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物理の応用問題を解けるようになるためには?

クリップ(5) コメント(1)
12/12 23:12
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ひろち

高2 香川県 岡山大学志望

物理セミナーとかの発展問題になると解けません。 どういうことを自主学習の時に気をつけるべきですか?

回答

つねとも

東北大学医学部

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物理って、簡単な問題と難しい問題でかなり難易度に開きがありますよね。 ですが結局、難しい問題も簡単な問題の延長線上にあります。 簡単な問題でも、細かい基本的なことをやっていくようにしましょう。 例えば力学であれば、きちんと図を描き、力の矢印を書き入れます。そして、運動方程式を立てます。ノートに解くときは、本番のようにきちんと説明の言葉を入れるようにしましょう。 難しい問題でも、このようなことを一つずつやっていけば、解けるようになっています。きちんと情報を整理して、順序立てて解いていくことにより、解けるはずです。 これは入試での記述の練習にもなります。 どうせ練習だからと手を抜かずにやっていくことで、物理の思考回路ができ、応用がきくようになってくると思います。

つねとも

東北大学医学部

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プロフィール

東北大学医学部医学科5年 地方の公立高校出身ですが、予備校などには通わずに現役で合格しました 予備校などに頼れない人たちの助けになれたらと思います

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コメント(1)

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ひろち
12/13 20:10
ありがとうございます。 頑張っちゃう!!

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物理の応用問題に対応するには。
現在高2とのことなので、まだまだ間に合います。物理の学力はなかなか簡単に上がるものではないですから焦らずに頑張りましょう👍 入試に出るような応用問題、発展問題をすらすら解く練習は、受験勉強の後半に集中してやることになるので、今できないことにそこまで焦る必要はありません。むしろ学び始めの段階では後にまわすべきです。 今すると良いのは、基礎的な問題にじっくり取り組むことです。例えば力学で、保存則を使って解いたならその後で運動方程式から保存則を導いてみたり、得られた答が直感と合っているかパラメータを極端な値にしてみて確認したり、問題に問われていないことも考察してみたり、といったことです。こうした経験を積むことで、今までただの勘のようなものだったのが、物理的センスの伴った直感に変わります。導出を行なった経験から公式の適用条件が自然と分かるようになり、「どの公式を使って解いたら良いのかわからない」ということがなくなります。状況ごとに問題を分類して、各々の解き方を覚えるような暗記に頼った勉強法は、次の模試で点が取れても試験場で出てくる初見の問題に対処できません。今はまだ基本を固める時期です。焦らず進みましょう (プロフィールに載せてあるTwitterアカウントでは、具体的な問題や上述の詳しい方法についての質問も受け付けております、よかったら利用してください)
東北大学工学部 おはし084
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物理
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物理の学習法
重要問題集と名門の森に取り組めば十分だと思います。 後は過去問と模試の復習で弱点をつかみつつ、本番の試験の感覚を掴むといった具合でしょう。 物理は ①正しく図示して ②正しく立式して ③正しく計算する これで上手くいきます。 --------- 【①について】 多くの人が疎かにする部分です。 物理の力はここにかかっていると過言ではありません。 必ずどんなに簡単な問題でも最初は意識的に図示を丁寧にすることです。 図示をすっ飛ばして解答する人がめちゃくちゃ多いですが、とんでもないです。 --------- 【②について】 速度、変位の式 運動方程式 エネルギー保存則 運動力保存則 etc... 基本法則に従って、正負に気をつけて、スカラー量なのかベクトル量なのかに気をつけて、立式することです。 これも物理の力が試されていますが、前提として①が出来てなければ正確な立式など不可能です。 【③について】 ③は数学の計算力と共通ですが、違うところが二つあると思っています。 *単位(ディメンション)が正しいかどうかを追いかける力 →化学でも求められますね。 *省略可能な計算パターンを省略する力 →覚えていたら思考段階を飛ばせるパターンが存在します。 前者はとにかく意識して追いかけること。 後者は数をこなすと身についてきますし、物理の先生はこういうの教えるのが好きな人が一定数います。 --------- 【まとめ】 問題集は質問者様のやろうとしている2冊で十分。 後は模試の復習、過去問。 ただし、①をキチンと意識的に取り組むこと。 ②と③は①と比べると、問題集を進めていく中で自然と身につくと思います。
京都大学工学部 クウルス
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物理
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工学部志望だけど苦手なんです(T^T)
同じく高校時代は物理が苦手だった者です。公式を暗記するまではいいが実際に問題を解こうとすると使う場面がわからない というの凄くわかります。ですが、次のような方法で入試直前の短期間でしたが、かなり物理ができるようになりました。 最適な方法が他にもあるのかもしれませんが、私が思うに物理で高得点を狙うには様々な問題を解いていくのが最善だろうと思います。高校物理では公式もあまり多くないのと複雑な条件を設定することが出来ないため、色々解いていると似たような問題が結構あります。ですので、ある問題の解法を似たような問題をに当てはめてみると解けるということがあります。 先ずは教科書レベルの問題を解いて、そこで得た公式の使い方を次のレベルの問題を解く時に応用して…というのを繰り返して解き方をたくさん知ることで、徐々に志望校レベルまで上げていくのがオススメです。 その際、小問ごとに図を書きながら解いてみてください。1つの図にごちゃごちゃと書き込んだりするとケアレスミスに繋がる可能性もありますし、図を書かずに進めるとせっかく学んだ解法を使える場面なのに気づけないこともあります。
九州大学工学部 やまたく
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物理
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物理の問題を解けるようには
よく物理はセンスと言います。これがないと解けないともいう人もいます。しかし私は決してそうではないと思っています。私は物理学科に在籍していますがそんなセンスは持っていないと思っています。私も初めは高校物理は壊滅的でした。そんな私がいかに物理を伸ばしてきたか少しだけ説明させてもらおうと思います。  まずは怪しいと思うところを徹底的に潰しましょう。基礎から危ういと感じているなら基礎からやり直しましょう。物理基礎がしっかりとした土台として確定していないと物理はかなり厳しいです。速度や加速度の式、運動方程式、エネルギー、摩擦、バネなど力学だけでもマスターすべき基礎は多いです。ここがしっかりできてこその専門物理なので遅いと感じていても基礎からやり直すのは有意義であると思います。  あと問題を解く時にしっかりとわかりやすい図を書きましょう。できるだけ大きく。力の方向などもしっかり網羅した図を書くくせをつけてください。図があるかないかで物理は大きく変わります。是非どんな問題でも図を書いてみてください。  私は微積の概念を物理にそのまま導入移植することで理解を深めましたが、質問者様は共通テストのみ物理を使うとのことですのでそこまでの深い理解は必須ではないと思われます。むしろすべての範囲で公式が使え計算ができるということが重要です。そのためにも基礎をしっかり作って、図を書いて、模試を解いたら必ずやり直しをして、の繰り返しがなんだかんだ一番効いてくるのではないかなと思うので、焦ることもあるかと思いますがあなたのペースで頑張ってください。 (最後にここまで書いてきてこういうことを言うのもどうかとは思うのですが、どうしても物理が解けない、嫌いというなら他の科目で補う勢いでいきましょう。物理だけで受験は決まりません。ほかの科目も満遍なくやって総合点で勝負しましょう。実のところ私も理系科目は壊滅的で文系科目に大いに助けられました。)
九州大学理学部 ほっくん
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物理
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基礎の固め方
こんにちは! こうしんと申します! 物理→化学の順で答えていきますね! 主に基本的な事柄を話していきます。 まずは物理です。 物理学 物理の一般的な勉強法はふた通りあって、 一つ目は、微積を使わずに「解く」物理をする 二つ目は、微積を用いて「本質」の物理をする イメージが持てれば理解はしやすい数学とは異なり、概念自体を理解するのが難しい物理学は「理解するかどうか」で分かれ道があります。 一つずつ性質を説明します。 前者は、物理の概念の根本的な理解を放棄し、解くことだけに特化した学び方です。そのため、早くに学ぶことができますが、それを点数にするのは少し工夫が要ります。(公式を暗記するといった工夫です) 物理は、国立大学であれば問題がほぼパターン化できるので、解答法を暗記し、その知識を用いて解くことができるため、この方法が使えます。 後者は、物理の根本から理解して、問題に取り組む方法です。ところが、理解には微積分を用いるため、早くても高校二年生の後半から学び始めるという、遅いスタートになるという欠点はあります。しかし、それを完全に学び終えれば、あらゆる問題を相手にしても解くことが容易にあるでしょう。 というのは、大学入試問題は微積分を背景におきながらも、微積分を用いなくても解けるように作られています。そのため、問題例としては非常に簡単になるのです。 僕がオススメするのは後者ですね。ただし、学ぶのは結構大変になります。僕は東進での「トップレベル物理」を受講することによって学びました。「ハイレベル物理」でも全然良いです。 そういう環境があるならば、絶対後者をオススメします。 そのような環境がなければ、後者の場合参考書によるサポートが必要です。参考書による学習は大変ですが、上記の効果が得られるのは確実なので、オススメです。 オススメ参考書は、「新物理入門シリーズ(概論+演習)」「理論物理への道標(上下)」が良いです。あとは僕は使ったことないですが「秘伝の物理シリーズ」も候補に上がります。 一方で、前者の場合は演習中心の学習となります。前述した通り入試問題の物理は、京大のような特殊形を除いて多くの問題をパターン化することができます。これを利用します。 学習方法は、数学と同じようにパターンに沿って問題と解法を対応させて覚えるといったものです。演習教材は持ってるものならなんでも構いません。 数学と似たような内容になりますが、一応学習方法を記しておきます。 2ステップの過程を踏みます。 1問題の特徴とその解答をインプットする 2演習により1の記憶をアウトプットして定着させる まず1について インプット作業です。問題の解答を先に見て、解答法と問題との対応関係を理解し、頭に入れます。 この時、問題の「特徴」とそれに対応するように解答を結びつけると良いと思います。目標は、問題の特徴に反応して、対応すべき解答を閃くことができるようにすることです。そのため、特徴を掴んで解答と対応させる作業を加えることによって、記憶しやすく、また汎用性を高くします。物理の問題の特徴は、状況で分類すると分かりやすいです。例えば、2体問題、微小振り子運動、といった感じです。 次に2について そうして得た結びつきを用いて演習することにより、結びつきを記憶に定着しやすくし更に他の問題へ適応しやすくなります!(答えを直接暗記しているのではなく、特徴から答えを導いているからです!)問題を見て、瞬時にやることが分かれば達成です! また、問題と解法の対応については、予備校の知識を利用するという手もあります。 物理対策はこんな感じですね。 次に化学について。 化学は 理論化学、無機化学、有機化学と大別できます。これらそれぞれに対して、数多くの分野が潜んでおり非常に範囲が広いです。 とはいえ、数学のように解法が複雑に入り組んでいるわけではありません。そのため解法と問題の対応付けが基本的にやりやすいのが化学です。どの分野も、「ここがポイント!」と言うものがあったり、解法が決まっているものがあります。 これらを見つけて頭に叩き込んでいくのが我々のすべきことです。 (具体的には数学の勉強法と同じです。数学の勉強法については過去の質問で言及しているので、ぜひご覧ください!) ポイントについて他の記事で大きくまとめているのでそちらを見ていただければ幸いです。 ここでは新しく参考書について言及していきます! 学ぶための参考書 →原点からの化学シリーズ 化学を基礎から詳しく説明していきます。かなり重厚でわかりやすいので、苦手な分野だけでも見てみると良いです。 レベルは東進のハイレベル化学程度ですねー。 演習のための参考書 →重要問題集・新演習 よく使われている二冊ですね。重要問題集は基本問題の演習。新演習は重要問題集の穴を埋める役割が主ですね〜 また、ネットで駿台のテキストを買うのも手ですね。重要な問題が軒並み揃えてあるのでとてもオススメです! 以上が基礎を勉強するための簡単な勉強法の解説です! 参考になれば嬉しいです!
京都大学理学部 こうしん
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物理
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物理を得意にするコツ
物理の問題は『図示』と『立式』がほぼ全てというのを念頭に置いてください。そしてこれらをマスターするにはある程度の練習が必要です。 ⏳物理の問題を解く時のフロー⏳ ❶問題理解 まず最初に与えられた問題文を注意深く読み、何が求められているのかを把握する。質問や条件を見逃さないようにチェック! ❷図示 問題に応じて、状況をイメージしやすいような図を描く。質点や物体の位置、速度ベクトル、力の方向などを図示する。これにより問題の把握が容易になる。 ❸物理法則の選択 力学の場合、ニュートンの運動方程式や運動エネルギーの保存、運動量保存などの法則がよく使われる。問題の状況に応じて適切な法則を選ぶ。 ❹立式と計算 ❸で成り立つ法則から未知数を解く。 これが全てです。 質問で言ってくれた『摩擦』は❷の部分の図示が出来ないのか、❸の立式に落とし込めないのかによって変わりますし、『式の立て方』も❷〜❹どれが出来ていないかによって勉強すべき場所が変わります。 ”どこがわからないのかわからない状態”になってると思うので、❶から順番にできるように問題と解答をゆっくり読んで理解していくのがいいと思いますよ!
東京工業大学物質理工学院 yuya
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物理
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物理の勉強の仕方
物理の勉強法についてですね。少しでもお力になれたらと思います。 まず物理は理解に一番時間がかかる科目であると僕は思います。逆に理解してしまえばひとつの線のように繋がって次々と問題が解けるようになり楽しい科目に変わるという面もあると思います。つまり、物理は早々に挫折しがちなもので多くの人が苦しめられるのです。しかしそこでめげずに続けていくことが大切だということです。 初めに、物理基礎からやり直す方がいいと仰っていましたがそもそも物理の中に物理基礎が含まれているので学校から貰った参考書があるならそれを丸々やればいいということです。物理で大切なのは他の科目と同じ基礎固めです。そのためにはやはり学校から配られるレベルの問題集をまずは完璧にする勢いでやるしかないかと思います。分野的には力学、電磁気学が最優先です。このふたつ(特に力学)が高校物理の根幹をなす分野となるからです。もちろんその他の分野も絶対に手を抜いてはいけません。しかし力学、電磁気学の2分野の理解がまずは大切でありかつ躓きやすいポイントなのです。 学校で配られた参考書を解くにあたってできるだけ答えを見て理解した気持ちになるだけなのはやめましょう。教科書を片手に分からないことはとことん調べて間違えた問題は解きなおしてまずは一冊極めてみてください。これだけでかなり視点が変わってくると思います。どうしても分からないところはその都度やはり物理のできる先生やそれこそ大学生にでもいいのでとことん質問するのがいいと思います。参考書としては「漆原の物理が面白いほどわかる本」シリーズが基本中の基本は分かりやすく解説していると思います。これを教科書代わりにして基礎を固めるのも良いでしょう。 一冊を完璧にすると実はそれだけでかなり実力がついているので入試問題にもある程度手が出るかと思います。目指している大学のレベルにもよるのですがレベルの高めの大学なのであればここでいきなり過去問に行くのではなく、もうワンランク上の参考書をやってみるのが妥当でしょう。僕は学校の参考書(僕の学校ではセミナー物理というやつでした)を完璧にした後は物理の重要問題集という本で(これは一応色々な大学の過去問の中で勉強になるだろう問題が集められたものです)本番レベルの問題に挑戦して分からないことがあればその都度1歩戻って教科書や簡単な問題を復習していました。 物理を学んでいると薄々分かってくる事なのですが、物理とは微分積分学を元に成り立つ学問です。よって、実は微分積分を用いて理解をすることができれば一部のよく分からんけど覚えるしかない、で済ましてきた公式は完全に数式として理解することができ、また導くことができるので多くの問題が微分積分を用いて解決できるようになります。もちろん中には大学レベルの微分積分をら用いなくてはならず難しすぎるために公式暗記となってしまうものもあるのですが難関大学を目指す際には重要問題集に手が出せるレベルになったら微分積分を用いた考え方(といってもこちらが本当の物理なのですが)を学び、理解することが出来れば急速に力はつくと思います。この時の教科書としては駿台文庫の「新物理入門」がとてつもなく細かく分かりやすく書いてあるのでオススメです。 ここまでつらつらと物理の進め方の1例を示してきましたがあくまでこれは僕の考えでありもっと自分のやりたいやり方や自分に合ったやり方があるならぜひそちらを優先してみてください。困った時の参考としてアドバイスは考えていただけると幸いです。また、微分積分を用いて物理の問題を解くと力学、電磁気学をまとめて理解して同じような方法で解けるようになってくるのですが、これは確かにレベルの高いことですので余裕が無いならあまり気を取られない方がいいかもしれません。中途半端が何よりもダメなのでそこだけにはくれぐれも気をつけてください。これからまずは簡単な問題集を完璧にしよう!という意気込みを持ってやっていっても何回も何回も理解できないことや挫折しそうになることがあるかと思います。(実際僕はそうでした笑)ですが、それはあなただけじゃないので安心してください。僕だってほかの受験生だってみんな悩んで悩んで進んでいくんです。分からなくてもちょっと休憩して教科書に戻ってやり直しましょう。少しづつでいいんです。質問者さんの物理の勉強が進むことを陰ながら応援しています。またいつでも質問してくださいね。
京都大学工学部 KS
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模試の物理が出来るようになるには
慶應義塾大学理工学部の3年生です。 受験は物理だけを頼りに戦っていました。  まず覚えた公式が自分の直感と照らし合わせて納得のいくものかどうかを考えてみてください。もしそうでなければその公式の正体が見えてくるまで考えまくってください。  具体的には、公式をより簡単な自分の知ってる公式で表せられないかを考えてみてください。さらにこれにはどんなに時間をかけてもいいです。むしろここに物理の勉強時間の多くを割いて物理の世界観に入り込むことが大事です。  今まで覚えてきた多くの公式が簡単な式の組み合わせであること、形を変えただけであることに気づいたらこっちのものです。だんだんと「この公式はこれとこれですぐ導けるから覚えなくていいや」となってきます。さらに、そうやって時間をかけて何回も考えているうちに、自分で公式を導く必要すらなくなります。それは今までは公式という小手先の対処法を与えられていただけだったのが、物理の根本を知ってしまうことでその対処法を当然のように考える力が付くからです。  例えるならば、医療の現場で、「この症状の時はこの治療法」というように全ての症状に対して個別の道具と方法を覚え込んだ人は、いざ患者を前にした時に、「どの道具でどのようにすればいんだっけ」というように悩んでしまいます。さらに少しでも違った症状を見た時に対処できません。それに対して長年人の体について研究して熟知している人はどんな症状を見てもその根本の原因が分かるため、当然対処法もその場で考えることができます。  自分も最初はこんないろんな公式覚えられるわけない、ましてやそれらを状況ごとに使い分けるのは無理だと思ってました。ただこれをやっているうちに最終的には、力学で言うと物体が動いているかそうでないかで、運動方程式を使うか力の釣り合いを使うかの2択を考えるだけでほとんどの問題を解けるようになりました。今までは一本の木にたくさんついている葉っぱからどれを使うか決めていたのが、それをつけている枝を選ぶようになり、最終的には2本の太い幹だけを見れば良くなるようなイメージです。  自分は問題集を解こうとして解けなくて解説を聞いてよく分からず次の問題にいくという勉強にうんざりして、紙とペンだけでこのようなことばかりしていました。さらにある公式について腑に落ちたなと思ったら、それを使って身の回りの現象を例にして、具体的な重さや長さなどの数値を与えて考えてみたりしてました。  下手な文章でごめんなさい。とにかく物理を小手先で解くのではなく、物理そのものを自分のものにするつもりで長い時間だらだらと物理について考えてみてください。どこかで新たな発見があって、考え方がガラリと変わることがあると思います。頑張ってください。
慶應義塾大学理工学部 ゆー
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物理苦手です
初めまして。rockyyyと申します。 僕は物理についてはとにかく演習を解いてみることが良いと思います。高校物理の範囲では、この時期からたくさん演習をしておけば、大体の問題を網羅できるのではないかと思います。そして何より大事なことがやり直しを必ずするということです。どれだけ問題を解いても、わからないところをそのままにしてやり直しをしないことが一番非効率であると思います。解いてしまった時間が非常に無駄です。なので、必ずその物理現象が理解できるまでやり直しを徹底するということを心がけた方が良いです。 以上が、物理分野全体に対するアドバイスです。以下では、物理の各分野について僕が思う良い勉強法をお伝えします。 力学 とりあえず、運動方程式を立てるためにその物理現象の図を描く。これが一番重要です。物理現象を絵で描くと、理解がしやすくなると思います。また考えられる力を全て書き出すこともした方が良いです。この過程を疎かにすると、おそらくその問題全て間違えるということにもなりかねないので、ここを最もがんばりましょう。エネルギー保存の問題は運動エネルギと位置エネルギのみを考えればおそらく良いと思います。衝突問題であれば、運動量保存の法則(速度の向きに注意。図を描く)を立てて、反発係数(これも速度の向きに注意)との式を立式して連立して解くパターンがほとんどです。 電磁気 コンデンサ、コイル、電流の満たす公式(電気エネルギの公式やQ=CV、E=RI^2など)を必ず覚えておくことが重要です。特に僕は、コンデンサの電気量の蓄積原理(どんな時にどこまで電気量を蓄えて、放出するのかなど)を理解することが難しかったので、ひたすら問題を解きました。(そしてやり直し)また、コイルの原理も僕には教科書を読むだけでは難しかったので、ひたすら演習を解きました。電磁気に関しては、原理を理解しても演習で活用する方法にすぐシフトできるものではないと個人的には思うので、ひたすら演習を解くことをお勧めします。 熱力学 熱力学に関しては、それぞれのサイクルにおける過程において、熱力学第一法則(Q=U+PV)を描けば終わりです。(これは本当です笑)。それぞれの過程(例えば状態1から状態2など)において、Qは何か、Uは何か、PVは何かを考えれば良いです。等温変化であれば、温度変化がないためU=0を代入してQ=PVが成り立つ。断熱変化であればQ=0であるのでU=-PVが成り立つ。そして全サイクルが終了するとUの収支はゼロ(最初と最後で温度は等しいから)などを考えると大体表が埋まります。あとはその表から問題で問われている物理量を選んで書き出せば良いです。 原子 原子は教科書の原理を理解しておけば良いと思います。大体そこから出るのではないかと思います。もちろんある程度演習もしておくべきですが、正直あんまり覚えていないのでなんとも言えないのが本音です笑。すみません。 とりあえずこんな感じではないかと思います。拙い文章ですみません。東北大工学部は少し捻った問題が出ますが、東大京大のようなみたことのない問題ではなく、みたことある問題から少し派生したような問題が多く出されるような印象です。なので日頃の演習をしっかりしておけば大丈夫です!! 頑張ってください!応援しています!!!
大阪大学工学部 rockyyy
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力学の解き方
まず絶対に図を描いて、力の矢印を描きます。何か物体と接触がある部分は必ず力が働いているので、それを意識すれば矢印を忘れることはなくなります。 そこから、任意の直交座標に矢印を分解して、平行なものだけで等式を立てます。ここまでで大体2式できます。運動の問題で未知数がさらにある場合、運動量保存なのか、エネルギー保存則なのか、どちらの問題か判断して3式目を立てれば、大体解けるイメージです。 高校レベルであれば、エネルギー保存は熱エネルギーや音のエネルギーが発生していなければ、ほとんど成り立ちます。実際は全て考慮すれば成り立つのですが、問題で熱や音のエネルギーまで取り扱うことはまず無いと思います。おおよその目安ですが、摩擦や衝突がなければほぼ使えると思っていて問題ないかと思います。摩擦が明確に表されているときは、それも考慮に入れればエネルギー保存で解けます。摩擦はよく問題で見かけるので、例外的ですが、出来た方が良いですね。 運動量保存は考えている系の中だけで運動量のやりとりが行われているとき成り立ちます。これもおおよその目安ですが、重力などの保存力が働いていない方向ではだいたい成り立つと考えて問題ないかと思います。 力学は慣れれば大変点数の安定しやすい教科なので、是非練習して解けるようになって下さい!応援しています!
大阪大学工学部 トリウム
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