数学の点を上げるには
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5/16 23:25
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
白いお城
高3 愛媛県 大阪大学志望
大阪大学志望高校3年文系です。
4月に東進模試を受けて数学が1a2bとも約30点ほどしか取れませんでした。時間が足りなかった面もありますが時間があっても解けなかったであろう問題がほとんどです。
センター対策、2次対策、これからどんな参考書でどのようにやっていけばよいでしょうか。
回答
AO
北海道大学法学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まずセンター対策
夏頃から徐々に対策を始めていきましょう。各予備校から出ている予想問題集を片付け、そのあと過去問という流れがよろしいかと思います。難関大とは言え、センター試験は大切です。センターで出来るだけ高得点をとっておくと二次試験を余裕を持って受けられます。また、センター数学は時間との戦いです。最初は時間内に終わすのは難しいでしょうが、実践演習を積んでいくうちに時間感覚が身についてきて、本番までに時間内におわるようになるはずです。センター数学の独特の形式になれるには秋からでは遅すぎる気もするので、夏から始めた方が賢明でしょう。まずは、センター試験で高得点を取ることです。センター予想問題集としてオススメなのは河合塾から出ている黒本です。書店に行けばわかると思います。また、駿台から出ている青本もやる意味はあると思います。予想問題集はどの教科もこの2冊を使うのが良いと思います。
もちろん、基本が身についていないようであれば、教科書例題や章末問題を完璧にすることが先決です。可能な限り早く基礎を定着させましょう。
次に二次数学について。受験勉強時に僕も阪大の問題を結構演習用に解いていてたのでその時の経験を踏まえて説明しますと、まず、大問が3つですので、問題との相性に左右されることも結構あるかもしれません。しかし、大体1問目は比較的易しめの問題であることが多いので、ここはしっかり完答しましょう。もし数学が苦手ならば1完半を目標にまずは頑張りましょう。さて、本題の勉強法ですが、もし数学が苦手ならば先ほど述べた基礎固めが終わったら青チャートをやることをお勧めします。時間もないので全問解く必要はありませんが、頻出分野や自分の不得手な分野を中心に演習しましょう。オススメの分野はだいたいどこの国立でも出題されるであろう、文系微積分、ベクトル、確率、図形と式、この辺りでしょうか。チャートが終わり、もし余裕があったらプラチカなどもやった方がいいですが、無理なようならチャートをより完璧になるように取り組みましょう。その後はいよいよ過去問です。10年分くらい解くといいと思います。昔の問題に関してはネット上に1998-2019までの主要大の問題と解説が載ってるサイトがありますので、そちらから入手することもできます。過去問を何周もしてよく研究しましょう。そして、余裕があれば他の旧帝大(名古屋、東北、北大など)の過去問にもチャレンジすると良いでしょう。
頑張ってください。
コメント(3)
白いお城
5/17 0:30
丁寧な回答ありがとうございます!
黄チャートを学校で購入したのですが、青に変えた方がいいですか?
AO
5/17 0:46
数学がとても苦手なら黄色で基礎固めをするのも良いかもしれませんが、阪大の数学のレベルを考えると青の方が適切ではあると思います。
白いお城
5/17 23:24
わかりました。ありがとうございます!