英語長文 単語読みから抜け出すには
クリップ(4) コメント(1)
11/3 12:26
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たっくん
高3 千葉県 慶應義塾大学経済学部(68)志望
英語の長文を解いてる時、どうしても単語読み(単語頼り)の読み方になってしまいます。
読みてる気になっているだけで、本当は全く理解できていないように感じます。
今からでも単語読みを脱却したいと考えているんですが、何か始めれば良いかわかりません。
アドバンスをお願いします🙇
この相談には3件の回答があります
こんにちは慶應経済に在籍している者です。慶應経済を本気で目指していて、でも長文になるとどうしても単語を追う読み方になってしまう…という気持ち、とてもよくわかります。まず前提としてお伝えしたいのは、「慶應経済は長文がめちゃ大事」「足切りを越えた人たちの平均が合格最低点を超えているから、まず長文で落ちないことが最重要」ということです。だからやるべきことは闇雲に量を増やすことじゃなくて、「単語読みになってしまう原因」を順番に消していくことです。あなたが挙げてくれた原因は2つあって、①文の構造をとる練習をしていないこと(ポレポレみたいな英文解釈をやっていない)、②そもそも長文の問題数を解いていないこと、この2つが大きいと思います。単語はそれなりに入っているのに読めた感じがしないときって、だいたいこのどちらかです。だからおすすめの流れはこうです。まずはポレポレみたいな“構造を読む”タイプの参考書を1冊やること。もしポレポレがきつそうだったら、もう少しやさしめの解釈本から入って大丈夫です。ここで「SとVを先に見る」「that以下がどこまで続くか線を引く」「関係代名詞がどの名詞を説明しているか確認する」という、長文でも通用する読み方の型を体に入れます。これがないと、どれだけ単語を知っていても毎回“前から単語を拾って雰囲気で読む”に戻ってしまいます。
型が入ったら、次に演習量を増やします。あなたの言っていた「やっておきたい英語長文」を300→500→700の順でやるやり方は本当におすすめできます。300は量が多くてやさしめなので、ここで「毎日1題読む」リズムを作る。慣れてきたら500で少し密度のある文に触れて、時間も測ってみる。最後に700で早慶レベルに近い長文を読んでおくと、慶應経済の過去問に入ったときのギャップが小さくなります。もちろん、このシリーズじゃなくて学校のプリントや他の長文問題集でもいいんだけど、だんだんレベルを上げていく“階段”を作ることが大事です。こうやって「構造を読む練習」→「段階的に長文を増やす」をセットで回すと、今の“単語で読んでるだけで内容が頭に残らない”って感覚がだんだん消えていきます。ちなみにやっておきたいは1000もありますけど、流石に慶應経済ではそこまではいらないです。
慶應の英語って、最初は「無理かも」と思っても、正しい順番でやればちゃんと届くようにできてます。今の時点で原因をここまで言語化できてる時点で強いので、あとは今日から1日1題ずつ進めるだけです。焦らなくていいから、続けましょう。応援してます。
慶應義塾大学経済学部 ルノワール
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ルノワール
慶應義塾大学経済学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは慶應経済に在籍している者です。慶應経済を本気で目指していて、でも長文になるとどうしても単語を追う読み方になってしまう…という気持ち、とてもよくわかります。まず前提としてお伝えしたいのは、「慶應経済は長文がめちゃ大事」「足切りを越えた人たちの平均が合格最低点を超えているから、まず長文で落ちないことが最重要」ということです。だからやるべきことは闇雲に量を増やすことじゃなくて、「単語読みになってしまう原因」を順番に消していくことです。あなたが挙げてくれた原因は2つあって、①文の構造をとる練習をしていないこと(ポレポレみたいな英文解釈をやっていない)、②そもそも長文の問題数を解いていないこと、この2つが大きいと思います。単語はそれなりに入っているのに読めた感じがしないときって、だいたいこのどちらかです。だからおすすめの流れはこうです。まずはポレポレみたいな“構造を読む”タイプの参考書を1冊やること。もしポレポレがきつそうだったら、もう少しやさしめの解釈本から入って大丈夫です。ここで「SとVを先に見る」「that以下がどこまで続くか線を引く」「関係代名詞がどの名詞を説明しているか確認する」という、長文でも通用する読み方の型を体に入れます。これがないと、どれだけ単語を知っていても毎回“前から単語を拾って雰囲気で読む”に戻ってしまいます。
型が入ったら、次に演習量を増やします。あなたの言っていた「やっておきたい英語長文」を300→500→700の順でやるやり方は本当におすすめできます。300は量が多くてやさしめなので、ここで「毎日1題読む」リズムを作る。慣れてきたら500で少し密度のある文に触れて、時間も測ってみる。最後に700で早慶レベルに近い長文を読んでおくと、慶應経済の過去問に入ったときのギャップが小さくなります。もちろん、このシリーズじゃなくて学校のプリントや他の長文問題集でもいいんだけど、だんだんレベルを上げていく“階段”を作ることが大事です。こうやって「構造を読む練習」→「段階的に長文を増やす」をセットで回すと、今の“単語で読んでるだけで内容が頭に残らない”って感覚がだんだん消えていきます。ちなみにやっておきたいは1000もありますけど、流石に慶應経済ではそこまではいらないです。
慶應の英語って、最初は「無理かも」と思っても、正しい順番でやればちゃんと届くようにできてます。今の時点で原因をここまで言語化できてる時点で強いので、あとは今日から1日1題ずつ進めるだけです。焦らなくていいから、続けましょう。応援してます。
ルノワール
慶應義塾大学経済学部
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プロフィール
得意科目は文系数学、英語、地理です。特に数学に関しては偏差値80以上を複数回取っていたためかなりアドバイスできる範囲が広いと自負しております。 そのほかに就職活動をかなり力を入れておこなっているため、キャリアの相談や就活を見据えた大学選びについてはかなり高い確度でお伝えすることができると思います。
メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。
メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。
コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(1)
たっくん
11/3 14:17
ご返信ありがとうございます!
解釈本を明日中に用意しようと思います。
ルノワールさんの後輩になれるよう頑張ります!