模試の対策は受験の対策に直結するのか。
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めいるん📚
6月にある駿台全国模試を受験します。
最近塾を利用するようになりましたが、先生からは厳しくC判定を目指しましょうと言われました。しかし、その駿台全国模試はかなり難しいとも言われました。
現在数学は 数3を赤チャート、数1AII・Bは塾で苦手分野を分析中です。
化学は理論を重問、有機無機を新演習で対策、物理は名門の森で対策しています。
駿台全国模試の出題範囲を見てみると、数学は数3の途中まで、化学は基礎と理論の一部、物理は基礎と力学、電磁気の分野から出るそうです。
その出題範囲に重心を置いて勉強するべきか、それとも受験の対策として有機などにも重心をおいて勉強すべきか迷っています。
ご意見よろしくお願い致します。
回答
さら
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化学は有機に重点を置いてください。
数学、物理は今のまま勉強していれば大丈夫です。
【化学】
京都大学は有機の割合が半分強と非常に高かったと思います。
有機の内容が仕上がっていないなら、そちらを優先するべきです。
駿台模試とは言ってもたかだか模試です。
基本的には今の勉強を継続してください。
ただし、入試で理論や無機も出ないわけではありません。
駿台模試は難易度も十分に高く、
入試レベルの問題の演習と慣れには最適です。
ある程度自信があるなら模試の直前だけ、
あまり自信がないなら1週間ほど理論の復習をすると良いでしょう。
(私は模試なんて気にせずに普通に勉強して範囲も知らぬまま受けていました。)
理論や無機は基本的に知識がメインです。
知らなければ手も足も出ません。
が、知っていればあとは計算さえできれば正答できます。
一方で有機はパズル的な要素が強いです。
知識があっても「パズル」が解けなければ100%の回答はできません。
したがってより多くの学習時間を確保する必要があります。
模試で良い点数を取ったからと言って、
入試がうまくいくとは限りません。
最終目標はあくまで大学合格ですので、
そちらをメインに学習をするのが良いと思います。
【数学・物理】
わざわざ書くこともないかと思いますが、
模試も入試も同じような内容が出るようですし、
今の学習を継続しても良いと思います。
新演習は十分な難易度がありますし、名問の森も良問揃いです。
数学に関してはもう少し難易度の高い問題集にも取り組むべきですが、
まずは基礎を固めるのが先ですね。
京医に合格した私の友人曰く、
最終的には上級問題精講に手を出せると、数学が得点源にできるそうです。
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駿台模試は問題の内容も受験者層もレベルが高いため、
適度な難易度と緊張感を経験できるかと思います。
ただし、難易度が高い分、周りより少し良い点を取るだけで簡単に偏差値が跳ね上がります。
(逆もまた然り、周りのレベルが高いので、他の模試と比べて偏差値が抑えられます。)
確かに模試は重要ではありますが、
あくまで周りの受験生と比べて自分の位置を確認する程度にとどめましょう。
模試で大事なのはどの問題を間違えたのか、何が足りなかったのかを分析することです。
判定はあくまで判定です。
以上、参考になれば幸いです。
勉強もどんどん忙しくなるかと思いますが、
その緊張感を楽しんでください!
応援しています。
コメント(1)
めい📖
3科目とも丁寧に回答して頂き、ありがとうございます。
二次試験への通過点として、模試を活用しようと思います。
アドバイス参考にさせていただきます、頑張ります!