過去問が解けない。
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UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
まちゃけろ
高3 愛知県 名古屋市立大学薬学部(63)志望
共通テストでは全然目標点に足らず、浪人覚悟で数日後の受験を受ける者です。
完全に実力不足だと思っています。
勉強から逃げてしまったことも数え切れないほどあります。基礎も危うくて、過去問すら解けません。
志望校合格のために過去問を解かないといけないのはわかっています。過去問の得点も上がらないし、答え見ながらやってる時もあります。時間計ってやっても時間内に解けることなんて無いです。こんなやり方で過去問を消費しちゃっても良いのかなって思ってしまいます。
できなさすぎて、やる気すら起きません。
こんな状態でも過去問をやった方がいいですか?
それとも、もっと基礎的なことをやるべきですか?
本当に初歩的な質問で申し訳ありませんが、回答していただけたら幸いです。
回答
ワニ
大阪大学工学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。以下私の考えを述べさせていただきます。参考になるところならあれば吸収してください。
過去問をやるか、基礎を固めるか、直前ということもあり難しい問題だと思います。
もし過去問を続けるというのであれば、取り組み方を工夫する必要があると思います。過去問の1番の使い方は、問題傾向を知り、対策を立て、時間配分などの作戦を事前に決めておくために使用することです。過去問で時間が足りないのであれば、厳しいことを言うようですが、おそらく試験本番も時間が足りません。ですから、時間が足りない中で、どういう時間配分で解けば点数を上げられるのか、どの問題に力を入れたら効率よく点が取れるのか、などを考える必要があります。別に時間が足りなくても、受験というのは全問正解ではなくても良いわけですから、合格点に近づくためにはどの問題で点を取って、どの問題を捨てるのかをシミュレーションしておく必要があります。
過去問というのは、解き進めることに意味があるわけではありません。別に過去問を25年分やったからと言って実力が必ず伸びるわけではありませんし、合格するわけでもありません。むしろ無駄に消費するなら意味ないです。過去問というのは実際に大学で出題された質の高い問題(中には悪問もありますが)の宝庫ですから、解くことで効率の良い勉強ができるはずです。なので、一度解いたら、次にまたその問題を解いたら必ず満点が取れるくらいまで復習しましょう。過去問で全く同じ問題が出題されることは稀だと思いますから、その問題の答えだけでなく、なぜその解法を選択したのか、なぜそのような式変形になるのか、なぜベンのやり方で解いてはダメなのか、そう言った解答を作成するための思考のプロセスまで完璧に自分のものにしましょう。それで初めて、過去問をやる意味が出てくると思います。
ですから、過去問を続けるのであれば、一問一門を大切にして、全てを吸収するようにしてください。過去問を解く中でどうしてもわからないところがある場合に、基礎に立ち返って逐一確認すれば良いと思います。
過去問をやらずに基礎に取り組むというのであれば、なるべく自分の大学の頻出の単元に取り組むと良いと思います。
どちらにせよ、もう時間がありませんから、解いた問題は必ず吸収して、効率の良い取り組みをすると良いと思います。頑張ってください。応援してます。
コメント(1)
まちゃけろ
3/7 16:31
ありがとうございます。
基礎に戻ることと過去問の吸収率を高めることのバランスを取りながら、あと少し頑張っていこうと思います。