慶應の商学部をA方式で受けることについて。
文系において数学が使えるというだけで、かなり有利に働きます。
慶應商学部においては、B方式だと倍率が10倍近くあるんですが、A方式だと倍率は3倍ほどです。慶應商学部を第1志望に考えるなら、A方式で受ける方が断然可能性が高いです。
たしかに、A方式だとライバルとなるのは、東大・京大・一橋の人たちです。ですが、直接的なライバルとしては、そういう難関国立に落ちる人達との戦いです。そこまで恐れる必要はないです。また、国立を受ける人達の特徴として、英数にはかなり力を入れるんですが、社会科目は後回しにしがちです。さらに、国立受験となると、社会の記述対策をするため、私立の社会で見られる細かい知識をインプットするということはあまりしてません。要するに、国立を受ける人は、英数のレベルはかなり高いですが、社会科目はそんなに高くないです。もっというと、早慶レベルの社会の知識をつけてる人はそんなにいません。
そして、A方式の配点は、英語200点・数学100点・社会100点です。ですから、戦略としては、英語は国立受験者と同じレベルに持っていき、数学はそこそこで、社会で国立志望の人に 上回るって感じでいくのが懸命でしょう。
自分は国立志望でしたが、数学はそんなに得意でなはありませんでした。逆に世界史は早稲田・慶應にもしっかり対処するレベルまで持っていってたのが、それが功を奏したのだと思います。
国語に関してですが、国語をやらないと併願校が少なくなるのがネックですよね。自分も英数社で受けれる学校はほかに知りません。強いて言えば、まずは、慶應経済A方式が英数小論で受けられるます。しかし、ここはかなり商学部に比べてもう一段階高いレベルの戦いにはなってきます。あとは、marchで数学使える学部が狙い目になってきます。慶應商学部でしっかり得点とれるレベルになってれば、marchレベルの数学はどこでも満点狙えるはずです。marchレベルはほんとに簡単です。そして、4科目受験にすれば、数学で国語の分を取り返せるだけ点を取れると思います。
国語を全くやらないのは、併願校を考える上で得策ではないと思います。国語は少しでもやってれば、多少の点数が見込める可能性がある科目です。
まだ高2ということなので、まずは英数に力をいれつつ、国語もしっかりやっておくという風にした方がいいと思います。