長文を読むのが遅い
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
あやや
長文を読むスピードが遅いです
過去問をやっても試験時間の1.5倍以上かかってしまう時もあります
内容はそれなりにわかっているのですが、どうしたら良いでしょうか。
音読をあまりしていないというのが自分としては心当たりです。
回答
みやこのせいほく
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
お疲れ様です‼️はじめまして、私の回答が少しでもあなたの力になればと思いコメントさせてもらいます。
長文を制限時間内に解けるようになる速読法をお教えします。
(1)速読というものを見誤っていないか?
(2)論理的読解力を知っているか?
(3)長文勉強法
(4)音読の具体的方法
(1)速読をただ文章を速く読むことだと思っていませんか?
速読力とは、どこを重点的に読んでどこを流しながら読むのか判断できる力のことをいいます。
文章、段落の主張となっている文、設問に関係している文は正確に読み、関係ないところはサッと目を通すだけと判断できれば1発で主張を掴み問題に取り掛かれます。
つまりは速さではなく強弱と言った方がいいでしょう。
(2)受験における論理的読解とは、文章の構成を理解し内容がわかることをいいます。構成を理解しているならば自分で内容を予測できる力とも言えます。
ex
1段落目は一般論、導入、逆説してから主張、簡単な理由。
2段落目で例や意見。
3段落目で逆説や反対意見、例。
4段落目でそれに対する意見や反論、データ。
5段落目で主張の反復。
といったくらいに受験の長文は綺麗な構成になっています。
練習の段階で1度ゆっくり読んで、段落ごとに要約、そして役割を書き出してください。また、その役割を示す単語にも注意してください。(ディスコースマーカー)
例えば、ButやHoweverの前後をみると、前には一般論、後ろには主張が来るとこが多いです。(特に大文字Butはほぼそう)
というのも逆説をつかう利点は説得性を上げるためにあります。1度一般的な意見、みんなが信じ込んでいることを否定することで説得力を上げています。
速読と関連しますが、あまり重要でないところ、速く読むところは主張のあとの具体例やデータのことが多いです。
というのも始めから言いたいことを言っているで、具体例はその補足にすぎません。
(3) 長文の勉強法は、
①知らない単語を調べる
②1文1文正確に読めるまで構文を取る
③全体の文構造と設問の関係性をみる
④論理的に読めるようにする(≒③)
(4) 具体的な音読のやり方は、
①文章を見ながら音声を聞く
②音声を聞かず音読をする
③シャドーイング
で各3〜5回ほどやりましょう。
①ではネイティブのスピードを感じながら読みましょう。
②では文章を理解しながら読みましょう。スピードは理解出来る程度の速度で。
③ネイティブがどこで文章を区切っているかなど体感しながら読みましょう。
特に私のオススメする長文問題集『ポラリス英語長文』では解説の後に一文一文に構文と日本語訳、また何も書いていない白文があるのでそれを参考にして読みましょう。
音読をすれば英語を前から英語のまま理解する力が伸びます!
それでは以上のことを参考に頑張ってください‼️
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