忘れてしまう
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エト
現中3の者です。
今数ⅠAの例題を青チャートでやって解法を覚えいるところなんですが、定期考査も力を入れており、だいたい1ヶ月前から初めております。なので毎回1か月前になると青チャートをやるのをストップしてしまいます。そうすると定期考査が終わったあとは解法を大体忘れてしまいます。
そういう時、解法を忘れない方法はありますか?
回答よろしくお願いします。
回答
たけなわ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
基本的に、数学の解法は三段論法です。すなわち、大前提としての公式・定理を、小前提としての個別の問題で与えられている情報にあてはめ、求めようとしている結論を導くのが数学の解法における基本的な型です。したがって、それぞれの問題で与えられた情報につき、それをどのように扱えばその解法を導けるのかなどといったことを考え、それらを理解することに努めることが必要です。さもなくば、与えられた結果の構造をただ表面的に覚えるにとどまってしまい、これでは頭に入ってきませんし、それを応用しなければならない問題に対峙した時も、当然応用できません。なぜその解法になるのか、どうしてこういう論理構造になるのか、なぜその公式・定理が使えるのか、この公式・定理をこの問題で活用するにはどうしたら良いのか、この情報を使って他に良い解き方はないのか、こういったことを面倒臭がらずにちゃんと考えながら問題集や参考書を進めるという癖をつけないと、「この問題にはこの解法」という上面の拘泥にとらわれて視野狭窄が起こってしまい、他の問題で少しでも違った情報が与えられると途端に解けなくなってしまうということが起こります。よく「解法暗記は危険だ」と言われますが、これがその理由です(もっとも、ここにいう「解法暗記」とは、与えられた解法の単純暗記を指しますが)。なので、ただ解法を覚えるということをやめ、与えられた解法に疑問をもつこと、他に良い解き方がないか探すこと、それを通じて解法の深掘りをしていくことを心がければ、自然とその解法も理解できるようになり、頭の中に入ってきます。そして、たまには自分で解法を見出すことにも挑戦してみると、案外楽しいものですよ。
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