UniLink WebToAppバナー画像

英語からイメージしたものの言語化

クリップ(11) コメント(1)
7/28 10:17
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
相談者のプロフィール画像

macooooo

高3 東京都 慶應義塾大学文学部(65)志望

長文読解の和訳問題について質問です。英文の言っている意味はわかる(頭の中にイメージが浮かぶ)のに、うまく日本語に変換できず、回りくどい文章になってしまうことが多々あります。 例えば北極の氷について「vast expanses separated by small area of open water」という文章を読み、大きな氷の塊の間に凍っていない部分があるというイメージは湧くのですが、「open water」の適切な訳がわからないという具合です(ちなみにopen waterは開水域とのことです)。単純に知識不足でしょうか。なかなか見かけない語と直面し、意味は掴めるのに、訳語がわからない!というとき、みなさんはどのように対処していましたか?

回答

回答者のプロフィール画像

クウルス

京都大学工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
そういうのは知識ですね。 私もopen water わからなかったです。 似たような経験でいうと、例えば"natural selection" これは「自然淘汰」という訳語が適切です。 対処法としては ①覚える →単語を覚えるレベルと同じです。覚えます。 ②せめて品詞が何なのかわかっていますアピールをした訳をする →ここでのopenが動詞なのはありえませんね。形容詞でしょう。なら、形容詞 名詞のような訳を意識すれば、多少不自然な訳でも構文を正確に捉えているとみなされるので、減点は小さくなる可能性があります。 覚えることを基本として、知らないものに遭遇したら②のように対処するようにしましょう。
回答者のプロフィール画像

クウルス

京都大学工学部

84
ファン
28.3
平均クリップ
4.8
平均評価

プロフィール

Twitter(@Qoo_Rus) ブログ→https://q3task.com 一浪して京大合格しています。 趣味は音楽とゲーム。 特にエレクトーンと格闘ゲーム。 浪人のときは駿台で勉強していたので、関西の駿台に関して質問のある方には役立ちやすいかと思います。 塾講師を経験し、現在は家庭教師で主に大学受験指導をしています。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(1)

macoooooのプロフィール画像
macooooo
7/28 21:11
迅速な回答ありがとうございます。なるべく多くの文章に触れて知識を増やすことを念頭に置きつつ勉強していこうと思います。品詞を意識するというのはとても参考になりました。ありがとうございました!🙇‍♀️

よく一緒に読まれている人気の回答

英語長文 読み方解き方
私の個人的な感想も混じっているので、 究極的には質問者さんによりますが、参考までに。 少し長くなると思うので簡単に回答だけまとめます。 ①その先生のおっしゃるとおりだと思います。すごく良い読み方です。 ②いちいち日本語訳を考えるなということだと思います。 ③この辺よくわからん、ってなったら前後の文脈から推測します。 ④河合塾の先生のおっしゃる通りに、ラフに読む→詳しく読むを心がけると良いです。 【①英文の読み方について】 これは英語に限らず、現代文や古文漢文などあらゆる長文に共通して使えるテクニックです。 タイトルがあるものはタイトルも読むと良いでしょう。 その他脚注や出典など、メタ情報を使うと効率よく理解できます。 例えば「Fiji's sinking islands」のようなタイトル文章があれば、 地球温暖化で海面が上昇して…的な話だとわかります。 ここからは読書量などが関係するのですが、 テーマが判れば 「今こんな状況です→原因は〇〇です→解決するには〇〇をしないといけません」 のような簡単な流れが想像できると思います。 また、出典や脚注に知っている単語があれば 話の流れや内容を推測することができるでしょう。 その後は各段落の最初をskim readします。 ここでの目的は、文章全体の流れを理解することです。 第1段落の内容は導入、第3段落で問題の説明に入って、第6段落で解決策に入る のように、タイトルや脚注から推測した内容も参考にしながら どこにどのような内容が書かれているか(書かれていそうか)を把握します。 話の流れを理解することで、実際に問題を解くときにどこを読めば良いのかがすぐに分かります。 「原因はなにか」と問われているのだったら原因が書かれたここらへんを読めば良いな、というようにです。 時間に余裕があるのなら、このあと全文を読んでも良いのですが、 時間に追われているようでしたら私はこのまま問題に進んでしまっても良いと思います。 基本的に問題の順番は文章に出てくる順番と同じなので、 順番通りに問題を解いていれば必要な情報は前の問題を解いているときに目にすることがおおいからです。 いずれにせよ、 ・タイトルや脚注からメタ情報を確保して、できることなら自分の知識と結びつける ・段落の最初を読んでその段落の内容を把握する ・どこらへんに何が書かれているのか、文章の流れを把握する ということを心がけることで、文章を理解するスピードが上がるのではないでしょうか。 【②英語を英語のまま理解する】 どのような意味で放たれた言葉なのかわかりませんが、 私としては「わざわざ日本語に訳さずともイメージが取れる」ということだと思います。 例えば「Apple」という単語を見て何を思い浮かべますか? おそらく🍎のイメージが浮かんだことと思います。 日本語で「りんごだなぁ」と考えるより、🍎そのものが先に浮かんできたのではないでしょうか。 (私の場合はそうなのですが、他の方はわかりません。🍎が浮かんでこなかったらすみません。) では「psychology」はどうでしょうか。 これは一度「心理学」と日本語に訳してから考えるかと思います。 よく見知った単語はパッとイメージが浮かぶと思いますが、 なかなか慣れていない単語はイメージが浮かびにくいと思います。 多くの英語に触れ「よく見知った単語」を増やしていくことで、 日本語を経由しなくても英単語を見るだけでその意味をイメージできれば完璧です。 日本語の単語は「翻訳」という行為を経ることなく意味を理解できますよね。 これはその言葉のイメージが私たちの中に確立されているからです。 同じような現象を英語でもやろうぜ、ということなのだと思います。 相当な慣れが必要ですので、とにかく時間がかかると思います。 (私も難しい単語は日本語に訳してしまいます。) 【③わからん部分が出てきたとき】 わからないのが英単語なのか、そもそもの内容なのかによりますが、 ・単語がわからないなら推測 ・内容がわからないなら前後を見る です。(基本的には) 単語がわからなければ、似ている単語を探します。 また、prefix(単語の先頭につく言葉)やsuffix(単語のおしりにつく言葉)を参考に推測することもできます。 再登場になりますが、例えば「psychology」なら 「psycho」+「logy」と分解でき、 「心(psycho)」の「学問(logy)」と意味が取れます。 もちろん、これらを知っていれば問題ないのですが、 常にこれを考えられるわけではありません。 もしも本当にわからない単語が出たら、positiveかnegativeかだけでも判断しましょう。 これは前後の文脈から判断できるはずです。 一度その単語を無視して読み、 きっとこういう意味だったんだろうな、知らんけど、 割り切ってしまいましょう。 単語はわかるのに内容がわからない場合は、 前後の文脈からこれまたpositiveかnegativeかを判断します。 きっと肯定(否定)ということが判れば、理解の助けになります。 大事なのはわからないものに時間を取られないことです。 考えても分からないなら「知らん」と割り切ってしまい、 (テキトーではなく)適当に推測してしまいましょう。 【④どんな文章だったか忘れる】 これは①の回答と被る部分がありますが、 全文を読む前に内容を把握することが大切です。 細かい部分ではなく大局的な流れを抑えると 文章の内容が頭から抜けてしまうということはなくなるはずです。 どこに何が書かれているのか、 どこを読めば筆者の考えがわかるか、 文章のキーポイントはどこに書かれているか、 段落のはじめを読むことでこれらを把握し、 最悪忘れてもすぐに読み返せるようにするのが良いのではないでしょうか。 ーーー 以上、非常に長くなってしまいましたが、 参考になれば幸いです。
東京大学理科一類 さら
7
2
英語
英語カテゴリの画像
英語の長文
よみにくい長文を読むときに大事なのは意識です。 何となく長文を読んでいると内容を掴めなくなる、、、、それは何となくよんでいるからです ! 英語は母国語じゃないです。母国語じゃない言語を読むことはものすごく大変ですし、その内容を覚えるのは本当に大変なことなんです。 何も意識しないで読むと、自分が理解できて覚えられるところと、難しくて覚えられないところの境界が曖昧になります。つまり、せっかく理解できてる箇所もあるのに、文章全体がよくわからないという印象になってしまうのです。そうなると、せっかく理解できているのにもう一度理解し直さなければならないところも出てきます。 ですので、常に自分が理解できているか、意味を取れているのかを自分自身に問いかけながら読んでください。どこかで、「ここなにいってるんだ? 」みたいなところが出てくるはずです。「無知の知」です。境界線をはっきりさせることで、それより上は分かっているということがわかります。再び考えるときに、わからないところだけを選ぶことができます。 ではわからないところをどうするのか。頑張っても読めないところは、おそらく自分の理解を超えてるから読めないのです。なので完全理解をあきらめます。これは完全に私のやり方ですが、、、 理解をあきらめて、論理構造だけに注目します。A=Bということは、AとBが何がわからなくても理解することはできます。論理構造だけに注目しても、問題には答えられるなんてことはよくあります(後にB=Cだと分かったとして、問題文でA=Cを選ばせたりする、、、あくまで一例です)。 英語を読むことはほんとうに難しいのです! なんとなく読まずに、意識しながら読んでみてください わかりにくくなってしまい申し訳無いです😞
慶應義塾大学文学部 マキアヴェリ
25
0
英語
英語カテゴリの画像
英文を意味の通った日本語に訳すことができない
勉強お疲れ様です。 単語を知っていて、文法も理解しているのに意味不明な日本語訳を作ってしまうと原因としては、現代文が苦手ということが考えられます。そもそも日本語の意味がよく分かっておらず、英語から訳してみたところで、自分でかみ砕けないのかなと。 もしそうであれば、英単語を少しわかりやすい日本語に変えることをお勧めします。このやり方は私が受験生の時に、塾の先生から教わりました。簡単な例を出すと、例えば「画一的な雰囲気のある」というより、「同じような雰囲気のある」と訳したほうが、ちゃんと理解できている感じがありませんか?単語帳に載っている日本語訳ってどうしても固いというか、漢語調なことが多いので、自分なりに変形してみるのも効果的だと思います。また、もし結構な英語力があるなら、英英辞典を利用してみるのも一つの手です!割と易しめの英語で構成されていることが多い(難しい単語を使って説明すると、それもまた調べなくてはいけない)ので、英語力もつき一石二鳥かもしれません! 少しでもお役に立てたらうれしいです。応援しています。
早稲田大学文化構想学部 penguin
18
8
英語
英語カテゴリの画像
英単語はどうすれば長文でいかすことができるのか⁉︎
そりゃそうですね。当たり前です。 単語帳をやることを英語の勉強の中心にする人はそのような状況に陥りやすいです。 単語帳に載っていなかったり、今まで教科書レベルの文章でも出てきたことがなかったりするような単語は、そもそも文章内容の理解に必要ないか、文章の終わりに訳が書いてあるかのどちらかです。 一つ一つの単語の意味に拘ってしまう人は、英文を「文」ではなく「単語の集まり」と捉えてしまう傾向にあります。見たことのない単語が出てくるとそればっかりに意識がいってしまい、英文の本質的な部分が見えなくなります。「木を見て森を見ず」ですね。 余程レベルの低い簡単な長文でない限り、知っている単語だけで構成された長文はなかなか出てきません。 長文問題を解く中で分からない単語に出会ったら時にはそれを無視して読み進め、文脈から意味を想像するというような「スルースキル」を身につけましょう。
東京大学文科三類 スルメイカ
10
0
英語
英語カテゴリの画像
内容が理解できない
英語長文を日本語に訳さずに読むことを意識されているのは、大変素晴らしいと思います。最終的にそのレベルまで持っていくことができれば、入試英語は問題なくクリアできるようになると思います。 今回のご相談内容は、英語長文の内容理解の力を上げたい、というものでしたので、それに関してのアドバイスをさせていただきます。 一般的に、英語長文を解けるようになるためのステップは以下のようになっています。 ①英単語を覚える(英語→日本語) ②文章の構造とは何かを理解する ③文章の構造を自分で分類できるようにする ④文章の構造を意識しながら英語長文を読む 以上になります。 まずは、上記の4ステップについて、一つ一つ説明していきます。 ①英単語を覚える(英語→日本語) まずは英単語を覚えてください。基本的に英語長文を読めるようになるためには、英語から日本語に訳すことができればオッケーです。このとき、英単語を見て1秒以内に意味が思い出せるようになることを目標としてください。この理由は、英語長文を読むときは1単語の訳にかけられる時間はほとんどないからです。すなわち、英語長文をスラスラ読める状態にするために、英単語を見た瞬間その意味を思い出せるようにしておくことが重要です。 初めは慣れないかもしれませんが、毎日コツコツ繰り返し覚えてください。 ちなみにですが、私のオススメの英単語帳は「システム英単語」です。機会がありましたら一度見てみてください。 ②文章の構造とは何かを理解する 「文章の構造」と聞いて、「なにそれ」と思うかもしれません。 文章の構造とは、すなわち「SVOC」のことです。一般的には、Sは主語、Vは動詞、Oは目的語、Cは補語と呼ばれます。英語長文を読めるようになるためには、これら「SVOC」がそれぞれどのような役割を持っているか、を理解することが重要です。この部分は、受験生でも意識できている人とそうでない人の差が大きく出てきますので、ぜひ意識してみてください。 具体的な勉強方法としては、英語文法の参考書を見たり、学校の先生に聞いたりするのが一番早くて良いと思います。 ③文章の構造を自分で分類できるようにする ②で「SVOC」の役割を理解することができたら、次は実際の文章を自分で「SVOC」に分類していきましょう。初めは短い文章でかまいません。英文法の問題集に載っている文くらいの長さで良いと思います。慣れてきたら少しずつ文章を長くしていってください。学校のリーディングの教科書があればそういったものでもかまいません。 「ここからここまでが主語で、この単語にはこの部分が修飾していて...」などというように、かたまりを意識して分類してください。 ④文章の構造を意識しながら英語長文を読む ここまでくれば、英語長文を読む土台は十分固まっています。後は、実際に英語長文を読んで実践を積んでください。初めは慣れてないため読めないことも多いかもしれませんが、土台がしっかりしているため辛抱強く読み続けていれば、読めるようになります。 さて、英語長文を読めるようになるための4ステップについての説明は以上になります。ここからは、時間内に読めるようになるためのアドバイスをさせていただきます。 まず、①の英単語を覚える際に、英語→日本語が1秒以内にできているでしょうか。もしまだそこまで固まっていないならば、固めることをおすすめします。 次に文章の構造に関してですが、英語長文を読む際、「ここからここまでが主語で、この単語にはこの部分が修飾していて...」などというような、かたまり、をどれくらい意識できていますでしょうか。日本語に訳さず英語のまま読む=前からかたまりごとにどんどん訳していく、ですので、ぜひ意識してみてください。 最後に、音読はどれくらいされていますでしょうか。英語長文を速く読めるようになるために、音読は物凄く効果が高いと言われています。英語の勉強時間のうち、半分は音読にあてよう、といった言葉もあるほどです。ぜひ音読も毎日行なってください。 以上で回答を終わります。入試本番が迫ってきていますが、決して焦らず、丁寧に勉強に取り組んでください。 頑張ってください。応援しています。
大阪大学工学部 yoshi
8
3
英語
英語カテゴリの画像
英語の語法(名詞の語法など)の勉強法
こんにちは。東北大経済学部1年のりょーと申します。 私自身も、ゆうすけさんのやっている問題集を受験期にやっていました。文法、イディオム系の参考書の中では比較的難しいと言われている参考書になります。正直、分からなくてもいい、落としてもいい問題も含まれています。知らない知識ばかりなのは当たり前です。あまり心配することは無いと思います。 さて、1つ目質問の回答ですが、知らないものを覚えるのは大切です!分かるものはやらないのもいい方法だと思います。正直、分からなくてもしょうがないものも含まれているので、完璧にするというよりは8割くらい覚えればそれでいいと思います。 2つ目の質問についてですが、同じ意味の選択肢が並んだ場合、コロケーションで解くのが基本だと思います。分からなかったらその都度覚えていく感じがいいと思います。 少しでも参考2なれば幸いです
東北大学経済学部 りょー
2
1
英語
英語カテゴリの画像
英語の悩みについて
まずは質問の中心的な内容の読解や和訳について回答した上で、以前私がまとめた英訳についての内容も付け足しておきます(英訳の考え方も、十分今回の質問の内容と関連してきます。) まずは読解や和訳ですね。 一つ目の課題としては、長文の読み方の改善かと思います。早慶の英語は長く、難しいのが多いので、最初から完璧に解ろうとしない方がいいです。一番おすすめの読み方は、まず軽く読む(例えば、段落の最初の1、2文と最後の文だけを読む)などをすることで、全体の文章の大筋を掴むことです。これを英語でskimと言います。それで大体内容がわかったら、設問を見ると、大概段落ごとに最初から内容把握を確認する選択問題がありますよね。あとは空欄補充とか。いずれにせよ、もう一度、精読する段階で、一緒にわかる設問は解いてしまいましょう。それで最後に全然わからない問題をもう一度文章を確認しながら解くというのが一番時間効率が良いです。この時間効率は読む速さもそうですが、理解度も格段上がるので、ひつじさんの言う、「問題に悩む時間」も減るかと思います。 二つ目の課題が和訳が意味がわからないものになってしまう、ということです。多分ひつじさんはなんとなく、文法もわかっていて、部分では訳せるけど全体で意味を統合するのが難しい、という悩みを抱えていると思いますが、その場合は、修飾節などを一旦取り払い、どこがメインの主語部分と動詞部分なのか、というところを徹底して行いましょう。 ここまでメインの回答ですが、あとは英語の理解の仕方で英訳の方法も参考になる(言い換えの技術など)と思いますので、貼っておきます。 東大受験生向けに当初書いたものですが、早稲田にも十分当てはまります(ただ、記述が早慶は少ないぶん、参考程度に読んでみてください) 東大英語で何よりも大切なのは「自然な英語」なのです。そのような英語を理解できるかを問うのが読解や和訳、そのような英語を書けるのかを問うのかが英訳や英作文です。 では、「自然」とはどういうことなのか、一つの例を使って説明しましょう。京都大学の2015年(東大の過去問をネタバレになるので避けています)の英訳の問題で、「パンがふくらむ」という箇所がありました。 「ふくらむ」は直訳をすれば、balloonあたりでしょうか。もっと直訳してexpand, inflateなどとしてしまうかもしれません。 これでは全く「パン」という文脈にあっていませんね。 では、パンがふくらむ時というのは発酵する時だから、「発酵」= fermentはどうだろう、と考えるかもしれません。これはballoonなどよりはマシですが、まだ三角です。 一番良い答えは「rise」です。ただ、これを知っている受験生はほとんどいないといいでしょう。 この例で伝えたいポイントは主に二つあります。 ①「全体」から見て自然な英語を使いこなそう! ②わからない場合は「言い換え」 ①「全体」から見て自然な英語を使いこなそう! 「ふくらむ」がballoonの時がいい場合ももちろんあります。では、どのようなワードチョイスをすべきかは文脈依存です。そのために多読・多聴が欠かせません。 もう一つここで重要なのが、大学受験の英語に難しい語彙は要らないということです。「rise」は中学生なら誰でも知っている単語です。ただ、これをこの文脈で使うという用法はほとんどの受験生が知りません。 ということは、英語の文章を読む際などには、今まで知らない単語を覚える、ということももちろん大切ですが、それ以上に「今まで知らなかった使い方」を身につけるということが圧倒的に大切です。 簡単な語彙こそ多様な用法を持ち、自然な場面で用いるのが難しいのです。 ②わからない場合は「言い換え」 ほとんどの受験生はこの問題を見た時、「rise」という単語を思いつかなかったでしょうか。その際に、点数を少しでも稼げた受験生はたぶん「言い換え」をしていたはずです。 つまり、「ふくらむ」では訳せそうに無いのであれば、「発酵」(=ferment)としてみたり、もっと攻めて「大きくなる」(=get larger)などとして見た方が、balloonと投げやりに直訳するよりよっぽど点数は残るはずです。 普段英訳などをする際、ピッタリの単語が思いつかない際、多くの受験生は、「これと同じ意味の英単語なかったっけな」と考えます。もちろんこれで思いつくのならいいですが、多くの場合無理です。 そこで大事なのが、「これと同じ意味の日本語って何かな」という発想を常に持つことなのです。
東京大学文科一類 nya
1
1
英語
英語カテゴリの画像
英単語 イメージ 日本語
多くの人が共感する類いの悩みだと思います。 まず前提として、ある単語の訳が模範解答と異なっていても、近い意味で且つ文脈から逸れていなければ、点数が引かれる可能性は低いです。例えば、It takes a lot of time and effort to maintain a good friendship.という文(鉄壁から引用)において、同書ではmaintainに対応する訳が「維持する」となっているが、「保つ」などといった訳をした場合でも、文脈に合う近い意味の訳なので減点はされないだろう、という感じです。仮に質問者さんがこのようなことで悩んでおられるなら、それは杞憂です。 それともう一つ。単語をイメージで覚えるのは非常におすすめな方法ではあります。理由は後述します。 私が想定する悩みは幾分異なるものです。 それは、maintainと偶然同じページにあったassert(主張する、言い張る)という単語を例にとると、 assert...「何かを言う感じ」というのは分かるけど、「主張する、言い張る」というピッタリの訳が浮かんでこない! という感じの悩みです。恐らく質問者さんが苦労されているのはこういうことですよね。 では解決方法を考えてみましょうか。 ①一つの単語につき、イメージではなく一つの定訳をガッチリと覚えてしまう 最も手っ取り早いです。上記の例なら、 maintain→〜を維持する、assert→〜を主張する と瞬発的に言えるようにする、というものです。しかし難点として、訳の字面が同じ場合に、単語ごとのニュアンスを掴めないということがあります。 例えば、appearとemergeはどちらも「現れる」という訳が可能ですが、emergeという単語は、暗闇や物陰からスッと出現する感じのイメージです。ここで、appearとemergeを両方「現れる」と覚えていると、「彼は駅に現れた」という文を英訳しようとした際に、emergeを用いるのが適切でないことに気付きづらくなります。イメージで単語を捉えるメリットがここにあります。 ②日本語→英単語の練習をしてみる 質問者さんは英→和の訓練を積まれているようですが、和→英というアプローチはいかがでしょうか。逆方向から考えることが結構上手くいったりします。また、これは和文英訳の訓練にもなります。例えば、単語帳で、「主張する」という日本語を見て、隣に書かれている英単語を引っ張り出してみましょう。assertの他に、argue、insist、claim、advocateなんかもありますかね。すると今度は自分に降ってきた訳語のニュアンスの違いを調べます(もちろん完全に互換可能な場合もある)。そうすれば、英訳の際に、「主張する」シリーズの中からより適切な表現を選ぶことができるようになります。 ③例文と一緒に単語を覚える シンプル且つ優秀な方法です。例文で覚えれば訳出が容易になりそうです。そして、これまた英作文対策としても最強といえます。 文脈からお分かりいただけたと思いますが、①のやり方はあまりおすすめできないです(個人の意見)。単語をイメージで捉えることはとても有意義だし本質的だと思います。もしよかったら私が紹介した方法を試してみてくださいね。質問者さんの健闘を祈っています!下の余談②は読んで! 余談① 私の鉄壁のassertのところに、「好きな時間帯は"あさー!と"主張する」とメモ書きがありました。下らないですが語呂合わせは覚えやすい。 余談② もし和訳問題の中で、英単語にピッタリの訳が思いつかなくても、何かしら(動詞なら動詞、形容詞なら形容詞)の訳を絶対書いて下さい。何か書けば、最悪その訳が的外れでも一部の減点に留めることができますが、何も書かないとその一文全体が0点になる可能性があります。
京都大学文学部 venus
2
0
英語
英語カテゴリの画像
京大理学部志望 長文読解が上達しない原因と対策
こんにちは、回答させて頂きます。 まず、5文型や品詞の役割の様な構文上の基本は完璧でしょうか?分からない単語が無い文なら時間が無限にある場合は完璧に読解出来ますか?語と句の修飾関係や指示関係を間違いなく書き出せますか? 英文読解はこの動作をどれだけ速く正確に行えるかにかかってきます。まずは時間を気にせず長文を丁寧に構文的に分解して理解し、設問をといてみましょう。それで間違いが発生したのであればそこが弱点です。解説と照らし合わせて構文理解のミスを見つけ出し、修正しましょう。これを繰り返し、共通テストならば時間があれば間違いなく満点が取れる状態を目指します。ここから更に英文読解を速くするには、返り読みを止めること、熟語や論理関係を表す単語を意識することが重要です。 まず返り読みについて、返り読みとは英文を一回読んで単語や句を頭で日本語にして、その繋がりを確認する為にもう一度英文を読んでしまうことです。例えば、Children were playing at the park. という文があった時にまず、 子供達 遊んでいた 公園で と順番通りに和訳し、英文を読み直して照らし合わせて、『子供達が公園で遊んでいた』だ!と理解するという感じです。この程度の文ならさほど変わりませんが、指示語や関係詞などが絡んでくると一文に凄まじい時間がかかり、その上で間違えます。英語を日本語という全く違う言語を基準に理解しようとするからです。この癖が治らないと単純に英文処理に倍時間がかかり、個別の文の理解に頭を取られて段落や文全体での意味の繋がりを見落としやすくなります。 解決する為には英語の語順で情報を処理することに慣れるほかありません。英単語を日本語に訳して理解するだけでなく、イメージをつかむことが大事です。buildという単語を見たら「建設する」という日本語ではなく、大工のおじさんがハンマーを振っている様子がイメージできるような感じです。といってもまた一から単語帳をやるわけにはいきません。 ここで有効なのが音読です。まず先程書いた通り丁寧に長文を解きます。この時不明語には必ず分かるようにマークをつけてください。解き終わったらまず不明語調べてとりあえず覚えます。その後解説と照らし合わせて意味を理解しながら全文を精読してください。多くの長文テキストにはリスニング用の音声が何かしらの形でついていますから、本文を目で追いながら音声を聞いてください。この時に語や句の英語としての意味の繋がりを意識して聞き、読み上げと同じペースで本文を理解できるようにします。 次は自分で、英文の意味を意識しながら音声と同じペースを目指して音読します。出来るようになったら本文を読まずに音声だけを聞きます。音声だけで何の話をされているか分かる様になればokです。900語程度の文章ならここまででおそらく5〜10回程度音読することになります。長いと感じるかもしれませんがここまでやればその文の中の表現が自然と頭に入ります。「大学入試 全レベル問題集 英語長文」( ‎旺文社) がおすすめです。高三の時に使ってました。細かくレベル分けされているので自分のレベルに合ったものから国公立レベルまでやり込むと良いと思います。大体自分はレベル5で1日分が1時間程度で終わりました。そのあたりから探ってみると良いと思います。 次は慣用句や熟語について、これはほぼ単語とやることは同じですし、前述の長文演習の中で意識することという認識でいいと思います。例えば、not only A but also B は、『Aだけでなく Bも』という意味の慣用句ですね、この慣用句を知っていれば、not onlyを読んだ時点で、「but alsoが来るな?Aを引き合いに出して Bについて何か言いたいのかな?」と予想することが出来ます。予想出来るようになると英文処理の速さと正確さが大きく変わりますから意識してみて下さい。 他にも、段落や文全体の論理の流れを示すものとしてbecause, for example, therefore などがあります。多くの場合、for exampleに続く具体例は要旨を分かりやすくする為の例に過ぎません。それによって説明させる抽象部こそが理解しなければならない部分です。この様に、シグナルになる接続詞等を意識すると本文全体の主旨の理解の大きな助けになります。 シャーロックホームズについてですが、この手の英文教材は、もう既に高いレベルで英文を読める人が、ネイティブレベルを目指して利用するものという認識です。英文があまり頭に入らない状態で英語本を読むことはあまり効率的ではないと思います。 長文すみません。志望校合格をお祈りしています。
早稲田大学社会科学部 HYUMA
3
0
英語
英語カテゴリの画像
長文の読み方
こんにちは。 一橋法学部の2年です。 結論から言いましょう。慣れてないからです。ひたすら英語を読みましょう。 日本語の長文を思い出してみてください。 たとえば絵本など、子供向けの本を今読んで、何か言葉を読み飛ばしてしまって全く違う解釈をしてしまう、ということは考えづらいですよね? でも、それこそ現代文に出てくるような小難しい文章を読んでいるときは別です。知らない単語、慣れない言い回し、同じ主張が表現を変えて何回も出てくる。いきなり動物がたとえ話に出てくる。延々と本論とは関係ないような話をつづけた最後に、「このように~」なんて書いてある。いや、どのように!?なんてなること、少なくないと思います。 あややさんが英語の長文を読んでいて、読み飛ばしてしまったり解釈を誤ってしまうのも、同じことです。 少し専門的な話をすると、人が言語を理解するのには2ステップがあります。1つ目は、言語という記号(文字や音声)を、頭の中にある意味と結びつけること。つまり、「りんご」というインクの染み(あるいは画面上の黒い点の集合)を、あの赤くて甘い果物を意味するものだ、と理解することです。2つ目は、それらの意味の羅列である文章を、まとまった論理として理解することです。「りんごが机の上にある」という文章を見た時。1つ目のステップで、各単語の意味(リンゴ、机といった登場人物)を把握します。そして2つ目のステップでこの文が表す状況(それぞれの登場人物の位置関係など)を思い描くのです。 少し込み入ってしまいましたが、言い換えれば、英語長文が読みづらいのは①単語、文字列に慣れていないことと、②それを論理として処理することに慣れていないことの2つの要因があるということです。 では、これらを解決するためにはどうしたらいいか。簡単です。ひたすら英語を読みましょう。今まで使った問題集でもいいです。BBCのニュースでも、過去問でも、なんでもいいです。読み慣れましょう。入試本番に向けた勉強の隙間の時間で構いません。自分の興味がある内容で構いません。内容を多少覚えていても構いません。質にこだわっている場合ではありません。量を積み重ねましょう。 とはいえ、過去問などの長いがっつりした文章だと、それに体力を使ってしまうので、以前使っていた長文テキスト、あたりがいいでしょうね。今から買うのももったいないですし。もしなければ、「News in levels」というサイトを使ってみてください。ニュースを、レベルに合わせた英語で読むことができます。(もし簡単すぎたら、本家のBBCやロイターなどのサイトを使ってみてください) 総合政策ということは、受験まであと半月ほどでしょうか?それでもまだやれます。太ももががちがちで、長座するだけでも痛かった僕も、2週間ストレッチを続けたら、前屈で手のひらを床につけられるようになりました。まだやれます。とにかく読んで、アルファベットの羅列に論理を見出すことに慣れましょう。応援しています!!
一橋大学法学部 どもてぃ。
7
1
英語
英語カテゴリの画像