです。なので私はよく私文は沢山受験しろと言います。
結論、「国語が苦手でも合格は不可能ではない、しかし、リスクは高い。故に苦手をなくす努力はするべき」です。応援してます。頑張ってください!
コメント(4)
やかやかさん
ちょっと釈迦に説法な部分がありましたね、ごめんなさい。
現文の勉強方についてを忘れてました。。コメントで書きたいと思います!
しょうや
ご返信ありがとうございます!
とても細かくてためになりました!
やはり苦手科目が有るとリスクは高いですよね。国語では古文と漢文は現役時代に頑張って苦手意識を無くして去年の早稲田の本番では教育の古漢では7割、人科では2問ミスでした。しかし現代文では両学部とも半分以下を取ってしまいました。去年は圧倒的に演習量が少なかったので浪人始まってから演習量を増やしてきました。この前教育学部の古い年度を解いて7割ほど取れました。これから夏休みなので過去問を本格的に解いていこうと思っているのですが間違っていますかね?ご返事可能でしたらよろしくお願いします。
やかやかさん
コメントありがとうございます。
教育の過去問で7割取れるなら間違ってないと思います!浪人の強みは時間が沢山あることだと思うので何年分も解いてください。
その上で意識した方がいいことは
・復習の質にこだわる
ことだと思います。現代文や英語長文は兎に角復習が大事だと思っていて、時間をかける価値があります。(自分の場合はそれを少しおざなりにしたのが良くなかったですね笑)
復習の際に大事なのは
⑴何が原因で読めなかったのかを把握(語彙力、知識不足なのか単なる勘違いなのかなど)
⑵間違えた問題は自分で解説できるようになるまで理解に時間をかける
の2つかなと思います。⑵に関して、例えば選択肢の問題ならば、答え以外の全ての選択肢の何がダメなのかを説明できるまでやってください。そこまでやって初めて理解したと言えると思います。
参考書に関しては、私の場合は「現代文読解力開発講座」をやったらかなり現文がマシになりました。また、赤本ではなく青本を使ってください。赤本の国語の解説はお察しなので笑。
以上です。何かあれば追加でください!
あと、UniLink パートナーのオンライン受験相談も受け付けてるので、興味がある方はメッセージよろしくお願いします!(宣伝すいません笑)
しょうや
アドバイスありがとうございます!
これからは復習に力を入れて頑張っていきたいと思います。
短い間でしたが、コメントくださってありがとうございました!